有益な詐欺の第1話あらすじ詳細と感想を紹介しています。
あらすじの後半は端折ってありますので気になる方は実際に視聴してみてくださいね。
重要なポイントや、気になった部分に太字でマーカーを入れています。
さっと読みたい方はマーカーだけでも確認してみてください。
青の部分は解説、緑の部分はサブエピソードとして下の方で紹介しています。
有益な詐欺・あらすじ:第1話 優しきバンパイア
誰かが導火線に火をつける。到着した炎がどんどん燃え広がっていき小屋が炎に包まれていく。
それを見ていたのは天才少女として名を馳せたイ・ロウムだった。
超一流の凄腕弁護士ハン・ムヨンは、引退したイカサマ師が10年ぶりに捕まった事件の弁護を引き受けていた。
犯罪だが、人を助ける義賊でもある犯人に共感してしまったムヨンは、その見事な弁護で執行猶予を勝ち取る。
弁護士事務所でニュース速報を見る職員たち。
銃刀法違反で逮捕された容疑者が、金城市事件の真犯人だと判明したというニュースだった。
真犯人が見つかった事で、10代の少女の頃から十数年服役中の受刑者の冤罪も判明したのだった。
2012年2月の金城市事件の報道が流れる、それを聞き共感してしまうムヨン。
パク所長は弁護士チョ・ジェフンに金城市事件の真犯人の弁護を任せようとするが言うことを聞かない。
たわむれる二人の前に、ムヨンが現れ自分が引き受けるといった。
ムヨンは担当弁護士として、金城市事件の真犯人に会いに来た。
事件を自白したと言うその男イ・チュンシクに事件の供述を頼む。
その反省のないひどい態度で自分がやったと証言する様子は、罪を着せられたロウムに共感し、彼が許せなくなったムヨンによって録音されていた。
ムヨンが録音したチュンシクの音声が報道によってTVで流される。
国民の怒りがチュンシクに向かい、無期懲役が求刑される。
そしてロウムの再審が行われ、判決は無罪となった。
年月が経ち、変化した街を眺めるロウムは飲食店に入り、笑顔でラーメンを頼むのだった。
所長はロウムからムヨンを指名して国家賠償請求の依頼が来ている事を告げる。
ロウムに会いに来たムヨン。
ロウムは優しくされたのは久しぶりですと涙ぐむ。
しかしロウムの不自然な態度に疑問を感じたムヨンは彼女のことを調べ始める。
彼女は刑務所で様々なトラブルを起こしていたことがわかった。
そのロウムはカジノに向かい、詐欺を行う作戦を立てていたのだった。
第1話 解説・サブエピソード・感想
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解説
ムヨンはその冷静で血も涙もなく依頼主を選ぶと言われる事からタイトルのバンパイアと呼ばれていたようです。(その後はそんなに言われませんが…)
ロウムは刑務所で刑務官に触られた仕返しに折った箸を刺したり、同房の意地悪な女に本を破られた仕返しに、水を無水メタノールと偽り、失明させると脅すなどの行為で悪名高くなっていました。
保護観察官のヨハンはちょこちょこ出ていますが、ロウムに付きまとって(保護観察です)嫌がられているシーンが多いですね、これから仲良くなっていくかも知れません。
サブエピソード
ムヨンの治療
ムヨンは、精神科専門医モ・ジェインの元に治療に通っていた。
ムヨンは過去を思い出す。不当な扱いをして社員が亡くなった大企業と全力でぶつかり合うムヨン。
そんな弁護を続け何度も倒れたムヨンに、パク所長は、そんな風に共感しすぎずに自分のことを考えろと言い、病院を探すから治療を受けろと言ったのだった。
2012年の金城市事件の報道
発見時バンガローは全焼しており、焼け跡から頭に銃創のある夫婦の遺体が発見される。
一人娘のイ・ロウムは容疑者として、現行犯逮捕される。
そして少年法最高刑の15年を求刑される。
ロウムは濡れ衣を着せられたまま、十数年を刑務所で過ごした。
十年たった今真犯人が現れる。先月銃刀法違反で押収した銃と、事件現場に残された銃弾との関連性が証明されたという。
ゲスクの息子の保険金事件
彼の目の前にプラカードを持つ中年女性が現れる。
プラカードには息子が養子に出て1年で亡くなったと書かれていた。
裁判所に訪れたムヨンの前にウ・ヨンギ記者が近づき、プラカードを持っていたゲスクという女性が、養子に出した息子が酷い目に会ったと騒ぎ、養父母に名誉毀損で訴えられているという。
養父母は養子に高額の生命保険を支払い、13か15の保険に入れていたようで、怪しいでしょうとウ記者は言った。
感想
まだまだ何も事件が起きてない気がしますが、終盤にロウムの天才詐欺師としての腕前をみせてくれましたけど、あの詐欺シーンはもう少しわかりやすく爽快感が欲しかったです。
警察に扮するくだりとかもそうですが、ちょっと疑問に思えるシーンが多かったです。(ドラマですから細かいことはどうでもいいとも思えますが😅)
結局、地味に盗品を返し、だれも傷つけない詐欺を行っている点は美しいと思いました。(一見わかりづらいです)
最後にムヨンとロウムが小さい頃に出会っていた事がわかり、これから面白くなってきそうですね。
おそらく前振りが多いのでしょうが、正直1話はちょっと物足りなかったです。