韓国ドラマ『ワンダフルデイズ』キャスト登場人物相関図・あらすじ感想＆評価

【ワン！ダフルな呪い】

2020年

秘密を持つ家系に生まれたハン・ヘナは、パーティーで付き合っていた彼氏に1周年記念の花束を渡される。

唇の形をしたケーキを友人が持ってくる。彼氏は1周年記念の初キスをしようとヘナに唇を寄せる。

（何ですって、キス？）と驚くヘナは彼氏に唇ケーキをぶつけて謝りながら逃げていく。こうして今回の恋も終わりを迎えた。

2023年

カラム高校国語教師のヘナは生徒に挨拶しながら元気に出勤する。韓国史教師のイ・ボギョムは、女生徒と共にヘナも憧れる人気者だった。

同僚のソンイと学校の食堂で食事中のヘナが手を伸ばすと、数学教師のチン・ソウォンとぶつかってしまう。ヘナは謝るがソウォンは見向きもせず去っていく。

なぜかソウォンに冷たくあしらわれていたヘナは彼に嫌われていると思っていた。

そこにボギョムがやってきて仕事終わりに2人を飲みに誘う。ヘナはソンイと一緒に喜んでいた。

ボギョムとソウォン、ヘナとソンイが焼肉店に集まり、最後に派手な格好で同僚のユン・チェアが遅れてやってくる。

ヘナの携帯にに友人から元彼の結婚式の様子が送られてきて、苛立つヘナはどんどん酒を飲んでしまう。

ソウォンが電話で外に出ていこうとすると、上着を貸すボギョム。少し寝てしまい、焼肉の煙の中目覚めたヘナは酔ったままでボギョムに告白を決意する。

店の外にいたボギョムを見つけ「ボギョム先生が好きです」と（彼ならこんな私でも受け入れてくれる）と勢いで目を閉じてキスしてしまうヘナ。

ヘナが目を開けるとキスをした人物がボギョムのコートを着たソウォンで驚く。近くにいたボギョムの姿を見て自分の間違いに気づき「ごめんなさい」とソウォンに謝り、慌てて逃げていく。

残された時間は1分、私はキスすると犬になってしまう、おかしな呪いのせいで

人気のない路地裏で犬（ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア ）になったヘナは、人間の姿で出かけた叔父が犬（ゴールデンレトリバー）になって帰ってきたことや、試しにキスをした姉が犬（ウェルシュコーギー）になったことを思い出す。

姉のユナと姉の友人のウテクの元にやってきた犬の姿のヘナ。「ヘナなの？」と驚くユナとウテク。

翌朝目覚めたヘナはキスする相手を間違えたことをユナに伝え、一番気まずい人が相手だったことに絶望していた。

学校に行ったヘナはソウォンを呼び出し謝る。ボギョムと間違えたことを知るソウォンは「なかったことにしましょう」と提案し、ヘナは感謝する。

この呪いを解くには犬の姿でもう一度キスしなければならない

ヘナは犬が好きかソウォンに尋ねるが、機嫌が悪くなる。ヘナはなんとか犬の姿でキスしてもらうためソウォンを飲みに誘う。

焼肉店に来たヘナとソウォン。ヘナは姉から聞いた作戦で、ソウォンを酔わせてキスしようと酒をどんどん勧めるのだった

王族の血筋を持つイ・ウォンファの妊娠中の妻チョヨン（ジア）とその使用人のマクスン（ヘナ）は穏やかな日々を過ごしていた。

ウォンファと親しい役人のスヒョン（ソウォン）が屋敷を訪ねると、そこにいたマクスンに好意を持つ。その後スヒョンは何度もマクスンに会いに来て少しづつお互いの心が近づいていき恋に落ちる。

ウォンファは謀反を企てようとした罪で殺されてしまう。妻のチョヨンを逮捕するよう命を受けたスヒョンは慌ててチョヨンたちを山に逃がす。

スヒョンは追手の役人と戦いマクスンたちを逃がすが、捕まってしまい居所を吐くように拷問を受ける。

チョヨンは逃げる途中に転んで気絶して流産してしまう。チョヨンを見つけた山神（ボギョム）は助けて屋敷に連れて行く。

チョヨンを捜すマクスンの声を聞いた山神は狐（教頭）に2人の世話を頼む。チョヨンとマクスンは山奥の屋敷に2人で暮らし始めるが、子供が亡くなり絶望するチョヨンは何度も崖から飛び降りようとする。

そんなチョヨンを山神はたびたび元気づけ「子供の魂が宿っている」と子犬をみせる。信じないチョヨンだったが、狐が子犬を屋敷に連れてきチョヨンは子犬を子供のように可愛がり元気を取り戻す。

チョヨンは山神（チョヨンはまだ知らなかった）と何度も会ううちに母を救った山神であることを知る。

チョヨンと山神は仲を深めていき夫婦のように過ごす。スヒョンを心配する妊娠中のマクスンは町に戻っていた。

狐は山神にマクスンを町で見かけ、妊娠中の彼女がスヒョンと手を組んでチョヨンを売り飛ばすんじゃないかと不安を語る。

マクスンは大逆罪人を助けた罪でスヒョンが翌日処刑されることを知る。マクスンはスヒョンと仲のいい役人にスヒョンに合わせてくれるように頼む。

スヒョンに世話になっていた役人は、スヒョンにマクスンが妊娠中であることを伝え牢の鍵を開ける。

スヒョンの解放を知らないマクスンは役人の責任者に「チョヨン様の居場所を知っています」と告げ、スヒョンの解放を求める。

慌てて屋敷に戻ったマクスンは「お嬢様早くお逃げ下さい」と伝えようとするがチョヨン（ジア）は不在だった。そこに役人たちがやってきてマクスンは捕まってしまう。

チョヨンのいる社に連れてこられたマクスンだったが、そこにスヒョンがやってきて2人を助けて逃げ出す。追手を次々と倒していくスヒョンだったが3人は崖に追い詰められてしまう。

飛んでくる矢からスヒョンは刀で2人を守る。その姿を山神が遠くの山中から見ていると役人に刺されてしまう。

チョヨンは自らを刀で貫き「我が子は死んだがあなたの子は救える、生きるのだ」とマクスンに告げて崖から身を投げる。

落ちていくチョヨンの姿を山神は見ていた。深手を負ったスヒョンもマクスンが見守る中、亡くなってしまうのだった。

安定して楽しめるラブコメディで、そのふんわりとした世界観が魅力的だと思いました。

美しいソウォンとコミカルなヘナのコンビが見ているうちにだんだん愛おしくなってきますね。家族や周りの人物たちも楽しい雰囲気を作ってくれています。

ソウォンたちのキスシーンも凄い..と話題になってました。本作の大きな見どころの一つだと思います。

ヘナの呪いが解ける8話あたりがかなり面白くて、ドラマチックな展開にワクワクさせられました。

その後の前世の話からがやや重かった気がしましたが、全話見た後だとアクセントになっていたかなとも思います。

それでも12話あたりからの切ない展開からの最終話の素晴らしいファンサービスでとっても楽しませてくれて、すごく余韻がありました。

本作の評価はです。やや甘めな気もしますが、最後にしっかりとまとめて幸せな気分を味わわせてくれましたので高評価になっています。

詳しいネタバレありの感想は『ワンダフルデイズ』第14話（最終回）あらすじ詳細＆感想と評価に書いていますので、少しでも興味があればチェックしてみてください。

とてもいい雰囲気の作品だったので、終わってしまうと寂しくなりますね。