韓国ドラマ『剣の詩』第3話・第4話のあらすじ詳細と感想です。見やすいように章仕立てにしています。
過去のシーン(章)は緑のマーカーになっています。
各話の終盤はカットしてますので気になる方は視聴してみてくださいね。
『剣の詩』第3話 あらすじ
1.1904年
軍服を着てダンスパーティーに現れたグァンイルとユン。「お互いに好きな人に告白しようぜ」と告げるグァンイル。
グァンイルは「挨拶がある」と離れると、ユンの前にヒシンが現れ手を差し伸べる。
戸惑いながらもヒシンとダンスを始めるユン。ヒシンに名前を聞かれ自己紹介をしたユン。「必ず生きて戻ってくださいイ・ユンさん」とヒシンは告げるのだった。
2.反乱軍の首謀者、捕まる。
グァンイルは叔父のサングクをレストランに呼び出し「反乱軍の首謀者が誰か分かりました」と告げる。「お気持ちはわかります」といいながらもサングクを問い詰めるグァンイル。
「私の側についてください」と説得するグァンイル。「日本が滅びる時が来る」と言うサングクと「朝鮮はもう終わったんです」と言うグァンイルは互いに譲らない。
「歴史は今のお前の行動を見逃さないだろう」と告げサングクが店の外にでると軍人が大勢現れ彼を取り囲む。
「同行してもらいます」とサングクを連れて行く兵士。
グァンイルはテジュ中尉にヒシンへの恋文の代筆を頼んでいた。添削しながら拷問部屋に向かう2人。グァンイルは「ここで続きを書け」とテジュに命じ、吊るされたサングクに拷問を始める。
「チャンは誰と会おうとしていたんですか?」と尋ねるグァンイル。続けて「資金の調達はどうするんですか?」と尋ねるが一言も喋らないサングクに、唐辛子の粉をやかんに入れて顔にかけ始める。
苦しむサングクは「間島線の鉄道資金..」とつぶやく。すぐに彼を下ろしたグァンイルに「水をくれ」と頼むサングク。
テジュが水を持ってくると、受け取るフリをしたサングクは素早く彼の銃を抜き取り、自分の頭を撃つのだった。
「貴様、銃を持ち込んだのか!」と激怒したグァンイルは、テジュの顔面を何度も殴りつける。
「何者かが間島線の敷設資金を奪い、9月5日長春に運ぶ」と集まった情報がこれだけだと語るグァンイル。
同じ場所に向かったヒシンが危ないと気づいたグァンイルは「我々が先に行ってそいつらを殺す」と決意するのだった。
3.ヒシンとオンニョニの作戦
ヒシンはオンニョニと、二手に分かれる作戦を確認する。「死ぬ時は1人、口は割らない、いいですね?」と確認するヒシンに「はい、わかってますとも」と軽く答えるオンニョニ。
ヒシンは迎えに来ていた大岡警視と移動する。オンニョニは暗殺軍団の支部長に会い「ファン・サムドクを早く連れてきて」と頼む。
ソンボクホテルにいるユンとソンボクは鉄道資金のことが、なぜか馬賊にバレて広まっていることに疑問を持つ。
ホテルの外に出て歩きながら話し続けるユンの姿を見つけるオンニョニ。そんなユンはヒシンの後ろ姿を見つけ追いかけていく。ユンは幼少期から彼女に助けられ、恋心を持っていたことを思い出す。
4.ユンとオンニョニの戦い
ユンの後ろからオンニョニが銃を突きつける。「あんたか、やっぱりね」と銃を撃つオンニョニ。すぐさまかわすユン。
周りの人々は銃声に慌てて逃げていく。緊張が走るヒシン。
「あんた5年前に死ぬって言ってなかった?」と執拗に銃撃を続けるオンニョニ、建物に入り隠れながら反撃するユン。そこに銃をもったソンボクが加勢しオンニョニを狙う。
膠着状態で3人が言い争いをしていると、大岡率いる警察部隊が威嚇射撃をして近づいてくる。「直ちに武器を捨てて投降しなさい」と3人に告げる大岡。
「10数えるうちに出てこなかったら発泡する」とカウントを始める大岡、部隊は建物に向かって拳銃を向ける。
3人は手をあげて投降していく。捕まったオンニョニと目が合ったヒシンは急いで去っていく。
牢屋に入ったオンニョニはユンに「ターゲットを生かしたら組織に殺される」と説明して「私が殺すまで待ってな」と告げる。
牢屋の前に馬賊のチャン・ギリョンと部下が現れ、警察にここから出ていくように告げるのだった。
第3話 感想
冒頭からヒシンとユンの出会い?のダンスパーティーが流され、その後に幼少期に手を差し伸べてくれて微笑んでくれた、と昔から好きだったことがわかりますが、グァンイルと婚約してしまったヒシンとユンがこの先どういう運命をたどっていくのか楽しみですね。
また、拷問しながらラブレターの添削をするグァンイルの恐ろしい本性が少しづつ明かされてきました。
今回もユンとオンニョニの素晴らしいアクションシーンがあり、2丁拳銃まで出てきてカッコよかったですね。今後仲間として一緒に戦いそうな雰囲気も感じる2人でした。
全員が鉄道資金を狙い、集まってきて大掛かりな争いになっていきそうな雰囲気になってきて先が気になりますがもしかしたら最終話にまで引っ張るかもしれませんね。
馬賊のリーダー、チャン・ギリョンがユンに対して毎回あっさり引き下がるのがよくわからないですが、恐れているんでしょうか?今後の動きに注目です。
終盤は反乱を恐れる領事によって釈放された3人でしたが、次の展開がどうなるのか次回を楽しみにしたいと思います。
『剣の詩』第4話 あらすじ
1.グァンイルを蔑む片山中将
反乱軍を処刑したグァンイルと片山中将は、反乱軍が敷設資金を狙っていることを再確認する。事前に手を打とうする中将に「私なら話しません」と暴徒が集まってきた所を一網打尽にする作戦を話すグァンイル。
片山中将は「お前の出身が信じられない」と、裏切り続けたグァンイルの家系を蔑み「三浦正平」になりたかったら大日本帝国に従い続ける様に告げ、明井(ミョンジョン)へ向かうように指示を出すのだった。
2.敷設資金強奪作戦 前編
鉄道局の課長を手榴弾で殺す練習をチョレンイにさせるソンボク。そこにアヘンで呼吸が荒いサングンが現れ、2人は呆れる。
「総督府の課長を殺すのが重要なんだ」とチュンスは裏切りを許さない姿勢を見せる。「オンニョニもカネを狙ってる」と彼女に会った事を告げるユン。
オンニョニは軍団の支部長の紹介で銀行のファン・サムドク支店長に会わせてもらい要望を伝えるのだった。
敷設資金を積んである装甲車両が走り出す。その姿を崖の上から様子をうかがうユン達。車両を監視するグァンイルは、密かに追跡させる。
領事館に現れる総督府の課長を狙うためにチョレンイとサングンは街にやって来る。サムドク支店長はなぜか荷物をまとめて退職し、逃げるように銀行を去っていく。
ユン達は装甲車両を狙う馬賊が現れたのを確認し、グァンイルも動きに気づきその場へ向かう。装甲車両に設置された機関銃で次々と倒されていく馬賊。
ヒシンは領事館に案内され、領事の山田と挨拶を交わす。「女だったのか鉄道局の課長は」と偵察するサングンがつぶやく。
機関銃が砂埃によって止まった隙に強奪に向かうと指示を出すユン。領事館に向かうチョレンイはサングンに中の様子を聞こうとするがアヘンをやっていて気づかない。
我に返ったサングンは、領事館内に子供がいることに気づき、手榴弾を投げようとしたチョレンイを体を張って止めるのだった
3.敷設資金強奪作戦 後編
機関銃が止まり、装甲車両を襲うユン達。全滅させ、横転した車両の箱を確認するユン。そこに馬賊のチャン・ギリョンが多数の手下を連れて現れ、命が惜しかったらカネを置いて去るように告げる。
「分かった、そうする」とあっさり引き下がるユン。チュンスたちは「正気か?」と戸惑う。「今は命を守りましょう」と去ろうとする。
ギリョンは「気性が荒い日本軍の将校、残酷で卑劣で凶悪なヤツが来て、朝鮮人を全員殺す」と警告する。
「お前を含めて全員を倒すのが俺の仕事だ」と言ってユンは去っていく。
ギリョンが車両の箱を開けると中にはカネはなく、土が詰まっていて激怒する。
箱の中身を見ていたユンは「俺たちは騙されたんです」とチュンスたちに伝える。全てはヒシンとオンニョニの作戦だった。
第4話 感想
敷設資金強奪作戦はもうちょっと引っ張るかと思ってましたが、すぐに開始されましたね。もしかしたら最後の見どころになるのかな、と思っていたので嬉しい誤算です。
迫力満点の映像で装甲車両との戦いは豪快で爽快でしたね。
ただグァンイルと日本軍がわざわざ来たのに、何をやっていたのかがよく分かりませんでしたね、遅かっただけでしょうか。
終盤には裏切ろうとしたサムドク支店長が殺され、日本のための演説をすることになり、涙を浮かべて日本を褒め称える切ないシーンもありました。グァンイルとの婚約といいヒシンは我慢するところが多くて辛そうですね。
最後にはオンニョニとヒシンの友情も芽生えそうな雰囲気も見せてくれて、次も楽しみにしたいと思います。