有益な詐欺の第14話第15話のあらすじ詳細と感想を紹介しています。
あらすじの後半は端折ってありますので、気になる方は実際に視聴してみてくださいね。
重要なポイントや、気になった部分にこのマーカーを入れています。ざっと読みたい方は、このマーカー部分だけでも確認してみてください
青の部分は解説、緑の部分はサブエピソードとして下の方で紹介しています。
有益な詐欺・あらすじ:第14話 守りたいから
ジェイの放った弾丸がリンゴを貫く。
倒れるリンゴ。怯えながらそれを眺めるギョンジャ。
リンゴの携帯を確認するジェイ。そこには赤い手帳の中身、会長の正体を告げるメールがすでにダジョンに送られていた。メールを受け取ったダジョンとナサは慌ててリンゴを助けに行く。
ジェイはギョンジャになぜ10年間黙っていたのかと問いかける。
あなたが会長でも何も変わらない、信じてると言うギョンジャに、わかったと返事をしたジェイは彼女に空港で準備をして待つように告げる。
ムヨンに会いに来たギョンホはすまないと謝り始め、どうしたのか尋ねるとお前の父親が消えたと告げる。
そしてムヨンの父が隠す真実を伝えると、衝撃の内容にムヨンは倒れてしまうのだった。
一方、会長からのメールで廃墟となったビルに訪れたロウム。
そこにはマスクを被せられた人物が、ワイヤーを掛けられ座らされていた。
助けてくださいと言うその人物の横には、両親が亡くなった事件の写真が置いてあり、その中の目出し帽を被った人物に赤丸がしてあった。
そこにいるのが自分も捕らえられたあの事件の、3人の実行犯の最後の一人だと気がつくロウム。
写真の裏を見るとそこにはムヨンの父ハン・ジェソクの身分証が付いているのだった。
ショックで様々な思いがこみ上げるロウム。そこにジェイから電話がかかってくる。
プレゼントは気に入ったかと言うジェイ。ふざけないで出てくるよう怒るロウム。
すぐに会える、危険な状況のリンゴもいると告げるジェイ。
いい加減にしてどこなのと怒りと焦りをぶつけるロウムに、そう興奮するな、楽しめと告げ電話を切るジェイ。
ワイヤーが動き出し、首が締まりそうになるムヨンの父をロウムは急いで助けに行く。
そしてガラスを割り、その欠片で必死にワイヤーを切りムヨンの父は助かるのだった。
リンゴを探すダジョン達はロウムに連絡し、今までの事を伝え指示を仰ぐ。
ロウムは探した後警察に連絡するよう告げる。そこに会長の連絡係が現れ、ロウムは会長の所に連れて行ってと言うと携帯を奪われ、車に乗っていくのだった。
ダジョンたちはリンゴが撃たれた現場を発見し、近くに昔ジェイとチェホンが会った古い病院がある事に気付き向かうのだった。
廃墟となった病院に連れてこられたロウムは横たわるリンゴを発見する。
触れようとしたロウムを捕まえ、壁に押し付けるジェイ。
味方は僕だけだと告げるジェイは、戻らないなら一つずつ消すと言いリンゴを眺める。
ナビスを収拾している間にギョンジャを始末するようロウムに告げ、いつでも見守ってるぞと言い去っていくジェイ。
病院からリンゴを連れ出そうとしているロウムに合流したダジョンたちは急いで救急車を呼び脱出する。
病院で目を覚ましたムヨン。そこにやってくるギョンホ。
父さんに会わないとと言うムヨンに、この病院にいると告げる。
父に会ったムヨンは金城市事件の話は本当なのか尋ねる。
自首しようと、と言おうとする父に自首する気がないから消えたんだろうと怒る。
許してくれと言う父に謝る相手は僕じゃないと告げる。
あの子に助けられ謝ったと言うムヨンの父。それを聞き急いでロウムを探しに行くムヨン。
ロウムに電話をかけるムヨンだったが、ジェイが出て彼女はこれからもずっと忙しいと告げる。
ムヨンの父が最後の犯人だと告げるジェイに、お前が会長なのかと正体に気付くムヨンはロウムになにかあったら許さないと告げる。赤目は僕の世界だと言い楽しかったよと電話を切るジェイ。
一人列車を待つロウム。心配するダジョンから連絡があり、リンゴの無事を確かめたロウムは私が全て終わらせる、と告げ電話を切ってしまう。
聞こえていた列車のアナウンスからロウムの居場所を探すダジョン。
居場所を見つけたダジョンはムヨンに連絡、急いで駅に向かうムヨン。
電話をかけロウムに一人で行かないよう語りかけながら探すムヨン。その姿を見て逃げるロウム。
私が会長を消すか私が消されれば終わると言い電話を切ってしまうロウム。
ロウムは見つからず、捨てられた携帯を見つけたムヨンは途方に暮れるのだった。
第14話 解説・サブエピソード・感想
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解説
3人の実行犯
金城市事件の3人の実行犯は、最初に刑務所に捕まったイェチュンシクと、ロウムがホスピスで襲おうとしたシン・ギホ教授、そしてムヨンの父ハン・ジェソクです。彼らは金と弱みで思い通りに操られ赤目から”幽霊”と言われていました。
サブエピソード
なぜ10年間黙っていた
チェホンの遺体から赤い手帳を取り出し、中を確認するギョンジャ。
会長であるチ・スンドンに直接話そうと病院に会いに来たチェホンは、病気で意識不明のスンドンの横にいるジェイを見つける。
彼は名前を貸してくれただけでいい人だったよと告げるジェイ。
会長の正体がジェイだと気付いてしまったチェホンに、24時間やるから逃げろと笑みを浮かべながら告げるジェイ。慌てて逃げ出すチェホン。
その時の出来事が赤い手帳には克明に記載されていた。
中を確認してしまい危険が迫る事に気付いたギョンジャは家から逃げようとするが、玄関にはすでにジェイの姿があるのだった。
逃げる事を諦めたギョンジャは、気付いた事がバレないようジェイに抱きつくのだった。
ムヨンの父が隠す真実
ムヨンが金城市事件の犯人の弁護士になったと聞き、ムヨンの父がギョンホの元を訪ねてきた。
以前ムヨンの法科大学院の授業料と言って渡したお金について話す事があるという。
奨学金だと思っていたと驚くムヨン。
あの時父親からだと言っても受け取らないだろうと言うギョンホ。
どこで大金を得たのか追求するべきだったと言うギョンホは、ムヨンの父が凶行に走り得たお金だと1ヶ月前に知ったという。
そんな酷い事をした報酬で自分が弁護士になったのかと憤るムヨンは被害者が誰なのか尋ねる。
涙を浮かべながらギョンホは金城市事件の被害者、ロウムの両親だと告げるのだった。
ムヨンの父は実行犯のうちの一人でそんな事をするとは知らなかったが、犯人には変わらないと自首する決意を固め、最後にムヨンに会おうとしていたとギョンホは語った。
感想
ついに本性を表したジェイですが、皆さんは会長の予想が付いていたでしょうか、該当しそうな人物が少なかったので可能性はあると思っていましたが、今までの行動からなんかしっくりこない気がしています。
赤目キッズ0番だったジェイが身分を隠す会長チ・スンドンに近づき、途中から会長に成り代わって裏で赤目を動かしていたということなんでしょうか、あれだけ恐れられ実権を握っているなら警護室長として働きながらやらなくても、と思いました。(ドラマで細かい事気にしちゃダメですよね😅)
マスクを被せられたムヨンの父が出たときは衝撃的でした、あの辺りの雰囲気はサイコサスペンスみたいで新鮮でしたね。
最後にムヨンとロウムの衝撃のシーンで話が終わり、次回がすごく気になりますがまた楽しみに見たいと思います。
有益な詐欺・あらすじ:第15話 力を合わせて
ギョンジャの遺体が発見され、ムヨンの目の前で容疑者として逮捕されるロウム。
特別捜査班で会議をするリュ検事は、ロウム逮捕の事実をすぐに公表しようとする仲間たちに、証拠と証言を確保した後逮捕状を申請すると告げる。
取り調べが始まり、ギョンジャのいた場所で銃を持つロウムの姿が映る映像を見せるリュ検事。
押し問答を繰り広げる2人。リュ検事は逮捕状がでるまでしか助けられないと語る。
警察に囲まれながらロウムとキスした事を思い出すムヨン。その時ロウムにポケットに入れられた鍵でロッカーを開けるとそこにはリボルバーが入っていた。
ウ記者からムヨンの父が金城市事件の真犯人だと伝える記事が出るとムヨンに告げる。
ムヨンは迷惑をかけるとパク所長に告げ退職届を出す。しかし所長はお前らしく最後まで戦えと退職届を返し、背中を押すのだった。
ジェイは連絡役に、赤目キッズを消しロウムを孤立させるよう命令する。
ジェイからの脅しの電話を切り、私達を排除して思い通りにするつもりです、とムヨンに伝えるダジョンは時間がないのに助ける方法がありませんと焦りと戸惑いを見せる。
そんなダジョンに、ロウムさんも君たちも僕が守ると言うムヨン。
ロウムの取り調べを続け、犯行時刻にギョンジャの元にいたロウムを犯人じゃないかと追及するリュ検事。
そんな検事に弁護士を呼んでと、ハン・ムヨンを指名するのだった。
リュ検事は部屋の音声を切り、ムヨンも父のせいで嫌疑がかかっていると伝え、僕には違うとわかっているしロウムが逮捕されたことも外部にもれないようにして、こう見えてもかばっている、と苛立つロウムをなだめるのだった。
ダジョンとナサに捨て身の作戦を話すムヨン。
ロウムからムヨンに一人では無理そうだから来てくれるかと連絡が入る。
ロウムに会ったムヨンは勾留の可能性が高いことを告げ、弁護するという約束を守れないかも知れないと言った。
ムヨンは僕が君をここから出すから自首してくれと告げるのだった。
再び取り調べをするリュ検事はギョンジャに凶行に及んだか尋ねるが、ロウムは共犯を呼んできて下さいと告げるのだった。
同席するムヨンは共犯のナサとダジョンが来るまでは供述しないと告げるのだった。
ムヨンはダジョンに連絡し明日の朝検察に呼ばれると思うから準備を、と告げる。
リュ検事に呼ばれ調査室に向かうダジョンとナサ。
取り調べを受け、株価操作を暴いた事は一緒にやったと認めるが、ギョンジャの事はロウムが犯人なら認めますと告げるのだった。
共犯が認めれば自首すると言うロウムと、ロウムが認めれば自首すると言う2人。苛立つ特別捜査班。
逮捕状が発付されたので、拘置所に移送するとロウムに告げるリュ検事。
リュ検事にあの日ギョンジャの元に向かったと告げ、状況を語るロウム。
詳しい話を聞いた検事は本当かと驚き、何故聞いた時に言わなかったと責める。
ロウムは信じてくれなかったでしょうと言い、じきに証拠を渡すからと告げる。
その時検察の電気がすべて消えるのだった。
(緊急逮捕3時間前から現在に至る回想)
逃げ出したロウムは、ダジョンが隠していたIDを手に入れ検察庁から出ていくのだった。
第15話 解説・サブエピソード・感想
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解説
スンドン
赤目の元々の会長であるチ・スンドンの事です。病に伏せていたスンドンの名を利用してジェイは真の会長として力をつけ裏で全てを操っていました。
ここで屋上での緊急逮捕
映像ではやらなかったですが、前後のつながりからここのタイミングで屋上でムヨンとキスをして鍵を渡し、逮捕されたのだと思います。
サブエピソード
状況を語るロウム
ロウムはギョンジャに銃口を向けるが撃たなかった。
ただ私を手伝って欲しかったと告げるロウム。私は後悔していないと言うギョンジャ。
あいつにそんな価値があるのと言うと、ギョンジャはジェイと似ているからあなたが嫌いだったと告げる。
ロウムはあんたのせいで大勢の人が亡くなったとギョンジャを責めるが、あんたを消さなくても会長の元に行ける方法を一緒に考えてと告げる。
本当にジェイが自分を消すように言ったのか改めて確認するギョンジャ。
ロウムを信じたギョンジャは、証拠があるヘミョンホテルの金庫をロウムが開けれるように取り計らい、鍵代わりの自分の携帯を渡す。
ジェイを信じていないわけじゃないけど直接聞くと言い、もう2度と会うことはないとギョンジャは告げるのだった。
緊急逮捕3時間前
ロウムはホテルに向かい、ギョンジャが預けるヘミョンホテルの金庫にあるトランクを手に入れる。
彼女に託された携帯にジェイからの電話が入り、それに出たロウムはギョンジャをどうしたのか尋ねる。
どうなったと思うと言ったジェイは、本気で君に戻ってきてもらう告げるとロウムは電話を切ってしまう。
ダジョンの元に行き、ギョンジャが亡くなった事により逮捕されるかも知れないと告げるロウム。
それまでにやる事があると言うロウムは手に入れたトランクをダジョンに渡す。
ギョンジャが集めたスンドンの資料だと言い、ジェイが関与した証拠や弱みを探して欲しいとダジョンに告げる。
頼み事はこれで最後だと言い、すべて終わらせるから手伝って欲しいとダジョンに告げるロウム。
(ここで屋上での緊急逮捕)
ダジョンとナサとムヨンが集まり作戦を立て、ムヨンは検察庁から脱出させると皆に話す。
ロウムに会い自首するように告げるムヨン。そしてダジョンとナサを共犯だと言うように説明を始める。
2人が脱出の準備をして、経路は拘置所から地下駐車場。ロウムが逃走する事により2人が逮捕され、安全が確保されると告げる。
そして頼まれたものを渡すから君が直接終わらせてくれとロウムに告げる。
ロウムはムヨンにありがとう手伝ってくれてと言い、全部私の指示だったと言ってねと告げるのだった。
ダジョンは検察庁のIDを自販機の下に隠し、ロウムの逮捕状の発付を確認してナサに連絡、取り調べ中のナサは、そのタイミングでトイレと言い配電盤に向かいブレーカーを落とすのだった。
感想
最初に画面にでかでかと24時間前と出ていましたが紛らわしいので書きませんでした。取り調べの様子を少し見せてドキドキさせるだけのちょっと洒落た演出で、ほとんど意味がなさそうですがどうなんでしょうか(検事が少しかばおうとしていた事以外に何か意図があったらゴメンナサイ🙇)
今回は刑務所からの脱出&仲間を保護作戦が行われ、スリリングな展開で楽しませてくれましたが、やはりこれ以上の意外性はなさそうな感じがしてちょっと残念ですね。
仲間だったのにやや冷たい検事も(監視の目や立場があるのでしょうが)中途半端で何がしたいかよくわかりませんし、あれだけ胡散臭かった会長のジェイも地味な感じですね(ガンスやギョンジャのが魅力を感じました)。
しかし仲間たちとの作戦&友情や、ロウムとムヨンの絆はすごく良いのでなんかもったいない感じですね。
期待していたので愚痴ばかりになってしまいましたが、最終回に有終の美が迎えられるとまた期待して楽しみにしたいと思います。