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韓国ドラマ『剣の詩』第9話(最終話)あらすじ詳細&感想

韓国ドラマ『剣の詩』第9話(最終話)のあらすじ詳細と感想です。見やすいように章仕立てにしてあります。

各話の終盤はカットしていますので気になる方は視聴してみてくださいね。

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『剣の詩』第9話(最終話) あらすじ

1.警察隊に囲まれたユン達

ユンたちがいる留置所に、山田領事は「全軍突入」の号令をかけるが「死にたくありません」と拒む警官たち。領事はあきらめて「全軍待機」の号令をかける。

ユンは間島に詳しいソンボクに、なにかこの状況を突破する案がないか尋ねる。「ダメよ、無謀だわ」と思いついた作戦を諦めようとするソンボクに「このままでは終わりだ」と説得するチュンス。

誰かがここを抜け出し、ホテルの裏にある荷車を持ってくるんです」と言い、荷車の中には「マキシム機関銃」という殺傷力の高い武器が入っていることを告げるソンボク。

取りに行く人物はその素早さでチョレンイが選ばれ、彼はすぐにホテルに向かう。屋根に登り飛び降りたところで領事たちに見つかってしまい、警察隊の銃撃が始まる。

素早くかわしながらホテル裏手に着いたチョレンイは、荷車の中をみて「すげえ、なんだこりゃ」と驚くのだった。

2.マキシム機関銃

騙されたことに気づいたチャン・ギリョンたちは急いで明井に向かう。

警察隊は再度弾を装填しユンたちに向かって銃撃を始めようとした瞬間、チョレンイが戻ってきてマキシム機関銃を乱れ撃ちするのだった

あっという間に警察隊が全員息絶えて「やる時はやるって言ったでしょ!」と大声で告げるチョレンイ。ホッとして笑い出すユンたちは外に出てチョレンイとハグする。

チャン・ギリョンが来る前にここを立ち去ろう」と皆に告げるチュンス。「こうなったらやり返さない?時間はかからないから」とオンニョニが告げる。

チャン・ギリョンが明井に戻ると、血だらけの山田領事が「不逞人」の札をつけられ吊るされているの見て怒り、叫ぶのだった。

3.作戦失敗の後始末

作戦失敗の報告を片山中将にするグァンイルは「どんな処罰でも甘んじて受けます」と告げる。

片山は「処罰したくてもできんのだ」と外務大臣の息子であるグァンイルのことを斎藤総督に「殺すな」と言われたことを話し「間抜けな部下を連れて京城へ戻れ」と告げ去っていく。

グァンイルはそばに置いてあった書類を確認して持ち去るのだった

4.龍春事件

チュンスはユンに「お前は京城に行ってこい」とヒシンが気になっているユンを気遣う。村に戻り仲間たちに京城に向かうことを告げるユン

片山中将はチャン・ギリョンに会い、反乱軍を一掃するため「お前の力が必要なんだ」と協力を頼む。

ギリョンは大軍を率いて龍春に行き、立ちはだかる警察隊の前で「土地を守るために全員殺せ」と仲間たちに号令をかける。

ヒシンは「龍春事件で日本人40人が死亡」とかかれた新聞を読んでいた

5.グァンイルと再会するヒシン

グァンイルは「戻ってきました」とヒシンの元に帰ってくる。お茶を出しもてなすヒシンは彼が置いた荷物に「間島地方不逞鮮人掃討計画」と書いた書類を見つける。

「ケガをしてすぐ戻ってきたことが気になりませんか?」とヒシンに尋ねるグァンイル。「お話になるまで待とうと思いました」と言うヒシンに「色々ありました」とグァンイルは語り始める。

叔父が反乱軍に加担していたこと、独立資金を長春に運ぼうとしていたこと、運び屋を逃した上に全滅に近い被害を受け、自分が銃も握れなくなったことを語り「ヒシンさんに見合う男ではなくなりました」とグァンイルは告げる。

「こんな情けない男と結婚してくれますか?」と尋ねるグァンイルに「一生少佐だけを愛するって約束しました」とヒシンは笑顔で告げる。

眠りについたグァンイル。ヒシンは動き出し先程の書類を確認する。グァンイルはその後ろで目を開けるのだった。

6.不逞鮮人掃討計画

独立軍の男と合流したヒシンは同志たちに伝えて欲しいと言って「数日以内に間島で不逞鮮人の掃討計画が始まります」と告げ「日本の正規軍が間島を攻撃します」と不逞鮮人掃討計画の内容を伝える。

不逞鮮人掃討計画」親日の馬賊に自国の領事館を襲わせ、間島で軍事作戦を行う権利を得る。そして大軍を送り朝鮮人を皆殺しにする。

「私も急いで独立軍に合流します」と男に告げるヒシンは、ユンの姿を見つけ追いかけて行く。

7.正体に気づくグァンイル

天宝山で別れた時の事を思い出し、ユンを遠目に見つめるヒシン。

グァンイルの部下は、ヒシンが独立軍に情報を流していたことをグァンイルに伝える。「間島に独立資金も運んだようです」とも聞かされたグァンイルは「愛してたのに、俺がバカだった」と怒り、後悔する。

「通報したほうが」と言う部下に「この件は2人の秘密だ」と口止めするグァンイル。その話をテジュがドアノ向こうで聞いていた。

8.恋心

ユンと会った独立軍の男は「間島で不逞鮮人掃討計画がすぐに始まります」と片山中将とチャン・ギリョンが手を組んだことを説明する。

独立軍の男は「恋心は捨てなければなりません」とヒシンに会うことを諦めて、危険が迫る間島へ戻り人々を守らなくてはならないことをユンに告げる。

ユンはヒシンの屋敷の玄関に渡すはずだった花束を置いて去っていくのだった。

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第9話(最終話)感想

終わってしまいましたね。最終回にしてはやや地味な展開でした。

どこか中国への配慮を感じてしまうのは私だけでしょうか。中国人であるチャン・ギリョンたち馬賊も全くやられませんし(歴史に沿っているのかもしれませんが)「中国人を1人も殺すな」といった日中の会議での発言も別に言わなくてもいいんじゃないかと気になりました。

日本人だけが殺されていく終盤の雰囲気と中国への忖度を感じ、今までの楽しさが少し冷めてしまいました(メインページの反日要素の所にも同じことを書いています😅)

悪の象徴だったグァンイルを倒すわけでもなく、日本軍ばかり攻撃するもの微妙な印象です。

最終話までは楽しく視聴できていたので残念ですね(7話くらいからやや不穏でしたが)

これが無国籍な敵だったり、もう少し均衡した戦いなら凄く楽しめたのになと思いながら、最後の日本軍を殺しまくるシーンを呆然と眺めていました。

ヒシンとユンも切ない展開になり、最終回が続編を意識した物足りない展開だったのは残念でしたね。Netflixは結構そういう作品が多いですよね。

本作の評価はですね。反日要素を気にしたらですが、あれが日本軍じゃなくてだたの悪の組織であれば爽快でカッコいいアクション作品かと思いますのでこの評価です。

なんだかんだ言いましたが続編があれば結局見ちゃいそうなくらいには楽しめました😁

長々と書いたあらすじと感想を最後まで見ていただきありがとうございました。

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