韓国ドラマ『ワンダフルデイズ』第10話・第11話のネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
重要そうなポイントにはマーカーしていますので、ささっと読みたい方はその辺だけでも確認してみてくださいね。
各話の終盤はカットしていますので気になる方は実際に視聴して楽しんでみてください。
時代劇編のあらすじをメインページに簡単にまとめてあります↓
わかりやすいように時代劇編の名前と詳細です。()内は現代編の名前です。あらすじは長めになっていますので気になる所をチェックしてみてくださいね。
役名 | 役割 |
---|---|
ハン・チョヨン(ジア) | 王家の血筋であるイ・ウォンファの元妻。身ごもっていたが… |
山神(ボギョム) | 強力な魔力を持ち山に住む神 |
マクスン(ヘナ) | チョヨンの使用人。チョヨンと仲がいい。 |
スヒョン(ソウォン) | 治安を守る役人。マクスンに好意を持ち近づいていく。 |
テンパル(教頭) | 人間に化けている狐。山神を慕って一緒に住んでいる。 |
ドク | 山神が大切にしていた犬。チョヨンが子供につけるはずだった名前「ドク」をつけて子供のように可愛がる。 |
『ワンダフルデイズ』第10話 あらすじ
【知られざる因縁】
現代
刀を突きつけたボギョムは「もう帰れ」と告げ、ソウォンは戸惑いながらも帰っていく。
トレーラーハウスから出てきた教頭は「ここまでする必要が」とたしなめようとするがボギョムは「チョヨンの無念は晴らせていない」とすでに山を捨て山神ではなくなったことを語る。
翌日、ヘナとソウォンは仲良く手をつなぎデートをしていた。ヘナが近づくと犬が怯えたように逃げていく。
ヘナは苦しそうに咳込みながら「いつもなら犬が寄ってくるのに、最近は避けられてる気がする」と不思議がっていた。ヘナの手首には教頭からもらった腕輪が着けられていた。
翌日体調の悪いヘナは熱を測る。体温計を見たユナは「熱が39度以上もあるわ」と驚くがヘナはソウォンとの遊園地デートに向かおうとしていた。
ユナはソウォンを自宅に呼び「熱があるのにデートに行くと聞かなくて」と言って帰りが遅くなることを説明し「2人の時間を楽しんで」と出ていく。
ソウォンは家に入り、ベッドに横になって朦朧としているヘナに「早く入って」と言われて一緒にベッドに横になる。
ヘナは「あったかい」と言いながらソウォンに密着する。2人は一緒にそのまま眠りにつく。
先に目覚めたヘナはソウォンがいることに驚き離れようとするが、気づいたソウォンは「来て」とヘナを抱き寄せるのだった。
学校の行事で歴史資料館に体験学習に来たヘナたち。ソンイはヘナとソウォンが2人とも咳をしているのを見てヘナに「うつしたでしょ」と言い離れていく。
ヘナはソウォンに近づいていく。それを見たジアは2人の朝鮮時代の姿が目に浮かぶ
朝鮮時代
屋敷に訪ねてきたスヒョン(ソウォン)とマクスン(ヘナ)がすれ違う。スヒョンはチョヨンと話すマクスンの姿に見とれていた。
人間に化けている狐テンパルと共に山神は山奥で過ごしていた。山神は1年前に「火打ち石を持ってきます」と言っていたチョヨンを思い出す。
治安を守る役人のスヒョンは罪人を追いかけていた。罪人がマクスンとぶつかり、手にケガをしたマクスンをスヒョンは「大丈夫ですか?」と心配する。
翌日屋敷に訪れたスヒョンは「これを傷口に」とマクスンに薬を渡す。マクスンは「旦那様に怒られるから私に冷たく接して下さい」と気まずそうに告げる。
スヒョンは「知ったことか、さあ塗るのだ」と薬を渡しマクスンは受け取り礼を言う。夜になり身重のチョヨンと話すマクスンは「これしきの傷には薬が惜しいです」と言いながら味噌を塗っていた。
翌日再び訪ねてきたスヒョンに偶然水をかけてしまうマクスン。布で体を拭こうとするマクスンの手を見たスヒョンは「まだ傷が治っておらぬな」と言い、外に出ていく。
スヒョンが飾りを落としたことに気づいたマクスンはスヒョンの足跡をたどって追いかける。待ち構えていたスヒョンは「上出来だっただろう、以前冷たく接しろと」と笑みを浮かべる。
水で濡れたスヒョンの手を温めていたマクスンは「こうすればもっと温まりますよ」とスヒョンに抱きつく。
スヒョンも「寒くないか?」と抱きしめ、マクスンは「全く寒くありません」と嬉しそうに笑顔を浮かべていた。
スヒョンは謀反を企て捕らえる際に殺されたというイ・ウォンファの妻であるチョヨンの捕獲を命じられる。
スヒョンは慌ててチョヨンのいる屋敷に向かい、チョヨンたちを保護しようとする。そこに逮捕しにきた役人たちが押しかけてくる。
スヒョンはチョヨンとマクスンを連れて山へ逃げていく。マクスンはチョヨンの上着を奪い、おとりになろうと役人たちのもとへと向かう。
チョヨンは「追って下さい、あの子が死んでしまう」とスヒョンに頼み、1人で逃げる途中に石につまづいて気を失ってしまう。
役人たちに追い詰められたマクスン。そこにスヒョンがやってきて役人たちを次々となぎ倒す。戸惑うマクスンにスヒョンは「早く奥様のところへ、また会おう」と言ってマクスンを抱きしめる。
倒れたチョヨンを見かけた山神は「火打ち石を持ってきます」と社で話した女性だと思い出し、屋敷に連れて行き治療するがお腹の子はすでに息絶えていた。
マクスンがチョヨンを捜す声に気づいた山神はテンパルに迎えに行くように頼むのだった。
マクスンと2人で屋敷で暮らし始めたチョヨンは子供が息絶えたことを知り、毎日泣いて過ごしていた。
狐になり様子を伺っていたテンパルはこっそり白い犬を置いていく。それを見つけたマクスンは「かわいいでしょう」とチョヨンに見せる。
白い犬を見たチョヨンは子を失った絶望で崖から飛び降りようとしていた時を思い出す。
山神が「逝ってはおらぬ、赤子の魂は瀕死の子犬の体に宿った」と白い犬を抱きかかえて語るがチョヨンは「たわごとを」と信じていなかった。
チョヨンは山神の社に火打ち石を置く。そこに山神がやってきて「これが火打ち石か」と満足気に眺める。
チョヨンは山神のことを山神と親しい九尾の狐か何かだと勘違いするが、山神は笑いながら話を合わせていた。
すっかり元気になったチョヨンの様子を見て安堵するマクスン。
山神と再び会ったチョヨンは「旦那様でしょう、母を救った山神様は」と話しかける。山神は人間の無常を語り「汝も気を使わず早くこの山を去れ」と帰っていく。
マクスンは「私は町に下りようと思います」とチョヨンに告げる。町ではソヒョンが捕まり「あの女と赤子の場所を吐け」と拷問されていた。
子犬のドクを捜すチョヨンは罠にかかって血を流しているのを見つける。チョヨンはドクを助けようと山神の姿を捜し、治療してもらう。
チョヨンは「旦那様が母にくれた10年は私にとって大切な贈り物でした、私からも温かくて美しく楽しい思い出を贈ります」と山神に告げる。
戸惑う山神をチョヨンが押し切って2人は一緒に暮らし始め、仲を深めていく。
『ワンダフルデイズ』第10話 感想
今回はほぼ時代劇でしたね。個人的にはサラッとでよかったかなと思っているのでちょっと長く感じてしまいましたが、色々と真相がわかってきましたね。
あらすじも必要ないシーンが多いかもしれませんが、気になる所をチェックしてみてくださいね。
終盤は山神がマフラーを巻いてあげたチョヨン。しかし役人たちの追手が現れて山神はチョヨンを逃して役人たちと戦います。
そしてチョヨンを追いかけた山神は崖の向こうでチョヨンに刀を向けているスヒョンの姿に気を取られて役人に刺されてしまいます。
(この間に何かありそうですね)
再び崖の向こうに視線を向けた山神は、刀で腹を貫かれたチョヨンが涙を流しながら、崖から落ちていく所を見てしまいます。
崖下に降りて遺体を見つめて山神は泣き叫ぶのでした。
復讐に燃えるボギョムが動物病院にやってきて…どうなってしまうのか次回を楽しみにしたいと思います。
『ワンダフルデイズ』第11話 あらすじ
ボギョムは動物病院に入り犬になっているヘナの叔父ドンチョルに魔力を使う。
翌日ボギョムの元にジアがやってきて「見つけた、森を捨てて車に住む山の神様」と話しかける。
ボギョムが「ふざけてると天罰をくらうぞ」と言うとジアは「私ですよね、先生が呼んでいたチョヨンって」と告げる。
「知らない」ととぼけるボギョムにジアは「必ず記憶を取り戻します、先生の味方です」というがボギョムは「もうここには来るな」とトレーラーハウスに戻っていく。
犬になっているドンチョルをヘナと家族たちが病院から車で移動しようとすると、突然ドンチョルは人間の姿に戻っていた。
家族たちは驚き、すぐに動物病院の中に戻る。戸惑いながらもヘナたち家族は喜んでいた。
食事をとり元気を取り戻したドンチョルはヘナの腕輪を見て「どこでこれを?虎の匂いがする」と話す。
なぜドンチョルが元に戻ったか調べるため実家の古い資料を見ていたヘナは「山神の呪い」について書かれた古い手紙を見つける。
ヘナが家の前に戻るとボギョムが待っていて「デート楽しかったでしょう」と話しかける。
照れるヘナにボギョムは「人間の姿だからいいでしょう」と言い、戸惑うヘナに「僕がかけたんです、犬に変身する呪い」と言って目の前にいたユナを犬に変えてしまう。
「あなたは誰なの?」と怯えるヘナにボギョムは「僕は君たちが思っているよりもずっと前から近くにいたんだ」と告げて去っていく。ヘナが振り返るとユナはに戻っていた。
幼少期のアルバムを確認するヘナは写真に写るボギョムの姿を見つけ、昔に会っていたことを思い出す。
ヘナは写真をソウォンに見せて相談する。ジアは歴史資料室に入り、尻尾を出している教頭の姿を見つけ「虎の山神とそばで見守る狐ね」と正体に気づく。
教頭は「ミン・ジアは山神様を覚えているかも知れませんね」と山神に話しかける。
「記憶が戻れば厄介な復讐も必要なくなって山に戻れますね」と言う教頭に山神は「もう後戻りはできない、すでに始まっているんだ」と告げる。
ソウォンはボギョムにヘナに渡された写真を見せて「これは何?」と問い詰める。ボギョムは「本当に大きくなったな」と笑顔で写真を見る。
ボギョムは「またな坊や」とソウォンに声をかけ去っていく。ソウォンは幼少期に犬に襲われた時にボギョムに助けられ、同じ言葉をかけられたことを思い出す。
島に動物の健診にきたウテクとユナだったが、帰りの船が出てしまい2人で泊まっていくことになった。
姉ミソンに携帯を買ってもらったドンチョルは、呪いを解かずに去った彼女に電話をかけようとしていると再び犬に戻ってしまう。
叔父が犬に戻ったと連絡を受けたヘナはボギョムに会い「どうして私たち家族にこんな仕打ちを?」と問い詰める。
ボギョムは「マクスン」と声をかけるとヘナは膝から崩れ落ち、前世の記憶を思い出す。
朝鮮時代
山神は「何故生きている?主について逝くべきだろう」とマクスンに刀を向ける。マクスンは「お腹に子供がいるのです、どうか赤子だけはお助け下さい」と懇願する。
山神は「簡単には終わらせない、汝の子孫は想い人と唇を交わせば人の姿形ではいられまい、恋い慕う気持ちを証として元の姿に戻るだろう」と呪いをかける。
現在
涙を流すヘナ。ボギョムはヘナとソウォンの出会いを仕組んだことを思い出す。
ボギョムは「家系の呪いは解こう、その代わりに条件がある、ソウォンの気持ちを何とも思わなかった頃に全て戻すのさ」とヘナに告げる。
「わずかな感情も残らず消してやる、家系の呪いを解くか先生の好きな人か選ぶんだ、1日時間をやる」と言ってボギョムは去っていく。
ボギョムに会ったソウォンは「ヘナ先生に何をした?」と問い詰める。
ボギョムは「2人とも代償を払って当然だろう、心温まる美しい記憶を全部消してやる」と言うがソウォンは「何の意味もないさ、記憶がなくなっても僕たちはまた愛し合う」と言って去っていく。
ヘナと海にやってきたソウォン。ソウォンは「初めて会った時から好きだった」とヘナをずっと目で追ってしまっていたことを打ち明ける。
ソウォンは「記憶がなくなっても感情は残っている、僕が見つけ出すよ」とヘナに家系の呪いを解くように勧める。ヘナはソウォンに寄りかかり、ソウォンは涙を流していた。
『ワンダフルデイズ』第11話 感想
じわじわと忍び寄るというかずっと前から身近で見張っていたボギョムの姿がサイコホラーみたいで恐ろしかったですね。
序盤のようなポップでカラフルで素敵なカットが少なくなってしまって少し寂しく感じています。
後半に屋敷から逃げる前のマクスンとスヒョンが仲を深めていくシーン(マクスンの懐妊についての説明ですね)がありましたがカットしています。2人の熱いキスシーンが気になる方は視聴して見てくださいね。
前回の時代劇編からしばらく話が支離滅裂な感じがしてましたが、ラスト2分で一気にドラマチックな展開になってきましたね。
終盤は学校でヘナとソウォンがすれ違いますが、ヘナは何も気づかず通り過ぎてしまいます。ソウォンは振り返りますが,,,切ない予感に気になる次回を楽しみにしたいと思います。