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韓国ドラマ『サムシクおじさん』キャスト登場人物あらすじ感想評価

5月15日からディズニープラスで始まった韓国ドラマ『サムシクおじさん』本作は大物映画俳優として有名なソン・ガンホがドラマ初主演となっています。

1960年の激動の時代を舞台にした歴史ドラマです。大がかりなセットや豪華キャストで制作費もかなりの金額がかけられているようです。

果たしてサムシクおじさんの本当の狙いとは何なのか。誰を信じればいいかわからなくなる暴力と権力争いの中で夢を見た男たちのせめぎ合う姿に心が揺さぶられます。

本ページではわかりやすく一覧にしたキャスト登場人物の詳細や、あらすじ感想と実際に視聴した評価を書いています。

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『サムシクおじさん』基本情報

原題:삼식이 삼촌(サムシクおじさん)

脚本・監督シン・ヨンシク

全16話

配信:ディズニープラス

『サムシクおじさん』配信スケジュール

5月15日に一挙5話プレミア配信からスタートします。

以降毎週水曜日に2話ずつ、最終週は3話配信予定となっています。

全16話 配信中になりました

  • 5月15日 第1話~第5話 配信中
  • 5月22日 第6話・第7話 配信中
  • 5月29日 第8話・第9話 配信中
  • 6月5日 第10話・第11話 配信中
  • 6月12日 第12話・第13話 配信中
  • 6月19日 第14話~第16話 配信中

『サムシクおじさん』キャスト

パク・ドゥチル(ソン・ガンホ)

四一製菓内に事務所を構える四一(サイル)開発の社長。

1960年代初頭、激動の時代を生きながらも一日三食を欠かさないという信念があり「サムシク(三食)おじさん」というあだ名を持っている。

キャスト:ソン・ガンホ 代表作「パラサイト 半地下の家族」「タクシー運転手 約束は海を越えて」「殺人の追憶」

キム・サン(ピョン・ヨハン)

内務部、国家再建局課長。

オルブライトの奨学生としてアメリカで研修中に経済学を学び、大韓民国を産業国家にするという夢を抱いて帰国する。

しかし、現実の壁にぶつかって挫折していた時サムシクおじさんが、その夢を実現させるために彼の前に現れる。

キャスト:ピョン・ヨハン 代表作「ミスターサンシャイン」「六龍が飛ぶ」「ミセン」

カン・ソンミン(イ・ギュヒョン)


自由党議員。次期大統領候補。

サムシクおじさんを利用して自らの地位を確立してきたが、今では彼を切り捨てようと画策している。

キャスト:イ・ギュヒョン 代表作「弁論をはじめます。」「ハイバイ、ママ!」「医師ヨハン」

アン・ギチョル(オ・スンフン)&アン・ヨソプ(チュ・ジンモ)

アン・ギチョル(オ・スンフン)&アン・ヨソプ(チュ・ジンモ)を右矢印で変更出来ます。

アン・ギチョル

青優会の議長であり、アン・ヨソプの末息子。

キャスト:オ・スンフン 代表作「被告人」「メソッド」「毒戦2BELIEVER 」

アン・ヨソプ

青優会会長。世江紡織の社長

キャスト:チュ・ジンモ 代表作「ウォッチャー 不正捜査官たちの真実」「神様がくれた14日間」「ジャスティス-検法男女-」

チャン・ドゥシク(ユ・ジェミョン)&チョン・ハンミン(ソ・ヒョヌ)

チャン・ドゥシク(ユ・ジェミョン)&チョン・ハンミン(ソ・ヒョヌ)を右の矢印タップで変更出来ます。

チャン・ドゥシク

軍需司令部のカリスマ少将。ドゥチルと仲が良い

キャスト:ユ・ジェミョン 代表作「梨泰院クラス」「秘密の森」「剣の詩

チョン・ハンミン

陸士出身のエリート軍人。

キム・サンと共にオルブライトの奨学生として研修を受けたが、軍に残り改革を夢見る熱い心を持つ。

キャスト:ソ・ヒョヌ 代表作「殺し屋たちの店」「悪の花」「エージェントなお仕事」

チュ・ヨジン(チン・ギジュ)

革新党チュ・インテ党首の娘。

キム・サンの恋人。知性と理性を兼ね備えたエリート女性。

キャスト:チン・ギジュ 代表作「偶然出会ったあなた」「ここにきて抱きしめて」「初対面だけど愛してます」

レイチェル・チョン(ティファニー ”少女時代”)

オルブライト財団の理事。ある目的を持ってキム・サンに接近する

キャスト:ティファニー(少女時代) 代表作「財閥家の末息子」

『サムシクおじさん』登場人物一覧

サムシクおじさん周辺

キャスト役名役割
ソン・ガンホパク・ドゥチルサムシクおじさんと呼ばれる影のフィクサー
ノ・ジェウォンハン・ス西大門(ソデムン)派 。仲間を救うためドゥチルの元で働くことになる。細身の男
コン・ジョンファンク・ヘジュン西大門派。ガタイのいい男
ソン・ウソク民主党 新派議員

キム・サン周辺

キャスト役名役割
ピョン・ヨハンキム・サン国家再建局課長だったがサムシクと出会い…
チン・ギジュチュ・ヨジンチュ・インテ党首の娘。サンの恋人
オ・グァンロクチュ・インテ革新党党首。次期大統領候補。ヨジンの父
チュ・イェリムジナサンの姪
イ・ガソプキム・グァンミンサンの同窓生。山愛物産社長
オ・イヌ愛民日報記者

カン・ソンミン周辺

キャスト役名役割
イ・ギュヒョンカン・ソンミン自由党議員。次期大統領候補
ムン・ジョンウォンユン・パルボン東大門(トンデムン)派。ソンミンの命令で動いている
パク・ヒョックォンチェ・ミンギュ内務部 長官
パク・ジウク自由党 議員
チ・ヒョンジュンチャ・テミンソンミンの裏の仕事を務めていたが…
大統領大統領を3期務め、今期の出馬に難色を示す

青優会周辺

キャスト役名役割
オ・スンフンアン・ギチョルヨソプの末息子。青優会議長
アン・ミンチョルアン・ヨソプの息子。サムシクとパルボンが手を下したようだが…
チュ・ジンモアン・ヨソプ青優会会長。
ファン博士政治、経済学博士。青優会会員
キム・ミンジェユ・ヨンチョル大勉(デミョン)建設社長。青優会会員
チョ・テグァンマイケル・チョンオルブライト財団。アン・ヨソプの秘書
ティファニーレイチェル・チョンマイケルの妹でオルブライト財団理事。サンに近づくが…

韓国軍周辺

キャスト役名役割
ユ・ジェミョンチャン・ドゥシク軍需司令部のカリスマ少将
ソ・ヒョヌチョン・ハンミンキム・サンと同窓のエリート軍人
キム・ユルホペク・ヒョンソク大佐、陸軍本部 情報課
リュ・ソンヒョンホン・ヨンギ特務隊所長
リュ・テホチェ・ハンリム将軍

『サムシクおじさん』人物相関図

ディズニープラス公式Xのわかりやすい人物関係図です。

『サムシクおじさん』用語集

時代背景や会社やグループなど『サムシクおじさん』をより楽しむための用語集です。

徐々に追加していきます

首都防衛隊

韓国軍の一部であり、首都ソウルおよびその周辺地域の防衛を担当。

東大門派・西大門派

1960年代にソウルの東大門・西大門地区を拠点としてそれぞれ活動していたギャンググループで地域の商業活動や裏社会に影響を及ぼしていた。

西大門派と東大門派はそれぞれ異なる地域を拠点とし、互いに対立していた。

西大門派は西大門地区を支配し、東大門派は東大門地区を支配。この対立は、地域の支配権や利益を巡るもので、しばしば暴力的な衝突が発生している。

内務部

韓国政府の行政機関の一つであり、国内の治安、行政管理、地方自治体の監督などを担当。特に1960年代は、政治的および社会的な変動が激しい時期であり、内務部の役割は非常に重要だった。

青優会

『サムシクおじさん』では上位20位に入る経営者のみが入れるグループで、上流階級を牛耳れるほどの実力がある組織。

青優会は調べても確認できませんでした。ドラマオリジナルの組織なんでしょうか。モチーフがあるかもしれないので、機会があればまた調査してみます。

オルブライト財団

フルブライト財団をモチーフにしていると思われます。

フルブライト財団(Fulbright Foundation)は、国際教育交流を通じて相互理解を深めることを目的としたプログラム。

韓国におけるフルブライト・プログラムは1950年代に始まり、1960年代にその活動が本格化。

韓国とアメリカの間で学術交流を促進するために、多くの交換留学プログラムを提供していた。

教育交流プログラム、教育交流プログラム、学術交流と研究支援、英語教育の支援などを行っていた。

『サムシクおじさん』あらすじ

『サムシクおじさん』第1話あらすじ

第1話 タップで開きます

【1日3食】

1960年 韓国某所

首都防衛隊 極秘施設に連行されてきたキム・サンは取り調べを受け、パクドゥチル、通称サムシクおじさんについて語り始める。

1959年 11月26日 韓国ソウル

西大門派 ハン・スとク・ヘジュンは米軍の油を盗んで仲間が捕まってしまい、助けてもらうためにサムシクおじさん(ドゥチル)に会いに来た。

サムシクは東大門派ユン・パルボンのシマを渡す代わりに、パルボンの足を折ってくるように指示を出し金を渡す。

内務部の国家再建局課長のキム・サンは貧しい家庭で暮らしながらも、国民に豊かな暮らしを実現しようと奮闘していた。

サムシクは青優(チョンウ)会の正式会員になり、上流階級を牛耳ろうという野望があった。

サンは内務部長官チェ・ミンギュの前で国家再生計画を発表するが、急ぎの連絡が入りミンギュは出ていこうとする。

「2年待ちました」と失業者だらけの現状を変えたいサンはミンギュに食らいつくが、彼は出ていってしまう。

大統領の元へ来たミンギュは「どんな手を使ってでも当選させます」と次期大統領戦への出馬を求める。

サムシクは親しい軍需司令部のチャン・ドゥシクに会い、西大門派のために特務隊長ホン・ヨンギに逮捕されている男の解放を頼む。

青優会の集まりへとやってきたサムシクは、西海精油の株式60%を確保したことから晴れて正式会員になる。

パルボンは革新党講演会を妨害するよう自由党議員カン・ソンミンから命を受けていた。

ソンミンはサムシクにパルボンの殺害を命じる。

パルボンは国会議員になるのが夢だと説得しようとするサムシクだったが「死んだミンチョルの夢を見る、怖くてたまらない」とソンミンは聞く耳を持たなかった。

パルボンとサムシクは青優会会長アン・ヨソプの息子ミンチョルを殺していた。サムシクは次は自分の命が危険なことに気がついていた。

サンは、恋人チュ・ヨジンの父でもある次期大統領候補、革新党党首チュ・インテの開く講演会で演説することになっていた。

その講演会をパルボンが手下25人と共に妨害しようとしていた。サムシクはハン・スとク・ヘジュン率いる西大門派にパルボンたちの相手を頼む。

講演会が始まり、東大門派が暴れ出し西大門派が潰しにかかる。危険を感じたパルボンは逃げ出していた。

インテは保護され撤収し、残されたサンはインテを臆病者の”アカ”扱いする自由党議員パク・ジウクを黙らせるために演説を始める。

ソンミンはミンギュに会い、頓挫しそうな青優会工業団地の計画を成功させるために政府の援助を求める。

ミンギュは協力する交換条件に青優会を求める。

誰もが1日3食食べられる国にしたい、とピザの話を始めたサンの演説にサムシクは自分と同じものを感じて惹きつけられていた。

『サムシクおじさん』見どころ

豪華なキャストがかなり魅力的ですね。ドラマ初主演のソン・ガンホを中心に、クセのある大御所俳優たちが多数出演、皆見事な演技で一触即発の雰囲気があり作品に緊張感を与えています。

重厚なストーリーも魅力的ですね。1960年の激動の時代の中、国の発展を目指す男たちと権力に溺れる者たちの緻密な争いが描かれています。

サムシクおじさん(ソン・ガンホ)は果たして善なのか悪なのか、真実がわからなくなるミステリアスな佇まいが、本作の1番の見どころではないでしょうか。

そしてそんな彼に翻弄されながらも、国を想い夢を実現しようとするもう一人の主人公ともいえるキム・サン(ピョン・ヨハン)が一体どこへ向かっていくのかも大きな見どころですね。

『サムシクおじさん』感想&評価

序盤を視聴した感想&評価

第2話まで視聴しました。

正直、登場人物がかなり多くて第1話は混乱していたんですが、第2話からシリアスなだけかと思いきやどこかコミカルさも感じさせるシーンもあって、かなり見やすくなって面白さが増してきました。

やはり豪華な俳優陣がとっても魅力的ですね。

圧倒的な存在感を見せるサムシクおじさん(ソン・ガンホ)を筆頭に、イケメンの魅力もたっぷりなキム・サン(ピョン・ヨハン)そして序盤から悪のオーラを漂わせるカン・ソンミン(イ・ギュヒョン)この3人が特に印象に残りましたね。

これから色々と翻弄されていきそうなチュ・ヨジン(チン・ギジュ)やチャン・ドゥシク(ユ・ジェミョン)もこれからの活躍に期待できそうですね。

ストーリーはまだまだこれからといった雰囲気ですが、サンを揺さぶるサムシクおじさんがこれからどんな動きをしていくのか楽しみにしています。

現在の個人的評価はです。かなり重厚かつ丁寧な作りでじっくりと楽しませてくれそうな気がしています。

最終回(16話)まで視聴した感想&評価

本作の個人的評価はです。ここまで作り込みの凄い、ハードで重厚な歴史ドラマは少ないんじゃないでしょうか。

もちろんドラマとしてしっかりと楽しめるように随所に盛り上がるシーンも挿入されています。視聴後は最初からもう一度見たくなるほど魅力的な作品だと思いました。

ソン・ガンホを中心とした豪華キャストたちの演技も素晴らしすぎます。

韓国の当時の歴史情勢など少し難しく感じますが、あまり気にせず登場人物だけ覚えれば(かなり多いですが)問題なくストーリーをしっかりと楽しめる作品だと思います。

メインストーリーをわかりやすく書くと

クーデター失敗(たびたび挿入される1960年の基地の取り調べシーン)→なぜ、どうやってクーデターが起きたのか→なぜ失敗したのかといった流れになっています。

食べるのに困らない国を目指すキム・サンと同じ思いを持つサムシクおじさんが、国への影響力を強くするために協力しながらもそれぞれの思惑で動いていきます。

そこに各政党や青優会などが権力争いに絡んできて…といった内容になっています。

ちょっと裏組織同士の抗争にも似たような雰囲気がありますね。

16話というと長く感じますが、1話が実質30分くらいなので視聴すると10話くらいの印象になります。

とにかくハマれば抜け出せない面白さなので是非視聴してみてくださいね。

最後は成功したということなんでしょうか、それとも…

あまりにリアルな状況にやや戸惑いますが、韓国の歴史を紐解くと正解がわかるのかもしれませんね。

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