韓国ドラマ『サムダルリへようこそ』の第8話第9話ネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
各話の終盤はカットしていますので、気になる方は視聴してみてくださいね。
重要なポイントに太字マーカーしてますのでさくっと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
『サムダルリへようこそ』第8話 あらすじ
【わらび梅雨】
ヨンピルとサムダルの前に現れたサンテは「お前たちよりを戻すのか?」と尋ねる。サムダルは「違います、すみません」と去っていく。
家に入るサムダルを見ていたサンテは、庭にいたミジャをにらみつける。
家に戻ったヨンピルは「まだ憎んでるの?」とサンテに尋ねる。サンテは酒を飲みながら「ああ」と告げ、8年前を思い出していた。
家の中でパンシクは姉妹たちにバレないように薬をこっそりとミジャに持っていき「あの子たちにもそろそろ話すべきじゃないか?」と語りかける。
ミジャは「ダメだ、知ったところで騒ぐだけだ」と聞く耳を持たなかった。
「ASグループは2019年会長一家のパワハラ騒動と、会長の妻子の政治資金不正疑惑以降、4年間時価総額が下落し続けています」というニュースを見ながらジンダルはデヨンを思い出しため息をつく。
海女たちが集まっているところにヨンピルがやってきて、ミジャの浮きに花柄の布をくくりつけて海女たちを応援しながら見送る。
ヨンピルは沖に出たミジャの姿を花柄の浮きで確かめていた。
サンテは気象庁の課長ソッキュに「もっと手を尽くして説得しろ」と言って、ヨンピルを本庁に移動させようとしていた。
サムダルは近くに来ていたサンドに声をかけて一緒に散歩に向かう。
気象庁にもどったヨンピルがモニターを確認するとミジャの姿がなくなり花柄の浮きだけが残されているのに気づく。
ミジャは苦しみながら水中へと沈んでいたが、海女の仲間に助けられていた。助けられる姿を確認してホッとするヨンピル。
陸に上がったミジャは「うわの空で潜ってたのかい?」と仲間たちに叱られて心配されていた。そこに散歩していたサムダルとサンドがやって来て、話を聞いたサムダルはミジャと一緒に帰っていく。
ミジャは採ってきたサザエをたくさんタライにいれてヨンピルの家の玄関に置く。サンテはタライを見つけるとすぐにまるごと捨ててしまう。
海岸に来ていたジンダルとへダルとハユル。ハユルはジチャンの姿を見つけて声をかけイルカの話をする。
ヘダルはジチャンに挨拶をして、ジチャンは「勉強したければおばさんとセンターにおいで」とハユルに告げる。
ヘダルは「私はおばさんじゃなくて…」とジチャンに言おうとするがハユルは「お母さん」とジンダルに抱きついた。その姿を通りかかったデヨンが見て驚き指をさす。
サムダルの家の前にきたヨンピルは「済州と天気写真展 参加者募集」のチラシを「私は出ないから」と言うサムダルに強引に押し付ける。
何かを隠している両親の姿を見たサムダルはヨンピルに「母さんどこか悪いの?あんたなら知ってると思って」と尋ねる。
ヨンピルは「お前にそう見えて心配なら病院に連れていけ」と話しているとコンビニ2階の”アジト”から友人たちが声をかける。
デヨンはジンダルについていき子供のことを尋ねると姪っ子であることがわかってホッとする。
「こうしている間に会社を建て直したら?」と言うジンダルにデヨンは「会えて嬉しいからまた会いたくて」と気持ちを伝える。
そこにパンシクがやって来て、ジンダルは「早く行って」と告げデヨンは慌てて去っていく。
アジトでサムダルたち5人が集まり、飲みながら楽しいひとときを過ごしていた。島の写真展の話になり、ギョンテが保存していたサムダルが昔に撮った素朴な風景写真をみんなで見る。
写真を持ってヨンピルとサムダルは一緒に帰る。いまだに写真展に乗り気じゃないサムダルにヨンピルは「気が変わったら朝7時に来い」と何度も声をかける。
家に戻ったサムダルは懐かしい自分の写真を眺めて、済州と天気写真展に参加を決意する。翌日朝のニュースではわらび梅雨の始まりを告げていた。
『サムダルリへようこそ』第8話 感想
毎回ずっと見ていられそうな美しい映像とゆったりとしたストーリーに癒やされますね。サンテだけは悪そうな顔をしてミジャたち家族を恨んでいる様子ですが…
ジンダルとデヨン。へダルとジチャンが近づいていきそうな雰囲気ですね。今回は出番がなかったウンジュやチュンギたちの動きも気になるところです。
ミジャの病気も海に潜るとかなり危険そうですが…
終盤は突然荒れた海に潜っていたミジャが苦しみだして再び沈んでしまいます。気象庁には海女が行方不明になったと連絡が入り、その場にいたサムダルは慌てて海に向かいます。
救急車が港にやってきて泣き叫ぶ人々…どうなってしまうのか気になりますが次回を楽しみにしたいと思います。
エピローグではわらび梅雨の中、高校生のサムダルが走っていくヨンピルを追いかけます。港についたヨンピルは「母さん」と叫びながら海に入っていきます。
サンテもやってきて妻であるプ・ミジャの変わり果てた姿を見てしまいます。コ・ミジャは力の抜けたように座り込み「ミジャ」と涙を浮かべながら声をかけます。
ヨンピルとサンテは泣き叫び、港に来ていた全員が悲しみます。そこにはプ・ミジャとコ・ミジャの浮きが置いてありました。
『サムダルリへようこそ』第9話 あらすじ
【2人のミジャの物語】
1981年
海女をしていたプ・ミジャ(ヨンピルの母)はパンシクと結婚してやってきた上品で礼儀知らずのコ・ミジャ(サムダルの母)に握手を求められ「私もミジャよ」とタコを引っ付ける。
コ・ミジャは海女に慣れずに苦労していた。プ・ミジャは「礼儀知らずのコ・ミジャとは友達にならないよ」と仲間たちに話していた。
ある日、プ・ミジャはコ・ミジャとお互いに歌手のチョ・ヨンピルのファンであることを知り、急速に仲が深まっていく。
時には海女の訓練を手伝い、時には一緒にヨンピルの出演するTVを見て過ごした。そして1982年プ・ミジャはサンテと結婚し、1983年にはコ・ミジャはジンダルを妊娠していた。
1985年には2人とも妊娠して1986年にサムダルとヨンピルが一緒に生まれる。プ・ミジャは「将来この子たちを結婚させて家族になろう」とコ・ミジャに話す。
プ・ミジャは「共同で母親になろう」「私が先に死のうがあんたが先に死のうがこの子たちには母親がいる」と言って、お互いに死んだら子供たちを守ることを約束する。
2002年になりコ・ミジャは天候が悪い中、結果を出すために1人で漁に出ようとしていた。心配するプ・ミジャは「波が強くなったら戻るよ」と言いながら一緒に漁に出る。
パンシクはサンテに「ヨンピルのお母さんが」と叫びながら知らせる。救急車は走っていきサンテは慌てて走っていく。
港に行くと変わり果てた姿のプ・ミジャが運ばれていた。サンテとヨンピルは泣き叫び、コ・ミジャは涙を流して絶望するのだった。
現在
酸素マスクを着けられて運ばれていくコ・ミジャ。救助され病院に運ばれたことを聞いた気象庁のヨンピルは慌てて向かう。
病院についたサムダルたち家族。ジンダルは「漁での事故なのに心臓疾患って?」と医師を問い詰める。戸惑う医師にパンシクは「間違いありません、心臓疾患があります」と話す。
医師に聞かれて病名が言えずに混乱しているパンシクだったが、そこにヨンピルがやってきて「心房細動です」と言って詳しいことを説明する。
サムダルは「何も知らないって言ったじゃない」とヨンピルを責める。ヨンピルはミジャに病気を娘たちに告白するよう説得していたが口止めされていたことを思い出す。
ヨンピルが「お前が年に1度でも帰ってきたら母さんの病気に気づけたはずだし、海に入るのも止めることもできた」と言うとサムダルは「私が帰らなかったのは誰のせいよ」と心の中でつぶやきながら黙って去っていく。
動けるようになったミジャは「まだ寝てなきゃだめよ」という娘たちの言葉も聞かずにすぐに退院してしまう。
入院した兄の見舞いに来たデヨンはジンダルと家族たちの姿を偶然見かける。
家に帰ろうとするサムダルたち家族は、なぜか支払われていた入院費に戸惑っていた。ヨンピルが迎えに来てミジャが入院費について尋ねるが「違うよ、僕じゃない」と否定する。
サムダルはヨンピルに言い過ぎたと後悔し、謝ろうと連絡する。
気象庁にいたギョンテとウヌは課長のソッキュからヨンピルが花模様の浮きをいつも見守っていて、そのおかげで早く救助されたことを聞かされる。
ヨンピルとサムダルは海岸を歩いていた。ヨンピルは「病気のこと黙っててごめん」と謝り、サムダルは「母さんを守ってくれてありがとう」と感謝を告げるのだった。
『サムダルリへようこそ』第9話 感想
サムダル母は助かってよかったですね。前回の終わり方だともしかしたら…と思ってました。
今回は2人のミジャの過去が明かされて、ヨンピルの父サンテがコ・ミジャのせいで妻が亡くなってしまったのであれだけ憎んでるのがわかりました。
ヨンピルがわざわざミジャの浮きに花模様をつけていたのはずっと見守るためだったんですね。ヨンピルの優しさに涙が出そうになりました。
あらすじではカットしてますが、楽しげなシーンや細かい伏線もたくさんありますのでぜひ視聴してみてくださいね。
終盤はいまだにサムダルの家族を憎むサンテと言い争いになったヨンピルが家を出ていき、ギョンテはサムダルにヨンピルが8年間ミジャを見守るために本庁行きや自分の夢を諦めていたことを説明します。
花柄の浮きの理由も聞いたサムダルが酔っ払っているところにヨンピルがやってきて想いをぶつけ合ってついに….ドキドキの展開に次回を楽しみにしたいと思います。