韓国ドラマ『ザ・ミッドナイトスタジオ』キャスト登場人物・配信と感想＆評価

【夜限定の写真館】

百年以上前

あの世にある死者のための”夜に開く写真館”。そこには死者を写す能力と生き返らせる霊力を持ち合わせたカメラがあり、恐ろしい使者が管理していた。

病気の息子のためにあの世へ向かった男は使者の隙を突いてカメラを手に入れる。

現世の自分の屋敷に戻った男だったが、そこに追いかけてきた使者がやってくる。男は息子ギョンアを自分と同じ35歳まで生きられるように使者に懇願する。

使者は子々孫々末代まで同じ定めになることを告げるとカメラが輝きだしてギョンアを救うのだった。

現在

生きている間に残せなかった写真を撮る一軒の写真館があった。

社長のソ・ギジュは主任コ・ソンホの指示で、客である女性の幽霊と結婚式を再現するためキスしようとするが、その恐ろしい姿に文句を言ってやめてしまう。

怒り出した女性の霊は暴れ出し、ギジュのクビを絞め強引にキスしようとすると、従業員で幽霊のペク・ナムグが特殊な力で外に吹き飛ばす。

怒りが収まらない女性の霊は写真館に火をつける。なんとか鎮火するギジュたちだったが、怒り出した大家に追い出されてしまう。

上司とトラブルがあり検事を辞めてしまったハン・ボムはカン・スミ法律事務所でアルバイトをしていた。

異常に安い良物件を見つけたギジュたち。ギジュは一人で内見に向かうが、ビルの中は幽霊だらけだった。

身の危険を感じたギジュは慌ててエレベーターに乗り込むが、幽霊が現れて襲われてしまう。

ビルに面接にやってきたボムはエレベーターから幽霊を振り切って出てきたギジュと出会う。ギジュはボムを襲いかかる幽霊から守るが、何も見えていないボムは急いでエレベーターで上階へと向かう。

面接会場に着いたボムだったが、スミからのメッセージを見て考え直す。

ボムの部屋の大家がギジュが部屋を探していることを偶然知り、事務所となるボロ家と家賃を滞納しているボムの代わりに住んでもらおうと屋根部屋を紹介する。

スミの依頼で夫ソンジュン殺しの被疑者ボラの弁護をすることになったボムは調査を始める。

死者のために存在する写真館はこの世に移転した。カメラマンだけが開けられ、たった3日間だけ死者だけが入れる”亡者の扉”も。

夜間に開かれる写真館”ザ・ミッドナイト・スタジオ”その家業を受け継いだカメラマンがギジュだった。

ボラが心配になったソンジュンは亡者の扉を開きスタジオにやってくる。ギジュたちは「持っていきたい最後の写真をお撮りします」と挨拶する。

ソンジュンの頼みで事件の調査を始めるギジュたちだったが、無罪にするには弁護士が必要だとわかる。

ギジュは弁護士に変装して警察署に向かい、ボラにソンジュンの話を伝えるのだった。

【たとえ 残酷な人生だとしても】

7代目カメラマンのソ・ギジュ。呪いで命を失うかも知れない35歳の誕生日まで104日。

生者が入れない写真館にやってきたボムに驚くギジュ。2人は自己紹介をして、ボムは上階にある追い出された自分の部屋にギジュが引っ越してきたことを知る。

なんとかして部屋に戻ろうとするボムを冷たくあしらうギジュ。

そんな中、写真館に子供の幽霊が現れる。ギジュは幽霊を生きている双子の兄弟に引き合わせ、最後の写真を撮影して成仏させる。

【100日の安全地帯】

ボムの体はオーラを発し、落ちてきた看板と襲いかかる幽霊たちをはねのける。

助かったボムとギジュ。ギジュは幽霊たちを撃退し何が起きたのかをボムに尋ねるが、幽霊すら見えていない彼女は何もわからなかった。

ギジュは霊を信じないボムを説得し、写真館へと招待する。そんな中、神父の霊が亡者の門をくぐり写真館へとやってくる。

カラフルな明かりで彩られた写真館へとやってきたボム。ギジュはボムに今まで撮影した写真を見せ、自分が門を開けないと誰も入ってこれないことを説明する。

ギジュはボムが特別で唯一写真館へと入ってこれる生者だと伝え、そんな特別な力を持つ彼女にギジュは「100日間守ってくれ」と頼む。

【突然変異同士が 出会って起きること】

亡者の門からグムスンが現れ戸惑うギジュ。祖母の死を知り、悲しみに暮れるボム。

ボムは自分を育てるためにあらゆることを犠牲にしてきた祖母に、最後に春を見せようとギジュたちと協力して撮影に臨む。

「ボムの夜桜まつりだよ」とグムスンに桜を見せるボム。上空では霊たちが花びらを舞わせる。

なぜかグムスンの姿が見えるようになったボムは感謝の気持ちを伝える。2人は最期のひとときを過ごして、ギジュが写真を撮影するとグムスンは成仏する。

【1人になる方法】

グムスンとの撮影後になぜか霊が見えるようになってしまったボム。

3年前を思い出すソンホ。仕事が終わり約束をしていた女性（ボムのアイコン）に会いに行こうとしていたが、上司であるキム課長に強引に仕事を命じられ胸が苦しくなり息絶えてしまう。

ソンホの会社にインターンとして入社したジウォンは元ソンホの席に案内され、上司も同じキム課長だった。

ナムグは幽霊になった今でも妻を心配し見守っていた。

霊が見えても最初は強がっていたボムだったが、毎日のように脅かされて嫌になっていた。

ある日ボムは霊に襲われそうな所をギジュに助けられる。怖くてたまらないと打ち明けるボム。

ギジュはボムを治すために写真館にで霊と一緒にもう一度写真撮影する。

ボムを心配して見守っていたギジュは、目の前で霊が人を操り交通事故を起こす現場を見てしまう。

亡くなった人々が霊となり、治ったかと思いこんでいたボムは霊たちの姿を見て驚く。

そこにやってきたギジュはボムを支えて素早く目隠しすると、2人の周りには以前見た円形のオーラが発生し、霊たちは消滅していく。

写真館に霊に操られ事故を起こして亡くなった宅配便で働いていたソミョンがやってくる。

ギジュはボムと40センチの距離まで近づくと2人の周りに安全地帯のオーラが出ることがわかる。

いつも助けてそばにいてくれるギジュに「私のこと好き？」と尋ねるボムだったがオーラと同じ様に「適切な距離を保っていこう」と言われてしまう。

ギジュはボムと協力しながらソミョンの無念を晴らし、写真を撮影して成仏させる。