Netflix韓国ドラマ『京城クリーチャー』第2話第3話第4話のネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
重要な部分に太字マーカーしてありますのでサクッと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
各話のあらすじ終盤はカットしてますので気になる方は視聴してみてくださいね。
『京城クリーチャー』第2話 あらすじ
苦痛と幻滅の境界
【惺沁(セイシン)】
1年前 京都甕城病院
一路院長は金のために志願してきた幸本流を面接していた。院長は「解体新書」を幸本の前に置き「この本のように甕城病院の研究と実験を記録に残すのだ」と告げる。
院長の指示で生きた人間を解剖する様を描かされる幸本。あまりのキツさに吐いてしまうが、貧しかった幸本は大金を渡されてあふれる涙をこらえていた。
「泣くことはないわ、あなたも他の者たちのようにすぐになれるでしょう」と掃除をしていたチェ・ソンシムが優しく声をかける。
牢屋に連れて行かれるソンシムの姿を追いかけた幸本は、そこに多くの人々が捕らえられているのを確認するのだった。
現在
2号室の絵を描くため牢屋内を確認した幸本は、怪物に変化していくソンシムの姿を見てしまう。異形と化したソンシムの腕が伸びて幸本に襲いかかる。
ソンシムの手は直前で止まり、異形になった彼女の胸には木彫りの首飾りが揺れていた。
母の絵が描かれたメモを見つめるチェオク。チェオクは石川警務官と前田由紀子が暮らす屋敷に忍び込み、様子を伺い情報を集めていた。
テサンの元に報告に来たチェオクとジュンウォン。ジュンウォンは「一週間前に明子を乗せた車夫を見つけました」と言い、その人力車が前田由紀子によって用意されていたことを説明する。
ジュンウォンはその人力車が甕城病院に向かっていたことや明子がまだ病院内にいる可能性を説明する。
テサンは明子が軍や警察、総督府の官僚しか入れない厳重警備の甕城病院に入ったのはすべて前田が仕組んだ企みだと予想する。
テサンとガッピョン、そしてチェオクとジュンウォンは、ジュンテクに借りた身分証でジュンテクとその家族に変装して甕城病院に入っていく。
ガッピョンが騒ぎを起こした隙に資料室を探るチェオクは、そこにいた清掃員の男に見つかってしまうが彼は満州から来た同志だった。
突然院内で銃声が聞こえて、危険を感じたテサンたちは急いで病院を後にしようとするが、チェオクは「私たちはここに残ります」と裏にある軍の病棟の地下が怪しいことを説明する。
地下にある実験室の前で怪物と戦っていた兵士たちは、牢屋から次々と出てくる無数の触手によって殺されていく。加藤中佐は怪物のその姿を見て「女神の誕生だ」とうっとりしていた。
チェオクとジュンウォンは同志だった清掃員に軍の病棟への案内を頼み、テサンたちに別れを告げて調査に向かう。
制御できない怪物を見て加藤中佐は窒素で動きを止める作戦に切り替える。病院は封鎖され立ち入り禁止になっった。
マスクと防護服に身を包み、怪物を檻に入れて運ぶ軍人たち。加藤は怪物が身を守るために炭疽を胞子のようにばらまいていることを軍人たちに説明する。
人々が捕らえられている牢屋の前を怪物の檻が移動する。そこからばらまかれた胞子に近づいた人々は次々と苦しみだし全身に汚染が広がっていく。明子は部屋の隅で怯えていた。
『京城クリーチャー』第3話 あらすじ
執念と執着の境界
【信号】
怪物が檻から逃げ出してしまい、兵士たちは殺されていく。
加藤中佐は負傷した兵士に嬉しそうに「我々の実験は成功か?」と尋ねる。恐ろしい場面を思い出す兵士は「あなたの作ったものは災いです、消し去って下さい」と懇願する。
テサンは前田由紀子に会いに行き「もしお知り合いがいたら院内のことを知りたいんですが」と尋ねる。前田は「明子なら捜さないほうが賢明かと」と牽制する。
明子が病院にいることを確信し、金鈺(きんぎょく)堂に帰ったテサンは仲間たちに病院に潜入する準備を頼む。
病院内のチェオクは差別に苦しんでいた朝鮮人の軍人チェ・ヨングァンを助けて味方につけ、ジュンウォンと清掃員に紹介する。
テサンは月光バーの社長ヨンチュンに幸本を夜に紹介してもらう約束をする。
チェオクたちはヨングァンに詳しい話を聞き、明子がいる実験施設に侵入する作戦を立てる。
夜になり、月光バーに向かおうとしたテサンは質屋でトラブルになった日本人に絡まれる。テサンは刀を持った男たちに囲まれて戦うことになり、撃退するが腹に刀傷を負ってしまう。
侵入経路を調べたチェオクは屋上の排気口から地下の実験施設を目指す。
テサンは月光バーに向かうが、幸本たちはすでに帰っていた。金鈺堂に戻ったテサンは傷を消毒して包帯を巻く。
そこにヨンチュンが幸本を連れてやってくる。さらにジュンテクも訪ねてきて「逮捕された同志がその病院にいる」と言い、テサンはジュンテクと一緒に幸本の手引きで病院に侵入する。
地下の牢屋前に降り立ったチェオクは牢屋に入っていた子どもたちを発見し、助けて屋上に連れて行く。
屋上で隠れて見張っていたジュンウォンは軍人たちが目の前で酒を飲み始めるのを見て戸惑っていた。
そこに子どもたちを連れたチェオクが屋上に出ようと排気口からコンコンと叩いて合図を送る。軍人たちは音に気づいて集まって来るのだった。
『京城クリーチャー』第4話 あらすじ
因と縁の境界
【刻印】
銃を向けられたチェオクを走って助けに行くテサン。空には合図の花火が打ち上がっていた。
兵士を倒したテサンは「すまない、遅くなった」とチェオクに告げる。
チェオクはテサンたちに助けた子どもたちの注射痕を見せて「満州でも人体を使って恐ろしい実験を繰り返してた」と説明する。
変装して院内の幸本の部屋に移動したテサンたち。幸本が書いた恐ろしい絵を見て子どもたちが叫んでしまう。
絵を見たチェオクは「何者なんですか?」とテサンに尋ねる。テサンは「あなたが捜している画家の幸本だ」と言い、そこに幸本がやってくる。
木彫りのネックレスを触るジュンウォンにジュンテクは「それは?」と尋ねる。「娘にもらったものです、妻と私に彫ってくれた」とジュンウォンは語る。
幸本に「あなたが書いたんですか?これは母です」と似顔絵を見せるチェオク。
幸本は「描きました」と言いチェオクは「何でもいいから教えてください」と必死に頼むが、幸本は「そこまでは知りません」と怪物の姿を思い出しながら首を横にふる。
加藤中佐と一路院長は怪物に囚人たちを殺させて実験していた。院長は嬉しそうに「俊敏かつ静かで驚異的ですね、ああいうやつをこれからどれくらい作れますか?」と加藤に尋ねる。
加藤は「さあ、成功した実験体はあれ1つなので」と説明し、院長は「成功率をもっと上げてください、1日も早く天皇陛下にこの偉大な実験結果を報告したいものです」と告げる。
幸本が軍人たちを引き付けて、テサンは子供たちを人力車に変装させて病院から脱出させる。
逃げ出した子供たちは金鈺堂に向かい、テサンからの手紙をナウォル夫人に渡し保護される。
一路院長の元に前田由紀子が訪ねてくる。前田は「チャン・テサン、彼は今甕城病院にいるそうです」と院長に知らせる。
前田は「うちが預けたもんは無事に守っておくれやす、子供が生まれるまではケガしてもあかんし、死んでもあきまへん」と院長に明子を守るように指示を出す。
院長の命令で明子はすぐに地下深くに移動させられる。戻ろうとした軍人たちは怪物に襲われてしまう。
テサンたちの侵入を知った院長は「実験施設を見た外部の人間は誰であろうと絶対に生きて返すな」と軍人たちに指示を出すのだった。
『京城クリーチャー』第2話~第4話感想
触手系のクリーチャーがかなり気持ち悪いですね、姿はあまり見えませんが触手は見事な仕上がりですね。
また炭疽菌などのシーンもけっこうキツめです、絶対に地上波では流せないレベルの内容に驚きました。
豪華キャストなのでもう少しマイルドになるかと思ってたんですが、韓国ならではの気迫を感じますね。凄惨なシーンはあらすじではかなりカットしています。
突然出てくるたくさんのホルマリン漬けの頭とか怖すぎでしたね。
第4話で人捜しの専門家”トドゥクン”のチェオクに幸本の顔も知らないの?って突っ込みたくなりましたが、書いた絵を見ただけなんでしょうね。
スリリングなシーンで悠長に過ごしていたり、子どもたちが人力車で逃げる場面などツッコミどころがたくさんありますがB級ホラーとしてかなり楽しめています。
怪物が少しづつ知能が上がっていくのもこの先どんな戦いになるのか楽しみですね。
第4話終盤は通気口の中を移動して実験施設を目指すテサンたち。地下深くでは怪物に軍人たちが殺され怪物はエレベーターを使って上へと移動します。
ジュンテクとジュンウォンはそれぞれ単独行動を始め、テサンとチェオクは怪物と遭遇してしまい…
次回も楽しんで視聴したいと思います。