韓国ドラマ『赤い風船』第20話（最終話）あらすじ詳細＆感想

『赤い風船～絡み合う糸～』の第20話（最終回）のあらすじ詳細＆感想と最後に個人的な評価を書いています。

重要ポイントや気になる部分にマーカーをしてあるので、ささっと読みたい方はそこの部分だけでもチェックしてみてください。

2分で読めるあらすじショートも追加していますが、最終回なので少し長めになっています。

最終話なので特にマーカーが多いですがご容赦下さい。

各話の終盤は省略していますので、実際に視聴して楽しんでくださいね。

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赤い風船　あらすじ：第20話　私の赤い風船

土手を駆け上がり、ウンサンの元に急ぐナムチョル。上がってきたナムチョルの元に駆け寄るウンサン。

2人は強く抱きしめ合い涙ぐむ。家を追い出されたと聞いたウンサンが「私のせいでごめんなさい」と謝る。

ナムチョルは「やっと息ができて最高に気分がいい」と言い、おしゃれしてきたウンサンに「すごくきれいだ」と褒める。

「当たり前でしょ」と照れるウンサンは「自分はこんな田舎の格好で」と恥ずかしがるナムチョルに「かっこいい、最高」と褒める。

ウンサンは「一番キレイな姿を最後に見せたかった、忘れないで」と告げる。

「行くんだね」と言うナムチョルにウンサンは「私を止めて」と言って「社長が行くなと言ったら行かない」と涙を流す。

ナムチョルが首を横に振り話を切り出そうとすると、ウンサンは「別れの言葉はやめて」とナムチョルの口を塞ぐ。

「くじけないでね」と最後にナムチョルを激励して去っていくウンサン。ナムチョルは、心を抑えて涙を流しながら彼女の後ろ姿を見つめる。

トラックで帰ろうとしていたナムチョルは、ウンサンのことが忘れられず方向を変えバスターミナルに急ぐが、間に合わずにバスは走り去っていく。

そんなナムチョルの元にチャウォンから電話がかかってきて入札詐欺の件を聞き、急いで警察署や知り合いがいる弁護士会館に行き手を尽くすのだった。

家に帰ったウンサンが、開いていたウンガンのパソコンを見ると答弁書と書いてあり、気になり確認すると訴訟について調べてあった。

戻ったウンガンに「どういうこと？」と問い詰めるウンサン。ウンガンは「1ヶ月以内に提出しないといけないけど一言も書けない」と絶望していた。

ウンガンは「怖い」と何度も言って涙を浮かべて「どうしたらいいの？」とウンサンに訴える。ウンガンが心配になったウンサンは海外ボランティアをキャンセルし、チャウォンに会いに行く。

告訴状を受け取ったことと、デザイン盗用でも訴えられていることをチャウォンに告げるウンサン。

ウンサンは何も知らなかったチャウォンに怒りをぶつけ、その後弁護士事務所に相談に行き「調停で終わらせるべきだ」と言われたことをウンガンに伝える。

チャウォンはテギに会い「ウンガンさんのことが知りたい」と尋ねると、テギはウンガンが偽っている家族の職業と「ボロボロな家で残飯をだされた」ことを悪意を持って伝える。

パダの元に行き「調停で終わらせて欲しい」と説得しようとするウンガン。

「ストーカーみたいね」と言い、話を聞かず部屋に入ってしまうパダ。追いかけて部屋に入り玄関で、土下座して謝るウンガン。

「全て諦めるから家族のために働かせて」と涙を流し「一度だけでいいから助けて」と訴えるウンガン。いつの間にか来ていたチャウォンが後ろからその姿を見ているのだった。

チャウォンはパダを夕食に呼び「ウンガンさんへの訴えを取り下げて欲しい」と告げる。

「機嫌を取るために料理を用意したの？」と怒るパダを一生懸命説得しようとするが、ウンガンをかばうチャウォンに激怒しパダは去っていく。

ムルサンの家に現れたパダは「重要なことなので一緒に来てください」とムルサンたちを連れてウンガンの家に行く。

ウンガンの家をノックし返事も聞かずに入っていくパダ。

デボンとバンスクを見たムルサンたちは、2人が夫婦であることに驚く。謝るデボンだったが、そこにウンガンが帰って来る。

「家族なのか？」と更に驚くムルサン。今度は家の奥からデグンが現れ戸惑うグムア。そこにウンサンも帰ってきて「どうなってるの？」と混乱するゴンジュ。

「家族全員で詐欺を働いたのか！」と激怒して帰っていくムルサンたち。家に帰り「ひどい家族だ」と騒ぐムルサンたちをなだめようとするチャウォン。

「誰の味方をしてるの？」と言うゴンジュにチャウォンは「今は自分しか守ってあげられないから彼女の味方をする」と言って出ていく。

ウンガンの家を探して訪ねたチャウォンは、両親に自己紹介をして「ウンガンと結婚します」と宣言する。

「何があっても僕が守ります」と言うチャウォンに気付いたウンガンは、慌てて外に連れて行く。

チャウォンを川辺に連れて行ったウンガンは「もう全部面倒で誰にも会いたくない」と言って謝り「気力もなくなって、もうどうすることもできない」「私を捨てて」と頼む。

帰ろうとするウンガンを「一緒に遠くで暮らそう」と、きつく抱きしめるチャウォン。

説得しようとするチャウォンにウンガンは「私は卑しい女で恥ずかしくてたまらない、こうなるとは思わなかった」と言って走り去るウンガン。

ナムチョルと部下は、海外に逃げようとする入札詐欺を行ったグループの元に向かい、全力で食らいつき犯人を捕獲、そこにパトカーが現れて犯人たちは逮捕されるのだった。

警察に呼ばれて署に現れたムルサンは、ナムチョルが捕まえたと聞き、そこにいた傷だらけのナムチョルを病院に連れて行こうとする。

大丈夫ですと冷たく言い放つと去っていくナムチョル。ムルサンは追いかけようとするが、警察に呼ばれてしまう。

グムアと待ち合わせをしたデグンは、陰から彼女を見つめていた。現れないデグンに「どこにいるの？」と連絡をするグムア。

デグンは「待たなくていいよ、僕なんか忘れろ」と言い「顔を見るとつらいから幸せにな」と言って電話を切る。

「待って」と言い、涙を流し座り込むグムア。その姿を陰から見て涙ぐむデグン。

家に帰ったグムアはナムチョルが全ての荷物を持ち出し、置いていった離婚届を見つける。

荷物を持って実家に戻ろうとするナムチョルは、旅立つウンサンのことを思い出し、空を飛ぶ飛行機を見つける。

深夜に学校に現れたジョンヒは、教師チョ・ウンガンが友達の夫を奪って訴訟中と言う横断幕を門に設置する。

家に帰り「そういうのは法律違反よ」と言うパダに「あの女は辱めを受けて、クビになるべきよ」と言うジョンヒ。

今までのウンガンとの出来事や、彼女の怒りと悲しみを思い出すパダは考え込んでいた。

慌ててチャウォンに会いに行き、ウンガンがパダに知られる前に関係を終わらせようと先に言っていたのかを確認するパダ。パダが返品で大変な時にそう告げられたと言うチャウォン。

慌てて横断幕を外しに行くパダ。「辱めるのよ」とパダを止めようとするジョンヒ。パダは「ミプンとお母さんの世話をしてくれて20年間尽くしてくれたのよ」と説得しようとする。

諦めないジョンヒに「これは努力してきたウンガンの夢なの」「彼女が憎いけどこれは違う」と告げる。

パダは「心に色々引っかかってて、復讐して気が晴れるどころか逆におかしくなりそう」と涙を流しジョンヒを説得し、ジョンヒはパダを抱きしめる。ウンガンはその様子を涙を流しながら聞いているのだった。

教壇に立ち生徒に挨拶をするウンガンは、国語の教師として授業を行う。

パダは弁護士協会、警察署に行き、全ての訴えを取り下げ、カフェでの動画も削除してもらう。ウンガンの気持ち、そしてウンガンとの友情を思い出し涙を浮かべていた。

授業が終わり、校長の机に退職届を置くウンガン。帰り道でウンガンはパダに出会う。「この姿を誰よりもあなたに見せたくて」と教師になった姿を見せるウンガン。

パダと喫茶店に行き「答弁書は書かないから処罰を受けるわ」と、ウンガンは今までのことを懺悔して後悔を伝える。

退職届をだしたと言うウンガンに、パダは「あんなに努力して合格したのになんでなの」と責める。

「今すぐ取り消しに行くわよ」と立つパダに「生徒の前に立つ自信がない」と言うウンガン。

「いくら消しても過去は無かったことにできない」というウンガンに、パダは告訴も訴訟も取り下げ、動画の削除も依頼したことを告げる。

「あなたは名前と一緒で心が広いのね」と涙を浮かべるウンガン。「ウンガンの家を見て大変な生活でどれほど抜け出したかったか気持ちがわかった」と言うパダ。

「あなたに罰を与えたらずっと後悔すると思った」と涙を流すパダ。「全部夢だったらいいな」と涙を流すウンガン。

「早く退職届を取り消しに行くわよ」と言うパダをそっと止めて「もう決めたから気持ちだけで十分」と言うウンガン。

「もう許したのに」と言うパダに「あなたと共にした時間は幸せだったし輝かしい春のようだった」と言い「私の人生の春は終わったの」と告げるウンガン。号泣するパダ。

ウンガンは夜行バスに乗り込む。ウンガンの家族は（心配しないで　どこかで生きてる　ごめんなさい）と残した手紙を見つけショックを受ける。

チャウォンに泣きながらウンガンの手紙を伝えるウンサン。がっくりと座り込み涙を流すチャウォン。

思い立ったグムアは荷物をまとめ、子供たちにナムチョルが出ていった理由を説明し、一緒に連れ戻して欲しいとお願いする。うなずく子供たち。

ナムチョルの実家に子供たちを連れて現れたグムア、走ってくる子供たちを迎え抱きしめるナムチョル。

涙を流すグムアとナムチョルは見つめ合うのだった。

赤い風船　あらすじショート：第20話（最終回）

ウンサンとナムチョルは再会して抱きしめ合う。海外にボランティアに向かうウンサンは止めて欲しかったが、ナムチョルは別れを切り出そうとする。

ウンサンは何も言わせずにナムチョルを激励して去っていく。ナムチョルは後からウンサンが気になり急いで追いかけるが間に合わなかった。

家に帰ったウンサンはウンガンが裁判沙汰になっていることに気づく。「怖い」と絶望するウンガンの姿を見てウンサンはチャウォンに会いに行きウンガンの状況を知らせる。

ウンガンはパダの元に行き「調停で終わらせて欲しい」と涙を流し土下座して頼む。その姿を近くまで来ていたチャウォンは見ていた。

チャウォンはパダにウンガンへの訴えを取り下げるように頼むが、怒っているパダは聞く耳を持たない。

パダはムルサンたちをウンガンの実家に連れていき正体をバラす。「家族全員で詐欺を働いたのか！」とムルサンたちは激怒して帰っていく。

ウンガンの家を探して訪ねたチャウォンは、両親に自己紹介をして「ウンガンと結婚します」と宣言する。

その姿を見たウンガンはチャウォンを外に連れ出し「私を捨てて」と頼む。チャウォンは「一緒に遠くで暮らそう」と言ってウンガンをきつく抱きしめる。

デグンは彼女の幸せを考え「僕なんか忘れろ」とグムアに別れを告げる。家に帰ったグムアはナムチョルが置いていった離婚届を見つける。

パダは返品騒動で大変だった時に、ウンガンがチャウォンと関係を終わらせようとしていたことを知り、今までのことを考え直そうとする。

教壇に立ち生徒に挨拶をするウンガンは、国語の教師として最初で最後の授業を行い、退職届を出す。

パダは全ての訴えを取り下げて、ウンガンとの過去の友情を思い出し涙を浮かべていた。

ウンガンは帰り道に偶然パダと会う。喫茶店に行き、パダは訴えを取り下げたことを伝え、ウンガンは教師を辞めたことを伝える。

「今すぐ取り消しに行くわよ」と言うパダにウンガンは「過去はなかったことにできない」と涙を浮かべる。

「もう許したのに」と言うパダにウンガンは「あなたと共にした時間は幸せだったし輝かしい春のようだった、私の人生の春は終わったの」と告げる。パダは号泣していた。

ウンガンは家族に「心配しないで　どこかで生きてる　ごめんなさい」と書き置きを残し夜行バスに乗り込む。手紙の内容を聞いたチャウォンはがっくりと座り込み涙を流す。

グムアは子どもたちに協力を頼みナムチョルを迎えに行くのだった。

第20話　感想＆評価

ついに最終回を迎えましたね。もう少し刺激のある展開も期待しましたが、割と落ち着いた展開だったように感じました。

ウンサンとナムチョルはあれだけ想い合っていたので、ウンサンに新しい恋人ができるとかもう少し他の道もあればよかったかなと思いました。（あの感じだとなかなか忘れられないですよね）

ナムチョルはムルサンたち家族と対等な関係になれて、グムアともやっとわかりあえたのは良かったです。

パダとウンガンはお互いに憎みきれない絆の強さを見せ、結局許し合うような結果になりましたが、ちょっとカフェでの語りがクドかったような気がしました。（言わなきゃわかんないですけど）

最初見た時はいまいち地味に感じられた最終回でしたが、2週目は家族愛と友情の物語として見るとまた違った見方で涙しながら楽しめました。

終盤にはパダとチャウォンが仲直りをして1年後になり、それぞれが新しい生きた方や幸せを見つけて生きていく良い雰囲気の終わり方でした。ウンサンからウンガンへの秘密のプレゼントはU-NEXTで視聴して確認してみて下さいね。

最終的にはウンガンとパダとが少しづつすれ違い、道を誤って2度と戻れない関係になってしまったけど、わだかまりは解けてそれぞれに力強く生きていくと言った内容でしょうか。最後には迫力のある赤い風船も登場し、感情に訴えかける見事な作品でした。

本作の個人的な評価はです。余分に感じるシーンもかなり多いのでダラダラしているのが苦手な方はもっと評価が低くなるかも知れませんね。

しっかりと撮影され、端々に美しいシーンのある映像や雰囲気を盛り上げてくれる音楽、深みのあるキャストの演技やじっくりと丁寧に進むストーリーなど総合的に素晴らしいバランスでしたが、話の展開が遅く、やや長く感じるのでこの評価です。

長いなと思った人はラスト11分くらいからでも視聴してみてください。

長すぎる😅あらすじと感想を最後まで読んでいただいてありがとうございました。

他の作品もありますので良かったら確認してみて下さい。

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