韓国ドラマ『私の夫と結婚して』キャスト相関図・全話あらすじと感想＆評価

2023年4月12日

ガンで入院中のカン・ジウォンは窓から桜が舞い散るのを眺めていた。友人のチョン・スミンは「今でもジウォンはきれいよ」と声をかける。

ジウォンは「夫は最低だけど友達には恵まれた」とスミンに笑顔を見せる。

「ミンファンさんはいい旦那さんでしょ？」と尋ねるスミンにジウォンは「女が居るの、”愛してる”ってメッセージを見たわ」と告げる。

スミンは「今度の薬は合うはずよ、諦めないで」と激励して帰っていく。

ジウォンは点滴を受けながら「早ければ6ヶ月、奇跡が起これば1年、私の人生はこれで終わり」と過去を振り返る。

過去

ジウォンは結婚式でブーケをスミンに投げる。夫となったパク・ミンファンは「すごくきれいだ」とジウォンに告げる。

結婚生活が始まると、ジウォンはミンファンの母キム・ジャオクに「取りえもなければ子供も産めないなんて」と厳しく責め立てられる。

ジャオクから守ろうとしないミンファンは、仕事を辞めて「株で稼ぐ、大当たりすれば一発逆転だ」と言い「相談して欲しかった」というジウォンを無視してジャオクに甘えていた。

ジウォンは職場で鼻血を出し叱られながら仕事をして、家に帰るとミンファンはゲームをやっていて洗濯物が散乱していた。

ジウォンはミンファンに文句を言うが「お前がやれよ」と逆に怒られてしまう。

腹痛に耐えきれずジウォンが病院で診察すると「ステージ4の胃がんです、かなり進んでいます」と告げられる。

ミンファンは「これから誰が食事を作るんだ？」と戸惑い、ジャオクは「仕事は最後まで続けなさい、病気を言い訳に辞めたら許さないから」とジウォンに辛く当たる。

2023年4月12日

「点滴が終わりました」と言う看護師の声で目覚めるジウォン。

スミンは元々ジウォンの部屋だったミンファンの部屋へ行き「ダーリン」とミンファンに飛びつき、2人は愛し合う。

ジウォンは看護師に「友達には恵まれてます、スミンは今までずっとそばにいてくれたんです」と語っていた。

病院の人間から「治療の継続にはご家族に来ていただく必要があります、費用は払っていただかないと」と言われてしまったジウォンはミンファンに電話をかけるがつながらない。

ジウォンはタクシーを呼び、ミンファンの住む自宅ヘヨンヴィラへ向かう。

タクシーの運転手チェ・ナムヒョンは「春になったから病気もすぐに治りますよ」と話しかける。ジウォンは「治りませんよ、死ぬんです」と言い返す。

絶望するジウォンにナムヒョンは「だけどね、道はゴールまで行かないと分からない」と急ハンドルで道を変える。

「この道じゃありません」と戸惑うジウォンにナムヒョンは「いい道を知ってるんです、私を信じて」と言いトンネルの中へと入っていく。

暗い一方通行のトンネルを抜けると桜が咲き乱れていた。ヘヨンヴィラに着き挨拶をしてタクシーを降りるジウォンを運転手は応援してお金を渡す。

ふらつきながらミンファンの住む部屋に入っていったジウォンは、玄関に置いてあるスミンが履いていた赤いハイヒールに気づく。

ミンファンはジウォンを保険にいれていたことをベッドでスミンに得意げに語っていた。

スミンは「ジウォンが死んだら家を買って」とミンファンに甘え、ミンファンは「検査させないようにしてたのになかなか死んでくれない」と話す。

ジウォンは部屋に入っていき「ちょっとあんたたち！」と叫び、怒りをぶつけるが、ミンファンは「お前に何ができる」と言ってスミンと去ろうとする。

ジウォンはスミンの髪を引っ張って暴れ、ミンファンがジウォンを突きとばす。ジウォンはガラス製のテーブルに激突して息絶えてしまう。

ミンファンは「病気でふらついて転んだのを俺たちが発見したってことに」とスミンと口裏を合わせていた。

2013年4月12日

涙を流して会社で目覚めたジウォンはミンファンに声をかけられる。ジウォンはミンファンの姿に怒りがわいて、叫びながら物を投げつける。

さらに髪を引っ張り暴れるジウォンを部長のユ・ジヒョクが「ここは会社です、何のつもりですか」と止めると、転んでしまったジウォンの上にポットが落ちてきて、ジヒョクはかばって火傷してしまう。

なぜか会社にいることに混乱したジウォンは、慌てて会社を出ていく。ジウォンの靴が脱げてしまい転びそうになった時、追いかけてきたジヒョクが支える。

街の様子を眺めるジウォンは2013年にいることに気づいて混乱していた。

ジウォンはジヒョクに家まで送ってもらう。ジウォンは部屋に入るとミンファンのいない落ち着いた部屋の姿に安堵しながら今までのことを振り返る。

ジウォンは未来ではジヒョクがU&Kの会長になることを思い出し「やっぱり過去に戻ったの？」と考えこんでいた。

ジウォンがポケットの中を見るとナムヒョンに渡されたお金が入っていた。

そこに父が描いていたハートマークが書いてあることに気づいたジウォンは、ナムヒョンの正体が死んだ父カン・ヒョンモだったことに気づく。

ミンファンがやってきてジウォンは一緒に食事に向かう。ミンファンは「妊娠したんだろ」とジウォンに問いかける。

この時ストレス性胃炎だったことを思い出したジウォンは「こいつのせいで病気になって浮気までされた」と心の中でつぶやく。

ミンファンは「子供はいらない」と中絶を勧める。胃炎であることを伝えたジウォンは「別れましょう」とミンファンに告げて去ろうとする。

ミンファンはジウォンを捕まえて「俺に向かって何のつもりだ」と怒りをぶつけると、ジウォンが叫んで警察沙汰になる。

ジウォンはパトカーに送られて家に戻り「このままじゃダメ」とミンファンから離れる作戦を立てる。

ミンファンが買って唯一当たった株「ロイゼンタール」を思い出したジウォンは「今度こそいい人生を送ってやる」と動き始める。

ジウォンは検査を受け、まだガンではなく胃炎なことを聞いて喜ぶ。書店でジヒョクと偶然会ったジウォンは助けてもらったお礼に食事に向かう。

食事中メガネを外したジヒョクの姿にときめくジウォンだったが、かばったジヒョクの火傷のあとを見て、未来の自分に付いていた火傷の傷と全く同じ形であることに気づくのだった。

ジウォンは「私の運命を盗んでもらわないとね」とつぶやき、ミンファンをスミンに押し付けようと作戦を考える。

ジヒョクはジウォンを会社のバルコニーに呼び出して優しくねぎらう。ジウォンはハートマークが書かれたお札を見せて「父がくれたものです」と説明し、会社を辞めない決意を伝える。

デスクに戻ったジヒョクはジウォンの高校を調べ、同窓会の予定を聞き出し、友人のドンソクに人捜しを頼む。

ジウォンは会社のトイレで生理用品がなくて困っていたヒヨンを助ける。

助かったヒヨンは「必ずお礼はします」とジウォンに感謝してそのまま一緒に食堂に向かい、2人は仲良くなる。

ジヒョクはレストランのトップシェフ、ペク・ウンホに会い「テハ高校出身ですね」と声をかける。

ヒヨンに休日の食事に誘われたジウォンはスミンに誘われた同窓会があることを説明する。

ジウォンは「あえて自分の黒歴史に向き合うべき？」と聞くと、ヒヨンは「なおさら行くべきです」と激励する。

同窓会の代わりに休日出勤しようとしていたジウォンに、ジヒョクは「正しい判断は毎回違うけど、今回はやってみて」と後押しする。

デスクに置いてあったジウォンの企画書「単身世帯のミールキット」を見たスミンは課長を飲みに誘い「課長のものにして私と一緒に開発すれば大ヒットします」とそそのかす。

ジウォンはスミンから「ペアだから日曜日に着けてきて」とピアスをプレゼントされる。

以前の人生での同窓会ではスミンに騙されて2人での食事だと思ってラフな格好で来てしまい、トイレに隠れている所をいじめっ子だったイェジに見つかり暴言を浴びせられたことを思い出す。

帰ろうとするジウォンが持っていたスミンのプレゼントの紙袋を見たジヒョクは「それは偽物ですよ」と声をかけるのだった。

部屋に来てしまったミンファンは服を脱ぎジウォンに向かっていく。そこにチキンの宅配を装ったドンソクがやってきてミンファンに絡む。

その隙にジウォンはミンファンを追い出して玄関を閉めて「そういう気分じゃないの」と追い返す。外に出ていったミンファンの姿をジヒョクとドンソクは隠れて確認していた。

ウンホは会いに来ていたジヒョクに「同窓会があります」と行くように頼まれていた。ウンホは初恋だったジウォンに「ひどすぎるよ、もう君とは口も聞きたくない」と告げた学生時代を思い出す。

同窓会の前日にヒヨンと会うことにしたジウォンは、アンティークショップにスミンからもらったピアスの本物が置いてあるのに気づき、もらったものと見比べていた。

そこにヒヨンがやってきて「それは偽物です」と言って自分が着けている本物を見せる。

ジウォンとヒヨンはお酒を飲みながら楽しく食事をとる。高校でいじめられていたことを打ち明けるジウォンにヒヨンは「理由を聞いたほうが後悔しないですよ」と告げる。

ジウォンは「なぜ今まで思いつかなかったの」と同級生のイェジたちに理由を尋ねる決意をする。

ヒヨンは「やっと恩返しが出来そうです」とジウォンを美容室やアパレルショップへ連れて行く。

スミンはジウォンに「ミールキットだけど、手直しして出してもいい？」と電話で尋ねる。ジウォンは以前の人生で企画を奪われてしまったことを思い出してきっぱりと断る。

続けてジウォンは「会社で呼び捨てはやめて」と会社でのスミンの態度を叱りつける。腹がたったスミンはジウォンに仕返ししようとピアスのことを思い出す。

スミンは課長を誘惑してジウォンのミールキットの企画書の名前を消したものを受け取る。

翌日同窓会に現れたジウォンの姿を見たスミンや同級生たちはその着飾った姿に驚いていた。イェジが「まったく、人のピアスを真似して」とスミンを見てジウォンに食って掛かる。

同級生たちは、ヒヨンに借りて本物を着けてきたジウォンとスミンのピアスを見比べて「スミンのはコピー商品じゃないか？」と騒ぎ出し、スミンは慌ててピアスを外す。

スミンに騙されていたイェジたちに真実を伝えるジウォンだったが、納得行かないイェジは「ウンホのことはどうなるの？」と高校時代にジウォンがスミンとウンホを別れさせたと言いがかりつける。

ジウォンは「たしかに私は彼が好きだった、でも2人は恋人じゃない」とイェジに説明するが、スミンは「隠れて付き合ってたの」とごまかそうとしていた。

そこにウンホがやってきて「スミンとは付き合ってない」と告げるのだった。

ウンホはジウォンの手を引き「君が好きだったんだ」と告白する。その姿を遠くから見ていたジヒョクはジウォンに電話をかけて仕事の話で呼び出す。

ウンホに謝り電話番号を教えて、ジヒョクに呼び出されたホテルに向かうジウォン。

ホテルで待っていたジヒョクと共に会場に向かうジウォン。広告事業に注力しようとしているジヒョクは、動画配信サービス大手のNurTVとの商談に来ていた。

未来を知るジウォンは「10年後は皆が使うサービスになる」と目を輝かせる。

スミンはイェジたちにU&Kの正社員だとウソをついていたことや、ジウォンに偽物のピアスを贈ったこと、ウンホとの交際も嘘だったことで責められていた。

イェジは「あんたのせいでジウォンがいじめられてた」と責め立てるが、スミンは「あなた達が勝手にいじめたくせに」と怒り出しその場を去っていく。

連絡がつかないジウォンの家の前で待っていたスミンはやってきたミンファンに会い、一緒にジウォンの部屋に入ろうとするが暗証番号が変わっていた。

泣き出したスミンに魅力を感じたミンファンは「温かいものでも飲みながら話を聞くよ」とスミンを連れて行く。

ジヒョクは協力してくれたジウォンと一緒に川辺でコーヒーを飲みながら語り合う。ジウォンはメガネを外したジヒョクに「コンタクトレンズにされては？」と提案する。

一方ミンファンとスミンは居酒屋で語り合い仲を深める。

家に帰ったジウォンの元にウンホから連絡が入る。学生時代にウンホに「もう君とは口も聞きたくない」と言われたことを思い出して笑い話をするジウォン。

ウンホは「あれは君が俺を振ったからだ」と言いジウォンから手紙が送られてきたことを告げる。混乱するジウォンは「あなたが手紙で告白して私が返事を書いたの？」と状況を確認する。

ウンホから告白の手紙を受け取った覚えのないジウォンは、ウンホと会う約束をしてその”返事”を持ってくるように頼む。

翌日ジウォンが出社するとおしゃれに変身した姿に社員たちは驚いていた。そこにコンタクトレンズにしたジヒョクも出社してくる。

ジヒョクはおしゃれになったジウォンが心配で声をかけて2人は仲良くなっていくが、ジウォンはある日ジヒョクがヒヨンと恋人のように仲良くしている姿を見てしまうのだった。

2005年

軍隊から戻ったジヒョクは100日休暇を後輩のドンソクたちに祝福されていた。そこに酔っ払ったジウォンが通りかかる。

ジウォンを連れて行こうとしている男たちを見かけたジヒョクはジウォンに声をかける。

ふらついているジウォンはそのままジヒョクに寄りかかり服に噛みつく。困ったジヒョクは彼女を公園に連れて行く。

家族や知り合いがいないか尋ねるジヒョクに、ジウォンは「3月2日に父が亡くなったから1人です、彼氏とも別れて、母が家を出てから3193日目です」と酔いながら身の上話をする。

友人のスミンの話を聞いたジヒョクは「好き嫌いは別として君にとって悪い人では？」と言うが、ジウォンは「スミンだけなの」と不安な自分のそばにいてくれるのが彼女しかいないことを伝える。

それを聞いたジヒョクは「母は15年前に亡くなりました、5328日前です、その後新しい母と妹ができたけどなじめなくて凄く嫌だ」と自分のことを打ち明ける。

似たような境遇の2人は飲みながら心を近づけていく。ジヒョクが気がつくと2人は公園で眠ってしまい朝になっていた。

ジヒョクはジウォンの寝顔を見つめて再び眠りにつく。目覚めるとジウォンの姿はなくなっていた。

経済学部生だったジヒョクは大学の構内で捨て猫に餌をあげるジウォンを見かける。ジヒョクは毎日餌をあげるジウォンの姿を遠くから見つめていた。

冬になり、ジヒョクは猫のために小屋を作り自分もおやつをあげていた。ある日道路に飛び出してしまった猫をジヒョクは体を張って助ける。

2011年

ジヒョクはU&Kフードで「新任のユ・ジヒョク部長だ」とジウォンたちに紹介されていた。ジヒョクは会社でミンファンと楽しそうにしているジウォンの姿を見かけてため息をつく。

2013年4月19日現在

ベッドで目覚めたジヒョクの胸にはジウォンの父のハートマークが描かれていた。ジヒョクは「今回は違う」と決意を固めていた。

コンタクトにして出社したジヒョクに皆が目を奪われる。ミンファンは嫉妬してジウォンに注意する。

ジヒョクは未来に高騰する予定の不安定なロイゼンタール株を持ち続けようとしていると、祖父の右腕であるソクジュンに怪しまれる。

ジウォンは企画案を課長に横取りされそうになっていた。スミンはミンファンにジウォンの母親が出ていった原因が浮気であることを教える。

ウンホと会ったジウォンは学生時代にウンホを振ったという手紙を見せてもらう。自分の筆跡だが自分で書いていないジウォンはスミンが筆跡を真似て書いたことに気がつく。

帰り際にウンホが今も恋心を持ってくれていることに気付いたジウォンは「付き合っている人がいるの」と伝える。

ジヒョクのことかと勘違いしたウンホは「彼が同窓会のことを教えてくれた」と言い、ジウォンは「なぜ部長が？」と戸惑うのだった。

ミンファンから助けてもらい礼を言うジウォンだったが、ジヒョクはそのまま気を失って寄りかかってくる。

ジウォンは救急車を呼び、ジヒョクは病院で目覚める。医師は「無理をしたせいで脳がシャットダウンを」と説明する。

ジヒョクは胃の調子が悪そうにしているジウォンを心配して一緒に検査をするように勧める。

スミンは偶然を装いミンファンを誘惑しようと企む。スミンは迫ってくるミンファンに「ジウォンはどうするの？」と涙を見せて、まだ一線を越えないようにしていた。

病院の帰りにジヒョクは「好きなんです」とジウォンに告白するが、困らせたり迷惑はかけないことを伝える。

戸惑うジウォンに「今すぐでなくて少し考えて」と声をかけてジウォンをタクシーに乗せる。

拒絶したのに別れようとしないミンファンに困るジウォンだったが、スミンと深い関係にさせようと2人で食事に向かわせる。

課長はミールキットの企画からジウォンを外すことを伝える。「これは私の企画です」と喰らいつくジウォンだったが、課長は「会社の企画だ」と聞く耳を持たない。

ジヒョクはジウォンのミールキットの企画がワン常務とキム課長の名前になっていることに気づく。

ジヒョクは「役に立つから」とジウォンを呼んで護身術として柔道の練習をさせて「力が足りない時は相手の力を利用します」と説明し、ジウォンはジヒョクを倒して手応えをつかむ。

ジウォンはウンホから送られてきたケーキをヒヨンと食べていた。ヒヨンは素晴らしい味に感激し「ヴェルテル」という店の名前を確認する。

”パワハラもぐら”のワン常務がもうすぐ飛行機で暴行して警察に捕まることを思い出したジウォンは、ミールキットの企画の総括がワン常務になっていることを利用しようと考えるのだった。

ジウォンはBTSの未来の曲を知っていたジヒョクが自分と同じように10年前から戻っていることを知り、衝撃を受ける。

スミンとミンファンを結婚させようとしていることを知ったジヒョク。ジウォンは「でないと私が彼と結婚してがんになってしまいます、そして夫と親友に殺されるんです」と説明する。

「起こることは必ず起こるのか」とジヒョクは戻ってきた世界の法則を知る。同窓会をなぜ知っていたのか尋ねるジウォンに「君のお葬式に行ったんだ」と当時の様子を語るジヒョク。

ジヒョクはジウォンを自宅に招待する。ジヒョクが飼っている猫はジウォンにすぐになついていた。2人は今後の作戦を考える。

ジウォンは会社でやけどを阻止してくれたジヒョクが、今回は自分の代わりにやけどをしたことを伝え「起こることは必ず起こる、誰かが身代わりにならない限り」と告げる。

ジヒョクは「やけども結婚も避けられないのか、死も…」と未来を思い出す。

2023年

ジウォンの葬式の後にタクシーに乗ったジヒョク。

ジウォンを助けられなかった後悔を語るジヒョクに運転手（ジウォンの父）は「もしやり直せたらどうしますか？」と尋ねる。

ジヒョクは「自分の気持ちに今頃気付いたんです、次の機会があれば必ずつかんでみせる」と告げるのだった。

現在（2013）

過去に来たきっかけを尋ねるジウォンに、ジヒョクは車が横転した事故を思い出すが「寝て目覚めたら10年前でした」と嘘をつく。

U&Kフードに企画室長のソクジュンが異動してくる。ジヒョクに「会長の命令なのでね」とソクジュンは言い「こういうのがタイプか」とジウォンの経歴書を見る。

ソクジュンはジヒョクとジウォンの仲を厳しく責め立て、ミールキットの企画の代表からジウォンを外しヤン代理に任せることを告げる。

ジヒョクはウンホのレストランに行き、彼も未来から戻っていないかBTSの曲でチェックする。何も知らないウンホに「長生きしそうだ」と言いながら酒を飲むジヒョク。

酔っ払って寝てしまったジヒョクを迎えに来たヒヨンは、この店が「ヴェルテル」でウンホが絶品ケーキを作っていたことに気づき「凄く美味しかったです」と大喜びで伝える。

ロイゼンタールの株が更に値上がりし、売ってしまったミンファンは後悔していた。ミンファンはジウォンに「TKUまで売ってたら別れてたよ」と話す。

ジウォンは自分の席のPCでロイゼンタール株の値上がりを確認する。それを見ていたスミンはジウォンが席を立った隙に画面を確認し「まだ上がるのかしら」と自分も株を購入する。

お金がなくてTKUの株を売ろうとするミンファン。ジウォンはこの先、株価操作が発覚して大暴落することがわかっていた。

ジウォンはミンファンにお金を貸してTKU株を売らないように仕向け「週末にスミンと3人で出かけましょう」と約束する。

週末になり、ジウォンたちは公園で3人で過ごしていた。電話がかかってきたジウォンはミンファンとスミンを2人きりにするために慌てて仕事場に向かうフリをする。

偽の電話をウンホに頼んでいたが、ウンホは実際に会社の前で待っていてジウォンに花束を渡して帰っていく。

ジウォンは会社に入りジヒョクと未来の出来事を語り合い、これからの作戦を考えるのだった。

U&Kのワークショップが開かれ宝探しが始まる。

以前の人生ではミンファンが5位で寝袋、ジウォンが4位が簡易テント、スミンは1位でキャンピングカーだった。そしてテントにいるジウォンの元に酔っているミンファンが現れ、ホテルで外泊することになるのだった。

今回の人生ではミンファンとスミンを親密にさせるためにジウォンは1位を狙う。

スミンはミンファンに頼んで、川にあった1番の旗を手に入れようとするがすでになくなっていた。ジウォンは川に入り、ジヒョクの助けもあってすでに旗を手に入れていた。

ジヒョクと話しているジウォンはミンファンがスミンにネックレスを買ったことに注目し、同じようにネックレスをプレゼントされていた過去の自分と重ね合わせる。

ジウォンは「スミンを4位に確定させてミンファンを泥酔させます」とジヒョクに計画を話す。

スミンはジウォンが1番の旗を持っているのを確認して奪い取ろうと襲いかかるが、ジウォンは返り討ちにするのだった。

スミンは「負けてくれない」とジウォンに水をかけると、ジウォンは「あなたが嫌いになったの、わがままでぶりっ子で私のものを奪うからムカつく」と怒りをぶつける。

ジウォンは「じきに彼と結婚するわ、自分の家族ができるのに縛られていたくない」とミンファンとの結婚を匂わせてスミンを焚き付ける。

スミンはミンファンをテントに誘い、キスをして抱きしめ合う。ジウォンはその姿を遠くから眺めて涙を流していた。

そこにジヒョクがやってきてジウォンの目を手で覆い、手を引いてその場を立ち去って行く。

泣きじゃくるジウォンを優しくなぐさめるジヒョク。落ち着いたジウォンはジヒョクに感謝を告げ、2人の仲は近づいていく。

ことが終わるとミンファンはスミンに「ジウォンには黙ってて、君とのことは美しい思い出にしたい」と言い、スミンは「何て？」と自分勝手なミンファンに呆れる。

ワークショップが終わり出社したジウォンに、スミンが今までのことを謝って仲直りしたい気持を伝える手紙を渡す。

会社の試食イベントでスーパーに来たミンファンとスミン。スミンはミンファンを誘惑し、倉庫にいたスミンは、我慢できなくなったミンファンに「私とは本気？」と迫る。

その時ミンファンに電話が入り客がアレルギーで倒れたことを知り、病院に連れていき家族に謝罪する。

TVのニュースがTKUテクノロジーの社長が海外に逃亡したことを伝える。株を大量に持っていたミンファンは絶望し、ジウォンは笑みを浮かべるのだった。

ミンファンが会社の別荘でドローンを使った豪華な演出でジウォンの誕生日を祝い、プロポーズしたことに驚くヒヨンやジュラン。

スミンは「こんなアイデアよく思いつきましたね」とミンファンに声をかける。ミンファンは内心驚きながらも「このぐらい普通だよ」と平然を装う。

全ては会社でミンファンに声をかけたジヒョクがプロデュースしていた。

川辺で1人になったジウォンは考え込んでいた。スミンがやってきて「仲直りしましょう」と謝るが未来を知るジウォンは突き放す。

スミンは突然湖に飛び込み、助けようと飛び込んだジウォンを道連れにしようとするが何とか2人は陸に上がった。

スミンはプロポーズしたばかりのミンファンを誘い別荘の部屋で一緒に寝てしまう。ジウォンは笑顔で道連れにしようとしたスミンの行動に混乱していることをジヒョクに伝える。

翌朝ジヒョクはジウォンを連れてクルーザーを走らせ、湖の沖で2人きりで誕生日を祝う。

ミンファンと婚約したことを会社で公表したジウォン。スミンは再びジウォンに謝り赤いハイヒールをプレゼントして料理教室に誘う。

そこがミンファンの母ジャオクの通っていた料理教室であることを思い出したジウォンはスミンの企みに気が付く。

ジウォンはミンファンに結婚の記念だと言ってたくさん買い物をさせて散財させる。

ミンファンの家族とジウォンの顔合わせの日になるが、スミンがミンファンを訪ねて来て誘惑するのだった。

ジウォンに別れを告げられ投げ飛ばされたミンファンは「なんて女を連れてきたの」と母ジャオクに怒られる。

翌日ミンファンはジウォンの家を訪ねるがすでに引っ越していた。ジウォンは同じマンションの部屋を紹介してくれたジヒョクとヒヨンに手伝ってもらい部屋を整える。

出社したジウォンに文句を言おうと近づくミンファンに、ジウォンは突然ビンタを連発して「良くも他の女を作ったわね」と怒りをぶつける。

ジウォンは証拠のパンツを取り出し社内は騒然とする。「あなたの車にあった」とジウォンに言われ、ミンファンはスミンとの車内でのことを思い出す。

怒るジウォンが婚約指輪を壁に投げつけると、宝石は簡単に砕け散るのだった。

ミンファンの浮気が社内で大きな噂になっていた。スミンに文句を言おうとしたミンファンだったがスミンは「私のじゃない」と説明する。ジヒョクは2人の会話を陰から聞いていた。

ジウォンは「見事に罠にかかったわね」と考えを巡らせる。

痴話喧嘩を始めるミンファンとスミン。そこにスミンに好意を持つ課長のギョンウクが入ってきて「スミンさんを傷つけやがって」と殴りかかる。

大騒ぎになり、社員たちが集まってくる。スミンがミンファンの浮気相手だったことがわかり社内で噂が広まる。

スミンは会社をクビになり、ミンファンは部署異動を指示され、ギョンウクは課長から代理へと降格になり、代わりにジュランが課長となった。

スミンがジウォンの名を語り、自分を擁護する手紙を書いていたことがわかりジウォンは怒りをぶつける。

「私を許して」とクビになり絶望してジウォンにすがりつくスミンは「私妊娠したの」とミンファンや社員たちの前で告白する。

ミンファンが子供ができない体であることを知るジウォンはスミンの告白に戸惑っていた。

借金まみれのミンファンは母に家を買ってもらうために結婚を決意し、スミンの家に行き「結婚しようか」とプロポーズする。

結婚を決意したスミンは陽性の妊娠検査薬と超音波写真を手に入れようとネットで募集するのだった。

ジヒョクと熱いキスを交わすジウォンだったが、未来に事故に遭う自分の姿を思い出したジヒョクは「私ではダメなんだ」とジウォンから離れて部屋の外に出してしまう。

ジウォンは会社を休んだジヒョクのためにお粥を作って彼の部屋に行くと、ジヒョクはソファーにもたれて倒れていた。

もうろうとしたジヒョクは公園で初めて会った時にジウォンが語っていたことを話す。それを聞いたジウォンは過去に公園で会っていたのがジヒョクだったとようやく気がつく。

ジウォンは「あれは部長だったの？」と尋ねるとジヒョクは「ひどいな、僕はすぐに分かったのに、ずっと好きだった」と笑顔でジウォンの頬にふれる。

ジウォンは眠ってしまったジヒョクをベッドに寝かせて、気がつくと一緒に寝てしまい朝になっていた。

前日の意識が確かじゃないジヒョクにジウォンは昨夜告白されたことを話して「気が付かなくてごめんなさい」と抱きしめる。

「幸せになってもいいですか？」と尋ねるジウォンをジヒョクは抱き寄せるのだった。

ジュランの課長への昇進パーティーがジュランの実家の焼肉店で行われる。駐車場に来ていたソクジュンはジュランの夫が他の女性と仲良くする姿を見てしまう。

ミンファンとスミンはジャオクと一緒に結婚後に住むマンションを見に行く。ミンファンはジャオクが用意したマンションが賃貸なことにがっかりする。

スミンは新婚旅行からウェディングドレスに招待状まで、ジャオクに自分好みのものを勝手に用意されて苛立っていた。

ジウォンの携帯にスミンから結婚式の招待状がメールで届き、ジヒョクに転送する。

メールを受け取ったジヒョクはソクジュンに転送し、ソクジュンは社内に一斉送信メールで招待状をばらまく。

ジヒョクの祖父ハンイルに調査を頼まれていたソクジュンは、ジヒョクとジウォンを隠し撮りした写真を「こんな笑顔は見たことがない」とハンイルと一緒に嬉しそうに見ていた。

家に帰ったミンファンは「会社中に知れ渡ったんだぞ、俺の立場が悪くなった」とスミンに怒りをぶつけるがジャオクに叱られてしまう。

孫の誕生を心待ちにしているジャオクは胎教にいいからとスミンに優しく接しクラシックを聞かせるのだった。

手を繋いで帰ってきたジウォンとジヒョクの前に「連絡がつかないから戻るのを待ってたの」とジヒョクの元婚約者のオ・ユラが現れる。

他に女性がいたことにショックを受け家に戻ったジウォンは、電話をかけてきたヒヨンからジュランが胃がんになってしまったことを聞き、さらにショックを受ける。

ジウォンは車を購入し病気のジュランを送迎する。ジウォンは「私のせいだわ、私の運命を課長が背負った」と変わってしまった運命に戸惑っていた。

スミンは結婚後のミンファンの酷い態度に「おめでとう、私が捨てたゴミを拾えてよかったわね」と言ったジウォンの言葉を思い出すが「違うわ」と認めようとしなかった。

ミンファンは詐欺にあったことにして賃貸マンションを解約し保証金を手に入れ実家に戻る。

ジヒョクはジウォンにユラのことを「家族ぐるみの友人で恋愛感情はなかったので精算しました」とジウォンの葬儀で自分の気持ちに気付いて、10年前に戻ってからすぐに整理したことを説明する。

ジウォンは涙を浮かべて「今は全て言い訳に聞こえます」と去ろうとすると、ジヒョクは「胃がんの専門医です、ヤン課長はすぐに手術出来ます」と医師の名刺を渡す。

ジウォンはユラにレストランに呼び出される。

「ジヒョクが後継者だから？」と尋ねてワイングラスをわざと落とし「あんたみたいな人は大嫌いなの」と言うユラに「私もあなたみたいな人は嫌いよ」と言い返すジウォン。

ジウォンは「私は彼なしでも変わった」とユラに告げて去っていく。ジヒョクが部屋に帰るとジウォンにプレゼントしたネックレスが置いてあった。

ジウォンはジュランの運命が変わってしまったことで「ミンファンとの結婚ではなく、運命は夫と関係してる？」と考え込む。

実家に戻ったミンファンとスミン。部屋に入ったスミンはミンファンに「子供はいない」と告白する。驚くミンファンに「流産したの」と嘘をつくスミン。

ジウォンと話すヒヨンはユラが過去に「誰かが私のものに手を出すのは嫌なの」とジヒョクに近づいた女に怪我をさせていた事実を語る。

ヒヨンは前妻がいるときから関係があった自分の母と娘の自分のことで傷ついていたジヒョクのことを「浮気など絶対に出来ない人です」とジウォンに説明する。

ユラはスミンにジヒョクとヒヨンがU&Kグループの後継者である証拠の書類を送りつける。

それを見たスミンは「ミンファンさんを捨てて金持ちに乗り換えた？」と気がつき「こんなの間違ってる！」と物を投げて暴れだすのだった。

事故の6日前

ミンファンはユラに呼び出され、スミンを焚き付けた封筒を送ったのがユラだとわかる。ユラはミンファンに巨額の報酬を提示してジウォン殺害を依頼する。

ユラの依頼に戸惑うミンファンはジウォンが800億ウォンの価値がある不動産を持つことをユラに聞かされる。

いつ死ぬかわからないジヒョクはソクジュンに手続きを頼んでジウォンに不動産を譲り渡していた。

ミンファンはスミンにジウォンの不動産のことを伝え、ジウォンの母親の浮気相手がスミンの父親だと知るミンファンはジウォンを殺してジウォンの母親に相続させようとスミンと企む。

スミンは借金まみれの父とジウォンの母に金を渡し話を持ちかける。ミンファンはユラに誘惑されジウォンを殺すよう再度頼まれ一夜を共にする。

ジヒョクは調査を頼んでいたソクジュンからジウォンの母がダンプカーを借りたことを聞かされ、ジウォンの危機を感じ急いで現場に向かう。

ジウォンは父の墓参りの帰り信号待ちで止まっているとスミンの父が運転するダンプカーが突っ込んでくる。

そこに猛スピードで来たジヒョクの車がジウォンの車の前に割り込んでダンプカーにぶつかり、ジウォンを助けるのだった。

現在

手術室の近くで待つジウォンの元に事故前に送られたジヒョクからの留守番電話の音声に気がつく。ジヒョクは2023年に交通事故で死んで戻ってきたことや、ジウォンへの想いを伝えていた。

スミンの父は部屋に戻ると作戦の失敗をスミンとジウォンの母に告げる。

作戦が失敗して絶望するスミンは「みんな死ねばいいのよ」と泣きじゃくるが「あの人（ユラ）がなんとか処理してくれる」とミンファンは落ち着かせる。

手術室の近くでソクジュンに話を聞いたジウォンは母が今回の事故に関与していたことを知る。

ジウォンはスミンを呼び出し「なぜウソばかりついて私にこだわるの？」と追及する。

スミンはジウォンの母と自分の父が浮気をしていたことで、捨てられてひどい人生を送ってきた過去を語り、優しい父に愛されているジウォンが気に障り「全てを奪ってやろうと思った」ことを告げる。

母の浮気相手を知っていたジウォンは「それが理由？」と何も知らないと思っていたスミンに「優しくしてあげよう、一緒に幸せになろう」と思っていたことを涙を流して語るのだった。

ジウォンは目覚めたジヒョクと一緒に部屋に戻る。ジウォンはジヒョクと気持ちを確かめ合い、そばにいることを約束する。

ジウォンは自分の運命がジュランの元に行ってしまったこと気が付き、彼女を守るために原因を突き止めようと考える。

夫の浮気に気が付いたジュラン。ジヒョクはソクジュンに疑っていたことを謝り、ソクジュンは実行犯であるスミンの父とジウォンの母をユラより先に見つけようと奔走する。

ジヒョクは怪我が治らないフリをしながらジウォンに世話してもらい、すぐに怪我のフリはバレてしまうが2人は幸せな時間を過ごす。

ジュランは「姦通罪で訴える」と夫の浮気現場に踏み込もうとしていることをジウォンたち語る。ジュランが心配なジウォンは一緒に現場に向かうことになった。

警察と共に自宅に突入したジュランとジウォンだったが浮気相手に「お惣菜を届けました」とごまかされてしまう。

部屋にあるガラスのテーブルに自分の最期を思い出して危険を感じたジウォンはゴルフクラブでテーブルを破壊する。

夫を問い詰めたジュランは突き飛ばされテーブルのあった場所に倒れ込むが軽いけがで済む。

警察の取り調べが終わり、ソクジュンとジヒョクが迎えに来ていた。ソクジュンはジュランに「弁護士に相談するなら私が力になる」と優しさを見せる。

部屋に戻ったジウォンとジヒョクは夫に殺される運命をどうやってスミンに背負わせるか相談する。

ジウォンは壊れた鍵、赤いハイヒール、缶入りキャンディー、保険金を狙う浮気夫、と可能性を挙げていき「何をすべきかわかった」とひらめいて、ジヒョクに「ミンファンを誘惑します」と作戦を語る。

赤いハイヒールを履いたジウォンは会社でジヒョクと別れた様子をミンファンに見せて、800億ウォンもの不動産をちらつかせる。

ジウォンはスミンが父親と共謀して命を狙っていたことをミンファンに説明し「スミンとは別れて私に戻ってきて」と誘惑する。

不動産を狙うミンファンは帰ろうとするジウォンを抱きしめる。その姿を見守っていたジヒョクは戻ってきたジウォンを「こうしないと正気を保てそうにない」と抱きしめる。

ミンファンはユラに連絡し、自分がジウォンに疑われていないことを説明してお互いのためだとスミンの父親とジウォンの母親の始末を頼むのだった。

ミンファンはジウォンの首を絞める。ジウォンが死を覚悟したその時、ジヒョクがやってきてミンファンを殴って投げ倒す。

ソクジュンはジュランに夫と近づかないように警告し、何かあったらすぐに連絡するように説明する。感謝するジュランに「私の仕事です」とクールな態度を取るソクジュン。

ジュランは「本当は私が気になるんでしょ？」と言うとソクジュンは「はっきり言うね」と戸惑いを見せる。そこにジヒョクから連絡が入り、ソクジュンたちは病院に急行する。

入院したジウォンの姿に驚くジュランだったが、看護師から無事だと聞いて安心する。留置所に入ったジヒョクとミンファンだったが、ジヒョクはソクジュンが迎えに来て外へ出ていく。

スミンはユラに、中国に逃げるようにユラがヒスクとマンシクに連絡した時の録音を聞かせて脅す。

スミンが帰ると、ユラはスミンとミンファンを一度に片付けようと考える。ユラはミンファンを留置所から出してスミンに脅されたことを伝える。

ミンファンに解雇の連絡が入り、借入金返済の連絡も入り、家に戻るとユラの作戦でヤミ金が取り立てに来ていて脅される。

スミンが投資で稼いでいたことを思い出したミンファンはPCをいじり、タンスからへそくりも見つける。

ジヒョクはスミンを呼び出して、ジウォンとミンファンを「姦通罪で訴えましょう」と協力を提案する。疑うスミンにジウォンを取り戻したいことを語るジヒョク。

家に戻ったジヒョクはジウォンに作戦が上手くいったことを知らせ、これからミンファンに会社で入っていた保険の通知が行くことを説明する。

ジウォンは「保険金の存在に気づくことになるのね」と納得し「あとは彼女が私の身代わりになるだけね」とジヒョクに確認する。

会社に来たスミンをジウォンは煽り立て、激怒したスミンはジヒョクに連絡を入れ「ジウォンは私が潰すわ」と告げる。

ミンファンに保険証書が届き「配偶者死亡時5億ウォン支給」と書かれていることに気がつく。ミンファンはホテルのユラの元へ行き、スミンを始末するための協力を頼む。

2人が会っていることを知ったジヒョクはスミンをホテルに向かうようにけしかける。

ミンファンがジウォンと浮気していると思いこまされていたスミンがホテルの部屋の扉を開けると、ユラとミンファンがベッドにいる姿を見つけるのだった。

録音データによって警察の取り調べを受けるユラだったが、金と権力の力ですぐに釈放されてしまう。

警察署の前で待っていたジヒョクはユラの前に死んだはずのヒスク（ジウォンの母）とマンシク（スミンの父）を連れてくる。ジヒョクはユラの秘書を脅して2人を救っていた。

すぐに警察がやってきてヒスクとマンシクを逮捕し、ユラを再度取り調べするため連れて行く。

手術が成功して目覚めたジュランは笑顔でジウォンに親指を立てる。ジヒョクはジュランに車載カメラの夫の映像が復元され有利な立場になったことを伝える。

会社にやってきたウンホは、好意を持つヒヨンに会いに来た。好意を隠そうとするウンホに気が付いたヒヨンは、スキンシップをして「私、あなたが好きです」と告白する。

ジウォンの家でパーティが開かれ、友人たちと楽しいひと時を過ごした。みんなが帰り、インターホンが鳴る。

ジウォンが玄関を開けると黒ずくめのスミンが中に入ってきてスタンガンでジウォンを気絶させる。シンナーを部屋中にまき散らすスミン。

目覚めたジウォンは結束バンドで縛られていた。

スミンが「ジウォンごめん、私は行きていく。あなたとは違うの」と別れを告げるとジウォンは「全く予想を裏切らない人ね」と笑みを浮かべる。

戸惑うスミンに「彼を殺したの？」と尋ねるジウォン。スミンは「いけない？殺されかけたのよ、事故だったと言って自首するわ」と告げる。

勝ち誇るスミンに「いいえ勝ったのは私よ」とジウォンは結束バンドを引きちぎり、素早くスミンを背負い投げで倒して押さえ込む。

シンナーを購入したことを知り、全て予想済みで対策していたジウォンは先程の自白も全て録音していた。

すぐにジヒョクと警察がやってきてスミンを殺人と放火未遂容疑で逮捕する。

全てが終わり、ジウォンとジヒョクはベッドで愛し合う。

海外へ逃げようとするユラは、追い詰められた苛立ちで猛スピードを出していた。

目覚めたジヒョクは自分の胸からジウォンの父のハートマークが消えたことに気が付きジウォンに伝える。ニュースに気が付いた2人はユラが交通事故で死んだことを知る。

裁判が終わりソクジュンはジュランに「離婚おめでとう」と声をかけジュランは「やりました」と喜び、彼と後日食事の約束をしてジウォンたちの元へ向かう。

ウンホが新しく開いたレストランに集まるジウォン、ジュラン、ヒヨンたちは楽しいひと時を過ごす。

月日が経ち、ジウォンとジヒョクは初めて出会った公園に来ていた。雪が降る中ジウォンはジヒョクに「私と結婚してくれますか？」とプロポーズする。

悲しげな顔をして「ひどいな」と去っていくジヒョク。呆然と立ち尽くすジウォン。

戻ってきたジヒョクは花束をジウォンに渡し、ひざまずいて指輪を差し出し「私と結婚してください」とプロポーズするのだった。