Netflix韓国ドラマ『マイ・デーモン』第12話第13話ネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
重要な部分に太字マーカーしてありますのでサクッと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
各話のあらすじ終盤はカットしてますので気になる方は視聴してみてくださいね。
『マイ・デーモン』第12話 あらすじ
【破滅への救い手】
200年前
ソ・イソン(グオン)はその存在だけで人々に敬愛された特別な人間だった。花見をしようと眺めのいい場所を探しに向かったイソンは河原で剣舞を舞う女性(ドヒ)の姿を見つける。
イソンはその女性の舞に見とれてしまう。女性は気付いて逃げようとするが、イソンが止める。
イソンのことを知っていた女性は「噂とは違いますね、村一番の名家の跡継ぎで学問には無関心、早くに母親を亡くし父親に甘やかされて育ったこの上なくお気楽なドラ息子だと」と話しかける。
イソンは「私はそなたについて何一つ知らぬ」と名前を尋ねるが、イソンの従者が迎えに来た隙に女性は逃げてしまう。
女性のことを知る従者は「少し前に漢陽(ハニャン)からきた妓生(キーセン)で、名前はたしかウォルシムです」とイソンに教える。
ウォルシムが働く店に客としてやってきたイソン。ウォルシムはその姿をみて逃げてしまう。
翌日、イソンが川辺で想いを馳せていると、ちょうどウォルシムがやってくる。店に行ったことを謝ろうとするイソンだったがウォルシムは去っていく。
翌日、再び川辺に来たイソンは勉強をするフリをしてウォルシムを待っていた。ウォルシムは無視していたが、「ここで勉強するとはかどるのだ」と毎日のようにイソンはやってくる。
イソンは来る日も来る日も本を読むフリをしながらウォルシムの剣舞を眺めていた。とある日にウォルシムの靴がころがって川に落ちてしまう。
イソンは「私に任せよ」と言って川に飛び込み、靴を手に入れて喜んでいた。ウォルシムは「たかが履物ぐらいでケガでもしたらどうすると?」と心配していた。
心配されたイソンは喜ぶが、くしゃみが止まらない。2人は一緒に焚火をして暖をとり心を通わせていく。
漢陽からこの村に来た理由を尋ねるイソン。ウォルシムは「お偉方の前で踊るのを拒んで…妓生とはいえ無理やり踊るなんてできませんから」と説明する。
気が付くと2人の周りにはたくさんのホタルが舞っていた。イソンはウォルシムの手を握り「そなたを慕っている」と告白する。
「そなたを妻に迎えたい」と言うイソンにウォルシムは「それは許されません、私は側妻にしかなれぬ身の上です」と断る。
ウォルシムは「漢陽を追われた日、踊れなかった理由があります」と言い、両班と慕い合っていた無二の友がその日自ら命を断ったことを説明する。
去っていくウォルシムにイソンは「恋慕の情が人を救うことを証明してみせる」と告げる。
翌日ウォルシムを訪ねたイソンは”人はみな平等”と教える西洋の書物を渡す。イソンたちは教えに共感し、数名で集まり書物を朗読するようになっていた。
イソンの従者がイソンの父に「ウォルシムという妓生と若様が一緒に天主教徒たちとつるんでいます」と報告する。
イソンは用事があり漢陽へ行くことになり、ウォルシムにしばらくの別れを告げ「私を忘れるでないぞ」と十字架の首飾りをかける。
イソンの父の報告によって、異教徒を脅威に感じた政府は天主教の集まりに出ていた者たちを捕まえて、次々とさらし首にして家屋敷を燃やしてしまう。
自分の村が心配になったイソンの父は「一人だけ血を流せばよい」と部下たちに告げ、口を割らないウォルシムを捕えて見せしめに殺してしまう。
話を聞いたイソンが慌ててやってくるが間に合わなかった。ウォルシムの遺体を見たイソンは復讐心と怒りに燃えて、悪魔のように周りにいた人間たちを次々と切っていく。
全てを切った血まみれのイソンはウォルシムの十字架を握りしめて自らの首に刀を当て、命を絶つのだった。
現在
全てを思い出したグオンはドヒの寝顔を見つめてウォルシムの姿に重ね合わせ「彼女を死なせた」と涙を浮かべる。
グオンはスンニョに会いに行き「天国に行くのが嫌で自ら命を絶った俺をよくもデーモンに」と怒りをぶつける。
スンニョは「働き手が必要だった」と笑みを浮かべ「2人の運命がもつれ不幸が繰り返される」とグオンに告げる。
ドギョンの面会に来た母セラ。ドギョンは「僕は母さんの身代わりだった、本当の悪魔はあんただよ」と言い、セラは「あなたがお父さんに従わなかったから罰を受けたの、自業自得よ」と厳しい態度をとる。
怒りと悲しみに震えるドギョンは「次はあんたの番だ」と言いながら刑務官たちに連れていかれる。
ドヒの元にドギョンが死んだと連絡が入り、その場にいたグオンとソクフンも驚く。ドギョンは刑務所の中で首をつっていた。
ドギョンの葬式の帰りにドヒは「グァンチョルの携帯にあったドギョンの登録名アブラクサスは小説デミアンに出て来る名前だった」と気付いてグオンに話す。
ドヒは「あの人が何も知らなかったなんて納得いかない」とソクミンに対する疑惑をグオンに語るのだった。
『マイ・デーモン』第12話 感想
ついに過去の真相が明らかになりました、思ったより引っ張らなくてよかったです。200年前の話はおそらくこれで全部だと思うので長めに書いています。
ドギョンは全ての罪を被って死んでしまい、ソクミンがますます勢いづきそうになってきました。セラも追い詰められていきそうですね。
終盤は過去に事故を起こしたチョンスクが、グオンの姿を見ていたことがわかり…衝撃の事実にどうなってしまうか気になる次回を楽しみにしたいと思います。
『マイ・デーモン』第13話 あらすじ
【過去という原罪】
チョンスクの告白
告解室でチョンスクは神父に告白する「私は悪魔を見ました、欲に目がくらみ悪魔に取りつかれたようにどんなことでもしました、それを止めようとした人が私の犯した罪を暴露すると言いました」
「その人が私の成功を妬んで陥れようとしているのだと…」
現在
グオンはドヒに人間の時の名前がソ・イソンだったことを話す。「どんな人だったの?」と尋ねるドヒにグオンは「自ら命を絶った」と言ってドヒはグオンを抱きしめる。
グオンは「俺がハッピーエンドにする」といってホタルをたくさんのホタルを部屋に放つ。2人は手を握り笑顔で見つめ合う。
グオンがドヒを車で送っていると交通事故を見てしまう。ドヒはショックを受けて一瞬黙り込んでしまうが、すぐに笑顔を見せてごまかしていた。
グオンはソクフンに「両親の事故を思い出したようだ」と言って、苦しんでいたドヒの当時の話をソクフンから聞く。
セラは「次はお前の番だ」と言ったドギョンの姿が忘れられず、薬を飲んで腕をかきむしっていた。
ミレF&Bで会議をするドヒ達はソノル劇場でのイベントを決定する。
グオンは家に帰り机で眠ってしまったドヒに両親とチョンスクと一緒に楽しくクリスマスパーティーをする夢を見せる。
グオンとドヒは毎日見つめ合い、抱きしめ合ってキスをして幸せな時間を過ごしていく。
セラはソクミンの金庫をこっそり開けて中の書類を集めていると緑色のデーモンの本を見つける。セラが中身を読んでいると後ろから「知らないフリをしていたのか?金庫の暗証番号を」とソクミンが声をかける。
ソクミンに呼ばれてドヒとグオン、ソクフン、スアン、セラが集まり食事をする。
ソクミンは「お前たちの株を私に譲渡しないか」と提案する。ドヒは席を立ち「これが返事よ」とグオンと去っていく。
ソクフンとスアンも席を立ちソクミンは「穏やかに話すのは今日までだ」と告げるのだった。
『マイ・デーモン』第13話 感想
今回はかなり甘め&賑やかな回でした、中休みといった雰囲気もありますね。前回が時代劇&かなりシリアスだったのでとてもバランスよく気軽に楽しめました。
細かいコメディタッチのエピソードがたくさんありましたが、あらすじではカットしています。しっかりと後半はスリリングで気になる展開になっていくところが見事ですね。
終盤はソクミンがソクフンの解任案を出し、セラは病院に隔離されてしまい、ドヒはアブラクサスの正体がソクミンだったことに気付き問い詰めます。
ソクミンはチョンスクがドヒの両親を事故にあわせていたことをドヒに告げ、グオンはセラから全ての黒幕がソクミンだったことを聞きます。
ドヒはソクミンに首を絞められて…どうなってしまうのか気になる次回を楽しみにしたいと思います。