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韓国ドラマ『照明店の客人たち』第5話第6話あらすじ・伏線&解説

全話配信になった韓国ドラマ『照明店の客人たち』この記事では第5話第6話までのあらすじ、隠された伏線を書いています。

もちろんネタバレを含む内容になっていますので視聴後がおすすめです。

本作品を何倍も楽しめるようになっていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

各話は複数いる登場人物ごとにあらすじを分けてあります。注目ポイントは太字マーカーになっています。

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メイン登場人物一覧

登場人物詳細
チョン・ウォニョン(チュ・ジフン)照明店の店主。サングラスの奥には猫のような瞳
クォン・ヨンジ(パク・ボヨン)ユジン大学病院ICUの看護師。過去の事故によって見えないものが見えるようになった
キム・ヒョンミン(オム・テグ)恋人のジヨンと幸せに過ごすはずだったが、事故に遭ってしまい…
イ・ジヨン(キム・ソリョン)ヒョンミンの恋人だった。耳が聞こえず声が出なかったが…
チョン・ユヒ(イ・ジョンウン)娘のヒョンジュを守り亡くなっている
チュ・ヒョンジュ(シン・ウンス)母想いの高校生の娘。母に照明店へと導かれる
刑事ヤン・ソンシク(ペ・ソンウ)事件を捜査していたが、気がつくと照明店のそばをうろついている
ユン・ソネ(キム・ミンハ)恋人のヘウォンと新生活を夢見ていたが…
パク・ヘウォン(キム・ソンファ)ソネとお揃いの赤いハイヒールを履いている。亡くなってからも愛するソネを見守る
オ・スンウォン(パク・ヒョックォン)大事故になったバスの運転手。バスに異常を感じていたが何も出来ずに無念を感じている
ハ・ジウン(キム・ギヘ)偶然バスに乗り事故に巻き込まれた高校生
キム・サンフン(キム・デミョン)ジャージャー麺店主。ウォニョンと同じ目をしている
カン・ビョンジン(パク・ジョンピョ)凍えそうな息を吐きながら犬を探していた人物
納棺師ファン・ソッキ(イ・ファンウィ)遺体の清めや処置を行う専門職。

「第5話 : 再会」あらすじ伏線&解説

オープニングとラストに臨死体験についての説明があります。

「死に瀕した際の体験、心停止から蘇生した人のうち4~18%が体験するという」

「多くの臨死体験者は似通った経験を持ち、眩しい光や暗いトンネルを見たり、愛する人と再会したと言う人もいる」

ここでの説明で照明店や裏路地のある世界はICUに入院中の患者の臨死体験である可能性を匂わせています。

今回は臨死体験に至るまでのそれぞれの経緯(過去)が描かれています。

バス事故の詳しい内容は運転手であるスンウォンのあらすじに書いています。

ヒョンミン&ジヨン あらすじ

帰りの電車の中でヒョンミンは恋人であるジヨンの誕生日に花束と指輪を用意して「会いたい」とメールを送る。

メールを受け取ったジヨンは涙を流しながら「気を付けて」と返す。

ヒョンミンを愛していたジヨンだったが、耳が聞こえず声が出ないことからヒョンミンの母親に猛烈に反対され、別れる決意を固めてトランクに荷物をまとめていた。

ヒョンミンは雨の降るバス停でジヨンへ愛のあるメッセージを留守電に入れ、そしてバスに乗り込み事故に遭ってしまう。

トランクを引きながら下道を歩いていたジヨンは、ヒョンミンの乗るバスが橋の上で横転するのを遠くから見てしまう。

病院で処置の結果を待つヒョンミンの母は救急隊からヒョンミンの携帯を渡される。

病院前にやってきたジヨンはヒョンミンに電話をかけるが切られてしまう。

すぐに「息子が死んだのはあなたのせい」とメールが送られてきてジヨンはショックを受け病院を後にする。

その時、病院内では助かったヒョンミンがICUへと搬送されていた。

家に戻ったジヨンは「あなたのいるところにいく」とヒョンミンにメールを送り、ロープで首を吊ってしまう。

それを見たヒョンミンの両親が慌てて「ヒョンミンは生きてる」とメールを返し、ジヨンはそれを目の当たりにするがすでに手遅れだった。

伏線&解説

ジヨンがいつも引きずっていたトランクはヒョンミンと別れて遠くに行こうとしてた過去を表していたんですね。

バスの事故で割れたヒョンミンの携帯は第1話でも伏線として登場しています。

その時ジヨンも携帯を持っていませんでしたが首を吊った時、携帯に手が届かなかったことを表現していたのかもしれませんね。

ヒョンミンの母が送ったウソのメールによってジヨンが亡くなってしまいます。生きてることを知った無念や、意識不明の彼を助けるためにあちらの世界でさまよっているのでしょう。

ソネ&ヘウォン あらすじ

ソネは新しい部屋を恋人のヘウォンと一緒に探していた。

不動産屋に母娘と間違われるがヘウォンは黙っていた。外に出るとソネが「人目が気になる?」とヘウォンに怒り出す。

ヘウォンは「私たち恋人には見えない」と告げるが、ソネは全てを隠して暮らそうとするヘウォンに「今は顔も見たくない」と怒りながら通りかかったバスを強引に止めて乗り込む。

ヘウォンもソネを追いかけてバスに乗り込んでいく。

伏線&解説

照明店の世界でも部屋を探していましたが、現実でのソネはヘウォンとお揃いの赤いハイヒールを履いた恋人同士で一緒に暮らす部屋を探していました。

その後バス事故に遭い、ヘウォンは愛するソネを後ろから抱きしめるように守って亡くなってしまいます

裏路地の家でソネの後ろにいた影は彼女を愛し、守ろうとするヘウォンの変わり果てた姿でした。

ヒョンジュ&ユヒ あらすじ

学校帰りに大雨が降り、ヒョンジュは迎えに来た母ユヒと仲良く一緒にバスに乗って帰ることにした。

伏線&解説

ユヒもまた、バス事故で愛するヒョンジュをかばうようにして抱きしめて亡くなってしまいます

ジウン あらすじ

学校の帰りにバスに乗り込む。

伏線&解説

バス事故後の病院内搬送時、足にギプス包帯が巻かれていたことから事故で足に大怪我をしていたことがわかります。あちらの世界の裏路地でも足が曲がってしまいますが、事故に遭っていることを暗示していたのでしょう。

スンウォン あらすじ

バスの運転手であるスンウォンは、走行中の車輪から異音がするため会社に予備の車両か点検を頼むが、車庫以外では自腹になると言われ、深刻ではなさそうなので仕方なくそのまま発車することになった。

いくつかのバス停を過ぎ、乗客がほとんど降りた後にヒョンミンがバスに乗り込む。次のバス停ではジウンが乗り込むが、スンウォンはバスに異変を感じ「回送中」にして戻ろうとしていた

その時バスの前に飛び出してきたソネとその後を付いてきたヘウォンが乗り込んでくる。

スンウォンは車庫に急いで戻ろうとしていたが、雨の中バスを追いかけてきたヒョンジュとユヒを仕方なく乗せていく。

そして大きな橋に差し掛かるが、タイヤに異変が起きてしまい他の車にぶつかり横転、バスはそのまま橋の下へと落下してしまう

救急隊が駆けつけ、乗客たちは病院に運ばれるが、スンウォンは亡くなってしまう

助かったが意識不明のジウン、ヒョンジュ、ソネ、ヒョンミンはICUへと搬送されていく。

伏線&解説

第4話、病院のエレベーターでスンウォンがヨンジの前に現れていますが、バスの水没によって亡くなった影響で水を出していたことがわかりました。

そして乗客に迷惑をかけてしまった無念からICUへと行こうとしていたようですね。

ストーリーにはあまり関係ないですが、病院でスンウォンの亡くなった時刻が告げられ、現在が2018年9月11日の7時5分だったことがわかります。

第5話 まとめ

バス事故から助かって意識不明のジウン、ヒョンジュ、ソネ、ヒョンミンはICUへ、ユヒ、ヘウォン、ジヨン、スンウォンはすでに亡くなっていることが今回わかりました。

これによって照明店のあるあちらの世界でも亡くなっている者が意識不明の者を助けようとしている(生前でもバス事故から助けている)様子が見えてきましたね。

「第6話 : 三日葬(サミルジャン)」あらすじ伏線&解説

納棺師ファン・ソッキ あらすじ

納棺師は首にあざの残ったジヨンの遺体を確認しながら、助手に湯灌や三日葬の説明をして冷暗所に保存する。

後日、葬儀日程が決まるがジヨンの冷暗所の扉が開かなくなっていた。納棺師は「未練が強いんだろう、待とう」と助手に語る。

伏線&解説

照明店のある世界は死後の世界であることが後に語られます。

「あそこではここでの記憶が全てなくなる」と納棺師が説明していますので、亡くなった人たちは3日経つと記憶を失くしてしまうので焦っているのでしょう。

3日葬とは訃報を聞いて遺族や知人が集まるためという理由の他に「故人が生き返るかもしれない、3日間待ってから送る」と亡くなった人に3日のみの猶予があることを納棺師が語ります。

これが第1話でジヨンが「時間がありません」と焦っていた理由だったことがわかります。

ジヨン あらすじ

「ジヨンは桜の舞い散る中バス停でヒョンミンを迎える。バスから降りてきたヒョンミンは笑顔でジヨンに手を振る」

そんなヒョンミンとの幸せな過去を思い出しながら、ジヨンはあちらの世界のバス停のベンチに座っていた。

するとジヨンは声が出せるようになっていることに気がつく。

そこにバスがやってきてヒョンミンが降りてくるがジヨンを一目見るだけでそのまま立ち去るが、彼は途中で力が抜けたように倒れてしまう

ヒョンミンを助けようと何度も縫い合わせるジヨンだったが、ヒョンミンがなぜか自分を覚えていないことが気になっていた

伏線&解説

今回は第1話のジヨンがどのような心境で、ヒョンミンがどういう状況だったのかが描かれていきます。

あちらの世界でジヨンがバス停で待っていたのは、ヒョンミンとの思い出からだったことがわかりました。

また爪が内側に生えていた理由がヒョンミンと恋人繋ぎ(ジヨンが逆手になっていた)で手を繋いでいた幸せな記憶の影響だったことがわかります。

ヒョンミンが倒れてしまうのは、バス事故によってお腹周りに大怪我をしている影響だと思われます。

業者がジヨンの部屋に遺品整理にやってきます。ここはジヨンが亡くなった直後の現実の世界ですがジヨンの怨念的なもの(幽霊)が見えてしまうのでしょう。その後も映画館や寺院などで目撃されます。

その後に第1話で見せたトランク内の刃物などはヒョンミンの体を縫い合わせるために持ち合わせていたことがわかります。

ヒョンミンがなぜかジヨンを覚えていない理由が終盤に関わってきます。

刑事ヤン・ソンシク あらすじ

刑事はサンフンの居場所を探すため照明店から出ていこうとするが、店主ウォニョンに雨宿りしていくよう提案され一緒にコーヒーを飲むことに。

少しくつろいだ後に刑事は照明店から出て再びサンフンを探し始める。

イルグァン女子高等学校で怪しい影を見かけた刑事は慌てて中へと入っていく。ロッカーが気になり調べると生まれるはずだった自分の子ヘッサルの名前を見つける

伏線&解説

ウォニョンや刑事にそれぞれ子供がいたことがわかります。

しかし刑事の子は流産していたことがわかります。妻は出ていってしまったのか(ガランとした部屋が出てきます)亡くなってしまったのかはわかりませんが、すでにそばにはいないようですね。

刑事は女子校で見つけたロッカーに生まれるはずの子に名付けたヘッサルの名を見つけます。

時々、刑事の目が変になったり頭が欠けているのは現実でどんな状況になったのかが関わってきます。

ヒョンジュ あらすじ

ヒョンジュは家に帰るエレベーターでヒョンミンと一緒になる。

エレベーターを降りてヒョンジュの隣の部屋に入ろうとするヒョンミンは「僕はいつからここに?」とヒョンジュに声をかけるが突然体が折れ曲がって倒れてしまう。

そこにジヨンがやってきて「ほっといて、私の彼よ」と処置を始める。

部屋に帰ったヒョンジュは母ユヒに再び照明店へ行くよう頼まれるが、周囲が不思議な状況になっていることで恐怖と苛立ちを感じてユヒに怒りをぶつける。

伏線&解説

ユヒがヒョンジュに何度も照明店に行かせる理由は後に明かされていきます。

ヨンジ あらすじ

病院に出勤したヨンジはベンチにいた、あちらの世界の住人である老人を見かけて声を掛ける。

老人は「私の死を悲しんで泣いてる姿を見たくなくてね」とヨンジに語り、近くにいた孫のことを嬉しそうに語る。

ICUで仕事を始めたヨンジは、ベッドの下で座り込んで泣き崩れているジヨンの姿を見かけ「手は尽くしました、後は患者の意志次第です」と説明する。

伏線&解説

現実でも手術されていますが、ジヨンがあちらの世界でも処置しないと(縫う行動と生命維持装置の反応がリンクしている様子)助からないほとの重傷だったようですね。

「後は患者の意志次第」ということなので、ジヨンが処置することでその想いがヒョンミンに伝わり、生きる意志が強くなって危篤状態でも生き延びられたようです。

ソネ&ヘウォン あらすじ

ソネが再び開かずの間だった扉を開くと、ケンカしてしまったヘウォンとの記憶、そしてバス事故を思い出す。ソネは自分を守ってくれたヘウォンを思い出し「ヘウォンさん、どこにいるの?」泣きじゃくっていた。

伏線&解説

バス事故の際、ヘウォンがしっかりとソネを抱きしめていたことでソネが助かっていたことがわかりました。

韓国ドラマ『照明店の客人たち』第7話第8話(最終話)あらすじ・伏線解説&ラスト考察へ

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