韓国ドラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-シーズン2』第2話第3話のあらすじと感想のページです。
重要そうな場面に太字マーカーしてありますのでサクっと読みたい方はそこだけでも確認してみてください。
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『Sweet Homeシーズン2』第2話あらすじ
37時間前
記憶がなくなっているヒョンスについて語り合うウニョク(ウニュの兄)とジス。
ウニョクは「僕は皆と一緒にいられないかもしれないから、ここの人たちとウニュを守って欲しい」とジスに頼む。
現在
ウニュは運転席の中士に銃を突きつけながら向かう方向を指示する。そして到着した先は崩れ落ちたグリーンホームだった。
ウニュはウニョクを捜そうとしていた。ジスは「あんたの知ってるウニョクはもういないかも」と警告するがウニュは「自分の目で確かめるまでは何も信じない」と車を降りる。
崩れたグリーンホームの中に入って行ったウニュはウニョクのメガネや思い出の品を見つけ涙を流す。その上部では怪物が胎動していた。
ウニュの代わりに中士に銃を突きつけているジスたちは中士から怪物化に対するワクチンの存在を聞く。
ワクチンが欲しい住人のリュ・ジェファンと銃を突きつけているジスが争いになり、その隙に中士たちは「銃を捨てるんだ」とその場を制圧してしまう。
自由になった中士はグリーンホームにいるウニュの元に行き「ふざけやがって」と何度も殴りつける。もう一人の軍人、二等兵のチャニョンは殴る軍人の男を止める。
チャニョンは中士に周囲にカラス部隊の死体が散乱していることを伝え「この辺に怪物がいます」と危険を知らせる。
中士が「全員縛れ、俺たちはキャンプへ」と命令を出し、チャニョンは仕方なく住人たちをグリーンホーム内で縛る。
ウニュに「緩めに縛ってありますからしばらくしたら隠れてください」と言ってチャニョンは去っていく。
物音がして住人たちのもとにミョンスク(怪物化したグリーンホームの住人)が突然現れる。「怪物になったはずなのに」と戸惑う住人たち。
ミョンスクはそのまま外に出ていき、それを見つけた中士が車でひくと口から血を流し倒れる。
中士はミョンスクにガソリンをかけて火をつけようとするが、顔が半分になっている怪物が現れ中士の頭部を貫く。
チャニョンは逃げる住人たちを助けるため銃撃するが、目玉のついた触手の怪物が襲いかかり彼に巻き付く。
住人たちは近くにあったバスに乗り込み逃げ出す。チャニョンは急いで触手を切り離しバスを追いかけて乗り込み一緒に脱出するのだった。
途中で生存者を見つけバスを止めるチャニョン。中年のその男はバスに乗り込んだ。
パムソムではヒョンスが檻に入れられ首輪を付けられて運ばれていた。ヒョンスは暗く広い部屋に閉じ込められ、イム博士がヒョンスに協力するよう声をかける。
ヒョンスは「この全てを終わらせれるなら」と協力の意志を伝える。すると部屋の上から大量の血が流れてくる。
部屋に投入された怪物がうごめく。イム博士は「タイプはレッド、血に対する攻撃性がある」と説明し「MH5チャ・ヒョンスへの実験を開始する」と指示を出す。
研究区域では研究員たちがウィミョンが乗り移っていたサンウクの遺体を調べていた。研究員たちが目を離した隙に遺体は消えていた。ウィミョンは研究員たちを殺して服を奪いその場を抜け出す。
ヒョンスに噛み付いた怪物だったが、自らの過去を思い出し「もう病気から開放されたい、助けて」と懇願する。そこに研究員たちが火炎放射器を持って現れ、怪物を焼き殺してしまう。
実験が終わり、窓の向こうにいるイム博士にヒョンスは「なんで殺したんだ」と怒りをぶつける。怪物が自分で攻撃行動をやめたのを見たイム博士はヒョンスに興味を持ち、表に出てくる。
ヒョンスは「俺を使ってワクチンを作れるのか?」とイム博士に尋ねる。「死ぬほど辛いがお前なら上手くやるだろう」と博士は語るのだった。
イム博士はカードキーのエラーを出している軍人を見かけ「ソ・イギョンさん」と声をかける。博士はカードキーでドアを開け「婚約者となら話すかも」とイギョンを一緒に連れて行く。
警戒するイギョンに博士は「私はサンウォン(イギョンの婚約者)の友人だ」と告げる。
ウィミョンは実験されている特殊感染者を見つけ助けようと手を伸ばしていた。
博士はイギョンを部屋に案内するが、イギョンが部屋に入るとすぐに兵士たちに見つかり気絶させられてしまう。
住人たちが乗るバスがトイレ休憩で止まっていると、ジェファンの怪物化が始まりスヨンの首を絞める。途中で乗り込んだ男性が銃で応戦し、外に追い出しオイルを巻いて火をつける。
ジェファンは「燃えたらダメだ」と叫びながら、燃え尽きていくが、スヨンはすでに息絶えていた。
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『Sweet Homeシーズン2』第3話あらすじ
部屋に入ったイギョンは研究員たちの死体を見つけ警戒する。
周囲を探るとケースに入った遺体を見つける、それは実験されていた様子の婚約者サンウォンだった。ショックで泣き崩れるイギョン。
サンウォンの子供を妊娠中だったイギョンのお腹が急激に動き出す。ウィミョンはその姿を陰から見ていた。
イム博士が目覚めると基地のボスである総理と幹部たちが目の前にいた。総理はイギョンから回収したトランクを見せる。
総理の命令でトランクを開けようとするイム博士。総理と幹部たちは博士に作らせたワクチンが入っていると期待していた。
博士がトランクを開けてみせると中身は空だった。「お前の仕業か、いったいどこにやったんだ!」と叫ぶ総理。
イム博士は「最も安全で絶対に見つけることができない、そんな場所です」と告げるのだった。
ウニュたちは歩いてキャンプへ向かう人波と合流する。チャニョンは別れを告げ、途中からバスに乗った男性は去っていくが銃を所持しているのを見つかり軍に捕まってしまう。
インファンは隊長から「カラス部隊が要らなくなった」と説明され「脱走しろ」と説得される。インファンは「一体何を隠しているんですか」と問い詰める。
次の瞬間、隊長は自分の頭を撃ちインファンの目の前で血を流し倒れる。インファンはその場に置いてあった機密文書を確認する。
総理はイム博士を拷問し「怪物化する前に人間を掃除する」と言うが、博士は「それは私が望んでいたことだ、やれば欲しい物の場所を教える」と喜ぶ。
総理が「そうしよう」と言って、機械のスイッチを押すとキャンプへと歩く民間人に向かってミサイルが飛んでいく。
民間人のそばにいるチャニョンたち軍人は「なぜミサイルが?」と戸惑う。人々はキャンプとなっているスタジアム内に逃げ込もうと一気に押し寄せる。
ヨンスが取り残されその姿を見たジスは近づいていき抱きしめる。そこに次々とミサイルが飛んでくる。
総理が博士にワクチンの場所を再び聞こうとするが喋ろうとしなかった。そこにインファンが部隊を連れてやって来てその場を制圧する。
総理は怪物化してインファンに襲いかかる。そこにヨンフが助けにきて火炎放射器を浴びせて燃やすのだった。
インファンはミサイルを解除して、パムソムの怪物隔離区域の爆破命令を出し、部隊と共に安全キャンプに向かう。
ウィミョンは怪物化した人々を連れて歩いていた。イギョンはふらふらになりながらもなんとか外に脱出する。
隔離されているヒョンスを見に来たウィミョンは「お前を見捨てるよ、ここの最後をしっかり見届けろ」と言い去ろうとする。
ヒョンスはドアを突き破りウィミョンに襲いかかる。ウィミョンは反撃しヒョンスの胸を触手の腕で貫く。
ヒョンスの片腕に無数の突起が現れその腕でウィミョンに襲いかかるが、ウィミョンの力によってその腕からどんどん皮膚が黒ずんでいくヒョンス。
ヒョンスは全身が炭のようになってしまい、ウィミョンは去っていく。
外に出たイギョンだったが、子供が生まれそうになり苦しんでいると衝撃が走り下の氷が崩れ水の中に沈んでいってしまう。
ミサイル爆破から生き残ったウニュは、燃えているスタジアムを見て絶望する。ヨンスを助けたジスは足が瓦礫に挟まっていた。
上からさらに瓦礫が落ちてきそうになり、ヨンスに「急いで離れなさい!」と叫ぶジス。
ウニュはその姿が見えてジスに「逃げて」と何度も叫ぶが、ジスの上に大きな瓦礫が落ちてきてしまうのだった。
『Sweet Homeシーズン2』第2話第3話の感想
シーズン1とは違うスケールの大きな話を見せてくれますね。軍の隠された陰謀がメインで進んでいきますが、人間と怪物どちらが悪なのかを問うような内容に感じました。
ドラマでここまで作り込みが凄いホラー作品は海外の物も含めてなかなかないと思えるほどのクオリティで楽しませてくれます。
予告などでもありましたが、血まみれのヒョンスが首輪を付けられているシーンはどこかダークな美しさを感じてしまいました。
スタジアムのミサイル爆破はかなりダイナミックなシーンでスケールの大きさを感じさせてくれました。イギョンの子供はかなりショッキングなシーンですね。
今回はグリーンホーム住人だったスヨンとジェファンとジスが退場となってしまいました。明らかになっていないだけで他の人もミサイル攻撃でどうなったかはまだわからないですね。
ジスは作品のポスターもなく、パク・ギュヨンのインスタにもあまり写真などなかったので残念ですがそんな気はしていました。
3話終盤はイギョンから怪物化した子供が生まれ、カラス部隊は民間人を集めて地下鉄に拠点を移します。
予測不能のとんでもない展開の連続で楽しませてくれました。また続きも期待したいですね。