韓国ドラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』第8話第9話第10話(最終回)のあらすじと感想のページです。
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韓国ドラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』第8話 あらすじ
車が横転し、血を流し気絶するサンウクとヒョンスとユリ。ヒョンスが目を覚ますと筋肉だらけの怪物が迫ってくる。
そこに帰ってきたイギョンが消防車で突っ込んできて助け、そのまま追いかけてくる怪物を誘導する。目を覚ましたサンウクはユリを抱きかかえて車から離れる。
車が爆発し怪物が炎上する。そこにイギョンがさらに消防車で押し込み段差の下に突き落とし、炎の瓦礫を上から落とすのだった。
イギョンはヒョンスに会い、特殊感染者である彼に症状がいつ始まったのかを問いただす。聞こえてきた声から逃れたことを聞いたイギョンはどうやったのかヒョンスをさらに問い詰める。
ヒョンスは「生きたかったんです」とだけ言い、力の抜けたイギョンは座り込む。
イギョンはヒョンスに他にも同じような人がいて、政府がそういう人間を使って実験していたことを説明する。
シャワーを浴びながらイギョンは軍の命令を思い出す。信号が発信される機械を渡され、サンウォンの情報を渡すと言われたイギョンは心が揺れていた。
後ろから現れた男を撃退したイギョンは、彼を住人たちの元に連れていき「脱走兵みたい」と説明する。男は食料をむさぼりながら倒れてしまう。
手術が成功したジスは目覚め、そばにいたジェホンに話しかけ助けてくれた礼を言う。ジェホンは「生きていてくれてありがとう」と喜ぶ。
目覚めた脱走兵風のチャン・ジュソンに話を聞こうとするイギョンだったが、様子がおかしい彼は「ここにいちゃダメだ」と繰り返す。
彼が持っていた無線から、人を殺して楽しむ声が聞こえてくる。危険を感じた住人たちは急いでSOSの垂れ幕を回収する。
妊娠しているイギョンを心配するソニョンだったが、鼻から血が吹き出してしまう。
管理人の怪物が現れ、芝刈り機でジノクに襲いかかる。ジェホンが刀で応戦するも腕を切断されてしまうが、最後の力を振り絞り、管理人の怪物をエレベーターに誘い道連れにするのだった。
韓国ドラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』第9話 あらすじ
ジェホンを追悼する住人たち。ジェホンの愛の告白を思い出し1人涙に暮れるジス。
そこにウニュがやってきて自分の苦しかった過去を語り「どっちが不幸だったか一緒に生き残って証明してあげる」とジス激励する。
室内から外を偵察するイギョンとギルソプは装甲車が向かってくるのを確認する。装甲車は勢いよくグリーンホームのシャッターに突っ込んでくる。住人たちは慌てて逃げていく。
中から武装した男たちが降りてきて脱走兵風だった男ジュソンを見つけ何度もナイフで刺し、銃撃で止めを刺す。
武装した男たちは近くにいた戸惑う住人たちを捕らえて残りの住人を捜しに行く。
ギルソプがやってきて男たちを挑発して連れて行かれ、その様子を隠れて伺うサンウク。イギョンは装甲車のそばで人がいなくなったことを確認し、彼らが持っていたトランクを奪う。
住人は男たちに一箇所に集められ線で囲まれ、はみ出たジウンが突然撃ち殺される。
男たちのリーダーはシン・ジュンソプと名乗り「言うことを聞けば殺さない」と住人たちに告げる。
ヒョンスとウニョクは小声で作戦を立てる。サンウクが武装集団の男たちと戦っているとイギョンがやってきてあっさりと絞め殺す。驚くサンウクにイギョンは「私は元特殊部隊よ」と説明する。
緑色の液状の怪物がヨンスを助ける。サンウクたちは液状の怪物を発見して倒そうとするがヨンスが止める。
ウニョクを連れたジュンソプは、怪物化が進み自ら牢獄に入ったソニョンを撃ち殺す。
イギョンが捕まっている住人たちの元にやってきて武装集団を撹乱する。散らばった男たちをサンウクとイギョンは次々と倒していく。
このチャンスに反旗を翻そうとしたが、結局ジュンソプに制圧されてしまった住人たちの元に撃ち殺されたはずのソニョンがやってくる。
部下たちが銃撃を浴びせるがびくともしないソニョンは鋭くなった腕で男を殺し、次にヒョンスの腹も貫いてしまう。
ヒョンスは仕方なくソニョンの首を絞め、2人は倒れてしまうのだった。
ジュンソプは「怪物は皆殺しだ」と言いソニョンに火をつけ、ヒョンスを屋上に連れて行く。
イギョンは天井の排気口からこっそり近づき見張りの男を倒し、住人たちを開放する。
屋上に連れて行かれたヒョンスは目覚めてジュンソプに殺されそうになるが、特殊感染者だった部下のチョン・ウィミョンにジュンソプは屋上から突き落とされるのだった。
ウィミョンは「よろしく」とヒョンスに握手を求める。ヒョンスは手を出さずにウィミョンをにらみつける。
ヒョンスは胎児を内包している怪物になったミョンスクの姿をウィミョンに見せる。攻撃性のない怪物を見たウィミョンは「でも怪物を傷つけない人間はいるのか?」とヒョンスに疑問を投げかける。
特殊感染者通報案内 特殊感染者を通報すれば、通報した人の安全は軍が保証します。通報者は安全キャンプに移送します。
ウィミョンは、空からたくさん降ってきた軍の特殊感染者通報案内をヒョンスに見せながら「これを見てもお前が守っている連中は受け入れてくれると思うか?」とどちら側につくのか尋ねるのだった。
韓国ドラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』第10話(最終回)あらすじ
ヒョンスとウィミョンが一緒にエレベーターで1階に降りると、イギョンたちに銃を向けられていた。
住人たちはヒョンスに「早くこっちへ」とウィミョンから引き離そうとする。ヒョンスは「俺を助けてくれたんです」と銃を下ろすように説得する。
ヒョンスと語りあうウィミョンは「同類を捜し続けるから一緒に来い」と持ちかける。ウィミョンは軍に怪物を切り離す実験台にされ、人に乗り移れるように進化して逃げた過去を嬉しそうに語る。
ヒョンスとウィミョンはヨンスを助けた液体の怪物をヨンスが「やめて」と叫ぶ中、火炎放射器で殺そうとするビョンイルたちの姿を見る。怪物と人間が共存できないと感じるヒョンス。
ウニュはウィミョンを怪しむが、今は刺激しない様になだめるウニョク。ウニョクは「特殊感染者通報案内はウソである可能性が高い」と説明し、ヒョンスの説得を考える。
ウィミョンは軍人から聞いた、軍の最終手段であるゴールデンタイム作戦をウニョクとイギョンに説明し始める。
ゴールデンタイム作戦 人と怪物を区別できなかったり、いつ怪物になるか予想できなくなったら軍が完全に機能を失う前にできるだけ広範囲を破壊する。
イギョンはウニョクに、軍に持たされたボタンを押すと信号を発する機械を渡して経緯を説明する。それを聞いていた住人のジェファンがこっそり機械を手に入れ、ボタンを押してしまうのだった。
呼吸器の薬が切れて苦しむユリをおんぶして外に出ようと走るサンウク。そこにウィミョンがやってきて2人を突き飛ばす。
「通報されたらどうする」と怒るウィミョンにヒョンスは「行かせてやれ」とサンウクに鍵を渡す。
ウィミョンは外に出たユリとサンウクを後ろから何度も銃撃する。振り返って住人たちにも無差別に銃撃を始め、ビョンイルが死んでしまう。
ヒョンスはウィミョンに飛びかかる。ウィミョンはヒョンスを貫いたソニョンにも乗り移っていたことを告白し、ヒョンスを倒してシャンデリアを落とす。
その時、ヒョンスの片腕から棘のような突起が次々と現れ、ヒョンスは起き上がる。嬉しそうに拍手するウィミョンをヒョンスが棘状の突起で突き刺すと彼の体は一瞬でバラバラになり消えてしまう。
ウニョクとジスが恐ろしい姿になったヒョンスを倒そうとするが、ウニュは「あれはまだヒョンスだよ」と制止する。
ドゥシクがやってきてヒョンスに刺されながらも「大丈夫だ」と落ち着かせるように彼を抱きしめる。
急速に棘状だった腕が元に戻っていき、ヒョンスは涙を流しながら正気に戻りドゥシクに抱きしめられながら気絶する。
外にいるユリとサンウクは車のそばでお互いを慰めながら息絶えていく。
目覚めたヒョンスはドゥシクが死んでしまっているのに気付き涙を流す。ウニョクとジスはヒョンスが記憶の一部をなくしていることに気付く。
ギルソプはドゥシクから鍵を託されていたことを思い出し「おじさんから預かった」とスヨンとヨンスにドゥシクの手作りの勲章を2人に渡す。
気付くとギルソプは眠ったまま持病で亡くなっていた。遺体を埋めようと住人たちは土だらけの床を掘ると地下につながる扉が見つかる。
崩れた天井から雪が降ってくる。怪物化した男の液状になった本体が装甲車に入っていく。グリーンホームの周辺には大勢の軍隊がやってきて包囲されていた。
「感染者は投降しなさい、生存者は安全キャンプへと移送する」と軍の放送が響く。グリーンホーム内で爆発が起き武装していると判断した軍は一斉に射撃を始める。
住人たちは急いで発見した地下道に向かう。ウニョクは見当たらないヒョンスを捜すためウニュに「心配ない」と告げ1階に戻る。ヒョンスはやってきたウニョクに会うが別れを告げ、1人外に出ていく。
鼻血が出てきたウニョクは家族の写真を眺め、涙を流しながら崩れ行くグリーンホームの瓦礫に包まれていく。
銃撃する軍隊に向かって歩くヒョンスは助けてくれた住人たちのことや、ジスに聞かせてもらった曲「スイートホーム」を思い出していた。
30時間後
住人たちは地下道をさまよっていたが、ヘインが走っていく愛犬のポムを追いかけていくと出口を発見する。
ジュンソプが持っていたトランクを運びながら外に出るイギョン。続いて次々と外に出る住人たち。スヨン、ヨンス、ジノク、ウニュ、ポムを連れたヘイン、ジス、スンワン、ジェファン。
気付くと住人たちは軍に囲まれていた。1人残ることにしたイギョンは別れを告げ、住人たちは車に乗せられキャンプに向かうのだった。
韓国ドラマ『Sweet Home-俺と世界の絶望-』第8話~第10話(最終回)感想
複数の謎を残したまま終わったシーズン1ですが、かなり楽しませてくれました。原作より大人向けに作られており、重厚なヒューマンドラマも絡ませつつ謎の多い展開と大迫力の戦いで最後までワクワクしながら見れました。
最後に生き残った中によく知らない若い女性と中年女性がいました(何か気づいてなかったらゴメンなさい)けど、たぶんただの生き残った住人なんでしょうね。イギョンも入れると合計で11人生き残ったようですね。
イギョンは軍と取引をしたのかどうなのかわかりませんが、単独で車で移動しようとしています。
果たしてどこに向かうのか、サンウォンの消息を確かめに行くのかわかりませんが、シーズン2での活躍も期待できそうですね。
軍に回収されてしまいましたが、ジュンソプが大事そうに持っていたトランクの中身も気になりますね。それを利用しようとしている軍の思惑も気になるところです。
そして最後にはヒョンスを装甲車に乗せ、不敵な笑みを浮かべる死んだはずのサンウクが出てきてシーズン1は終わりを迎えますが、サンウクの中身はおそらくウィミョンが乗り移っていそうですね。
シーズン2が待ち遠しくなる素晴らしい出来だったので期待して2023年12月を待ちたいと思います。