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韓国ドラマ『Sweet Homeシーズン3』第5話~第8話(最終回)あらすじ解説&感想

韓国ドラマ『Sweet Homeシーズン3』第5話第6話第7話第8話(最終回)のあらすじと解説&感想のページです。

最後に生存した登場人物それぞれが最終的にどうなったのかをまとめてあります。全話視聴した感想と評価もあります。

各話の終盤は省略していますので気になる方は視聴して見て下さいね。

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『Sweet Homeシーズン3』第5話 あらすじ

サンウォンは触手でイスを引き寄せ乗り移ろうとするが抵抗され、イスを引きずりながら連れて行って牢に閉じ込めさせる。

スタジアムへ向かうウニュは通り過ぎた車の中に兄であるウニョクの姿を見かける。

ジェジン(MH4)を引きずっていたヒョンス。ウニョクが乗る車を運転していたヨンフは、仲間たちを殺したMH4を車でひいて外に出て何度も銃撃して復讐する。

車を降りたウニョクはヒョンスの元へ行き「元気そうだな」と声を掛けるが、ヒョンスはウニョクに襲いかかる。

ウニョクはヒョンスの攻撃を軽々とかわしていたが、そこにヨンフから逃げ出してきたジェジンがやってきて2人が戦っていたバスを手から出した銀色の液体で包む。

なんとかバスの外に出たウニョクは、やってきたウニュと再会する。ウニュは今まで待っていた思いを伝えるが、ウニョクは何の感情もないような冷たい態度を取る。

「もう人間じゃない、新人類だ」とウニョクは自分が怪物化の最後の段階であることをウニュに説明する。

ジェジンがスタジアム地下へ戻っていき、こっそりつけていたヨンフ、チャニョン、ハニは様子を伺っていた。

ジェジンはヒョンスが戻ってきたこと、そしてバスに閉じ込めて「始末しました」とサンウォンに報告する。

特殊感染者になりたいインファンは、イム博士の指示でジャヨンの体内にある薬を手に入れるため、彼女を気絶させて博士の元へ連れて行く。

ヨンスは牢に捕らえられたイスを助けようとする。イスは怪物になりたいと言っていたヨンスの手を掴む。

イスが逃げ出したことがわかり、サンウォンは地下道の住民たちを全員中央広場に招集する。

『Sweet Homeシーズン3』第5話 解説&感想

ようやくウニュとウニョクが再会しましたね。

2人はケンカをよくしていたけど絆が深い兄妹(血は繋がっていません)で、ウニョクは最初の舞台であるグリーンホームが崩れたときに一緒に亡くなったと思われていましたが、新人類となって蘇ったようですね。

2人の過去はシーズン1で語られていますので興味がある方はこちらをチェックするか、さらに詳しく知りたい場合は視聴してみてくださいね。

ヒョンスとウニョクの共闘はちょっとカッコよかったですね。正直かなり内容は散らかってる気がしていますが…

地下道のイェスルや牧師、ソナなんかの話がちょこっと出てきますが必要なのか良くわからないですね。

新人類は怪物化の最後の段階で、記憶はあるけど感情はない、学習するの早いといった特徴があるようです。

終盤はバスから無事脱出したヒョンス。そしてサンウォンは住民たちを脅してイスを探させます。

果たしてヨンスは怪物化しているんでしょうか。殺伐とした容赦ない展開が続きます。

『Sweet Homeシーズン3』第6話 あらすじ

怪物のヒョンスと人間のヒョンスが一つになり目覚める。バスから脱出したヒョンスは「今度はお前が俺を手伝え」とウニョクに告げる。

人間に戻った様子のヒョンスを見てウニュは喜ぶ。ヒョンスとウニュとウニョクは3人でスタジアムへと向かう。

ウニュは過去の記憶があるウニョクの感情を戻そうと何度も話しかけていた。

インファン率いる守護隊は、地下道の住人をサンウォンたちから逃がそうと作戦を始めるが、生き残りたい一部の住民たちはサンウォンの命令に従いイスを捜していた。

サンウォンはチソン(MH3)にジェジンの始末を指示する。

イム博士はジャヨンから薬を取り出しインファンに注射しようとしていたが、イギョンの娘イスが人間に触れると怪物化させる話を聞き「実は自分用だった」とアンプルを飲み込んでしまう。

イスは自分を捜索している住民たちを次々と怪物化してサンウォンの居場所を捜していた。

スタジアム地下に潜入したハニはインファンに会い「パク・チャニョン、キム・ヨンフ、知ってるよね」と声を掛ける。

サンウォンは自分の手下たちを、イム博士がサンウォンの血を利用して作り出したことをインファンから聞かされて、激怒する。

住民たちを逃がそうとするインファンは監視カメラからサンウォンの気をそらしていた。

ヨンフと再会したインファンは、亡くなった部下たちのタグを受け取る。

怪物化の予感がしたウニュは、ウニョクとヒョンスに別れを告げ、別行動を始める。

『Sweet Homeシーズン3』第6話 解説&感想

ヒョンスの中にいた怪物は、ヒョンスの欲望というか抑えられている別の人格といったイメージなんでしょうね。もともと自らの欲望が膨らむと怪物化が発症するといった設定がありました。

もう何でもありになっているので、あまり気にする必要もなさそうですが…

久しぶりに出てくるサブキャラクターも多く、パムソムに薬を取りに行って捕まったヨンソクの恋人ジナとかあまり覚えてないですよね。

イム博士は怪物になりたかったようですね。自分が怪物化して不安定だったら薬を注射しようとしていたけど怪物化が始まらなくて戸惑っていた様子です。

イスの能力の噂を聞いて怪物にしてもらおうと考えているんでしょうね。

たびたびぶつかりあっていたインファンとヨンフが仲間たちを失って絆が深まったようですね。

38分あたりにシーズン1のシーンが出てきますが、ジノクを目の前にして、身体を利用しているサンウク(サンウォンが乗り移る前の身体の本来の持ち主)の記憶が蘇ったようですね。

正直、かなり分かりづらかったです。

終盤はイスを発見し捕らえようとするサンウォン、守ろうとしたジノクとヨンスはサンウォンに貫かれてしまい、イスは味方の怪物にした住人たちで対抗します。

カオスさを増していくストーリーに困惑しながらも次回を楽しみにしたいと思います。

『Sweet Homeシーズン3』第7話 あらすじ

ジェジンの始末をサンウォンに指示されたチソンだったが「これが最後の気遣いだ」とジェジンに今すぐここから出ていくよう指示する。

納得出来ないジェジンは暴れまわり、地下の配電盤を壊してしまう。電気が不安定になったことでインファンたちには住人を逃がすチャンスになり、作戦を進める。

サンウォンはイム博士を外に連れ出し、博士が飲み込んでいた自分の血が入ったアンプルを腹から取り出し破壊する。

イム博士は苦しみながら、連れてこられていたイスに近づき「怪物になりたい、やってくれ」と手を伸ばすが、サンウォンにとどめを刺されてしまう。

そのままサンウォンは傍にいたチソンにもとどめを刺し「父さんと行こう」とイスの手を引き連れていく。

自らの肉体を炎で焼き捨てたサンウォンは、液状になってイスの中へ入っていく。

住人たちを逃がそうとして先導していたインファンは鼻血が吹き出し発症して、自ら手にしていた爆弾で吹き飛ばされる。

ヒョンスと別行動をしているウニョクは緑色の液状の怪物(ヨンス)に誘導される。

地下を探索していたヒョンスの前にイスが現れ外へと連れて行かれる。イギョンがどこにいるのか尋ねるヒョンスにイスは「私が殺した」と告げ…

『Sweet Homeシーズン3』第7話 解説&感想

イム博士はサンウォンのようになることが理想だったようですね。もっと何か深いことを研究しているのかと思いましたが、自分が特殊感染者になるための研究をしていたようです。

ヨンソクが手に入れた薬をジナに渡すシーンがありました。ヨンソクは亡くなってしまいましたが、ようやく彼の愛が伝わったのかもしれませんね。

ジナが何の病気か明言されてませんでしたが、今回「HIV エイズ」と薬の瓶に書いてありました。

ソナとヨンジュン(牧師)は元々恋人同士だったようですね。発症してしまったソナがヨンジュンを道連れ?にするような感じで車に突っ込む過去のシーンがありました。

インファンが突然爆発(MH3を倒そうとしたんでしょうが)したり、なぜか氷の中みたいな状態になっていたり、わけのわからないハチャメチャな雰囲気がある意味面白いかもしれません。

最後に意識の中でナム・サンウォンが出てきました。まともに動いている姿は初だったので新鮮ですね。

終盤はイスの中にサンウォンがいると気がついたヒョンス。そこにウニョクもやってきて、2人はイスの手下になっている大勢の怪物たちに囲まれてしまい…

ついに次回クライマックスですね。果たして新人類などの気になる伏線は回収されるのでしょうか。楽しみにしたいと思います。

『Sweet Homeシーズン3』第8話(最終回) あらすじ

ウニョクはヒョンスの制止を聞かずにイスの身体を攻撃すると、中から液状化になったサンウォンが出てきて逃げ出す。

ヒョンスは慌ててイスを保護するが、イスはヒョンスに「父さんを殺して」と最後の言葉を伝えて息絶えてしまう。

怪物化したインファンが作り出した氷の中のようになった道が安全だとわかり、ヨンフの誘導で住人たちはその中へと入っていく。

住民に紛れ込んでいたジェジン(MH3)が氷の中に入ろうとするとインファンは「お前はダメだ、怪物は通さない」と拒否する。

気づかれて暴れ出したジェジンは液体をばら撒くが、ヨンフがジェジンを捕らえて、ジャヨンが触手で道を作り出しチャニョンとハニを氷の中へと誘導する。

ヨンフが爆弾でジェジンにとどめを刺し、ジャヨンは液体に沈んでいく。

次々と新たな身体に乗り移るサンウォンにとどめを刺せずにいるヒョンス。ウニョクは「俺を使え」と自分の身体にサンウォンを誘導するよう説明する。

再びサンウクの身体に乗り移ったサンウォンだったが、サンウクの意識が身体を燃え盛る炎の中へと進めていきサンウォンを道連れにして消滅していく…

別行動していたウニュはグリーンホームへと戻っていた。ウニュは鼻血が吹き出し発症してしまい優しかった頃のウニョクの幻を見る。

サンウォンとの戦いが終わり、ヒョンスはウニョクと別れ、ウニュを捜していた。ウニョクは家族の写真を見ながら失った感情を取り戻せるのか戸惑っていた。

『Sweet Homeシーズン3』第8話(最終回) 解説&感想

インファンが作った氷の道は住人たちを逃がそうとする優しさだったようですね。最初見た時はさっぱりわからなかったです。

サンウォンが乗り移ったサンウクの身体が再度出てきますが、燃やしたはずでは?そもそもかなり傷を負っていたような?とその辺は細かい描写がなかったですが、生きていたということなのであまり気にしないことにしました。

最後なので過去シーズンの回想シーンもありドラマチックな雰囲気に仕上がっていましたね(強引な気もしますが)

サンウォンの死と共にイスが苦しんでいましたが、サンウォンが生まれる前から何か印を付けていたようなのでその繋がりが消滅したのかもしれませんね。

終盤はみんなでグリーンホームへ向かう途中に数多くの新人類たちと遭遇しますが、怪物に対抗するため共存の道を選びます。

顔は見えませんが、イスが生きていて良かったですね。かなり成長しているように見えました(腕に黒い筋がありヨンスと仲良くしています)

そしてグリーンホームに戻ったヒョンスとウニョクとウニュの姿。3人は一緒に過去を取り戻すことにしたんでしょうか。

そしてウニョクとヒョンスの少し怪しげな笑顔が映し出されて「そこを我々はこう呼ぶことにした”SWEET HOME”」と最後は終わっていきます。

バッチリとタイトルを回収しましたが、モヤッとした終わり方でした。最後のヒョンスとウニョクはウニュの見ている幻の可能性もあるかもしれません。

みんな新人類になってしまい、地球をSWEET HOMEを呼ぶことにした、という可能性もあり、色々な想像が膨らむ幻想的なラストだったと思います。

「Sweet Home」を全シーズン視聴した個人的評価はです。

最後までとにかく散らかしたストーリーでしたがここまで時間とお金をかけた、こんなに混沌とした作品は他にないと思いますので唯一無二だったと思います。

なんだかんだテンポは良かったのも好ポイントですね。怪物や兵器などの映像も素晴らしかったと思います。

正直シーズン1がホラー感が一番あって別格に面白かったですが、全く別物のシーズン2と3も何か凄いものを見た気分になれるので、興味のある方は最後まで視聴することをおすすめします。

長いあらすじと感想を読んでいただきありがとうございました。

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