韓国ドラマ『サムダルリへようこそ』の第6話第7話ネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
各話の終盤はカットしていますので、気になる方は視聴してみてくださいね。
重要なポイントに太字マーカーしてますのでさくっと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
『サムダルリへようこそ』第6話 あらすじ
【チョ・ヨンピルの夢】
サムダルの外での様子を気象庁のモニターでいつも確認していたヨンピルは、防波堤で佇むサムダルの姿を見て交代の職員が来ると急いで準備する。
雨が降ってきたサムダルのもとに傘を持ってあらわれたサンド。その姿を気象庁を出ようとしたヨンピルはモニターで見かける。
相合い傘で歩くサンドとサムダル。そこにヨンピルが走りながらやってきて偶然を装い「サムダルは傘もないのか、コレを使え」と持ってきた傘を渡す。
サムダルは「なぜ傘を2本持ってるの?」と尋ねるがヨンピルは「傘がない人がいたら渡そうと思って」とごまかす。
サムダルは傘を受け取りヨンピルと一緒にぼやきながら帰っていく。サンドは2人の後ろ姿を眺めながら歩いていく。
マガジンX本社に来ていたウンビとジウンは、テーブルに置いてあった資料がサムダルが撮った写真であることに気づく。
マガジンXの社員は「なぜ盗み見を?」と注意する。ジウンは「これうちのスタジオの写真です」と告げるが社員は「うちのものです」と資料を奪い返す。
資料にはパン・ウンジュの名前があった。ウンビとジウンは「あの泥棒女」と怒ってスタジオに戻り、防犯カメラを確認するとウンジュが資料を持ち出していたことがわかる。
サムダルの元にウンビから防犯カメラの映像が送られてくる。
すぐにウンビから電話がかかってきて「室長のポートフォリオをウンジュが盗んでマガジンXに売り込みをかけたんです」と飛び降りたことも全てウンジュが成り上がるための狂言だった可能性を伝える。
サムダルはサンドに「空港まで送って、ソウルに行かなきゃ」と頼む。「何もかも確かめたい」と言うサムダルはサンドとヨンピルと一緒にソウルに向かう。
父がいないことを噂されていたハユルは防波堤に行き、海でイルカを見ながら佇んでいた。そこに双眼鏡を持った男がやってきて一生懸命イルカの姿を見ていた。
ハユルは「イルカを見るのは初めて?」と声をかける。
挨拶を返した男はイルカについて熱く語り「さっき跳ねたのがナムチュンその隣はパルボン、2人は夫婦だ、子供もいる名前はオリョン」と嬉しそうに眺める。
ハユルは「ナムチュンと友達なのね」と話していた。そこに母のヘダルがやってきてハユルに声をかける。ハユルは「ナムチュンとごゆっくり」と男に挨拶してヘダルに抱きつく。
ヘダルが「誰なの?」と尋ねるとハユルは「ちょっと不思議な人」と言い、ヘダルは男の姿を確認して帰っていく。
マガジンX本社で会議をするウンジュとチュンギと社員たち。サムダルはマガジンXの中に入り、知り合いに挨拶するが無視されてしまう。
ヨンピルとサンドは外で心配しながら待っていたが、この会社にチュンギとウンジュがいることを聞きつけて慌ててサムダルを追いかける。
サムダルはデスクにあった自分のポートフォリオが「パン・ウンジュ」の名前になっていることを確認し、チュンギの居場所を聞き会議室に向かう。
会議室の扉をノックして入っていくサムダル。ウンジュに近づくサムダルを止めようとするチュンギ。
サムダルは「これを初めて見る?」とプレゼン中のポートフォリオについてチュンギに尋ねる。チュンギは「いや、人の着想には限界があるから似たようなものが…」とごまかそうとする。
ウンジュが「つまり私が盗作したと?」と声をかけてくる。サムダルは防犯カメラの映像を見せる。
「追及したいの?」と言うウンジュにサムダルは「質問したいの」と言い「本当に私のせいで死のうとしたの?」と尋ねる。
ウンジュは「いいえ、違います」と答えて笑みを浮かべる。サムダルは「よくも言ったわ、よくもそんなことをそれでも人間なの?」と涙を浮かべて叫ぶ。
そこにヨンピルがやってきてサムダルに「帰ろう」と告げる。
チュンギは「お前は誰だ?」とヨンピルを引き留めようとするがヨンピルは「触るな、人間のクズめ」と言いサムダルを連れて会議室を出ていく。
ロビーまで戻ったサムダルは「違うって、私のせいじゃないって」と泣きじゃくる。ヨンピルはサムダルを抱き寄せて優しく背中を叩く。その姿をサンドが見かけて立ち尽くす。
いつの間にか時間が過ぎて夜になっていた。サムダルに寄りかかり落ち着いたサムダルにヨンピルは「気が済んだか?」と声をかける。
そこにサンドが「おい、一緒だったのか」と何も知らないふりをしてやってくる。「済州に帰ろう」と言うサンドにサムダルは「先に帰って、まだ用がある」と言って会議室に戻る。
「まだ何か用?」と言うウンジュにサムダルは「この案はあげる、私のコンセプトで同じカメラで同じスタッフでやってごらん」と告げ、説教して帰っていく。
会社の入り口でサムダルを待つヨンピルとサンドだったが、戻ってこない彼女がすでに裏門から出ていたことを知る。
慌てて外に出た2人は周りを捜すがサムダルは見つからなかった。銀行を見かけたヨンピルは何かを思いつき、サンドに「見つけたら電話を」と言い1人で走っていく。
サムダルは済州サラン銀行の前に座り込んでいた。
サムダルは昔、銀行の前で「家に帰りたい」と泣きながら写真家の夢を諦めそうになっていた時に、ヨンピルに元気づけられたことで再び写真家として頑張れたことを思い出していた。
ヨンピルは銀行の前で座り込むサムダルを見つけ、2人は語り合う。ヨンピルは「夢が消えただけでお前が消えたわけじゃない、だから探そう、本物のチョ・サムダルを」と元気づけるのだった。
『サムダルリへようこそ』第6話 感想
相変わらず美しい映像で楽しませてくれますが、今回はウンジュが見事な憎たらしさを見せてくれました。
終盤のドラマチックな展開も素晴らしかったですね。序盤のガチャガチャした感じはなくなり、どんどん作品の魅力が増している気がします。
あらすじでは書いていない細かいエピソードもたくさんありますので、見ていない方はぜひ視聴して楽しんでみてくださいね。
エピローグでは全国のど自慢済州島編で金メダルを取った少年時代のヨンピルが、母に「ヨンピルの夢は?」と聞かれて「母さんとサムダルだ、2人の夢がかなうのが僕の夢だ」と語ります。
そして年月が経ち、母の葬式で泣くヨンピル。そしてサムダルとの思い出を回想します。
また次回もじっくりと楽しみたいと思います。
『サムダルリへようこそ』第7話 あらすじ
【別れは常に両面だ】
海女たちの話でヨンピルが”陸地”に行っていたことを聞いたミジャは慌てて家に戻る。
バスに乗ろうとしたヨンピルの父サンテは、運転手がパンシクであることに気づくと乗らずに次のバスを待ち始める。
家に戻ったミジャは捨てられていた金浦行きの搭乗券をサムダルに見せ「まだヨンピルが好き?」と尋ねる。
戸惑うサムダルに「1人で行ってきたの?」とミジャは問い詰めようとするが、ヘダルとハユルが帰ってきてサムダルは逃げるように部屋に戻っていく。
公園でヨンピルとサンドは語り合う。サンドは「サムダルが忘れられないのか?」とヨンピルに尋ね「俺はサムダルが前から好きだった」と告白する。
「いきなりのことで困惑しただろう」と言うサンドにヨンピルは「俺が何か困惑することがあるとでも?」と答える。
ヨンピルは、サンドが酔っ払うたびに「俺はサムダルが好きだったけど、お前のせいで告白できなかった」と語り、すでに18回も聞かされていることを知らせる。
サンドは「お前に話してたのか?」と戸惑い「友よ、お前の好きなようにしろ」と言うヨンピルに「お前と取り合いたくない、まだ忘れてないか?」と尋ねる。
ヨンピルは「俺は忘れられないんじゃない、俺はサムダルを忘れないんだ」と告げる。
サンテは職場でサムダルが済州に戻ってきている噂を聞く。
ヨンピルはバス停にいたサムダルを見かけて声をかける。
サムダルの姿を見て「どこ行くんだ、登山か?」と尋ねるヨンピルに「ちょっとチョ・ウネじゃない私を捜しに…」と少し照れながら話す。
ヨンピルは「まさかあのツアーか?自分捜しのオルレ道?」と笑いをこらえる。サムダルはネットで見つけたそのツアーに応募していた。ヨンピルは「頑張れよ」と笑いながら去っていく。
デヨンは「あの日俺を見たはずだ」とコ秘書に交通誘導していたジンダルのことを話す。「首の角度からみてご覧になったかと」とコ秘書は答える。
変な顔をしていなかったか気にするデヨン。そこにデヨンの兄がやってきて「ころんデヨン」と言う赤ナマコで転んだ記事のことでバカにする。
デヨンの兄は「後継者がお前では叔父さんも大変だろう、お前の妻のせいで世間から白い目で見られ企業イメージを回復するために数百億使った、しっかりしろ」とデヨンを責める。
苛立つデヨンはそんな彼らにジンダルがいつも文句を言い返して、守ってくれたことを思い出していた。
コンビニで買物をしていたジンダルは会いに来たコ秘書と懐かしそうに話し始める。
コ秘書は「連絡しなかったのをおわびしたくて」と言い「奥様のおかげで人間らしい扱いを受けられたのにそんな恩人を見捨てる格好になった」と謝罪する。
ジンダルは「本当にひどい連中は他にいるわ、私を孤立させたのはそいつらなのになぜ自分を責めるの?」と元気づけると、コ秘書は「さすが一貫してますね」と笑顔を見せる。
防波堤でイルカを捜し「ナムチュンいないわ」とつぶやくハユル。
ナムチュンが見つからなくなり、海で捜そうとするコン・ジチャンは望遠鏡を忘れてしまい、あわてて備え付けの望遠鏡を利用しようとする。
望遠鏡の利用に必要な500ウォンを落としてしまい見つからずに戸惑うジチャン。そこにヘダルが通りかかり地面を這っているジチャンの姿を見て「あの人何?」と不気味がっていた。
突然ジチャンが近づいてきて「500ウォンある?」と声をかけ、ヘダルは驚く。以前ハユルといた男だと気づいたヘダルはお金を渡すが、施設から逃げてきたのかと思い保護しようとする。
ジチャンはイルカを見つけ「ナムチュン!」と叫ぶ。おかしい人だと勘違いしているヘダルはジチャンに「どの施設からですか」と携帯で福祉センターの場所を見せる。
勘違いに気づいたジチャンは不機嫌そうにヘダルに名刺を渡す。そこには「イルカ保護センター代表コン・ジチャン」と書いてあった。
勘違いしていたヘダルは謝るが、ジチャンは怒りながらもナムチュンについて熱く語る。
そこにハユルがやってくる。ヘダルは横を走る車にぶつかりそうになりジチャンが助ける。その姿を見ていたハユルは「帰ろう、おばさん」とヘダルに声をかける。
ヘダルは戸惑いながらハユルを追いかけていく。
ジンダルはコ秘書と歩きながら家に戻っていると家の前にデヨンがいることに気づく。
デヨンはコ秘書に「君を捜しにきた」と言ってごまかしながら、去ろうとするジンダルに「すみません、元気だった?」と声をかける。
ジンダルはデヨンに近づいてきて「ここにいるとバレたらおしまいよ、人目につくわ」と警告する。デヨンは戸惑いながらもコ秘書と慌てて帰っていく。
気象庁で働くヨンピルは「済州と天気写真展、参加者募集」のポスターを見かけ何かを思いつく。
オルレ道で自分探しをするサムダルは心地よい時間を過ごしていたが、次々とやってくる大勢のツアー客の姿に圧倒されてしまう。
ヨンピルの助手席に乗るギョンテは「自分を探す前に人混みに埋もれるぞ、止めてやれよ」と言い、2人は笑いながらサムダルを噂していた。
ギョンテに連絡が入り「ヨンピルとサムダルが2人でソウルに行った」と村で噂になっていることをヨンピルは知るのだった。
『サムダルリへようこそ』第7話 感想
自分探しのオルレ道が眺めも良くて凄い美しい映像でしたね、ヤギなんかも放し飼いになってました。しかし実際に観光客の集団はあそこまでたくさんいるんですかね。人気スポットなんでしょうか。
ヨンピルの父サンテとサムダルの両親に対してなにか遺恨がありそうでした、亡くなった妻が関係していそうですが、これから明かされていきそうですね。
ジンダルやヘダル、ハユルのエピソードも充実してきてさらに面白くなってきました。
終盤はヨンピルがサムダルに済州と天気写真展のチラシを渡し、応募するように説得しますが断られてしまいます。そしてサムダルはサンテによってヨンピルと別れさせられた過去を思い出します。
エピローグでは8年前の別れで、サムダルにもらった赤いマフラーを解いていくヨンピル。毛糸玉にして写真と燃やそうとしますができませんでした。
「僕にとっては君を忘れることより執着していることのほうが簡単だった」
ついに別れの真相がわかってきて気になる次回も楽しみにしたいと思います。