韓国ドラマ『サムダルリへようこそ』の第4話第5話ネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
各話の終盤はカットしていますので、気になる方は視聴してみてくださいね。
重要なポイントに太字マーカーしてますのでさくっと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
『サムダルリへようこそ』第4話 あらすじ
【あの頃、私が愛したおバカ】
2008年
バスに乗ったヨンピルは、遅れてきたサムダルのために運転手と話して時間を稼ぐ。サムダルは無事にバスに乗り、呆れるヨンピルに「サンキュー」と親指を立てる。
桜並木を歩くヨンピルとサムダル。ヨンピルが「舞い散る花びらをつかむと、初恋が実るって」と話すとサムダルは「あらやだ、いつの時代の話?」とバカにする。
ヨンピルは「若いくせにロマンがない」と言って舞い落ちる花びらを掴む。同じ花びらを掴もうとしたサムダルがヨンピルの手を握る。
2人は見つめ合うが、サムダルはヨンピルの手をかじって「もらったわ、初恋が実るのは私のほうね」とはしゃぐ。ヨンピルはその姿を嬉しそうに眺めていた。
現在
酔っ払いながら「私が落ちぶれて嬉しい?」と激怒しているサムダルをなだめようとするヨンピルたち4人。
突然目が座って「誰ですか?」とつぶやくサムダルの様子を見た4人は過去を思い出し、彼女が飲み過ぎで倒れる前兆だと気づく。
サムダルが後ろに倒れていき4人が慌てて滑り込み、全員の腕でクッションを作るのだった。
翌朝「帰巣本能だ」と床で目覚めたサムダルは、両親に会うと「私やってない、いじめてない」とパワハラ報道について釈明する。
母ミジャは「今からでもデタラメだと言いに行こう」と言うが、サムダルは「誰も私の言うことを聞いてくれない」と当時を思い出していた。
サムダルの3MOONスタジオに来たウンジュはこっそりとマガジンXプロジェクトポートフォリオのファイルをカバンに入れる。外ではチュンギが車で待機していた。
車に乗ったウンジュにチュンギは「本当にウネ(サムダル)にいじめられたのか?あいつの性格からは考えられない」と言うとウンジュは「私を疑うの?」と怒ってごまかす。
ヨンピルはいつの間にかポケットに入っていたサムダルの携帯が鳴っているのに気付き、出してみると着信画面にはチョン・チュンギと書いてありサムダルと彼が寄り添う画像が出ていた。
ギョンテが「そいつが今の彼氏かも」と言っていたのを思い出したヨンピルは黙って電話に出てみる。
チュンギは「とんだ迷惑だ、俺にまで記者から電話が来るからひとまず謝罪しろ」と一方的に文句を言い、我慢できないヨンピルは「なぜ謝罪するんです?」と言い返す。
チュンギが「もう他の男ができたのか?」と笑うと、ヨンピルはすぐに電話を切り「なんでこんな男と」とつぶやいた。
ゴシップ記者のアン・ガンヒョンが済州島の空港に到着する。ASグループ代表のデヨンもコ秘書と一緒に降りてきた。
車で済州島を移動するデヨンは外の景色を眺め「夢でみたような…」と言うと秘書は「前の奥様の実家が済州でした」と告げる。
サンドは倒れた時に頭をぶつけているサムダルのために薬局で薬を買う。すれ違うようにヨンピルも薬局に行き、同じ薬を購入する。
ヨンピルは電話を返すためにサムダルに会い「昨日の記憶は?」と尋ねる。
「覚えてない」と言うサムダルに「しらふだったから覚えているはずだ」とヨンピルは問い詰める。
サムダルが怒って開き直ると、ヨンピルは「やっとサムダルらしくなってきた」と嬉しそうな顔をして携帯を渡す。
ウヌは「つまりサムダルの恋人がアシスタントと浮気して、アシスタントとサムダルが口論に?」と言いギョンテは「その音声を使ってパワハラを告発した」と説明する。
それを聞いたサンドは「イカれた女だ、なぜ反論しない?」と怒っていた。
ヨンピルは帰り際サムダルに「彼氏か?優しいか?」と携帯の写真のチュンギのことを尋ねる。サムダルは戸惑いながらも「うん、もちろん」と返事する。
サムダルは家に帰ると絶望した顔で姉妹たちにそのことを話し「浮気男を優しい彼氏なんて、バカじゃないの」と責められる。
翌朝わかめ漁が始まり、ミジャは娘の3姉妹に浜迎えに来るように命令する。ヨンピルも浜迎えのため車で海岸に向かっていた。
浜迎えの作業中に村のおじさんたちは「サムダルは留学のためこいつを捨てた」とヨンピルがサムダルと会うことを心配してヨンピルを帰らせようとする。
それを聞いていたサムダルは「私がヨンピルを捨てたって?」とヨンピルに別れを告げられ泣いていた過去を思い出し苛立っていた。
そこに揉み合っていた村のおじさんたちとヨンピルからわかめが飛んできて、切れ端がサムダルの顔に付く。
ヨンピルはサムダルに「大丈夫か、鼻の横にわかめが」と言いながら、わかめが付いた顔を見て笑いをこらえていた。
サムダルは怒りが爆発してヨンピルに大量のわかめを投げつけ、ヨンピルもわかめを投げ返す。2人はひたすらわかめを投げつけあうのだった。
『サムダルリへようこそ』第4話 感想
今回はあまり話は進みませんでしたが、新しい登場人物たちが出てきました。
ジンダルの夫のデヨンが「愛の不時着」のピョ・チス役の人でしたね。ちょっとおかしな所は似ていますが、服装で全然違って見えますね。
怪しげな記者も登場してこれから一波乱ありそうな雰囲気を感じさせます。
韓国の演歌が流れる中わかめを投げつけ合うサムダルとヨンピルのシーンがなかなか迫力があり、怒られそうだけど笑っちゃいました。
エピローグではソウルにいた頃のヨンピルがサムダルに告白しますが、酔っ払っていたサムダルは「誰ですか?」と言って倒れてしまいます。
ヨンピルはサムダルが持っていた箱を開けると赤いマフラーとメモがあり「ヨンピルを好きみたい、どうしよう」と書かれていて「やった!」と叫ぶのでした。
素晴らしいエピローグにまた次回を楽しみにしたいと思います。
『サムダルリへようこそ』第5話 あらすじ
【I See You】
「違う、彼氏じゃないわあれは嘘だった」とサムダルは恥ずかしくて真実が言えなかったことをヨンピルに告白する。
帰り際、ヨンピルはサムダルを追いかけていき「なぜ恥ずかしい?お前が浮気したわけでも、悪い男だと知ってたわけでもない、恥じるのはあいつらだ」と自分の思いを伝える。
サムダルが「口出ししてなんのつもり」と言うと、ヨンピルは戸惑いながらも「元恋人だから」と言うとサムダルは「だから恥ずかしいの」と小声で言って去っていく。
家に帰ったサムダルは窓際に置いてあった薬を見て、ヨンピルが以前に窓際から薬を塗ってくれたことを思い出す。
ヨンピルの父サンテは3輪バイクで走るミジャとパンシクの横をスピードを上げて砂埃をあげながら、走り去っていく。
サムダルは「玄関の前にあった」とハユルから薬を渡される。窓際にあった薬と同じ物で「なぜ2つも?」と不思議がる。
「ASテーマパーク造成確定」と書かれたステージにデヨンがやって来て締結式を行う。司会者が「ASテーマパーク設立に乾杯!」と音頭を取り、集まった人々も声を上げる。
デヨンは村人から受け取った手作りの酒を嫌な顔をして飲み込み、つまみとして渡された赤なまこに我慢できず「何だこれは、気味が悪い!」と皿を払い除けてしまう。
デヨンがなまこに滑って転んだ姿を集まっていた記者たちが一斉に撮影していた。
母の命令で交通誘導の仕事をするジンダルは「こんな狭い道で道路工事かよ」とうるさい運転手と言い争いになり、逃げていく運転手を激怒して追いかける。
追いかけていく途中でジンダルは車に乗っているデヨンとすれ違い、目があってしまう。デヨンは怯えてすぐに顔を隠し、ジンダルは見られた恥ずかしさでそのまま走り去っていく。
黄色いスポーツカーを見かけたサムダルは車に触っているサンドに「こんな高い車を触ったらダメ、持ち主に見られたら大変よ」と注意する。
サンドは「乗せてやろう」と言って自分の車であることを教え、サムダルは「す、すごい」と驚いていた。
サンドとドライブしてはしゃぐサムダル。ASテーマパークの取材に着ていた記者ガンヒョンはサムダルが済州に来ている噂を聞いて笑みを浮かべる。
交通誘導から逃げてきたジンダルと防波堤で合流したサムダル。ジンダルはサムダルの代わりにサンドの車に乗せてもらう。
サムダルは防波堤で物思いにふけりながら酒を飲む。そこにやってきたヨンピルが横に座り話しかける。
「なぜここが分かったの?毎日毎日怪しいわ」と言うサムダルに「あっちから走ってきたらお前が見えただけだ」と告げるヨンピル。
ヨンピルが「俺に恥じることなんかない、昔は俺の顔色なんか伺ってなかった」と先日のことを話すと、サムダルは「恋愛経験と収入が増えるとね、人間は変わるの、知った顔しないで」と言うのだった。
翌朝、サムダルの家に記者ガンヒョンがやってきてポストの手紙を出して撮影する。敷地内に入り「先生、先生!」とサムダルに呼びかけるガンヒョン。
そこにヨンピルとサンドがやってきてガンヒョンを追い出す。
ヨンピルから連絡を受けたギョンテとウヌは、店に来ていたガンヒョンがサムダルを狙って撮影していたと知り、カメラを投げつけて壊す。
ギョンテとウヌはカメラの件でガンヒョンと一緒に警察署に来ていた。「手がすべっただけだろう」と言うギョンテにガンヒョンは「訴えてやる」と怒りをぶつける。
そこにヨンピルがやってきて2人とハイタッチしてガンヒョンをにらみつける。
「本当に訴えられます」と言う警官にヨンピルは「弁償すればいいんだろう?」とガンヒョンに値段を聞くが「800万ウォンだ」と言われ戸惑う。
困った3人はサンドに連絡し、やってきたサンドは栄養ドリンクの空き箱に入れたお金をガンヒョンの前に出すのだった。
『サムダルリへようこそ』第5話 感想
今回は美しい風景から笑いや友情、恋愛まで素晴らしいバランスで、ここまでで一番楽しめる回でした。
過去の細かいエピソードが盛りだくさんで、毎回あるわけではなさそうですがエピローグの構成も練られていてシンプルそうなストーリーなのに思った以上に凝った作りになっていて驚きます。
全部書くと長すぎてしまうのでであらすじでは割愛していますが、ヨンピルやサムダルの思いがより深く感じられるエピソードがたくさんあるので興味のある方は視聴して楽しんでみて下さい。
ヨンピルの父はサムダルの両親に恨みがありそうな雰囲気を出していますが、亡くなった妻が関係していそうですね。
終盤はサムダルが警察署にやってきて、不法侵入や肖像権の侵害など複数の罪で訴えるとガンヒョンを脅し、記事を書かないように黙らせます。
今回はエピローグがない代わりにギョンテが昔からサムダルを応援していたことや、サンドがずっとサムダルのことを想っていた過去の映像が流れました。
どんどん面白さが増していってますね、また次回も楽しみにしたいと思います。