『赤い風船~絡み合う糸~』の第12話・第13話のあらすじ詳細&感想です。
重要ポイントや気になった所にマーカーをしてあるので、さっと読みたい方はそこの部分だけでもチェックしてみてくださいね。
2分で読めるあらすじショートも追加しています。
各話の終盤は省略していますので、実際に視聴して楽しんでみてください。
赤い風船 あらすじ:第12話 広がるひずみ
喫茶店で「どういうことなの?」と尋ねるグムアに、ウンサンは「社長が好きなんです」と告げる。
「社長と寝ました」と言うウンサンに「本気な訳じゃないだろうからお金目的ね」と返すグムアは怒りに震えていた。
ウンサンはナムチョルのことは全て知っていると語り「奥様が社長を愛していないから罪悪感を感じない」「社長を手放してください」と頼む。「可哀想だから目を覚ましなさい」と言うグムア。
「密会場所も借りてます」と明かすウンサンに、グムアは何も言えなくなり涙を流しながら帰っていく。
グムアは家に帰り、眠るナムチョルに怒りをぶつけたい気持ちを想像しながら、家族のためにこらえるのだった。
パダと仕事をするウンガンは「目薬ある?」と聞くパダに「バッグに入ってるわ」と教える。
「見つからない」と言うパダに「全部出して探して」と言うウンガン。
パダがカバンをひっくり返すとネックレスが床に落ち、チャウォンとミプンとウンガンが遊園地で撮った楽しそうな写真が出てくる。
「知らない人が見たら家族だと思いそう」と不安を感じているパダを、家族で食事に行くためチャウォンが迎えに来る。
不在を確認したウンガンはチャウォンのマンションに入り、ベッドや衣服に触れ化粧水を嗅いでチャウォンを感じようとするのだった。
その時チャウォンたちが帰ってくる音がして驚いて化粧水をこぼしてしまうウンガン。
チャウォンたちが家に入り、ベランダに出たミプンはおばちゃんだと手を振る。まさかと思い急いで見に行くジョンヒだったが誰もいなかった。
こぼれた化粧水に気付いたパダはチャウォンに尋ねるが「出かける前に使っただけだ」と言われる。
パダは遊園地の写真をしまおうとしてアルバムを覗くと、ミプンが赤ちゃんの頃からウンガンと一緒に撮った写真しか存在しない事に気付きショックを受ける。
パダは妖艶なネグリジェに身を包み、チャウォンのいるベッドに入り誘いかける。ウンガンとの夜を思い出してしまうチャウォンは、その気になれず疲れてるから寝ようと告げる。
諦めず誘ってくるパダをおいて部屋を出るチャウォン。追いかけて後ろから抱きしめるパダ。「ごめん」と謝るチャウォン。「ストレスのせいかも知れないから病院に行ってみよう」と言うパダ。
「大げさだ」と言い、一人部屋に戻っていくチャウォン。
ナムチョルを呼び出し、喫茶店で話をしようとするグムア。
「あなたを憎めない、誰にも言わないからここで関係を終わらせて」と言うグムアは、ナムチョルに小切手を渡すのだった。
社員が帰りウンサンと2人きりになった会社で「なんで妻に会いに行った?何も知らなかったのに」と尋ねるナムチョル。
ウンサンは「奥様といるのがものすごく嫌だった、でもバレたわ、今は行動する時よ」と説明し「どうしてほしい?」と尋ねるナムチョルに「離婚して」と告げるのだった。
ムルサンの家に来たウンガンは、パダの文句を言うバンスクに「雇われている身なんだから言うことを聞かなきゃ」と説得しているところで突然パダが帰ってくる。
「注意してる所よ」とごまかすウンガン。バンスクは大人しく言う事を聞くふりをする。2人の様子が気になるパダ。
パダはチャウォンに電話をかけ「家政婦をお母さんと言ってたみたい」と先程のことを話し「高校生の時に見たような気がする」と言う。
ゴンジュは預かっているチャウォンの娘ミプンが、大切にしているぬいぐるみトルバンを眠っているうちに「汚い」と言い捨ててしまう。
家に戻ったミプンはチャウォンに「トルバンがいない」と言い泣き出してしまう。
姉グムアに電話し実家にないか確かめるチャウォン。グムアが尋ねると汚いからゴミに出したと言うゴンジュ。
その場にいたウンガンが外に探しに行き、似た物がないかお店を周る。
チャウォンから連絡を受けたパダだったが、会長とのパーティーが始まる所だった。そこに会長の紹介で現れたギハン。2人は初めてを装い挨拶をする。
SNSで呼びかけて連絡を受け、同じものが見つかったと喜ぶウンガン。チャウォンが場所を聞き一緒に向かおうとすると「一人で行きなさい」とウンガンに言うジョンヒ。
ウンガンは「タクシーで行くから大丈夫です」と心配するチャウォンに言い、急いでデグンを呼び坡州に向う。
ぬいぐるみを受け取り喜び、礼を言うウンガン。パーティーで人脈を作ろうと頑張るパダ、それを見守るギハン。
ウンガンからぬいぐるみを受け取ったと連絡が入り喜ぶチャウォン。
ウンガンが到着し、外で待っていたチャウォンはぬいぐるみを受け取ると、何も言わずに急いで走り去ってしまう。チャウォンのためにも頑張ったウンガンは一人寂しく佇むのだった。
家に帰ったウンガンの元に電話があり、チャウォンは「お礼も言ってなかった」と謝り「本当にありがとう」と感謝する。
脅しの電話がウンガンの元にかかってきて「好きにすれば」「証拠があるから黙っていない」と告げるウンガン。
チャウォンの元に、酔ったパダをギハンがおんぶして連れてくる。警戒しながらも礼を言うチャウォン、挨拶し去っていくギハン。
目覚めたパダに「子供より仕事を優先するのか?」と説教を始めるチャウォン。謝るパダは「パーティーも仕事の一環よ」と告げ「7年間最善を尽くしてきたわ」と言い返す。
「毎朝の食事や着替え、幼稚園の送り迎えやお風呂に寝かしつけるのも僕がやった」「ハングルと足し算はウンガンが教えた」と言い「母親は君だろう」と怒るチャウォン。
「私だってお金を借りるために家族のために大変なんだからわかって」と言うパダ。
「家族じゃなくてお義父さんの借金のためだろう」と言い「そのせいで2人目も先延ばしにしている」と責めるチャウォン。
「誰に聞いたの?」と驚くパダに、さらにギハンと一緒だった事を責め「友達じゃなくて元カレだろう」と言うチャウォン。
パダは「まさかウンガンから聞いたの?」とショックを受けるのだった。
「キャンプ場で会おう」というメールを見てため息をつくウンサン。その姿をみたウンガンが部屋を出た隙に携帯を確認する。
怪しいメールを見たウンガンは、ウンサンを尾行する。
ウンサンがマンションに入っていくのを確認したウンガンはこっそり部屋までついていく。
ウンサンが部屋に入りドアが閉まる前に中に入るウンガン。ウンサンはその姿をみて驚くのだった。
第12話 感想
今回は前回とは打って変わって、終盤まではあまりストーリーが進まなかった印象ですね。
チャウォンに対する欲望というか依存のような強い思いが見え隠れするウンガンが、チャウォンの物を嗅いだりした後にどうやって出ていったか詳細は謎ですね。
ミプンがベランダでおばちゃんだと言っていた事からまさかベランダから壁伝いに…それかもうすでに出ていて外を歩いていたのか気になりますが、前者だと絶対に見つかりたくないその底力に恐ろしさを感じます。
ウンガンが現れトイレに押し込まれ、ナムチョルが登場し、グムアまで来てしまい修羅場になってしまったウンサンの”キャンプ場”。彼女たちの運命がどうなってしまうのか気になる所ですがまた次回を楽しみにしたいと思います。
赤い風船 あらすじ:第13話 不完全な修復
あまりの修羅場にトイレから出られなくなったウンガン。
「あなたも本気だったのね」と凄まじい形相で帰っていくグムアを、ナムチョルは慌てて追いかけて行く。
涙を流し立ち尽くすウンサン。
静かになり出てきたウンガンは、ウンサンに「何をやっているのよ」と叱りつける。
「こうなるとは思ってなかった」と泣きながら語るウンサンは「初めて私を特別に思ってくれた人なの」と言い「愛さずにはいられなかった」と告げる。その話をドア越しに聞いているナムチョル。
ウンサンは母に父の浮気現場を見るように告げられ無理やり修羅場を見せられ、そんな両親のせいで恋愛も結婚もしないと誓うようになったとウンガンに打ち明ける。
「なんで私に言わなかったの」と涙を流すウンガンは、自分も連れて行かれて同じように見せられたことをウンサンに語る。
ウンガンと抱きしめ合いながら涙を流し「姉さんごめん、本当に悪かった」と謝り続けるウンサン。
外で待っていたナムチョルをビンタして「これ以上妹が傷つくのを見たくないから早く解決してください」と言い、ウンサンを連れて去っていくウンガン。
デグンのタクシーに乗り、涙ぐみながら帰るグムア。額から血を流す彼女をみて絆創膏を渡すデグン。
家に帰ったグムアの姿を見て驚き、何があったのか尋ねるゴンジュ。グムアは「ナムチョルが浮気した」と泣き出す。
ムルサンも現れ「会社の経理よ」と話すグムア。ムルサンはチャウォンを呼び出す。
そこに帰ってきたナムチョル、激怒したムルサンとゴンジュは彼を殴り踏みつけ、髪を引っ張り回す。
そこに現れたチャウォンが慌てて2人を止めようとするが収まらず、ナムチョルを外に連れて行く。
居酒屋に連れて行き「がっかりしました」とナムチョルに告げるチャウォンは「姉さんを苦しめたことが許せません」と言った。
「言い訳はしない」と謝り「彼女は年の差や肩書など気にせず心を見てくれて、自分を奮い立たせてくれた」と語るナムチョル。
ムルサンは寝込むグムアの元へ行き「子供たちの事も考え、一度だけ許してやれ」と説得する。
会社にいるパダは、チャウォンの実家から連絡が入り向かおうとすると机の下にに落ちているネックレスに気付き拾う。
急いで外に出て向かおうとするパダにテギが声をかける。彼はウンガンがテギの結婚式をめちゃくちゃにした時の動画を「すごい再生数ですよ」とパダに見せる。
ウンガンの恐ろしい一面を見せられ驚くパダ。「あいつは平然とひどいことをする」と言うテギ。
話を聞きたいが忙しいパダは「また今度連絡します」と告げ去っていく。
ウンガンの今までの行動に不安を感じたパダはウンガンを呼び出す。
チャウォンにギハンに束草に行く事を話したか、父の借金について話したか、彼と会っているのかとパダは次々と尋ねる。うまくごまかそうとするウンガン。
「あなたの初恋の人って誰?」と尋ねるパダ。「あなたは知らない」と隠そうとするウンガン。
「20年来の仲だから知らない人はいない」と言うパダは「もしかしてチャウォンが好きなの?」と、問い詰めようとする。
全てを言ってしまいたい衝動に駆られるウンガンだったが「友達を信じられないの?」と逆にパダを責める。
「ネックレスはどこにあるの?」と尋ねるパダ。首元を探し「無くしたみたい」と言うウンガン。「机の下に落ちてたわ」とネックレスを出し「引きちぎってあった、見ればわかる」と逆上するパダ。
ウンガンは「おばさんと同じように私を疑ってたのね」と涙ぐみ「そんな想像をするなんて、あなたは私を友達だと思ってない」「ひどいわ」と言って走り去っていく。
外に出たウンガンは、震えながらネックレスを握りしめていた。
ウンガンの元にナムチョルから連絡が入り、会いに行くと「僕の気持ちです」とウンサンへのお金を渡される。
「社長の人格を信じます」と言い、去ろうとするウンガン。「ウンサンに伝えて欲しいんです」と彼女を案じる言葉を告げるナムチョルだったが、ウンガンは「どんな言葉も伝えません」とその場を去っていく。
ナムチョルは家族でスキー場にきて信頼を取り戻そうとするが、ウンサンの事が頭から離れない。
寝込むウンサンに「慰謝料だと思って終わりにしなさい」とお金を渡したウンガン。「いらないから返してきて」と受け取らないウンサン。
忘れるよう説得するウンガンはお金をベッドに置き、思い立ったウンサンはそれを持って外に出ていく。
夜になり、ナムチョルたちは家族でバーベキューをする。ムルサンがナムチョルに話しかけ「娘を苦しめないでくれ、頼んだぞ」と涙ながらに告げる。
スキー場に来たウンサンは、ナムチョルが家族に囲まれ幸せそうに過ごす姿を眺めていた。
家族で眠りについたナムチョルの元に、ウンサンから「100メートル先にいるから来て」とメールが入る。
グムアに「寝てるか?」と声をかけるナムチョル「いいえ」と言うグムアに「仕事の電話をしてくる」と嘘をつき、外に出ていく。
現れたナムチョルにお金を投げるウンサン。「本当にすまない」と謝るナムチョル。
「あなたも初めてだったんでしょう」と言うウンサンは「私も全てが初めてだった、全部あげたいと思ったのは初めて」と語る。
お金を拾ってウンサンの手に持たせ「これが最善だ」と告げるナムチョル。ウンサンは怒って再びお金を捨てるが何度もその手に戻そうとするナムチョル。
諦めないウンサンに、冷たい言葉を放ち「もっと必要なのか?」と告げるナムチョル。彼をビンタして泣きながら去っていくウンサン。
その姿を見ていたグムアが現れ「ここに呼ぶなんて」と怒り、涙ぐみながら走っていく。ナムチョルはグムアを追いかけて説得し、抱きしめるのだった。
第13話 感想
今回は色々起きましたね、あらすじが長くなりました😅
パダに秘めた思いがバレそう(わざとでしょうか)なウンガンがこれからどうなっていくのか、ナムチョルとの愛が終わってしまったようにも見えるウンサンの行き着く先も気になりますね。
ネックレスのくだりが少しわからなかったんですが、チャウォンに抱かれた時に引きちぎられたとパダに思わせるウンガンの捨て身の作戦だったと解釈しました。
あまり説明がなかったネックレスは、パダとの友情の証のようですがどこで受け取ったのか分からず、見落としがあるかも知れません😅
映画「パラサイト半地下の家族」をオマージュしたシーンもあり、貧しい家族が嘘をついて金持ちの家に少しづつ入り込むようなイメージも作品に含んでいるんでしょうね。
終盤にウンガンの叔父デグンがムルサンによってグムアと別れさせられた切ない過去が判明し、愛が再燃しそうになり、ウンガンはチャウォンとのキスをジョンヒに見つかってしまい、どうなってしまうのか気になりますが、また次回を楽しみにしたいと思います。
赤い風船 あらすじショート:第12話
喫茶店で「どういうことなの?」と尋ねるグムアに、ウンサンは「社長が好きなんです」と告げる。
「社長と寝ました」と言うウンサンに「本気な訳じゃないだろうからお金目的ね」と返すグムアは怒りに震えていた。
「密会場所も借りてます」と明かすウンサンに、グムアは何も言えなくなり涙を流しながら帰っていく。
パダは遊園地の写真をしまおうとしてアルバムを覗くと、ミプンが赤ちゃんの頃からウンガンと一緒に撮った写真しか存在しない事に気付きショックを受ける。
ナムチョルにグムアは「あなたを憎めない、誰にも言わないからここで関係を終わらせて」と言って小切手を渡す。
脅しの電話がウンガンの元にかかってきて「好きにすれば」「証拠があるから黙っていない」と言い返すウンガン。
チャウォンの元に、仕事のパーティで酔ってしまったパダをギハンがおんぶして連れてくる。
ギハンが帰るとチャウォンとパダは言い争いになり、チャウォンはギハンのことを「友達じゃなくて元カレだろう」と責める。
パダは「まさかウンガンから聞いたの?」とショックを受ける。
「キャンプ場で会おう」というナムチョルのメールを見てため息をつくウンサン。その姿をみたウンガンが部屋を出た隙に携帯を確認する。
怪しいメールを見たウンガンは、ウンサンを尾行する。
ウンサンがマンションの部屋に入りドアが閉まる前に中に入るウンガン。ウンサンはその姿をみて驚くのだった。
赤い風船 あらすじショート:第13話
あまりの修羅場にトイレから出られなくなったウンガン。「あなたも本気だったのね」と凄まじい形相で帰っていくグムアを、ナムチョルは慌てて追いかけて行く。
静かになり出てきたウンガンは、涙を流し立ち尽くすウンサンに「何をやっているのよ」と叱りつける。
ウンサンは「初めて私を特別に思ってくれた人なの」とウンガンに語る。
ウンサンは浮気でケンカばかりする両親のせいで恋愛も結婚もしないと誓うようになったことをウンガンに打ち明ける。
ウンガンは自分も同じ気持ちだったことを伝え、2人は抱きしめ合いながら涙を流す。
パダはウンガンの今までの行動に不安を感じ、呼び出して気になっていたことを問い詰める。ウンガンは涙ぐみ「そんな想像をするなんて、あなたは私を友達だと思ってない」と去っていく。
ウンガンの元にナムチョルから連絡が入り、会いに行くと「僕の気持ちです」とウンサンへの小切手を渡される。
寝込むウンサンに「慰謝料だと思って終わりにしなさい」と小切手を渡したウンガン。「いらないから返してきて」と受け取らないウンサン。
忘れるよう説得するウンガンは小切手をベッドに置き、思い立ったウンサンはそれを持って外に出ていく。
スキー場で家族と眠りについたナムチョルの元に、ウンサンから「100メートル先にいるから来て」とメールが入る。
現れたナムチョルにお金を投げるウンサン。「本当にすまない」と謝るナムチョル。
諦めないウンサンに、冷たい言葉を放ち「もっと必要なのか?」と告げるナムチョル。ウンサンは彼をビンタして泣きながら去っていくのだった。