『赤い風船~絡み合う糸~』の第10話・第11話のあらすじ詳細&感想です。
重要ポイントや気になる所にマーカーをしてあるので、さくっと読みたい方はそこの部分だけでもチェックしてみてくださいね。
2分で読めるあらすじショートも追加しています。
あらすじ終盤は省略していますので、実際に視聴して楽しんでみてください。
赤い風船 あらすじ:第10話 芽吹く
部屋のインターホンが鳴り、誰が来たのかと警戒するナムチョルとウンサン。
ウンサンは出ようとするナムチョルを制止して、玄関に向かい外に出て様子を伺うが誰もいない。
ウンサンが外に出ようとした瞬間、ムルサンを引っ張り陰に隠れるデボン。
怒りながら突入しようとするムルサンに「浮気現場をおさえたら修羅場は確実でトラウマになりますよ」と冷静になるようにデボンは説得する。
通販で完売した商品の、追加生産分のルビーを調達するお金がなくて困るパダに、ウンガンは「誰かにお金を借りたらいいのに」とチャウォンやギハンの名前を挙げるが、人の手を借りようとしないパダ。
しかし「一人いるかもしれない」と思いついたパダは義母のゴンジュに会いに行き、強引に連れ出しスパのVIPケアルームに連れて行く。
「おじいさまの遺産がありますよね」とゴンジュに言うパダは「3か月後に売上の10%と共にお返しします」と話を持ちかける。
悩むゴンジュだったが「先に利子をお渡しします」と言うパダの言葉につられ「2人だけの秘密よ」と、お金を渡すことにするのだった。
会社に戻ったパダとウンガンは大量のルビーを買い付ける。
チャウォンと話すパダの母ジョンヒは、携帯電話の録音のしかたを教えてもらう。
教員免許の勉強をするウンガンは、ジュエリーのデザインを渡してしまった事をパダに話そうと思い立ち「話があるの」とメールすると住所を送ってくる。
ギハンと2人で飲んでいるパダの元にウンガンがやってくるが、話の内容に気が付き見えない場所で立ち止まる。
パダと話すギハンは、パダの母からパダが「お金を渡せば何でもやるし、こき使えるから」と言っていたと聞いたと語り「君と2人で会いたいのにいつもついてくる」と愚痴る。
それを聞いていたウンガンは、話が終わると出てきてギハンに挨拶する。
パダと話そうとしたウンガンの電話が鳴り、叔父デグンが離れて暮らしていた娘のウンビョルがいなくなったと言い、心配するウンガンは急いでその場から去っていく。
家族が集まって手分けして捜す事になり、あちこち調べ回るがウンビョルは見つからない。
ウンガンがパダに連絡すると、酔っているパダの代わりにギハンが電話に出る。ウンガンはギハンに「パダをお願いします」と言い電話を切る。
すぐさまチャウォンに電話をかけ「パダに電話をしたらギハンさんが出たの」と告げるウンガンは、酔っていたから迎えに行った方がいいと住所を教える。
急いでパダを迎えに来たチャウォンは、酔っ払ってギハンと楽しそうにしているパダの姿を見て苛立ちながらも彼に挨拶をする。
寝てしまったパダを起こそうと頬を軽く叩くギハンの手をどけ、チャウォンはおんぶをして車で連れ帰るのだった。
翌日、学校にウンビョルを捜しに来たデグンとウンガンは、先生が連絡を取り安全に問題なく過ごしている事がわかる。
学校から帰る途中別れた妻からデグンに電話がかかってきて「実はウンビョルから連絡があったけど、あなたが来るのが嫌で引っ越したって」と聞かされる。
場所を聞こうとするが電話を切られてしまい不安になるデグンに、母親と連絡が取れているなら十分だと安心させるウンガン。
チャウォンはウンガンを呼び出し、パダとギハンの関係が気になって尋ねる。パダをかばいながら「彼は好きだったけど、パダは一線を引いてた」と告げるウンガン。
「バイトだから先に行くわ」と去っていくウンガンはわざとハンカチを落とし、気づいたチャウォンが渡そうと追いかけてくる。
外に出たウンガンはパダと電話をしているフリをする。
ウンガンは追いかけてきたチャウォンに聞こえるように「パダ、ギハンさんと連絡するのはやめて、チャウォンさんに気付かれるわ」「束草でキスしたと言ってたでしょ?隙を与えるようなことはダメ」「体だけじゃなく心を許すのも浮気よ、チャウォンさんが知る前に終わらせて」と話すのだった。
ナムチョルと過ごすウンサンは、妻と過ごすナムチョルを見て嫉妬してしまったことを話し「永遠に私のものがいい、1ヶ月という約束は守れそうにない」と言いながら「もう、気付かれちゃおう」とナムチョルを抱きしめるのだった。
ジョンヒは食事を作りに来たウンガンの言葉を録音をしようと携帯をポケットに忍ばせる。
ジョンヒはギハンとパダが2人でいるのをチャウォンに告げ口したとウンガンに言い「パダが離婚すればチャウォンさんが手に入ると?」とウンガンを責め立てる。
ウンガンは「いい加減にして下さい、パダの離婚?望んでると言ったら?」と怒りをぶつける。ジョンヒは録音した携帯をそっと確認するのだった。
仕事中のパダとチャウォンを緊急だと呼び出し、ウンガンと2人を座らせたジョンヒは、ウンガンとの会話を録音したと再生しようとするが何故か何も入っていない。
泣きながら出ていくウンガン、呆れて会社に戻るパダ「ウンガンさんみたいな人になんてことを」とジョンヒを叱るチャウォン、ジョンヒは苦しくなり薬を飲む。
ムルサンはナムチョルを呼び出し、激怒しながら全部知っていると浮気を問い詰める。ナムチョルは時間を下さいと告げるのだった。
第10話 感想
ウンガンのじわじわくる嫌らしい策略が効果的に動き、少しづつ離れていくパダとチャウォンの仲が心配になりつつも、蔑ろにされてきたウンガンを応援したくなる気持ちもあり複雑な面白さで楽しんでいます。
猛アタックするギハンとパダの仲も気になりますが、今回はとにかくジョンヒの酷さが目立ちますね。
昼食を毎日作ってもらいながらあんな暴言を吐き、録音までするなんて信じられないですが、なぜ録音できなかったのかはよくわかりませんでした(永遠の謎になりそうですがなにか見逃してるかも)
ジョンヒの勘は当たっているようですが、皆のそんな態度がウンガンをそちらの方向に進めているような気もします。
そして最後はギハンとパダの怪しい姿を見たチャウォンが揺れ動き、ウンガンとついに…衝撃の展開を迎えて先が気になりますがまた次回を楽しみにしたいと思います。
赤い風船 あらすじ:第11話 舞い上がる風船
ウンガンと愛のひとときを過ごしたチャウォンがベッドで目覚める。枕元を見るとウンガンからの手紙があった。
ウンガンの手紙
初めてあなたに手紙を書くわ
10年前、初めて会った瞬間あなたは私の心のなかで風船になった
その日から、あなたのすべてを心に留めるようになった
今100万個の風船が私の心に飛んでいるわ。私も風船となり舞い上がる
でもどうして胸が痛くて涙がこぼれるのだろう
私たちのしたことは罪深いけど、これは美しい過ちだと、そう言わせて
一生忘れないわ。私の初めての風船。
現在
涙をながし思いを馳せながら一人歩くウンガンは、ネックレスを引きちぎり握りしめる。
車の中で手紙を見つめ、ウンガンとの思い出を再確認するチャウォンは手紙を破ろうとするが、思いとどまり車内の収納に手紙をしまうのだった。
チャウォンの服を洗濯しようとしたパダは、ポケットから出てきたウンガンのハンカチに気付き尋ねるとチャウォンは「ミプンと遊園地に行った時アイスを垂らしたんだ」と嘘をつく。
「グムアに知れる前に別れるんだ」と言うムルサンの言葉を思い出すナムチョル。
仕事場で笑顔で近づき、一緒に過ごそうとするウンサンに、ナムチョルは冷たくして顔を合わせないようにする。
ウンガンは靴を買い、美容室に行きおしゃれをしてミプンの迎えに来ていたチャウォンの前に現れる。
ウンガンは「ウンの授業の帰りよ」と言って去ろうとすると、その腕を捕まえるチャウォン。
「どうすればいいか教えてくれ」と尋ねるチャウォンに、ウンガンは「あなたの心に従って」と告げるのだった。
運転するタクシーにテギが乗ってきた事に気付いたデボンは、酔って眠ってしまったテギをウンガンの元に連れて行く。
「父さんが責任を取るから好きにしろ」とデボン「そんな価値もない」とウンガン。テギを叩き起こすデグン。
目覚めたテギは目の前にいる3人に驚き、膝をついて謝る。
すがろうとするテギを蹴飛ばすウンガン、叩くデグン。テギは「助けてください」と大声を出し急いで逃げていくのだった。
今日幼稚園の行事があることを突然ミプンに聞かされたチャウォンはその事を忘れていたパダを怒る。
パダは「今日は生放送があるから行けない」と告げ、ウンガンに連絡し代わりを頼むのだった。
幼稚園の行事を3人で仲良く過ごしたウンガンは、帰ってきてパダに写真を見せる。
「風船大会で1位になった」とミプンが大騒ぎしていたことを話すパダは「あなたなしじゃ生きられないわ」と感謝する。
「離婚して私と結婚する?」と冗談を言うウンガン。「まだ使えるから10年後にする」と返すパダ。
通販も成功し会長に海外進出しないかと誘われ、仕事が順風満帆なことを話すパダは、世話になっているウンガンに「なにか大きな贈り物をさせて」と告げるのだった。
「キャンプ場じゃなく外で食事をしよう」と難しい顔をしながらウンサンにメールをするナムチョル。嬉しそうにメールを返すウンサン。
眺めのいい高級レストランにきた2人。楽しそうにはしゃぐウンサンと難しい顔をするナムチョル。
「一周年の記念にまた来よう」と言うウンサンはナムチョルと一緒に月に願いごとをする。
「月に何を祈った?」と尋ねるナムチョルにウンサンは「私達の愛が永遠に続きますように」と言い「社長は?」と尋ねるとナムチョルは「秘密だけど、必ず守るよ」と告げる。
キャンプ場の部屋に行き仲良く過ごす2人。突然ナムチョルはウンサンをきつく抱きしめ「少しだけこのままでいよう」と言って涙を流し始める。
ナムチョルは「もしも僕たちが別れることになっても、絶対に忘れない、君は僕の初めてだから」と戸惑うウンサンを抱きしめ続けるのだった。
戻ったナムチョルを待っていたムルサンは、浮気相手と別れていないことに気付き彼女へ電話をかけさせる。
ナムチョルは「この通り読め」とムルサンが書いた別れの言葉を電話でウンサンに告げる。
他に男を作って別れた元妻が「悪いと思ってる、一度だけ許してくれない?」とデグンの元にやってくる。
「俺の人生も娘の人生も壊した」と激怒するデグンに、泣きながら懇願し娘の住所を渡す元妻。デグンは住所を受け取り、彼女を振り払い家に入る。
会社に来たナムチョルは、キャンプ場で待ってると言うウンサンのメモを見つける。
ウンサンはキャンプ場の部屋に来たナムチョルに「ひどいことを言えば別れると思った?」と問い詰める。
「お義父さんに気付かれた」と危険を告げるナムチョルはキャンプ場を片付けようとする。
「嫌だ」とナムチョルを止め「私と暮らそう」と告げるウンサン。
「頼むからここで終わらせよう」と言うナムチョル。「勝手にすれば」と言い「私は絶対に別れない」と怒りながら出ていくウンサン。
ベッドでパダを誘うチャウォンだったが「寝てるか確かめてくる」と母と子供の様子を見に行くパダ。
ベッドに戻ったパダと愛し合うチャウォンは、ウンガンとの夜を思い出してしまい、ゴメンと言い中断してしまうのだった。
チャウォンとの昨夜の出来事をウンガンに話すパダ。チャウォンが謝っていたことを聞いたウンガンは微かに笑みを浮かべる。
パダは「チャウォンの上着に入ってた」とハンカチを返す。「束草に行った時にコーヒーをこぼして」と語るウンガン。
パダは「遊園地でアイスを垂らした」と言っていたチャウォンと話が違う事に気付き、疑惑を抱くのだった。
第11話 感想
ついに一線を超えてしまったチャウォンとウンガンですが、煮えきらない態度のチャウォンにイライラするのは私だけでしょうか。
どうしたらいい?みたいにチャウォンが尋ねるシーンがありましたが、お前はそれをウンガンに聞くのかと思いました😫そのどうしようもなさが、生々しさを感じさせ本作の魅力を高めているのかも知れません。
テギも久々に出てきましたが、ただやられるだけでした。彼はすでに懐かしい存在になってますね。
ナムチョルとウンサンの恋も終わりを感じさせてきましたが、終盤グムアの目の前に現れたウンサンはどうする気なんでしょうか、修羅場になるのかドキドキの展開ですね。
最後に優柔不断なチャウォンに覚悟と狂気を見せたウンガンの行き着く先が気になる所ですがまた次回を楽しみにしたいと思います。
赤い風船 あらすじショート:第10話
部屋のインターホンが鳴り、誰が来たのかと警戒するナムチョルとウンサン。怒りながら突入しようとするムルサンを冷静になるようにデボンは説得する。
パダは通販で完売した商品の、追加生産分のルビーを調達するお金がなくて困っていた。パダは義母のゴンジュを、スパに連れて行き説得してお金を借りる。
ウンガンはジュエリーのデザインを渡してしまった事をパダに話そうと思い会いに行くが、ギハンとパダが自分の陰口を言っているのを聞いてしまう。
パダたちに挨拶するが、電話がかかってきてウンガンは叔父の娘を捜すことになった。
娘は見つからずウンガンがパダに連絡すると、代わりにギハンが電話に出る。ウンガンは「パダをお願いします」と電話を切る。
ウンガンはすぐにチャウォンに電話をかけ「ギハンさんが出たの」と告げ「迎えに行った方がいいわ」と住所を教える。
寝てしまったパダを起こそうと頬を軽く叩くギハンの手をどけ、チャウォンはおんぶして車で連れ帰る。
チャウォンはウンガンを呼び出し、パダとギハンの関係が気になって尋ねる。「彼は好きだったけど、パダは一線を引いてた」と説明するウンガン。
ウンガンは帰り際にわざとハンカチを落とし、気づいたチャウォンが渡そうと追いかけてくる。
ウンガンはチャウォンに聞こえるようにパダと電話しているフリを始め「束草でキスしたと言ってたでしょ?チャウォンさんが知る前に終わらせて」と話す。
ムルサンはナムチョルを呼び出して激怒しながら「全部知っている」と浮気を問い詰める。ナムチョルは「時間を下さい」と告げるのだった。
赤い風船 あらすじショート:第11話
ウンガンと愛のひとときを過ごしたチャウォンがベッドで目覚める。枕元を見るとウンガンの想いが書いてある手紙があった。
チャウォンの服を洗濯しようとしたパダは、ポケットから出てきたウンガンのハンカチに気付いて尋ねると、チャウォンは「ミプンと遊園地に行った時アイスを垂らしたんだ」と嘘をつく
道端で偶然を装いチャウォンのもとに現れたウンガン。「どうすればいいか教えてくれ」と尋ねるチャウォンに、ウンガンは「あなたの心に従って」と告げる。
ナムチョルが予約してウンサンと一緒に眺めのいい高級レストランに来た。楽しそうにはしゃぐウンサンと難しい顔をするナムチョル。
別れを切り出そうと悩むナムチョルだったが、ウンサンの姿を見ると核心が言えなくなってしまう。
戻ったナムチョルを待っていたムルサンは、浮気相手と別れていないことに気付き彼女へ別れの電話をかけさせる。
翌日ナムチョルと会ったウンサンは「ひどいことを言えば別れると思った?」と問い詰める。
「お義父さんにバレた、頼むからここで終わらせよう」と言うナムチョル。ウンサン「私は絶対に別れない」と怒りながら去っていく。
パダは「チャウォンの上着に入ってた」とハンカチを返す。「束草に行った時にコーヒーをこぼして」と語るウンガン。
パダは「遊園地でアイスを垂らした」と言っていたチャウォンと話が違う事に気付き、疑惑を抱くのだった。