『赤い風船～絡み合う糸～』第1話のあらすじ詳細＆感想を紹介していきたいと思います。
登場人物紹介が多くて結構長めになっています。
重要ポイントや気になる所にマーカーをしてあるので、ささっと読みたい方はそこの部分だけでもチェックしてみてくださいね。
2分で読めるあらすじショートも追加しています。
あらすじの後半は省略していますので、実際に視聴して楽しんでみてください。
赤い風船 あらすじ：第1話 不協和音
高校生時代
ハン・パダはみんなの人気者だった。今も夏休みの間ヨーロッパを一周した話でクラスメイトが集まり話題の中心で、皆にプレゼントを配っていた。
しかし先生が現れ全部没収になってしまい、落ちた口紅を靴で隠しこっそり拾うチョ・ウンガン。
ウンガンは、罰としてトイレ掃除をするパダに口紅を返そうとするが「あげる」と言われ掃除を一緒に手伝うのだった。
傘が壊れ雨の中を走って帰るウンガン、車で送ってもらうお嬢様のパダは「一緒に乗って」と告げるが、ウンガンは断る。
「じゃあ傘を」といってパダが車外に出ると、2人は横を通る車のせいで水浸しになってしまう。
突然の出来事に逆に笑ってしまった2人、パダは「友達にならない？」と言って小指を出し、それを見たウンガンも小指を出し笑顔で指切りをするのだった。
20年後
VIPの夫人の家にパダの会社の手伝いでジュエリーを配達するウンガン。
帰り際に「社長に直して欲しい」と夫人から糸の切れた真珠を預かり、帰ろうとするウンガンだったが飼われている犬に吠えられ、驚いて転んで真珠を散らかしてしまう。
パダの会社の手伝い以外に家庭教師の仕事もしているウンガンは何軒かの子供を教えて回り、夜になり真珠を探しに行き、最後の一粒を見つけるのだった。
パダは家に帰り、夫のコ・チャウォンに仕事の話を愚痴る、マッサージをしてあげながら優しく話を聞くチャウォン。
そこにウンガンが突然訪ねてきて、足りなかった真珠を持ってくる。
パダはチャウォンに「送ってあげて」と頼み、ウンガンはチャウォンに車で送ってもらう。
車内でウンガンが膝を擦りむいたのを見つけたチャウォンは、すぐに薬局に向かい彼女の膝を消毒し治療する。
「その神の手にお礼をするわ」と言い、コンビニでカップラーメンを食べに誘うウンガン。
「一番好きなやつだ」と嬉しそうなチャウォン「いつもこれでしょ」と得意げなウンガン。
「なんでそれを？」と尋ねるチャウォンに、ウンガンは「9年前一緒に食べたことが」と告げる。
朝になり、
ウンガン、妹のチョ・ウンサン、叔父のチョ・デグン、父のチョ・デボン、母のヤン・バンスク、
が狭い家で家族が集まり食事をする。
ウンガンの彼氏クォン・テギは公務員試験に合格し喜んでいた。彼の家に訪ねるウンガンは合格したか尋ねるが「今回も不合格だ」と嘘をつくテギ。
資源リサイクル会社社長のチ・ナムチョルは取引先への配達に来ていたが、会長である義父コ・ムルサンにすぐに家に戻るように言われる。
慌てて戻るナムチョルだったが、取引先の田舎で道が分からず迷ってしまう。ガス欠になりそうでガソリンスタンドに入るが、義父から「早くしろ」と電話が入る。
焦るナムチョルはお金を払う前に走り出し、ガソリンスタンドで働くウンサンが追いかける。
激怒するウンサンに、ナムチョルは謝り料金を支払う。
美容整形をするチャウォンの母ナ・ゴンジュと、チャウォンの姉コ・グムアの面倒を見て、家に送っていくウンガン。
家に戻ったナムチョルは義父のムルサンに料理を手伝わされる。ゴンジュとグムアも家に帰り、ウンガンも一緒に入ってくる。
美容で顔を引き上げていた2人に苛立ち「母の命日に嫁が出歩いていてどうする」と妻を叱るムルサン。
「ご飯を作って」とグムアに言われ快く引き受けるウンガンは、一日中ムルサンの家（チャウォンの実家）の手伝いに明け暮れていた。
食堂で働くバンスクはその帰り、娘のウンサンが露出の多い服装でガソリンスタンドで働いているのを見かける。
バンスクは「おへそまで出して何してるのよ」と激怒する。「何も悪い事はしていない」と謝らないウンサン。
聞きつけたウンガンがやってくると、妹に他のバイトを紹介するよう両親に頼まれる。
会社で働くナムチョルの元にウンガンから電話が入る。喫茶店に呼び出したウンガンは妹に経理の仕事を紹介して欲しいことを伝える。
「去年のあの事は誰にも言ってませんよね」と尋ねるナムチョル。「今後も言いません」と告げるウンガンに「わかりました、今の経理をクビに」とナムチョルはすぐに妹を会社に入れる。
ナムチョルに妹ウンサンを紹介するウンガン。ナムチョルの顔を見たウンサンはガソリンスタンドでの慌てた姿を思い出すのだった。
ウンガンがテギの家に行くと不在で参考書が全て捨てられていた。その時テギは合格パーティで盛り上がっていた。その姿を見かけてしまうパダ。
テギの家で佇むウンガンの元にパダから、テギが祝賀会をやっていたと電話が入る。「週末に別荘でお祝いね」と言うパダに「どこでテギを見たの？」とウンガンは尋ねる。
「ウンガンも呼べ」と言う友人たちに「うんざりだよ、別れる」と言うテギ。「俺は自由の身で開放された」と宣言するテギの元にウンガンが現れる。
テギは慌てて「驚かせようと思ったのに」とウンガンを抱きしめ「合格したよ」と告げるのだった。
別荘でパダの見ている前で、チャウォンとキスをするウンガン。ハッとして目が覚めると、それが夢であった事がわかったウンガンとパダの2人。
パダ夫婦とお祝いパーティをするため、先に別荘に来たウンガンとテギ。パーティの準備を始めるウンガンは「風船を見ると嬉しくなる」と言い沢山の風船を膨らませるのだった。
そこにパダとチャウォンが現れ、パーティが始まりシャンパンを注ぐ、そしてみんなでテギにお祝いの歌を披露するのだった。
楽な格好でと言われ、ウンガンとカジュアルな姿で来たテギは、チャウォンとパダのオシャレすぎる格好に見下されているような気になり腹を立てていた。
近くにチャウォンが現れ、ウンガンは夢で見たキスを妄想してしまう。酔いが回り、外で楽しそうに踊りだすウンガンとパダ。
「私が男だったらあなたと結婚してた、いつもありがとう」とパダ。「それは私のセリフよ、パーティもありがとう」と言うウンガン。
降り出した雨の中で抱きしめ合い、親友である事を再確認しあう二人だった。
第1話 感想
赤い風船始まりました。映像が美しくキャストも魅力的で面白そうなんですが、今回は登場人物紹介の回ですかね。
第1話は1時間30分近くあり、結構長さを感じてしまいました。（1.4倍速で見ていますが😅）
仲が良さそうだけど、どこか劣等感を持っているウンガンと、心の奥底では見下していいように使っているような雰囲気があるパダ。
この二人の関係が夫チャウォンと彼氏のテギによって、どういう風に変化していくのか、これからが面白そうですね。
テギ冷たくされパダにこき使われ、と色々溜め込んでそうなウンガンがどう爆発していくのかも気になる所です。
騒がしいムルサン一家とウンガンの実家の家族も豪華な顔ぶれで、あちこちのドラマで見かける有名なベテラン俳優さんたちが、騒がしく一癖も二癖もある両親や親類を演じていてこれからの活躍に期待したいですね。
ドロドロ系復讐ドラマかと思ってみていたんですが、思ったよりホームドラマだったりコメディの要素も入っていて、ストーリーがどっちに向かっていくのかも見どころになりそうですね。
最後にはチャウォンとテギもバチバチし始めて、この先どうなっていくのかまた次回を楽しみにしたいと思います。
赤い風船 あらすじショート：第1話
高校生のハン・パダとチョ・ウンガンは運命的な出会いをして、友情を誓う。
20年の月日が経ち、パダのジュエリー会社の手伝いと家庭教師をしながら教員を目指すウンガン。
クォン・テギという彼氏がいるウンガンは、パダの夫コ・チャウォンに秘めた想いを持っていた。
ウンガンは資源リサイクル会社社長のチ・ナムチョルに、仕事を探す妹チョ・ウンサンに経理の仕事を紹介してもらう。
公務員試験に合格したテギはウンガンと別れようと考え、合格を隠そうとするが見つかってしまう。
別荘でテギの合格祝いをパダ夫婦とすることになったウンガン。テギはチャウォンに見下されているような気がして苛立っていた。
ウンガンはチャウォンとのキスを妄想した後、パダとの友情を再確認するのだった。