韓国ドラマ『完璧な結婚のお手本』の第8話第9話のネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
各話あらすじ終盤はカットしてますので興味のある方は実際に視聴してみてくださいね。
重要そうなポイントに太字マーカーしてありますので、サクッと読みたい方はそこだけでも確認してみてください。
『完璧な結婚のお手本』第8話 あらすじ
【私を排除しようとする人たち】
ジョンヘと話したヨンファは彼女がイジュに対してひどい扱いをしていたことを確信する。
ジョンウクは家族で食事をしたいと父ヨンギュンに連絡を入れ、隣りにいたユラに「イジュを潰してくれ」とドグクを周りから追い詰める作戦を立てていた。
ユラはイジュを誹謗中傷する記事をもっと拡散させようとセヒョクの妹セヒに依頼する。
テジャたち家族が集まり食事を始める。いまだに足のことでドグクを責めようとするジョンウクに我慢できなくなったドグクは「20年前に船で起きた事故の様子を撮った映像だ」と携帯を家族の前に出す。
戸惑う家族たちにヨンファは「乗船客の動画に映ってて後で連絡が来たの」と説明し、ドグクに公表を頼まれていたけどためらっていたことを語る。
ドグクは「顔を見るのも嫌だと言って、俺を押して自分で滑って落ちたんだろう」とジョンウクを問い詰める。記憶が曖昧なフリをするジョンウクにヨンファは「確認しましょう」と携帯を手に取る。
争う2人にテジャは「渡しなさい」と一喝し、携帯を受け取ると叩き壊す。
テジャはドグクとジョンウクに「争いを終わらせるために真っ向勝負しなさい」と言いドグクにテジャグループに戻るように指示する。
テジャは最後に「あなたたちのどちらを後継者にするかは1年以内に決める」と言い、ドグクとジョンウクは勝負する決意をテジャに伝えお互いに視線をぶつけ合う。
ドグクはセヒョクに不法侵入する姿を撮影した動画を見せ「不法侵入したことも妹のセヒがしたこともすべて知ってる」と兄妹揃って刑務所行きになると脅す。
言い訳しようとするセヒョクにドグクはユラの関与を示す証拠を持ってくるよう指示する。
料理教室に来たイジュは先生に試食を頼まれる。イジュは「私は先生のことを信頼しているようです」と先生手作りの料理を食べながら仲良く過ごす。
イジュは「やることが多くて」と義母と仲良くなれたので料理教室をやめることを告げる。先生は「また会えるわね?」とイジュを友達として応援したい気持ちを伝える。
イジュは上着を脱いだ先生の腕の火傷のあとを見て理由を尋ねると、先生は「火事が起きたの」と説明するのだった。
イジュはキム室長に連れられて毒を盛ったと濡れ衣を着せられた家政婦に会う。「おばさん」と涙ぐむイジュ、家政婦も大きくなったイジュを見て涙を流し抱きしめる。
家政婦は当時のことを語り始める。
家政婦が見た秘密
苛立つジョンヘがイジュにキツく当たっていた日の夜に、イジュは何かを食べてしまい体調を崩す。医者がやって来てヒ素か何かの中毒症状だと説明する。
ジョンヘは家政婦に疑いを向け、家政婦は言い返すがそのまま追い出されてしまう。
イジュが心配で顔だけでも見ようとこっそりイジュの部屋に入った家政婦だったが、そこにジョンヘがやって来てしまう。
クローゼットに隠れた家政婦は「よくも家に戻ったわね、私の手で確実に始末されたいの?」と叫ぶジョンヘの姿を隙間から見る。
家政婦は気付かれたかと思い出ていこうとしたが、会長が来てジョンヘは部屋を出ていった。
現在
当時のことを語った家政婦は他にもガラの悪い男が時々来ていたことも話す。
イジュはウンジェに会うと、自分の幼い頃の写真と当時の火事の資料のファイルを渡される。イジュは30%以上保有しているハンウルの株が欲しいとウンジェに頼む。
ウンジェは「そうするつもりだ」と快く返事をして、ジョンヘに奪われないようにキム弁護士と譲渡の準備中であることを説明する。
ジョンヘはハンウルグループがやろうとしている銀行買収についての調査をジョンウクから聞き、銀行が買収できないことを知る。
イジュがジヌンに広報の準備を勧めていたことを思い出したジョンヘは、彼女が買収できないことを知っていたことに気付く。
セヒョクはドグクに「妹の記事は削除させました」と謝るが、ドグクは「ユラが関与した証拠を持って来い」と指示に従わないセヒョクに苛立つ。
ユラをかばおうとするセヒョクは「愛する女性を守りたい」とドグクに自分が退職して責任をとることを伝えるが、ドグクは「ユラに他の男がいてもか?」と言われて驚くのだった。
コンクリートが基準に満たず強度に問題があるとの報告を受けたジョンウクだったが、裏金づくりのためにやっているジョンウクは聞く耳を持たない。
ジョンウクはユラとレストランで食事をとる。セヒョクがその姿を外から見ていた。
ドナは「企業イメージが下がった」と警察で取り調べを受けるセヒを追い詰め、証拠書類を渡す。
セヒョクは警察から釈放してもらうためにユラに電話をかけるが「自分で解決してね」と冷たくあしらわれてしまう。
そこにイジュがやってきてセヒョクは土下座して謝罪しセヒの釈放を懇願する。
イジュはセヒョクに「条件があるわ」と言い、そのままスジンに電話して「あなたに特ダネがあるわ」と告げるのだった。
『完璧な結婚のお手本』第8話 感想
今回はあまりラブロマンスの要素が少なく、陰謀渦巻く争いの前置きのような雰囲気でしょうか。
やはり海に自分で落ちていたジョンウクとドグクとの真っ向勝負がこれから始まり、イジュも過去の真相やジョンヘの罪の証拠が少しづつ集まってきました。
今回もテンポが良くいろいろ起きますが、銀行買収のくだりが説明が少なくちょっとわかりづらかったですね。4話と7話にちょこっと話が出てきます。
あまり重要じゃないと思っていたのでどこか見逃しているかも知れませんね😅
終盤はテジャグループの理事会でドグクの副社長としての選任が行われ、イジュのスキャンダルでジャマをしようとしたジョンウクにしっかりと婚約者であるユラのスキャンダルで仕返しするドグク。
銀行買収が認可されずに絶望して倒れるジヌン、そしてジョンヘは入院したジヌンに怪しい薬を飲ませ、株を渡さないようにウンジェの弁護士も買収して、数々の陰謀にどうなってしまうのか次回を楽しみにしたいと思います。
『完璧な結婚のお手本』第9話 あらすじ
【生き残った母娘】
ウンジェは「よくも家に戻ったわね、私の手で確実に始末されたいの?」とジョンヘが言っていた過去に家政婦が聞いた言葉が、イジュに向けられていたことに気づく。
それを聞いたイジュは、過去の火事の切り抜きが入っていたウンジェのファイルを取り出しそこに写っていた男を家政婦のグミョンに確認してもらう。
「男の名前はチョ・ドンスよ」とイジュが伝えると、グミョンはジョンヘに会いに来ていた男だとすぐに気づきイジュに教える。
今までのことが頭の中でまとまったイジュは、父ジヌンと母が別れた頃そばにいたジョンヘが、自分と母を殺そうと付き合っていた男に放火を指示していたことに気づきショックで倒れてしまう。
目覚めるとドグクが看病していた。イジュは自分を施設から引き取り養女にしてまで苦しめていたジョンヘが理解できないと涙を流し、ドグクは優しく抱きしめる。
イジュはジヌンに真実を全てぶつけようと決意して病院に会いに来た。自分の無様な姿に「これを望んでいたんだろ」と冷たく言い放つジヌンだったが、イジュは「望んでいたのはジョンヘよ」と告げる。
経営権を委任されたジョンヘは会社で役員たちに自分が会長の座についたことを説明していた。
ジヌンは「両親を地獄に叩き落とすとは」とイジュに絶縁を宣言する。
イジュは「我が子にも気付かず虐待にも見て見ぬふりをして挙げ句に罵った」と怒りをぶつけ「私はお父さんの実の娘よ」と告白する。
DNA鑑定書をみせるが「ジウォンは死んだ、子供も」と信じようとしないジヌン。
イジュは「ジョンヘが指示したの」と母の家が放火されていたことや、ジヌンに自分と同じ危険な薬を飲ませて殺そうとしていたことを説明する。
戸惑うジヌンは「帰れ」と言ってイジュを追い出そうとする。イジュは自分の髪の毛を抜き「信じられないならお父さんが確かめて」と渡して去っていくのだった。
ドグクの指示でジェホはキム室長にカネを渡して「チョ・ドンスを見つけ出して欲しい」と依頼する。
イジュの住む部屋にドグク、スジン、ドナ、ジェホ、ソンウォン(エイチテリア副代表)が集まりみんなで楽しく飲みながら食事をする。
買い出しを頼まれドグクとイジュが仲良く買い物に行き、部屋に戻るとスジンたちはイジュたちのためにハンウルの株主を味方につける計画を立てているのだった。
ドグクは刑務所に示談金を支払い出所させたドンスを迎えに来た。ドグクは「あの時の火災には彼女が関与してるはず」とドンスにジョンヘのことを聞こうとする。
「よりによって薪にタバコを捨てて、運悪く木造だったから家は全焼した」と言うドグクは、故意じゃなかったのかドンスを問い詰める。
ドンスは「お陰で昔の恋人の名前を聞けたよ」とだけ言って、連絡を頼むドグクに挨拶をして去っていく。
ハンウルの株主名簿を確認したイジュは多く保有しているイ・ジウォンという名を確認し、住所を見るとジェイミー料理教室と書いてあった。
同じ頃ジョンヘもジェイミー料理教室の株主を味方につけようと動いていた。
イジュは料理教室にジウォンに会いに行く。「先生はハンウル金融の大株主ですよね」と尋ねるとジウォンは「イ代表とやり合うのに力を貸して欲しいんでしょ」とイジュの意図を知っていた。
イジュは「考えてみれば最初から変でした」とジウォンが今までもなぜか助けてくれていたことや腕の火傷のあと、そしてジヌンが言っていた母の名前を思い出す。
イジュは涙を浮かべ「もしかして実のお母さんですか?」と尋ねると、動揺して言葉を詰まらせるジウォン。
確信したイジュは「そうなんですね」と捨てられた恨みを思い出し去ろうとする。
ジウォンは「待って、イジュ」と彼女の腕を掴み「私はあなたを捨ててないわ」と火事が起きてから半年間昏睡状態だったことや、目が覚めたとき父に子供が死んだと聞かされ渡米していたこと、
そして父が死の間際に子供のジョンウォン(イジュ)が死んでなかったと言い、死亡届を出して施設に連れて行っていたことを告白したことをイジュに語る。
「あなたが娘だと知ったのは最近のことよ」というジウォンは母だと告白する自信がなかったから、友人としてでもそばにいて力になりたかったことをイジュに話す。
今までの怒りをジウォンにぶつけるイジュ。謝るジウォンにイジュは「私に申し訳なく思うならあの女への復讐に力を貸して」と涙を流す。
ジウォンも涙を流しイジュを抱きしめる。その姿をジョンヘが外から覗いているのだった。
『完璧な結婚のお手本』第9話 感想
次々と新事実が明かされてきてクライマックスに近づく感覚が出てきました。相変わらずスピード感があって面白いですね。
ドナやスジンたちがドグクとイジュのもとに集結して作戦を立てるシーンが良かったです。今まで見せなかった友情に熱いものを感じました。
ジョンヘの恐ろしいまでの野望と狂気が明らかになり、ますますこの先の復讐が楽しみになってきますね。
終盤はジョンヘは会いに来たドンスにイジュの殺害を頼み、臨時株主総会が開かれて経営権の譲渡とウンジェの解任の議決が始まり、どうなってしまうのか次回を楽しみにしたいと思います。