韓国ドラマ『完璧な結婚のお手本』の第10話第11話のネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
各話あらすじ終盤はカットしてますので興味のある方は実際に視聴してみてくださいね。
重要そうなポイントに太字マーカーしてありますので、サクッと読みたい方はそこだけでも確認してみてください。
『完璧な結婚のお手本』第10話 あらすじ
【色濃く塗り重ねる嘘】
キム室長が地下に閉じ込められていたウンジェを助け出し臨時株主総会に連れて行く。
ウンジェは「ジョンヘが認知症を捏造した」と株主たちに説明し、株を孫娘のイジュに譲渡することを宣言する。
場内は騒然としてイジュがマイクを受け取り、長年務める役員と話し合って外部の専門家にハンウルを任せることを説明する。
ジョンヘは「株主たちの了解を得るには根拠のある話を」と反撃するが、イジュの母ジウォンが「私はイジュさんの意見に同意します」と株主たちに語りかける。
ウンジェはジウォンの名前を聞いて「生きてたのか、本当によかった」と涙ぐむ。
今度はウンジェはマイクを受け取り、今までの自分の行動への懺悔をして「一度だけ信じてください」と告げると、株主たちから拍手が沸き起こりジョンヘは慌てて出ていく。
ジウォンはイジュに今までのことを謝り「いつでもいいから私の話を聞く気になったら会いましょう」と言って、ドグクに「イジュをよろしくお願いします」と頼んで去っていく。
ジョンヘは自宅のジヌンの元に行き、株がイジュに譲渡されたことを知らせる。ジヌンは「お前の魂胆はわかっている」と怒りをぶつけると、イジュとウンジェがやってきて元家政婦のグミョンも現れる。
ジヌンは「イジュは俺の娘だ」と言ってDNA鑑定書をジョンヘに投げつける。そこにユラがやってきて「何の話?からかってるの?」と混乱する。
わめきちらすジョンヘにコーヒーをかけてジヌンは「今すぐ出ていけ」と家から追い出す。
ジョンヘはクレジットカードが全て止められてしまい、ドンスの泊まっているモーテルに泊めてもらう。
ジョンヘの行き先がわかっていたドグクはドンスを車に乗せ話を聞くと「イジュという子を殺すと3億くれるらしい」と聞かされる。ドグクはドンスに盗聴器と手付金を渡し、証拠の録音を頼む。
ドグクとイジュはテジャの元に行き、家族たちにイジュがジヌンの本当の娘だったことを知らせる。
部屋で絵を整理するイジュはドグクに「ジョンヘが海外に売った絵で、取り戻したい絵が見つからないの」と”凍った春”というタイトルの自分が描いた大きな絵の話をする。
ドグクはイジュを抱きしめ「春に婚姻届を出す」と告げる。イジュは手首の日付を見て一瞬戸惑ってしまうが気を取り直して「そうね、出しましょう」とドグクを抱きしめる。
ジョンウクとユラは、油断しているドグクとイジュに反旗を翻そうと作戦を練っていた。ユラは食事を見て気分が悪くなり検査をすると妊娠していることがわかりショックを受ける。
やってきたジョンヘに妊娠したことを伝えるユラ。ジョンヘは「偉いわね、よくやった」と抱きしめるがユラは戸惑っていた。
ドンスは車でジョンヘに手付金を要求する。その音声はドグクの携帯に繋がっていた。絵を売ってカネを作ろうとしているジョンヘの音声を聞いたイジュとドグクとキム室長。
イジュは「ソン・ジンの贋作を誰かが描いているはずよ」と気付くが、キム室長は「彼女が入手した作品は確かに彼の真作です」と反論する。
イジュは以前の人生を思い出し「絶対贋作よ」と以前贈った絵を鑑定するようにキム室長に頼む。
ジョンウクはユラから子供ができたことを知らされる。「テジャグループのあなたの後継者にする」と言うユラを「よくやってくれた」とジョンウクは抱きしめるのだった。
『完璧な結婚のお手本』第10話 感想
だいぶイジュにやられてきたジョンヘですが、狂気がいまだに止まらないですね。諦めの悪さが凄くて楽しめます。
ジョンウクとユラの仲はどうなんでしょうか、妊娠を本当に喜んでいればいいですがどこかジョンウクに怪しさを感じます。
ソン・ジンの絵画もなにか謎がありそうですね。あとはイジュとドグクの手首の時間になってしまうとどうなるのかが気になるところですね。
最後の方でユラがドンスとDNA鑑定して親子だとわかった時、鑑定書を食べちゃうのは笑いました😁
終盤はユラがジョンヘの恐ろしい過去をウンジェから聞かされ、ジョンヘは贋作がバレて警察に追われドンスと一緒に絵を取りに行きます。
盗聴していたドグクとイジュとキム室長がそこに向かいますが、イジュを見つけたジョンヘはドンスに車で...先が気になりますが次回を楽しみにしたいと思います。
『完璧な結婚のお手本』第11話 あらすじ
【凍った春】
「ここに贋作を隠していたのね」とデヨン療養所に着いたイジュとキム室長。キム室長は中の様子を探りに行く。
ジョンヘはイジュの姿を見つけ「あの女、なぜここが?」と戸惑うが、運転するドンスに「あの女を殺して、利益の半分をあげるわ」と頼む。
ドンスはスピードを出してイジュの元に突っ込んでくる。そこにドグクの車が現れてドンスを止めるのだった。
イジュを助けて「よかった」と抱きしめるドグクは「あの時みたいに君を失うかと怖かった」とつぶやく。それを聞いたイジュは「どういうこと?」と問い詰めようとする。
その時パトカーが現れてジョンヘとドンスは逮捕される。療養所からは贋作の画家が逮捕されて中から出てくる。
キム室長は「あなたは…」と驚き、画家は「私が画家のソン・ジンだ」と笑いながら連れて行かれる。
「よく似てるけど山で亡くなったと…」と話すイジュにキム室長は「遺体は見つかってません」と言ってソン・ジンを走って追いかける。
取り調べを受けるドンスとジョンヘ。現在の鑑定技術でガスボンベから指紋が発見され、過去の火事の原因がドンスの故意の放火であるとわかったことを説明する警官。
「公訴時効は過ぎてる」と言うドンスに、警官は海外にいる間公訴時効が停止していたことを告げる。イジュの母ジウォンが再捜査を求めて指紋を再鑑定していた。
ジウォンは「私と娘を殺そうとして、一生刑務所にいればいいわ!」と引導を渡す。ドンスは慌てて「この女の指示だ!」とジョンヘを指差す。
「私に罪を被せる気?」と言うジョンヘだったが、ドンスは今まで録音していたジョンヘが殺しを指示する音声を再生する。
そこにキム室長もやってきて「他にも罪はあります」とソン・ジンを自殺と見せかけて価格をつりあげ、施設で絵を書かせて稼いでいたことを知らせる。
「キム室長、よくも私に向かって」と言うジョンヘに「俺がソン・ジンの息子だから」と告白するキム室長。
キム室長は「今までの横領と裏金に関する資料は本日中に提出します」と警官に伝え「あなたの味方はどこにもいないのよ」とイジュが挑発するとジョンヘは掴みかかろうとする。
暴れてわめきちらすジョンヘを取り押さえて警官たちが連れて行くのだった。
部屋に帰ったイジュとドグク。イジュはドグクの手首にある自分と同じ日付に気が付いて「手首のそれは何?」と驚く。
自分の手首と見比べると同じ2023.07.20だった。イジュは「あなたも私みたいに1年前戻ってきたの?」と尋ねる。
ドグクは悩みながらも「そのとおりだ」と言って「あの日、君と俺の車が衝突したんだ」と告白する。
イジュは「どうして言わなかったの?」怒りをぶつけ、ドグクは「君を殺したのが俺だなんて言えなかった」と理由を説明する。
「気持ちを整理したい」と出ていこうとするイジュをドグクは引き止め「俺が出ていく」と去っていく。
ジョンウクは本部長から無理な工事日程のせいで建設現場で死亡事故が起こったことを知らされるが、責任を下請けに押し付けようとする。ドグクはドナと協力して遺族に詳しい話を聞く。
イジュは母ジウォンにドグクとのことを相談する。
ジウォンになだめられたイジュは「今ままでできなかったことを全部してほしい」と涙を流して甘えると、ジウォンは「誰より愛される気分を味わわせてあげる」と優しく包み込む。
ドグクは本部長を説得して事故の資料を受け取り祖母テジャと父ヨンギュンに資料を見せる。
ドグクは何が起きても自己責任だと書いてある「管理監督者指定書」が被害者本人のサインではないことを説明し「すべてジョンウクの企みだ」と本部長から受け取った汚職と裏金づくりのデータをテジャに渡す。
ドグクは「君に見てもらいたい物がある」とイジュに電話で自分の部屋の隠し扉を教える。
扉を開いたイジュは、中には自分が取り戻したかった絵画”凍った春”が飾ってあるのを見つける。
テジャは記者会見を開き「全責任は我々ゼネコンにあります」とジョンウクが隠蔽していた事件の真相を語りドグクと共に謝罪する。
会見をTVで見ていたユラは「ジョンウクは追放されると?」と絶望し、狂ったように暴れていた。
部屋に戻ってきたドグクはイジュに「俺が君と出会ったのはあの絵がきっかけだから」と語り始めるのだった。
『完璧な結婚のお手本』第11話 感想
第11話は今までの総まとめみたいな、最終話になってもいいくらい色々なことに決着がついたのでちょっとあらすじが長くなっています。
ついにジョンヘが捕まり、放火したドンスも無事に逮捕されました。キム室長の正体もソン・ジンの息子だとわかりイジュは母とも和解してほとんどスッキリしましたね。
終盤は、時間が戻る前から凍った春を描いたイジュを好きになってずっと見守っていたことを語るドグク。そして7ヶ月後妊娠したイジュは母と友人に囲まれ幸せに過ごしていましたが…
ここまでずっと安定したスピード感ある展開で楽しませてくれました。最終話の展開はタイトル的にも何となくわかってしまいそうですが、まだまだハラハラさせてくれる展開に最終回を楽しみにしたいと思います。