Netflix韓国ドラマ『マイ・デーモン』第16話(最終回)ネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
最後なので全話を視聴した感想も書いています。
重要な部分に太字マーカーしてありますのでサクッと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
各話のあらすじ終盤はカットしてますので気になる方は視聴してみてくださいね。
『マイ・デーモン』第16話(最終回)あらすじ
【我々という天国】
起き上がってきたソクミンがグオンに銃を向ける。ドヒは「危ない」と言ってグオンをかばい撃たれてしまう。
グオンはソクミンの銃を爆発させ、息絶えてしまったドヒの名を呼びながら抱きしめ、デーモンの掟を破りドヒに口づけをして生き返らせる。
目覚めたドヒは「もしかしてグオン、私を救ったの?」と掟を破ったことに気がつく。グオンは「俺を救ったんだ」と言って、少しづつ発火しながら消滅していく。
ドヒは「消えちゃうなんてやだ、あなたに伝えたいことがまだたくさんある」とウォルシムの記憶を取り戻したことを伝えて消えないようにすがりつくが、グオンは消えてしまい後には結婚指輪だけが残されていた。
スンニョは時計台の上から「結局そんな選択をしたのか」と涙を浮かべてつぶやく。
グオンの消滅を知ったパク室長とガヨンは号泣していた。全身に包帯を巻いたソクミンは警察署で「私の勝ちだ、この手で2人を破滅させた」と喜ぶ。
絶望したドヒは心を閉ざし魂の抜けたような毎日を送っていた。ソクフンやシン秘書が慰めようとするがドヒは体調を崩して入院してしまう。
クリスマスになり、賛美歌が聞こえてきたドヒは病室から起き上がり街を歩き、家で着替えてグオンとの思い出の海岸にやって来た。
ドヒは沈む夕日を眺めながら「メリークリスマス、チョン・グオン」と言って姿の見えないグオンに話しかける。
ドヒは「私と契約しようグオン、私の望みはあなたが戻ることよ」と海に向かって声をかける。その姿を時計台からスンニョが眺め、何かを思いつく。
ソノル財団にあった無数の時計が再び動き出し、海岸では大きな波がはじける。ドヒが目を開けると水滴が宙に浮かんでいた。
見覚えのある波のアーチが現れ、目の前にはグオンの姿があった。ドヒが「チョン・グオン」と声をかけると波のアーチが崩れ、2人は見つめ合う。
「私死んだの?これは夢?」と戸惑うドヒにグオンは「夢じゃないし死んでもいない、メリークリスマスドヒ」と言って2人は抱きしめ合うのだった。
グオンとドヒは再び一緒に暮らし始める。スンニョは会いに来たグオンに「クリスマスには奇跡が起きるものだ」と言って過去にグオンと賭けをして負けた対価であることを伝える。
スンニョは「これで差し引きゼロだな」と言いグオンは「お前に博打の才能がなくてホントによかったよ」と挑発する。
戻ってきたグオンの姿を見て喜ぶパク室長とガヨン。家に戻ったグオンはドヒとクリスマスツリーを飾り付ける。
グオンはドヒにドヒの父が契約した当時のことを語り始める。
ドヒの父とグオンの契約
ひどい雨降りの日に12台の車が玉突き事故を起こす。救急車で事故に巻き込まれたドヒの両親。ドヒの母はドヒを妊娠中で出産が近づいていた。
救急隊員が全員倒れてしまい、ドヒの父は妻を抱えながら病院に向かうが事故で混乱している病院では「他をあたってください」と言われてしまう。
別の病院に向かおうとしたドヒの父だったが、転んでしまいどうにもならずに絶望していた。
「誰か助けてください」と叫ぶドヒの父。そこにグオンがやってきて「助けてやる」と言い条件を伝えようとするが「構いません、何だってやります」とドヒの父は聞こうとしなかった。
グオンはすぐに契約書を出して、2人を救うのだった。
現在
ドヒが「あなたはあの時も私を救ったのね」と笑顔を見せるとグオンは「お前の父親が自分の命と引き換えにお前を救った」と告げる。
「結果的に不幸にしてしまった」と後悔して今まで黙っていたことを告げるグオンに、ドヒは「私たち家族は幸せな10年間を送った」と両親が限られた時間の中で精一杯生きたことを伝える。
ドヒは「あなたは私を救った、前世でも現世でも」と言うとグオンは「お前も俺を永遠の消滅から救った」と言い、2人は見つめ合ってキスをするのだった。
『マイ・デーモン』第16話(最終回)感想&評価
グオンが消滅してしまう最終回序盤から、復活する海岸までの流れが懐かしくも美しくて素晴らしかったですね。
ただもう少しグオンのいない切なさを引っ張るかなとも思いましたが、神の力で思った以上にあっさりでしたね。無駄に引っ張らずにハッピーなシーンでたくさん楽しませようという心意気でしょうか。
個人的にはギリギリまでハラハラさせてもらいたかった気もしました。今回のあらすじは中盤くらいまでのストーリーになっています。
後半はグオンとソクフンが仲良くなったり、野犬派の店にグオンが訪ねたり、ドヒが刑務所のソクミンに面会したり、ガヨンとグオンが仲直りしたり、とそれぞれの細かいエピソードが回収されていきます。
最後は美しく終わっていきますので、後半から終盤に興味がある方は視聴してみてくださいね。
ツッコミどころは盛りだくさんだし、無駄に感じるシーンもかなり多いですがそれらを全て気にならなくさせる素晴らしいビジュアルとトータルバランスの良さが魅力的な作品だと思いました。
重くなりすぎない軽快なストーリー運びで誰でも気軽に見れるところも素晴らしいですね。
本作の個人的評価はです。もう少しサスペンス部分や転生部分に驚きがあったり、終盤のエモーショナルな展開が強めだとよかったかなと思いました。(クセが少なく、より多くの人に楽しめる作品になっていると思います)
ただドヒとグオンの美しく切なく楽しいラブコメディは唯一無二で、ずっと浸っていたくなるほどに最高でした。
長いあらすじと感想を読んでいただいてありがとうございました。