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ドラマ『マル秘の密子さん』第8話第9話第10話(最終回)あらすじ考察&感想

日本テレビで放送中のポップでおしゃれなサスペンスドラマ『マル秘の密子さん』の第8話第9話第10話(最終回)のあらすじと考察、感想のページです。

各話終盤は省略していますので、気になる方は視聴してみてくださいね。

第1話あらすじやキャストなどのメインページはこちら↓

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『マル秘の密子さん』第8話 あらすじ

【まさかの裏切り!密子VS夏!】

夏が社長に就任し、千秋は秘書室長になった。

玲香と遥人は地下の部署へと追いやられ、美樹はホテルに引きこもっていた。

会社では会議が行われ、五十鈴会長はプロジェクトが軌道に乗り次第引退する意志を表明、全ての権限を社長に一任することを発表する。

密子は姉の死の真相を探るため、火災事故の調査チームを立ち上げるよう夏に頼む。

密子が持っていた姉の日記が何者かに奪われ、夏の家に破られて散乱していた。

夏はなぜか密子に冷たい態度を取り始め、プロジェクトから遠ざけようとする。

遥人が火災事故を指示した可能性のある小宮山議員に会いに行くことを玲香に聞いた密子は、彼女と一緒に尾行すると、遥人はガラの悪い男たちに殴られていた。

玲香が警察を呼び、遥人は助かる。男たちは小宮山議員の手下だった。

遥人は当時小宮山議員から「地上げに手を貸す」と話を持ちかけられていたが、当日になって思い直して中止を議員に頼み、現場を見に行っていたことを密子たちに語る。

そして自分も先ほどの小宮山議員の手下たちも火をつけていないことを説明する。

火災が起きた工場の監視カメラの復元されたデータが夏の元に届いていたことを知った密子だったが、夏がゴミに出してしまったことを千秋から聞く。

密子は遥人や智たちと一緒にゴミの中からデータの入ったメモリーカードを探す。

『マル秘の密子さん』第8話 考察&感想

ストーリーもかなり佳境に入ってきましたね。

怪しげな動きを見せる夏ですが、やはり密子を裏切っているというよりは仕方なく突き放しているように見えます。

もちろん遥人や玲香も犯人には見えませんので、やはり美樹か五十鈴会長が真犯人のような気がしちゃいますよね。

今後の意外などんでん返しにもちょっと期待したいですね。

終盤は密子はメモリーカードを見つけ、火災現場で鞠子が助けを呼んでいる映像を見て、夏にどういうことなのか問い詰めますが、夏は「これは業務妨害です」と冷たく突き放します。

いったい夏は何を考えているのか、気になる次回を楽しみにしたいと思います。

『マル秘の密子さん』第9話 あらすじ

【夏を潰す!密子の復讐が始まる】

九条開発に関わらないよう密子を排除した夏。しかし密子はこっそり地下へ行き、戸惑う遥人に協力させながら火災事故のことを調べ続けていた。

夏が真犯人かもしれないと疑う密子は、夏を社長の座から引きずりおろすことを決意する。

智は密子に「俺が密子さんを助けるのは好きだからだよ」と告白し、隠れて聞いていた遥人に「俺は伝えましたよ」宣戦布告する。

智は密子に、落ちてきた資材から助けたのが自分ではなく遥人だったことを伝え、鞠子を同じように救ったのも遥人だったことを伝える。

遥人が鞠子を救ったレモンのかき氷の人だったことを知った密子は、遥人から鞠子との思い出を聞く。

今まで誤解していた密子は遥人に謝罪し、一緒に火災現場の映像を再び確認し、鞠子が謙一を救うように叫んでいたのではないかと気がつく。

夏は火災現場で「私は動けますから、先にその方を助けてください」と鞠子に言われ、謙一を助けたことを思い出していた。

密子は夏が自分のことを守ろうとしていたことに気が付き、夏の様子が変わった原因かもしれない赤い封筒があったことを千秋に聞き、社長室を調べる。

『マル秘の密子さん』第9話 考察&感想

千秋(桜井日奈子さん)が一人ムードメーカーで楽しい雰囲気にしてくれて、頑張っている姿が素敵ですね。「推しと推しが」のシーンからの真顔は笑っちゃいました。

智と遥人、密子の三角関係も盛り上がってきましたね。すでに遥人と仲良くなりそうな雰囲気が濃くなってきましたが、最終的にどうなるのか期待してます。

家政婦だった夏がいきなり裏工作に強くなりすぎな気がしますが、松雪泰子さんのスタイリッシュなビジュアルにはピッタリの役柄ですね。

終盤は、赤い封筒を発見した密子、そこには破られた日記の裏に「火事に近づいた者は殺す」と脅迫文が切り貼りされ、密子の写真と✕に切り裂かれた夏の夫、丈晴の写真が入っていました。

最後に美樹がチラッと出てきましたが、果たして真犯人は誰なのでしょうか

終わってしまうと思うと少し寂しくなりますが、すべての謎が明かされるであろう最終回を楽しみにしたいと思います。

『マル秘の密子さん』第10話 (最終回)あらすじ

夏を拉致した美樹から密子に連絡が入る。

夏の誘拐を知った五十鈴会長は密子が犯人だと疑い、身柄を拘束しようと警備員たちを差し向ける。

その情報を千秋から聞いた密子は急いで会社から立ち去り、喫茶店に身を隠す。

五十鈴会長は荻野目専務に社長代行を指示する。

刑務所の坂東から情報を聞いた遥人は、美樹が隠れ家代わりに買った家があることを知る。

密子は夏が何者かから受け取った書類のメモと、裏帳簿の文字のクセが同じであることに気がつく。

その時美樹から再び連絡が入り、夏を助けたければ一人で指定した場所に来るように脅される。

そこに荻野目専務がやってきて、五十鈴会長から追われている密子を案じて声を掛ける。

密子はメモと裏帳簿を書いた人物が同じだったことを説明すると、荻野目専務は「僕です」と本性を現し密子を拉致する。

遥人と智は美樹の隠れ家に到着するが、そこはもぬけの殻だった。

美樹は夏を連れて荻野目が密子を拉致した家にやってくる。荻野目は社長選後に寝返り、美樹と裏でつながっていた。

不審な送金に気がついた玲香と遥人が五十鈴会長を問い詰めると、荻野目専務が自分の隠し子だったことを告白する。

裏金を私的に使用していた荻野目は、それに気がついた鞠子の命を狙い、資材を落とし火災を起こしていた。

そしてその現場の目撃者だった丈晴を突き落とした。

荻野目は美樹を殴り倒し、家の中にガソリンをまいて美樹に全ての罪をなすりつけるため火をつけようとしていた。

荻野目の隠れ家を五十鈴に聞いた遥人たちは急いで現場へと向かう。

密子は「夏さんと最後に少しだけ話をさせてくれませんか」と荻野目に頼む。話をする密子はアンカリングをして夏にこっそりと手元を見せる。

隠し持っていたナイフでロープを切った密子は、隙をついて近くの棚を倒し、棚は荻野目に向かって倒れていき…

『マル秘の密子さん』第10話 考察&感想

最終回にキツネみたいな手の形をして自己暗示をかける「アンカリング」が再び出てきましたね。

まさか荻野目専務が真犯人だとは思いませんでした。ちょこちょこ登場していましたが、それほど伏線はなかったような気がします。

第1話のオープニングに登場していたので忘れている方もいるかもしれませんが、最後に登場する女の子、しおんは荻野目専務の娘です。母親が育児放棄しているので施設に預けられていたようです。

この世界観に浸っていたくなるカラフルな雰囲気と、素敵なキャスト、おしゃれなファッションなど独特な魅力たっぷりの作品だったので終わってしまうと寂しくなりますね。

個人的には密子、千秋、遥人のドタバタしていてちょっと笑わせてくれる微笑ましい感じがかなり好きです。

上記あらすじの後は映像、ストーリー共に美しい展開で終わっていきます。正直サスペンス部分はやや物足りない気がしましたが、トータル的には有終の美だったんではないでしょうか。

それぞれのその後や素晴らしいラストシーンはぜひ見逃し配信などでチェックしてみてくださいね。

長いあらすじと感想を見ていただきありがとうございました。

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