仮面の女王あらすじ16話(最終回)と感想を紹介していきます。
あらすじの後半はだいぶ端折ってますので気になる方は視聴してみて下さい。
緑の部分は10年前の動機の詳細を書いてます。長いので気になる方だけ読んで見て下さい。別枠で重要ポイントにマーカーしてあります。
気になる箇所や重要ポイントに太字マーカーをしてありますので、ささっと読みたい方はそこだけでも確認してみて下さい。
仮面の女王 あらすじ:第16話(最終回)外れていく仮面
ユナ、ヘミ、ユジョンの3人はカン会長のもとに集まり「ジェイとの縁を切るという約束はどう果たす?」と聞かれる。
ヘミは「ジェイが前市長の資金洗浄をしていた証拠を暴露する」と告げる。
そこにジェイがやってくる。
ユナたち3人は「私達に会わないほうがずっと幸せに過ごせた、今からでも縁を切らなきゃ」と言って「ごめんなさい」と謝りながら出ていく
会長は「権力がないからこういう事になるんだ」とジェイに語る。
「父親としての良心を守ってきた私をもっと信じるべきだ」と言う会長に、「良心があるならあんな酷い事はしない」と、ジェイは会長がドシクを殺害する場面を確認したことを告げる。
その始まりはお前だったと、カン会長は事の顛末(てんまつ)を語り始める。
10年前の事件の顛末
10年前、キ・ユンチョルは野望を叶えるため、カン・イルグが作ったエンジェルスを奪おうとした。
その時、偶然薬の売買をするジェヒョクと知り合った。
イルグは、ジェヒョクの顧客であるユンチョルの息子ドシクが、薬を使用をして女性を襲う現場を押さえるように頼む。
ジェヒョクの悪魔のような本性を感じ取ったイルグは報酬として、エンジェルスの責任者を任せるのだった。
ブライダルシャワーの日、エンジェルスがある養護施設が、ユジョンの母からユンチョルに渡されようとしていたが「結婚後にしたほうがいい」とたしなめるイルグ。
ガンボグループの入り婿である事から保身のため、そして権力を掴むためにエンジェルスを作ったイルグ。
地盤も政治資金も足りないユンチョルは、ユジョンとドシクの結婚で、養護施設に作られたエンジェルスを奪おうとしていた。
パーティが終わり防犯カメラを止めたイルグはジェヒョクに連絡する。
ジェヒョクは、ドシクの相手として水商売のユナをターゲットにしたはずがジェイが来てしまう。
そして予定外の事が連鎖して起こり、ジェヒョクと連絡の取れないイルグは部屋に向かう。
ジェヒョクの首を締めるドシクを引き離し、凶行に及ぶのだった。
現在
「お前さえ来なければこんな事にはならなかった」と、ジェイに言うカン会長。
会長は新しいクラブの仮面を見せ「究極の秘密クラブを作る」と告げる。
「醜い真実を隠すために仮面を作った」と会長。そしてジェイに「仮面で権力を握り、望む世界を作れ」と説得する。
「絶対に許さない、屈しない」とジェイは言うのだった。
翌日、ジェイは事務所から警察や検事に証拠を渡そうと連絡するが、聞いてもらえない。
会長の仕業だと憤る事務官。そんな中速報の連絡が入る。
TVをつけると、前市長の不正を管理、数十億の報酬を得ていたと、ジェイの報道が大々的に流れていた。
市民からネット上でも裏切り者と罵られるジェイ。
ユジョン、ヘミ、ユナが集まり、自爆した気分はどうかと尋ねる。
「私が望んだ事でせいせいしてる」と、ジェイが話し出す。
カン会長を騙してくれた3人をねぎらうジェイ。お互いに演技力の凄さを称え合うヘミ達3人だった。
カン会長から「女王になってくれ」と仮面を見せられた3人はすぐに相談し、ジェイを選び連絡していた。
ジェヒョクに復讐を始め、みんなを救ってくれたジェイに3人は感謝を伝えるのだった。
カン会長に会いに来たジェイは「ユジョンたち3人の仮面の話を聞いた」と言い「すべてを失った自分にも仮面を渡してほしい」と告げる。
「本当か?」と疑いを持つ会長に「どうしたら信用してくれるの、父さん」とジェイは言うのだった。
そして「一緒に手を取り合い頑張っていきたい」というジェイに、会長は「よし、わかった」と嬉しそうに言うのだった。
そしてチェ秘書に送ってもらいたいと頼み、2人でエレベーターに乗る。
チェ秘書と2人になったジェイは「ガンフさんを殺したあなたをどうやって苦しめるか期待して待ってるように」と告げ、去っていくのだった。
チェ秘書が借りるワンルームに、証拠を隠した金庫を持つことがわかったジェイは、そこから証拠を持ち出す作戦を練るのだった。
テソンガクにカン会長を呼んだヘミと母は、チェ秘書に疑念を持たせ「彼を信用しないほうがいい」と告げる。
帰る車の中で、チェ秘書に不審な取引がないか口座を調べさせるカン会長。
ジェイ名義の幽霊会社から莫大な金が秘書の口座に振り込まれていることがわかった。
皆の証言、そして証拠からカン会長はチェ秘書が裏切っていると確信し、始末するように連絡する。
危険を感じたチェ秘書は金庫を開け、すべての証拠と金を持ち逃げようとしていた。
その時、彼の部屋にはすでにカン会長の刺客が来ていたのだった。
チェ秘書は刺客にやられ、深手を負い荷物も持たずに部屋を出ていく。
その隙にチョ事務官が部屋から証拠品を持ち出すのであった。
「厄介事がなくなった」と、カン会長はジェイたち4人を集め「本格的に私達の世界を作っていこう」と宣言。
「仮面をつけてくれるか?」と、ジェイに仮面の入ったケースを渡すカン会長。
ジェイはその仮面の入ったケースを投げつけるのだった。
「薄汚い仮面遊びはおしまいよ」とジェイが言う。会長をにらみつけるジェイたち4人は会長をなじりはじめる。
ジェイは「逃げられない証拠をチェ秘書から手に入れた」と告げる。
「もう終わりよ」とジェイが追い詰める。「権力は法律より強い、この国では誰も私を潰せない」と余裕を見せるカン会長。
そこに警察が踏み込んできてカン・イルグは大人しく手錠をかけられるのだった。
警察に連れられホテル前から移動するカン・イルグの前に、バイクに乗ったチェ秘書が現れ、彼の首をナイフで一閃しそのまま走り抜けていく。
警察が見守る中、首を押さえ苦しみながらカン・イルグは息絶えていくのだった。
カン・イルグは様々な凶悪な違法行為、犯罪収益の隠匿で逮捕され、そして殺されたことが大々的に報道され、犯人のチェ秘書が逮捕される様子も併せて報道されるのだった。
第16話 感想
ついに完結しましたね。最終話はそんなに意外性はなかったですが、安定した仕上がりになっているように感じました。
しかし裏切りの仮面をつけた4人が会長を騙して、じわじわ追い詰め復讐する一番の見どころの、2転3転する帳簿のくだりや秘書をハメて証拠を奪う所とか、もう少しわかりやすい爽快感が欲しかったですね、ちょっとモヤッとしました。
あとはジェイと縁を切らせるくだりも、もっと緊張感があればよかったんですが、裏切らないのがすぐわかっちゃってますよね。でも最終話なのでもう時間がなかったですかね。
会長は、せっかく緻密な作戦で復讐して警察に捕まったのにあっさりと亡くなってしまって、もう少し絶望を味わわせるというか復讐感があっても良かったかなと思いました。(捕まるだけだとすぐ出てきそうなのでなかなか難しいですけど)
作戦通りなんですが、結局秘書との潰し合いで、その秘書もTV画面であっさり捕まってしまいましたね。(ガンフの復讐もあると良かったです)
なんて沢山文句ばかりいってしまいましたが、やはりそんな復讐なんてもう忘れて、希望ある未来を信じて生きて行こうって言う事なんでしょうね✨。
最後はヨナやイェジも登場し、ジェイ、ユナ、ヘミ、ユジョンの4人、そしてナナ、レオ、ヘミの母、そしてチョ・ヨンピル、ミラ、みんなの未来が希望に満ちたものになりそうな終わり方でとても良かったですね。
懐かしいあんな人やこんな人の笑顔が見れるちょこっとしたオフショットもありますので最後まで視聴して見て下さいね。
個人的な評価はです。正直な話、最終話はやや物足りない印象がありますが、トータルで見るとハラハラドキドキのサスペンスと復讐、4人の熱い友情でとても楽しませてくれた作品でした🤗。
長々と書いたあらすじ、感想を最後まで見て頂いてありがとうございました。