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韓国ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』第91話~第100話(最終回)あらすじ&感想

復讐系韓国ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』第91話~第100話(最終話)のあらすじ&感想です。

あらすじは短いものも多くなってきますが、本筋がわかるようにしてあります(関係ない小競り合いなどは大幅にカットしています)

重要そうなポイントに太字マーカーしてあります

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『ミス・モンテ・クリスト』第91話 あらすじ

準備を始めたガフンとワン秘書は復讐する相手を確認する。

  • 帝王会長オ・ビョングク
    • ウマンの社長を死なせそれを隠すためにジナを殺した。
  • ナ・ウクド
    • 父サンマンへの恩を仇で返し、帝王の犬になった
  • クム・ウナ、セリン、ハラ
    • 実子が生きているとウソをつき、母(ジナ)を精神的に追い詰めた。
  • チュ・テシク
    • 帝王の裏金を管理する寄生虫
  • オ・ハジュン、ヨンエ
    • 血縁の情に流され、真実を知ったにも関わらず傍観した。

ワン秘書は「誰から始めますか?」と尋ねる。ガフンは「罪悪感のかけらもない人間から」と告げ、ワン秘書は「ナ・ウクドは私にお任せを」とジナの復讐を決意する。

ワン秘書はウクドを捕らえて倉庫に連れて行く。そこに待っていたガフンが父サンマンの手紙を見せ、裏切ったことを責める。

ガフンは「母を遭難させたのは会長の指示?」とウクドの襟をつかみ問い詰める。喋らないウクドに「あなたを追い詰めるためにまずはセリンを地獄に落とすわ」と告げてガフンは去っていく。

ガフンはヨンエに会い、ジナが会長ビョングクが雇った人物によって殺されたことを告げる。ヨンエは(私が代わりに罰を受けるわ)と言いたいが声が出ない。

ガフンは「彼が人命を軽んじるのはあなたのせいです」とヨンエを責め、ハジュンも許さないことを告げて去っていく。

スンジョンとウンギョルがガフンに会いに来て「ウンジョ、母さんと一緒に暮らしましょう」と泣きながら連れ帰ろうとするが、彼女は「私はファン・ガフンです」と言い、冷たく突き放すのだった

そしてジナの遺言状が帝王グループの会議で発表されるのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』第92話 あらすじ

遺言状が発表され、ファイプファンドの新代表として紹介されるガフン。ガフンは「帝王の全面的な改革を求めます」と告げ「公金を横領し、業者に賄賂を要求、腐り切っています」と監査を行うことを発表する

ガフンが戻ってきて裏金のことを心配するウナ、DDMビーナスを心配するセリン、映画を心配するハラ。

セリンは女神(ガフン)に「ガフンが新代表になって副社長が及び腰なんです」とメッセージを送り、助けを求める。「だから副社長の弱みを握れと言ったのよ」と送る女神。

「録音した証拠があります」と横領の証拠のコピーを送るセリン

ガフンはすぐに横領の証拠をワン秘書に渡し、監査に送り副社長の解任案を出すように指示する

「遺言状とは別に預かりました」と弁護士からレコーダーを渡されるガフン。「認知症であなたを忘れるなんて信じられない」と語り始めるジナは、ガフンに懺悔と感謝の言葉を残していた。

ハラは「脚本の変更を求めたせいで、君はもうクビになった」と映画監督に言われ驚き、激怒する。

監督は「ファイプファンドの新代表が決めたことだ」とハラがガフンに告訴されていることを伝え「代表の決定を覆さなかったらこの業界から追放してやる」と言われたハラは絶叫するのだった。

ソニョクはガフンにスンジョンの作った弁当を持ってくる。ガフンは「私はウンジョじゃないし戻る気もない」と言うがソニョクに説得され「食べてあげる」と食べ始めるガフン。

自分の体をいたわってほしい、何も考えずに食べてくれ」と去っていくソニョク。ガフンは涙を浮かべて食べ続ける。

チョシムの店で働くテシクは、チェ先生(ドッキュ)に薬欲しさにレジのカネを全部渡してしまう。

「全然足りません」というチェ先生は「じゃあ土下座しますか」と要求しテシクは「薬がもらえるなら何度でも」と土下座する。

ドッキュは(僕じゃなく父に土下座しろ、お前のせいで父は死んだ)と心の中で怒りながらテシクに少量の薬を渡すのだった。

土下座させたのね」とドッキュの話を聞いたガフンは「DDMビーナスの発表をやめないで」と訪ねてきたセリンに土下座を要求する

次にウナがやってきて解任案の撤回を頼む。「撤回するので土下座してください」と告げるガフン。

最後にハラが「クビにしないで」とやってくる。ガフンは「投げやりじゃなくって誠意を込めてするのよ」と土下座を要求する。

倉庫のウクドの元に来たガフンはセリンに手を出すと脅し、ウクドに「オ・ビョングクが母を殺せと?」と証言を求める。ウクドはセリンを守るため「俺が悪かった、オ会長に頼まれたんだ」と土下座して証言を始める

会社に戻ったガフンに「誰にするか決めましたか?」と尋ねるワン秘書。「みんなひざまずいたわ」と全員の土下座を思い出すガフンは「セリンから始めます」と最初の復讐のターゲットを決めるのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』第93話 あらすじ

ガフンが告訴を取り消したと連絡が入り映画に戻れることになったハラ。解任案が撤回され喜ぶウナ。DDMビーナスが進められることになり喜ぶセリン

ハジュンは父ビョングクの言動から「まさかファン代表の死に父さんが関わっているのか?」と疑問を持つ。

女神を味方につけたいセリンはウナの弱みをつかむため、会食の場に隠しカメラを設置する

政治家を目指すビョングクとウナはタク会長に会い「夫の後ろ盾になってください」と裏金を渡す。「そういうことなら後押ししましょう」と喜ぶタク会長。一部始終をカメラが捕らえていた。

私の忠誠心です、映像を送ります」とセリンから女神(ガフン)に映像が送られてくる。女神は「特別なプレゼントをあげる」「女神のドレスよ、私も行くから明日のショーで着て」とドレスを送るのだった。

翌日、ショーが成功に終わり拍手で迎えられたセリンは、栄光を掴み喜びを感じていた。楽屋に帰ったセリンの元に女神から「子分おめでとう、今から会いましょう」とメッセージが届く。

誰もいなくなった会場で女神を捜すセリンに「私ならここにいる」とメッセージが届く。

後ろを振り向くと歩いてきたガフンに「あなたも来てたの」と言うセリンは、服装を見て「なぜあなたも同じドレスを?」と驚くと、ガフンは「私が東大門の女神だからよ」と告げるのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』第94話 あらすじ

「私があなたであなたが私でしょ」と目の前でメッセージを送るガフン。凍りつくセリン

「そんな、ありえない」と崩れ落ちるセリン。「5年前も今もただの泥棒に過ぎない」とガフンが言うとセリンは「違う!違う!」と頭を抱え込んで叫ぶ。

セリンは「東大門の女神は1人でいい」と突然ガフンの首を絞めはじめるが、やってきたソニョクとハジュンが引き離す。

ガフンは「殺せるものなら殺してみなさい、あとは墜落するだけよ、地獄に落ちなさい!」と叫び「全部私のデザインよ!私が東大門の女神なの」とセリンは泣き叫び気絶してしまう。

ウンジョに起きたことを全て知ってしまったスンジョンは寝込んでしまう。

セリンはハラの部屋で目覚めて「東大門の女神はファン・ガフン、ウンジョだった」と思い出す。「正体を知らずに、オ家の秘密を全部ウンジョに漏らした」と絶望するセリンはバレる前に慌てて逃げだす。

マダムブラックを誘い出しました」とチェ先生から連絡が入りテシクは慌てて向かうが、なぜか自分の事務所で戸惑う。

中に入りマダムブラック(ガフン)に「俺のカネを返せ」と怒るテシクをチェ先生が止め「俺の父親はあんたが死に追いやったシン・ジョンピルだ」と告げる。

「あいつの息子は医学生のドッキュだろ」と言うテシクに「よく覚えていたな、僕がそのドッキュだ」とチェ先生は正体を明かす。

ここは元々あなたの友人コ・サンマンさんの事務所よ」と語るマダムブラック。

「なぜサンマンを知ってる?」と尋ねるテシクに「当然でしょ、私は彼の娘コ・ウンジョだもの」とサングラスを外し正体を明かすガフン。

「マダムブラックがウンジョだった?」と混乱するテシクはパニック発作が始まり「薬をくれ」と倒れてしまう。

「まだダメよ、私の父がどう亡くなったか知らないと」と言ったガフンは、防犯映像をテシクに見せて「これはセリンがうちの父を死なせるところよ」と追い詰めセリンを呼び出す。

慌ててやってきたセリンが「見ないでこれはウソよ」と言うが「お前がサンマンを殺したのか?」とさらに苦しみだすテシク。

「俺が悪かった、まずは薬をくれ」と言うテシク「ウンジョ、父さんが死んじゃう、薬をちょうだい」と頼むセリン。

なぜあなたは注射しなかったのよ!父を返して」とセリンに怒りをぶつけるガフン。

私が間違ってた、だから薬をちょうだい」と泣き崩れるセリン。「わかったじゃああげるわ」とガフンが言うとドッキュがカバンから空の薬の瓶をばら撒く。

「どこにあるのよ、薬はどこ?」と叫ぶセリン。「あの薬は何の効果もないただのビタミン剤だ」と告げるドッキュは「なんの効果ももたらさない薬に依存して命綱だと信じ込んだ」とプラシーボ効果を説明する。

テシクは「俺は確かにこれに救われたんだ!」と言ってさらに苦しみだし、息を引き取るのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』第95話 あらすじ

テシクの死はウンジョさんとは関係ない、僕が自首する」とドッキュはガフンに告げる。警察が迎えに現れ「出所したらまた会いましょう」と言うドッキュを涙を流し見送るガフン。

「コ家に世話にならなければこうはならなかった」と遺体安置所で嘆くセリン。「お父様の死因は心臓マヒです、疑わしいことがあるなら司法解剖できます」という警官。

それを聞いたセリンは「お父様?知らない人です、父じゃありません」と止める警官を振り払い、その場を去っていく

ハラがウンジョにした5年前の出来事を聞き、すでに知っていたウナに激怒するビョングク。ウナは「復讐を企むガフンをなんとか止めないと」と説得し、ビョングクは「ウクドを捜し出して連絡を」とウナに指示を出す。

その話を外で聞いていたボンスクは「これは大変だわ」と驚いていた。

倉庫に閉じ込められていたウクドは自分で縄を解き、脱出する。ウクドが逃げたことを知ったガフンは「ファンを殺せと俺に指示したのはオ・ビョングクだ」というウクドの証言した音声を確認する。

ガフンは「セリンの取材の時間に合わせて爆弾を投げてください」とワン秘書に指示を出す。

翌日、セリンの取材が始まり「私が東大門の女神です。誰とも比較にならないほどの天才です」と話を始めたセリンはモーツアルトとサリエリについて語り、最後に「私は今日で引退します」と宣言する。

驚く取材陣に「私は永遠に東大門の女神です」と涙をこらえながら告げたセリンは薬で死のうとするが、ウナに止められるのだった。

その時、記者たちの携帯に一斉にセリンのニュースが入り、死んだ父を見捨てたことがわかり現場は騒然となり、セリンは現れた医師たちに強引に連れて行かれる

駆けつけたウクドに「ウクドさん助けて」と告げるセリンに、ウクドが「セリンさん」と手を伸ばすが、医師と警察に引き離されセリンは救急車に乗せられてしまうのだった

『ミス・モンテ・クリスト』全話あらすじ詳細&感想

『ミス・モンテ・クリスト』第91話~第95話 感想

ついに復讐が始まりましたね。これをずっと待ってましたが、まさかラスト6話から始まるとは思いませんでした。(もっと早くして欲しかったですね😅)

全員土下座させた上に、ついにセリンとテシクに復讐を果たしました。セリンは散々騙されてやられた上にまだ先があるみたいなので期待したいです。テシクは死にましたが、心臓マヒっていうのは何ともいえないですね、もう少し薬以外にも追い詰められた感じが欲しかったです。(財産がなくなっても気楽な雰囲気でした)

次のターゲットが誰になるのか、最後はどんな方法で地獄に落としていくのか最後まで楽しみたいと思います。

『ミス・モンテ・クリスト』全話あらすじ詳細&感想

『ミス・モンテ・クリスト』第96話 あらすじ

「オ会長がファンを殺せと言った」と語るウクドの証言がガフンから送られてきて、苛立つウナとビョングク。そこにガフンから連絡が入り、ビョングクに会長職の辞任と帝王が倒産させた企業への公式謝罪を求める。

ビョングクは怒り「ナ・ウクドを捜して奴を見つけたら始末しろ、ガフンも一緒に」とウナに指示する。

逃走しているウクドは、テシクがウンジョの父と同じ方法で復讐されたことを知り「守ってやれなくてすまない」とセリンを想い「絶対許さない」とガフンへの報復を誓う

ガフンは「次の標的はナ・ウクドよ」とワン秘書に告げる。

ウナはウクドの事務所へ行き、ウクドの手下たちにガフンとウクドの始末を依頼する。戸惑う手下たちだったが、大金をもらい喜んで承諾する。

妄想性障害と診断され精神病院で壁に絵を書くセリンの元にハラがやってくる。「どうしてこんな姿に」と言うハラに「サインは後でするわ」と絵を書き続けるセリン。

現実がわからず狂ってしまったセリンに「おかしくなっても盗作するのね」とハラが言うと、セリンはハラの首を絞め「私が東大門の女神よ!」と叫び、ハラは慌てて逃げていく。

ハジュンはビョングクにウクドの証言を聞かされ「父さんがウクドをそそのかして代表を殺したのか」と衝撃を受ける。ビョングクは「ウクドもガフンも始末する」と自分のやり方をハジュンに見せつけるのだった。

ハジュンは「父さんを止める、これが俺のやり方だ」と決意しソニョクに協力を頼む

車に乗ったガフンはウクドに後ろからナイフを突きつけられ「監禁したお前がセリンさんを連れ出せ」と脅される。それを見たハジュンとソニョクは追いかける。

追いかけてきた車に道を塞がれたガフンとウクド。車を降りたウクドは自らの手下に襲われる。そこにソニョクたちがやってきてガフンを保護する。

頭を殴られたウクドはふらついていると、そこにトラックがやってきて轢き殺されてしまうのだった

『ミス・モンテ・クリスト』第97話 あらすじ

セリンに会いに来たガフン。「こんにちは、誰ですか」と言うセリンに、ガフンはウクドが「去りました」と告げる。

セリンは現実がわからず、ウクドに会うために「これを吹いたらいつでも駆けつけてくれる」とホイッスルを吹き続けるのだった

会社に戻ったガフンはワン秘書に「次は2つ目の爆弾を、それで帝王は滅びる」と指示を出す。

オ家にワン秘書と現れたガフンは、皆を集めてビョングクが裏金を渡している映像を見せる。ガフンは「会長の政界進出は到底許せません」「検察に出頭しないと映像を検察に渡します」とビョングクを脅して去っていく。

絶望するビョングクとウナは言い争いを始め、それを止めに来たハラは叩かれる。ビョングクが去り、ウナとハラは「どうしたらいいの」と2人で泣き崩れるのだった。

ハラは「あなたの母親にも苦しみを味わわせてやる」とスンジョンに会いに行く。ハラはスンジョンとチョシムにテシクが殺されたことや、セリンがおかしくなったことが「ウンジョの復讐のせいです」と説明する。

ビョングクはウナに遺書と薬の瓶を差し出す。「全ての罪を背負って死ねと言うの?」と泣きながらウナが尋ねると「私の手を汚さないためにお前をそばに置いた」と告げるビョングク。

「イヤよ、死にたくない!」と言うウナに「お前が拒めばハラの悪事を暴く」と脅すビョングク。ウナは絶望して泣き崩れるのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』第98話 あらすじ

遺書を書かされているウナに「なんでこんなもの書くのよ」と泣き出しウナを抱きしめるハラ。

それを聞いていたハジュンはビョングクを「卑怯すぎる」と責め「ひどすぎる」と悔しさと悲しさで叫ぶのだった。

ソニョクはスンジョンに「ハラの話は本当です」と言い「これ以上残酷なことをしないように止めてください」と頼む。

ハジュンはガフンに土下座して「代表を死なせたことも、ハラが君にしたことも、30年前のウマングループの件も心から謝罪する」と言って謝る。

許そうとしないガフンに「どうしたら君の怒りを解くことができるんだ?」と尋ねるハジュン。ガフンは「会長を切り捨てて」と告げるのだった。

ビョングクが再びウナに死ぬように指示を出し、それを知ったハラが「ひどすぎる」とビョングクを責め「母さんに手を出したら許さない」と首を絞めて「私の父さんじゃない」と叫ぶ。

ハジュンに連れ出されたハラは「ウンジョを殺してうちが地獄になった、ウンジョの思惑どおりね」と言い、泣き叫ぶ。

ハジュンはガフンに連絡する。「決めました?」と尋ねるガフンに「父を切り捨てる」と告げるハジュン。

ハジュンは会見を開き、ビョングクの30年前の過ちを語り始める。そして数々の不正を認め「オ家は経営の一線から退きます」と宣言し、謝罪する

ガフンは集めた証拠を検察に送り、ビョングクは逮捕されるのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』第99話 あらすじ

帝王グループ会長逮捕の報道が大々的に流れ「私も刑務所行きは免れない」と絶望して涙するウナ。「母さんなしじゃ生きられない」と涙を流すハラはウナを抱きしめる。

残るはハラだけですね」と言ったガフンは、ワン秘書に「ハラの悪事の証拠です」と父が殺された時の映像とドッキュの父親の録音を渡し、最後の撮影日に公表するように指示を出す

復讐を最後まで見届けずに去ります」とワン秘書は香港に向かうことを告げる。「お疲れ様でした」とガフンは涙を浮かべる。

検察がウナを逮捕しにやってくる。横領、政治資金法違反、殺人教唆の容疑で連れて行かれるウナ。

病院に呼び出されたハラは、セリンに「友達なら一緒に地獄に落ちるべきよ」と言われ、防犯カメラの映像をガフンに渡していたことを聞かされる。

帰りの車で「撮影最終日に暴露するつもりだったのね」とガフンの最後の復讐を知り「世間に公表されたら私は終わりよ」とハラは絶望する。

ワン秘書は「代表の復讐をやり遂げるのは私の役目でした」とトラックでウクドを轢いたことを思い出しながら、警察に連絡して自首するのだった

ハジュンは、ハラの暴行事件の映像とファン・ガフン拉致の録音、友人の父親を見殺しにした映像が公表されたと秘書に聞き、ハラの最後の撮影日であることを思い出し、慌てて「ハラを殺す気だ」とソニョクも呼んで現場に向かう。

吊り橋の上で女刑事Xとして演技するハラ。そこに「オ・ハラが人を殺した」と大勢の記者が現れる

吊り橋の上には誰もいなくなり、そこにガフンが現れる。「あなたの悪行の数々を暴露したわ」とガフン。「じゃあ私の人生はおしまい?」とハラ。

ハラは「映画の主人公として残るにはこの方法しかない」と吊り橋の手すりに腰掛け、下方に見えるスタッフに手を振る。

(揺れたらダメ、復讐のフィナーレよ)とガフンはじっとハラを見つめて仲の良かった過去を思い出す。

ハラはそのまま後ろに倒れて落ちる、その瞬間ガフンはハラの手をつかむ

(死なせない、苦しみながら生きなさい)とハラの手を一生懸命つかみ続けるが(ウンジョ、ゴメンなさい私もう休みたい)と過去を思い出し涙を流すハラは(さようなら)と手を滑らせ落ちていく

全ての復讐を終えたウンジョもまた目を閉じて吊り橋から落ちていくのだった

『ミス・モンテ・クリスト』第100話(最終回) あらすじ

1年後

納骨堂でオ・ハラの遺影に語りかけるソニョクとフン。ハジュンは盟友の秘書と一緒に新しくゲーム会社を始めていた。

街頭ニュースではハラが映画祭の主演女優にノミネートされ、激しい論争が起きていることが伝えられ、ボンスクとヨンエが語り合う。

ハジュンの元にハラが主演女優賞を取ったと連絡が入り、刑務所のウナに伝えに行く。

ウナは喜び、授賞式について夢を語る。ハジュンはハラが1年前に死んだ現実を受け入れていないウナを憐れむ。

続けてビョングクに面会するハジュン。ウナの様子を聞き、ひどいことをしたと後悔するビョングク。もう来ないように告げるビョングクに、ハジュンは涙を浮かべて別れを惜しむのだった。

ウンジョが意識が戻り次第被疑者になることをソニョクに告げる警察。ソニョクは意識不明で眠り続けるウンジョに楽しそうに話しかける。

ハラの幻がウンジョに語りかける。ハラはウンジョを起こそうと何度も謝罪する。ウンジョは目覚めてハラとの友情を再確認すると幻は消えていくのだった。

現実でも意識が回復したウンジョは、ソニョクの姿に気づく。ソニョクに語りかけるウンジョの記憶は6年前に戻っていた。家族が病院に来てウンジョの目覚めを喜び涙する。

精神病院のセリンはウクドの幻と楽しそうに語り合っていた。

ウンジョとソニョクは公園で寄り添い合い、パトカーのサイレンが聞こえてくるのだった。

『ミス・モンテ・クリスト』全話あらすじ詳細&感想

『ミス・モンテ・クリスト』第96話~第100話(最終回)感想

第99話 ヌンチャクをウンギョルに託すワン秘書 自首を決意したワン秘書は「私より立派な師匠になってください」とヌンチャクをウンギョルに渡します。ウンギョルは「大師匠になるよ」と言い、2人は別れを告げ、ワン秘書は警察に向かうのでした。 ヌンチャク物語😁もついに終わりを告げました。最後は面白シーンじゃなかったですが、哀愁漂うワン秘書の姿が忘れられません。

第100話 ヌンチャクの師匠になったウンギョル まさかのヌンチャク物語は終わってなかったですね。もういいよと思う方もいるかも知れませんが、せっかくなんで紹介します。ウンギョルが弟子の子どもたちを連れてウンジョの回復と店の繁盛を祈願するヌンチャクショーを開催します。「ブルース・リーは言った、人生で最も大切なのは時間だ、人生とは時間との戦いだから」と語り、ならんだロウソクを一度に消す大技を見せます。弟子の子どもたちとウンジョの家族たちも一緒に喜ぶ最後のほっこりシーンでした。

ついに終わってしまいましたね。復讐については納得行かない部分もありましたが、なんだかんだでかなり楽しめました。復讐についての詳しい感想は(気になる終盤の爽快感)に復讐される人物別にランキング&評価しましたのでよかったら確認してみてください。

最終話は”その後”の哀愁が感じられる切ないラストでした。個人的にはソニョクとの恋愛、ハラやその両親への復讐については評価が低めですが、全体通しての評価はです。

序盤のテンポの良さや復讐だけど暗すぎず楽しんでみれたのが良かったです。特に中盤あたりまでは復讐の爽快感&シュールな面白さが感じられるシーンも多数あり、B級復讐ドラマとして名作になるんじゃないかとさえ感じられました。

しかし70話あたりからの終盤がちょっと残念でしたね。凄まじい復讐にもシュールな笑いにもならない普通の展開になってしまい、予想外の展開もさほどなく終わりを迎えてしまいました。ジナの認知症もちょっと…。

倫理的な問題もあるんでしょうが、ボミやスンジョン、ソニョクやハジュンみんながガフン(ウンジョ)の復讐を止めようとするのも勢いが削がれる感じがしました、少しは応援しろよと。

その点ずっとガフンを支えてきたワン秘書は自らも密かに復讐を達成してて凄く良かったですね。セリンのやられっぷりと狂気を感じさせる終盤の見事な演技も素晴らしかったです。

個人的には裏切ったソニョクより、せっかく運命的な出会いをしたハジュンとの恋愛が成就して欲しかったですね。

文句が多いですが😅それでも十分に楽しめる作品だと思いますので、時間に余裕のある方は視聴してみてくださいね。

こんな長すぎるあらすじと感想を最初から最後まで読んでくれている方は少ないと思いますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

『ミス・モンテ・クリスト』全話あらすじ詳細&感想

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