復讐系韓国ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』第71話~第80話のあらすじ&感想です。
あらすじは短いものも多くなってきますが、本筋がわかるようにしてあります(関係ない小競り合いなどは大幅にカットしています)
重要そうなポイントに太字マーカーしてあります。
『ミス・モンテ・クリスト』第71話 あらすじ
ウナをかばうビョングクにハジュンは「継母が母を殺すのをボンスクさんが見てた」と伝える。
驚いたビョングクがウナに問い詰めようとした時、ボンスクが現れ「私からお話します」と言って「副社長(ウナ)は最初の奥様を殺してません」とウソをついてウナを助ける。
2人きりになり「なぜ戻ったの?」と問い詰めるウナにボンスクは「早くボーナスをください」と脅す。その後ボンスクはハジュンの元に行き、自分がガフンに頼まれて二重スパイをやっていることを説明する。
自らの復讐のためにハジュンを利用したいジナは、社長解任案が出てしまったハジュンにガフンとの婚約を勧める。
家に帰ったジナはガフンにハジュンとの結婚を進めていることを伝えるが、ガフンは「出来ません、オ社長も断るはずです」と断ろうとする。
ジナは「一度はためらったけど、受け入れるはず」とウナへの復讐を考えるハジュンに選択の余地がないことをガフンに告げる。
結婚を阻止するためにウナの弱みを握ろうとするガフンは、ドッキュにテシクが持つウナの裏帳簿を取ってくるように指示を出すのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第72話 あらすじ
ソニョクを屋上に呼び出したハジュンは「俺は婚約する」と復讐のためにガフンを利用することを告げる。
「ガフンさんは物じゃない、なんで利用するんだ!」と怒って詰め寄るソニョクに「継母を倒すためにファン・ガフンが必要なんだ」と社長解任案を撤回させるためにジナに頼まれたことを説明するハジュン。
ジナは帝王グループに現れ、ビョングクとウナにハジュンとガフンの婚約を話し、社長解任案の撤回を求める。
裏帳簿を渡したのに婚約すると聞いたガフンはハジュンに「渡した帳簿は復讐に使うつもりですか?」と問い詰める。ハジュンは「復讐のために君が必要だった」とジナとの経緯を話して謝る。
ワン秘書は「ご主人の復讐計画をガフンさんに話しては?」とジナに尋ねる「ガフンはコ・ウンジョに戻ってここを発つ決意をしてるから、話しても無駄よ」とジナは秘書に語る。
”ベニスの商人”ファン・チョンキル(ジナ)からの取り立てから逃れるために地下倉庫に隠れて過ごすテシク。
そんなテシクのもとに秘書を従えたチョンキルが現れ「私のお金は?」とテシクを追い詰める。
テシクは「実は詐欺にあったんです」と謝るが、チョンキルは「お金を返せないのね」とテシクに手錠をかけ、「血を流さずに肉をはぐと言ったはずよ」と脅しをかける。
「助けてください」と懇願するテシクに「お前の悪事をコ社長(ウンジョの父)の家族に告白して許しを請いなさい」と条件を出すチョンキル。
ジナから連絡を受けたガフンはボミに「家を取り返した」と嬉しそうに告げボミは一緒に喜ぶ。そこにきたウンギョルとスンジョンにも家に帰れることを伝えるのだった。
家に戻ったガフンたちは、秘書と一緒のジナとひざまづくセリンとテシクの姿を確認する。
ジナはテシクにだましていたことをすべて告白させスンジョンに謝罪させる。何も知らなかったスンジョンは「ずっと私をだましてたの?」とテシクの髪を引っ張り、セリンを叩いて怒りをぶつける。
ガフンとボミはテシクとセリンを家から追い出す。テシクたちは「どこに行けばいいんだ」と泣きながら途方に暮れるのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第73話 あらすじ
ハジュンはウナと新ブランドで競い合い「勝者が敗者の人事を決めるんです」とビョングクに提案する。「挑発には乗らないわ」と言うウナにビョングクは「競い合うんだ」と命令する。
セリンはハラにテシクがウンジョの父から財産と家を奪っていたことを告白し、ジナの協力でウンジョがそれを取り戻したことを報告する。
そして詐欺にあって裏金を全てなくしてしまったことを説明し、「あなたから上手く話してくれない?」とウナを説得するようにハラに頼む。
「最低な女ね、母の500億をどうするつもり?」と怒るハラにセリンは「やましいお金でしょ」と言い返し、ウンジョの父親の映像で脅すのだった。
セリンはウクドにガフンがウンジョだったことを説明し「ソニョクさんに知られたらおしまいだわ」と泣きつく。ウクドは「安心させてあげます、俺を信じて」と告げるのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第74話 あらすじ
ソニョクを屋上に呼び出したウクドは「言う事を聞かないと死ぬぞ」とナイフを突きつけ、これ以上深入りしないように脅すが「僕は真実を明らかにする」と動じないソニョク。
「今日は運が良かったと思え」と去ろうとするウクドの腕を「待て」と引っ張ったソニョクはウクドのナイフが腹に刺さって倒れてしまうのだった。
ウクドはセリンに「しばらく雲隠れします」「セリンさんの秘密を今日葬ります」と置き手紙を残し、それを見たセリンが「まさかソニョクさんを?」と驚いていると、ハラから連絡が来てソニョクが刺されて入院したことを聞かされる。
病院のガフンはハラを見つけ「なぜ彼を襲わせたの!」と問い詰める。ハラは「セリンの秘密を守るためウクドが刺したの」と説明するが、ガフンは「ルールを破ったらタダじゃおかない」と告げて去っていく。
父と共に追い詰められているセリンは「父は詐欺にあって借金取りに追われています」と真実をウナに告白する。「なぜそんなことに、信じられない」と驚くウナ。
セリンは「ショックを受けるのはまだ早いですよ」とウナにウンジョの父が死んだ時の映像を見せ「ハラがおじさんを殺しました」と注射しようとしたときにハラに止められたことを説明する。
「どうしてそんなことを」と驚くウナにセリンは、新婦バーティでのことやそれがウンジョの父にバレたこと、そして全てはハラの計画だったことを語る。
セリンは「この防犯映像が証拠です、ハラに確認してください」とウナに告げ「500億ウォンのことは水に流してください、DDMビーナスは予定通り発売を」と要求する。ウナは「信じられない」と倒れてしまうのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第75話 あらすじ
ぶつかり合うガフンとハラ。ガフンは「セリンにピョルを殺させて、父まで死に追いやった」と言い、ハラは「証拠はあるの?」と尋ねる。
「私が証拠よ、生きた証拠コ・ウンジョよ」とガフンが告げる。その話をハジュンは隠れて聞いてしまうのだった。
ガフンがウンジョであることを知りショックを受けるハジュンは、入院中で意識不明のソニョクの元に行き「ソニョク、これからどうする?」と戸惑う。
ハジュンはハラやセリン、フンにも詳しく話を聞き、ウンジョとウンジョの父の身に何が起きたかをすべて知り、涙するのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第71話~第75話 感想(面白シーン)
第72話 ベニスの商人に追い詰められてポエムを書き始めるテシク 「黄泉の道(ファン・チョンキル)」遠くに光るオアシスを見つけた しばし休もうと足を浸してみた しまったヨルダン川だった 花道だと思っていた しまった黄泉の道だった 気持ちが高揚する 花の香りに誘われてやってきた 私は誰ここはどこ? しまった屏風の後ろで嗅ぐ焼香の匂いだった 黒い服を来てるあなたは誰ですか ああしまった死神だった (なんですかこのポエムは🤣)
第72話 上に続くシーンですが、チョンキル(ジナ)がテシクを脅すために肉片をもってきて機械でハムを作って脅します…いやハム製造って笑
やっとちゃんとした復讐がなされて、スンジョンたちが家を取り戻しましたね。多少カットしていたと思いますがテシクはスンジョンをだまして何度もカネを奪い、もちろん夫サンマンの財産と家屋敷も奪ってます。
第75話にこれまでのダイジェストが珍しく流れましたので、ここからでも楽しめますよ的な雰囲気もありますね。
『ミス・モンテ・クリスト』第76話 あらすじ
ガフンがソニョクにも復讐を企んでいると気付いたハジュンは「ソニョクは見逃してくれ、コ・ウンジョさん」と彼女に告げる。
ハジュンは「君がコ・ウンジョだということも、5年前に起きたことも知っている」と続けて語り「言うことが聞けないのならハラとセリンの悪事を法で裁く」とガフンを説得する。
ハジュンはハラに会いソニョクと離婚するよう説得する。「絶対に離婚しない」と言うハラに、ハジュンは「お前がコ・ウンジョの子供も父親も殺した!」と言って「明日離婚しなければ警察に通報する」と脅すのだった。
翌日ハラとソニョクは家庭裁判所で離婚調停を終わらせる。ハラは離婚を承諾し、監護権もソニョクに渡す事になった。
ウナはセリンが脅しに使っている映像の入ったUSBの付いたキーホルダーを奪ってくるように秘書に指示を出す。
事務所に戻るセリンを帽子とマスクの人物が襲いかかり、セリンは慌ててホイッスルを吹く。すぐにウクドが駆けつけて男を撃退し追い払う。
「俺を覚えててくれた」と言うウクドに「どこに行ってたのよ、会いたかった」と涙を浮かべたセリンは抱きつくのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第77話 あらすじ
ハジュンはソニョクに「ファン・ガフンは渡さない」と宣言し、彼にアメリカ行きを命じる。
「偽装恋人の延長のはずでしたよね?」と言うソニョクに、ハジュンは「ファン・ガフンは俺の女だ」と告げ、熱くなったソニョクは「違うと言ってください」とハジュンを何度も殴るのだった。
納得いかないソニョクはガフンに会い、真実を聞こうとするが冷たく突き放されてしまう。
ハラはセリンを呼び出し、ハジュンが全て知ってしまったことを伝える。ハラは「ウンジョにやられる前に本物のガフンを見つける」とセリンに告げ、ウクドと連絡を取るように指示を出す。
ウナに会ったセリンは秘書に襲われたことを怒りながら、ハジュンが5年前の件を全てを知ってしまったことを伝える。
驚くウナに「DDMを早く発表して、ガフンとハジュンを帝王から追い出すんです」と言い、事業資金を準備するよう告げるセリン。
ウナは「分かったわ」と横領してお金を作ることを約束する。
ハジュンとガフンが結婚すると言う記事を見たボミは、ガフンに会い「ウンジョに戻るんでしょ、まさか兄さんの元に戻る気はなかったの?」と問い詰める。
ガフンは「彼を復讐に利用しただけよ」と言い、怒ったボミはガフンを叩き「あなたもハラと同じよ」と去っていく。
ボミが去り、涙を流すガフンにジナは「大丈夫?」と尋ねる。ガフンは「自業自得です、彼を揺さぶった代償を払わないと」と泣きながら話すのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第78話 あらすじ
ソニョクは遺留品にはなかったウンジョの婚約指輪が、何故か納骨堂にあるのが気になり職員に尋ねると「春先に写真と同じ女性から納骨堂に置くように頼まれ、身の毛がよだった」と言う証言をソニョクは聞く。
ウナを脅してDDMビーナスの作品が発表できることになり、そのことを女神(ガフン)に報告するセリン。
「ハラの弱みでクムを丸め込んだのね」と褒めた女神は「じゃあクムの弱みもつかんである?」と尋ねる。
上機嫌なセリンは「副社長が社宅の建設基金を横領します、その証拠を見つけたら共有します」と返すのだった。
ソニョクは退職届を出し「お陰でいい夢が見れました、代わりをさせてくれてありがとう」と心の中で感謝してガフンへの未練を断ち切ろうとする。
ウクドは「本物のガフンを見かけた人がいるそうです」とセリンに刑事から聞いた話を伝える。
「私のことを守ってね」と言うセリンを抱きしめて「俺にもセリンさんしかいません」とキスをするウクド。「連絡を取っていたのね」とその姿をハラが車中から眺めていた。
本物のガフンの目撃者に会い、話を聞くウクドはガフンが「水へ近づくな、嵐に気をつけろ」と変な言動ばかりしていて中国語を話せたことを教えてもらい、最後に本物のガフンの写真を受け取るのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第79話 あらすじ
ウクドの前にハラが現れ「ガフンを捜せと私が依頼した」と本物のガフンの写真を奪う。
セリンからウクドにかかってきた電話に出たハラは「ナ・ウクドを殺人未遂で警察に通報するわよ」と脅し、隠していることを全て話すようセリンを呼び出す。
「本物のガフンが悪名高い母親のせいで徹底的に正体を隠していたから情報がない」と説明を始めるウクド。
7年前ラフティングの事故が起きた村に滞在してたことや、事故のあと村に変な女が出現したこと、その写真の女が5年前に姿を消したことを説明し「事故で頭を打ったせいで、母親を捜すこともなかった」と自分の推測を話すウクド。
ハラは「じゃあ写真の女が本物のガフンか必ず調べて」とセリンとウクドに指示を出す。
ジナの資料を調べていたハジュンはウマングループの資料からジナの娘、本物のファン・ガフンの写真を見つける。そのまま資料を調べると、ジナが夫の会社を倒産させた帝王グループに復讐を企み、ガフン(ウンジョ)が夫の復讐のためジナに利用されていることに気づく。
納骨堂の職員から連絡を受けたソニョクは「指輪を置いたのは記事で見たファン・ガフンさんでした」と伝えられ、衝撃を受けるのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第80話 あらすじ
ソニョクはフンからピョルのママがデンマークの王子の話をしていたことを聞かされ、ウンジョも同じ話をしていたことを思い出す。
ソニョクはガフンを呼び出し「デンマークの王子をなぜ知っているんですか?」と尋ねる。
「この業界では有名な話です」というガフンにソニョクは指輪も見せるが「私には関係ありません」とガフンは去っていく。
母がセリンに脅迫されていたことを知ったハラはセリンの事務所に行き、彼女の顔を叩き「あの防犯映像をみせたの?」と首を絞める。
「助けて、私が悪かったわ」と言うセリンに、ハラは「これ以上母を私を苦しめたら殺してやる」と告げ、防犯映像の入ったストラップを奪い去っていくのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第76話~第80話 感想(面白シーン)
第76話 ヌンチャクを教えるワン秘書 もはや定番になってきましたが、今度はウンギョルがフンにヌンチャクを教え、大師匠だとワン秘書を紹介します。3人で仲良く楽しそうにヌンチャクを振り回すシーンはほっこりしますね。そして子供のおもちゃの飛行機がボミに当たりそうになった時に、ウンギョルがヌンチャクで助けます。ヌンチャクを否定していたボミにワン秘書は「ヌンチャクはとても役に立ちます、そして彼はボミさんを守るでしょう」とカッコよく告げて去っていきました。…なんだこのシーン😅
第78話 ブルース・リーの言葉を教えるウンギョル なんかブルース・リーばっかりですが😅ウンギョルがハジュンにヌンチャクを浴びせ、ブルース・リーの言葉だと語り始めます「愛は火のついた友情で熱く美しいが 揺らめく炎に過ぎない 愛が熟せば心も熟す まるで石炭のように深いところから燃え上がり 永遠に消えない」と語り「義兄ちゃんから姉さんを奪うな、僕の義兄ちゃんはソニョクさんだ」とさらにヌンチャクで叩くのでした。わかるようなわからないような😁
ガフンが復讐するはずのハラと少し馴れ合ってるような雰囲気がちょっと気になりますね。もっとキツく追い詰めてほしい気がします。
セリンは結構やられているような気はするんですが、ハラは最後にとってあるんでしょうか。
あとカットしてますが、テシクは住むところがなくなり公園で暮らしていますが、彼に好意を持つチョシムが度々お金を渡しています。
映像じゃないので分かりづらいですが、ウクドが手に入れた村にいた女の写真とハジュンが手に入れたウマングループの資料にあったファン・ガフンの写真は同一人物です。
復讐がなかなか進まないですが、あとで一網打尽にしてくれることを期待して視聴したいですね。