韓国ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』第1話~第10話のあらすじ&感想です。
ささっと見たい方は太字とマーカー部分をチェックしてみて下さい。回想シーンや過去の話で分かりづらそうな部分はくぼませています。
『ミス・モンテ・クリスト』第1話 あらすじ
雷鳴が轟く嵐の中、吊り橋から落ちそうになるウンジョ、それを手を延ばし支えるハラ。その横には混乱したセリンが慌てふためく。
助けを乞うウンジョだったが、ウンジョの彼を奪いたいハラの手からは力が抜けていくのだった。
2週間前
東大門の女神として自分のデザインした服と帽子を紹介しながら配信をするコ・ウンジョは「ブーケを受け取る親友が帰って来ます」と嬉しそうに語り「私は結婚します」と報告する。
その配信を眺めながら「所詮ファストファッションよ」と嫉妬で苛立つチュ・セリンはデザイン公募展で入選を狙っていた。
コウンモールに来たモールの社長であるウンジョの父コ・サンマンと部下のセリンの父チュ・テシクがモールを視察する。
ウンジョがモールに店を構える婚約者の母ユン・チョシムと話をしているとサンマンとテシク、友人のチャ・ボミが現れウンジョはボミと2人で出かける。
海外から帰る飛行機の中、女優のオ・ハラは初恋の相手チャ・ソニョクの事を想いながら、帰ったら告白するつもりでいた。
空港にハラを迎えに来たウンジョとボミ、そこにやってきた友人セリン。大騒ぎしながら迎える3人に「みんなありがとう」と喜ぶハラ。
会社で母のクム・ウナに会ったハラは、女優を辞めて会社を継ぐように言われ、強引に自宅に連れていかれる。
そこに名誉会長であるウナの義母のハン・ヨンエが現れ「ハラを連れ帰ったなら先妻の子のオ・ハジュンも連れて帰りなさい」と告げて去っていく。
ウンジョが家に帰ると「ウンギョルがいない」と騒ぐ母スンジョン。離れに住むセリンの元に現れた無邪気なウンギョルは突然現れてセリンを脅かしていた。苛立つセリンをなだめるウンジョ。
ハラに結婚する事を伝えるウンジョ、嬉しそうにどんな人かを尋ねるハラ。ハラは私も撮影中も想っていた紹介したい人がいるとウンジョに告げる。
楽しそうに話す2人は、お互いに翌日婚約者と彼を連れて会う事になった。
帝王グループ会長オ・ビョンググの元で幹部として働くウンジョの婚約者チャ・ソニョク。
ハラとソニョクは飲みに行き、その帰りに酔っ払いながらハラが、言われたように女優になったから付き合ってと告白する。まったくと言いながらソニョクは笑顔で聞き流すのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第2話 あらすじ
ウンジョは婚約者、ハラは彼氏を紹介しようと約束の場所で待つ2人。そこに現れたソニョクは笑顔でウンジョと腕を組む。
初恋の相手ソニョクがウンジョの婚約者と知りショックを受けるハラ。
ソニョクがウンジョに告白したと聞かされ、仲がいい2人に嫉妬と苛立ちが隠せないハラはその場から出て行ってしまう。
公募展の特別審査員をハラがやると聞きつけたセリンは、苛立ちながら帰るハラの前に現れ話しかける。
2人の仲を伝えなかったセリンに「役に立たない子分ね!」と怒りをぶつけ帰っていくハラ。
家に帰ったハラは「私が先に好きになったのに」と過去を思い出しながら涙ぐむ。
ウンジョはハラに弁解しようと電話をするが、出てくれないのでソニョクに行ってもらうようお願いする。
父と一緒に靴を選びプレゼントしたウンジョは、父の靴を慣らすために一緒に結婚式の練習をしようと手をつなぎ歩き出す。
特別審査員をするハラを買収できずに悩むセリンの元に、最終審査に残ったと連絡が入る。
喜ぶセリンだったが追加作品が思いつかずに、去年公募展に出したというウンジョのデザインを携帯で撮影し盗用する。
一方、ウンジョの為にハラをなだめにホテルに来たソニョクは、ハラに強引に迫られてしまうのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第3話 あらすじ
強引なハラから逃げるようにホテルを出ていくソニョク。思い通りに行かず苛立ちながら叫び、グラスを叩きつけるハラ。
ウナはコウンモールへの支払いを保留にするよう秘書に告げる。品質もよく納期も守っていた事を告げる秘書だったが、上下関係をはっきりさせると取り合わないウナ。
会長の息子であるオ・ハジュンは会社から逃げ回って遊び歩いており、そんな彼を見つけ捕まえようとするソニョク。
追いついて捕まえたソニョクはハジュンに肩を組まれ、一緒に遊びに行こうと告げられる。
実は仲の良かった2人は信頼し合っていた。クラブに行きたかったハジュンを無視してリングで闘い始める2人、負けたら言う事を聞いて下さいとソニョクは告げ、乗ったと言うハジュン。
結局負けて降参するハジュン。会長が待っているからお母さんの法事に行ってくださいと告げるソニョク。
ソニョクの母が偽物を掴まされて販売し警察が来る騒ぎになり、そこにいたウンジョの父サンマンは倒れてしまう。
サンマンは糖尿病でインスリン注射が必要だったが騒ぎで忘れていた。処置しながら一人になるところだったと怒る妻のスンジョン。
ハジュンの継母であるウナは、彼の母親の法事が縁起が悪いと家政婦に愚痴をこぼしていた。
それを聞いていたハジュンは「母がそんなに嫌いだったのか」とウナを問い詰め騒ぎになる。
そこに父のビョンググが現れ、ハジュンの暴言を叱るが、一緒に来た祖母のヨンエは「そのメギツネが悪くてハジュンは少しも悪くない」とかばうのだった。
ハジュンは一人リングの前で怒りと悲しみを吐き出すのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第4話 あらすじ
ウンジョは、ソニョクとは不釣り合いだから別れるようハラに執拗に言われる。
涙ぐみながら愛し合っている事を伝え「あなたは何もわかっていない」とその場を去るウンジョ。
後ろ姿を眺めながら「どんな手を使ってもこの結婚を必ず食い止める」と固く自らに誓うハラ。
セリンの元に公募展の追加作品を3日以内に用意するように連絡が入り、携帯に入っている盗んだウンジョのデザインを見つめる。
ウンジョの元にも公募展から連絡が入り応募していないと驚く彼女に、隣りにいた友人のボミが電話に変わり最終審査の話を進める。
ボミは才能があるウンジョの為に、こっそり公募展にデザインを提出していたのだった。
母ウナから公募展の特別審査員に指名した事を告げられたハラ。ハラがデザインを眺めるとウンジョのデザインが2つある事に気付く。
ハラは、セリンがウンジョの作品を盗用している事実に気付いてしまう。
ウンジョへのプロポーズをしていなかったので、ハラに手伝って欲しいと告げるソニョク。
怒りを隠し、快く引き受けるハラ。
プロポーズの準備をセリンと始めたハラは、公募展の最終審査にウンジョも残っている事をセリンに告げる。
ウンジョにバレたらどうしようかと不安になるセリン。
ハラはホテルに頼んであるケーキを受け取ってくるようにセリンに頼み「ウンジョがアーモンドアレルギーだから、使われていないか確認してね」と告げる。
何か思いついた様に急いでケーキを取りに行くセリン。ハラは彼女の後ろ姿を不敵な笑みを浮かべながら見つめるのだった。
ケーキを手に入れこっそりアーモンドをまぶすセリン。
ウンジョとハラ、セリンとボミが集まりサプライズのプロポーズ作戦が始まった。
「特別なケーキよ」とウンジョ一人に食べさせるハラ。ケーキの中から指輪が出てきて驚くウンジョ。
そこにソニョクが花束を持って現れ、ウンジョの前にひざまずきプロポーズをする。
うなずくウンジョにソニョクが指輪をはめようとしたその時、ウンジョは倒れ気絶してしまうのだった。
病室でウンジョの様子を見るソニョク、ウンジョは起き上がり「もう一度プロポーズして」と告げる。
ソニョクはウンジョに指輪をはめ「君がいなくなったら、僕も後を追うことになるから元気で一緒にいてくれ」とプロポーズをする。
セリンとウンジョの公募展の最終審査が始まろうとしていた。
『ミス・モンテ・クリスト』第5話 あらすじ
最終審査でプレゼンをするセリン、そこに遅れてやってきたウンジョが謝りながら入ってくる。
セリンの姿に驚くウンジョ。セリンの後ろを見ると自分のデザインが大きく映し出されている事に気付く。
審査の順番が変わったから外で待つように言われたウンジョは、気になりながらも出ていく。
セリンの過去の公募展での1位への夢と執着を思い出すウンジョは、公募展を辞退して出ていくのだった。
ウンジョを追いかけ「デザインを盗んだ私をなんで怒らないの?」とウンジョを問い詰めるセリン。
今度こそ入賞するように応援するウンジョに、セリンは「居候だから哀れんでいるのね」と苛立ちながら去っていく。
帝王ファッション副社長クム・ウナの元に来て、お金が振り込まれていない事を告げるウンジョの父サンマン。
「生地に問題があった」と言いがかりをつけるウナ「誠意を見せろと言うことですか?」と尋ねるサンマン。
「話が早い」というウナは「用意ができたら連絡するように」と告げるのだった。
ウンジョが食べたアーモンド入りのケーキについてホテルに連絡し、調べるソニョク。セリンが受け取った事がわかり連絡する。
セリンはハラにケーキを渡し、指輪も彼女が入れたと言い慌てて電話を切ってしまう。
病院にいるウンジョは検査で妊娠7週だとわかり、喜びながら胎名をピョルと名付ける。
「ケーキを確認しなかったのか?」とハラを問い詰めるソニョク。疑われたハラは怒り出し、道路を走る車の前に飛び出す。
慌てて助け危ないと叱るソニョクに、ハラは信じてと涙ながらに訴えるのだった。
バレそうになったハラは、ホテルから「アーモンドを入れてしまった」とソニョクに連絡してもらい彼を納得させる。
退院するウンジョを迎えに来たハラは偶然エコー写真を見てしまいショックを受ける。そこにウンジョが現れソニョクには結婚式の日に伝えるから黙っているように言われる。
ハラは子供が出来たウンジョをソニョクが絶対に捨てない事を確信する。
ハラはセリンを呼び出し、デザインを盗用した事を暴露されたくなかったら言う事を聞くように脅す。
そしてウンジョが身ごもった事を告げ、小さな小瓶をセリンに渡すのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第1話~第5話 感想
いきなりの吊り橋から謎の転落にビックリしましたが、スリリングかつ先が気になる展開でワクワクさせてくれますね。結構登場人物が多く1話は人物紹介的なストーリーでした。
ウンジョの婚約者のソニョクはハラに流され過ぎな印象がありますが(ホテルに会いに行き襲われるのもおかしいです)この先しっかりと自分を保っていて欲しいですね。
じわじわとハラの悪さが出てきてケーキにアーモンドを入れる辺りから本格的にウンジョを陥れにきて、逆ギレと怒りの迫力が凄くこれからの悪事が恐ろしく感じます。
どうでもいい事ですが、ケーキに指輪って食べちゃいそうって、いつもドラマを見ていて心配になってしまいますね😁
これから活躍するであろうハジュンや、彼に好意がありそうなセリンがどうなっていくのかも見どころですね。
特にセリンは怪しげな小瓶の中身をなかなかウンジョに飲ませられずに、この先どうなってしまうのか気になりますがまた次回以降を楽しみにしたいと思います。
『ミス・モンテ・クリスト』第6話 あらすじ
ハラに「私にはできそうにない」と薬の瓶を返そうとするセリン。「あなたの人生が懸かっているからしっかりしなさい」とビンタするハラ。
ハラは「機会を逃してウンジョの家の居候を続けたいの?」とセリンを追い詰め「ブライダルシャワーで飲ませて」と告げる。
ウンジョはお腹の子ピョルのために星型の人形を作りながら、思い描いた結婚生活を語りかける。
ハラを後継者にしたいウナは、ハジュンを呼び「あなたがクラブでケンカをしたせいで告訴されたわ」と脅しをかけ、海外へ行くように強制する。
ハジュンは了解し「全力で収拾するように」と言いながら「海外でもトラブルを起こしてあげますよ」と捨て台詞を残し去っていく。
セリンは作戦のため、ソニョクの母の店にユニフォーム1000着を注文する。
ハラがウンジョに「ブライダルシャワーをうちの別荘でやりましょう」と誘う。そこに現れたセリンにも「一緒に行こう」と誘うウンジョ、セリンはハラと目配せをして「もちろん行くわ」と告げる。
ブライダルシャワーに向かおうと準備するウンジョに「悪い夢を見たからやめないか?」と心配するソニョク。
「大丈夫」と言うウンジョは別れのハグをして、パーティーに向うのだった。
ボミは母と1000着のユニフォームを用意するため一緒にパーティーに行けず「遅れていくね」とウンジョに伝える。
別荘についた3人「私達が準備するから散歩してきて」とウンジョに告げるハラ。
ソニョクは「会長を守れるのはあなたしかいない」とアメリカへ行こうとするハジュンを説得する。電話を切るとすぐに祖母が倒れたと連絡があり、慌てて家に向うハジュン。
別荘の周りで散歩するウンジョは「水は寒い」などとおかしな話をする女に会う。寒そうにするその女に上着をかけてあげるウンジョ。女は走ってどこかに行ってしまう。
「身ごもっているからお酒は飲まないはず」とジュースに薬を入れるセリン。
準備が終わりドレスを着て花かんむりをかぶったハラたち3人。目隠しをして会場に連れてきたウンジョに素敵な飾り付けを見せるハラ。
「すごく素敵」と言うウンジョ、3人は集まり乾杯する事になった。ウンジョにジュースを渡すセリン。
タイムカプセルを埋め、友情を誓った過去を思い出すウンジョは「友達でいてくれてありがとう」と言い、ジュースを飲むのだった。
「嵐が来る前にタイムカプセルを掘ろう」と言い、急いで外に出ていくウンジョ。「薬が効く前に引き止めないと」と慌てて追いかけるハラとセリン。
吊り橋でお腹が痛くなってきたウンジョは食中毒かと疑い、追いかけてきたセリンに「あのジュースは何?」と尋ねる。怯えるセリンは「ごめんなさい」と謝り「ジュースに薬を入れた」と言ってしまう。
何の薬か尋ねるウンジョ「ハラに頼まれたの」と言うセリン。お腹が痛いウンジョは「赤ちゃんが」とハラとセリンに助けを求める。
嵐になり雷鳴が轟いたその時、突然吊り橋から転落してしまうウンジョ。ギリギリで手を掴み今にも落ちそうなウンジョを支えるハラ。
助けを乞うウンジョ。ウンジョさえ消えれば彼が手に入ると心の中で何度も繰り返されるハラ。怯えてわめくセリン
そしてハラの手から力が抜けていき、ウンジョは吊り橋の遥か下に流れる濁流に飲み込まれて行くのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第7話 あらすじ
ウンジョが吊り橋から落ち「私は何をしたの?」と混乱するハラ。「ウンジョを探しに行って助けなきゃ」と言うセリン。
「ウンジョはもう手遅れよ」と言うハラは「薬を飲ませた事を知ったウンジョが生きて戻ってきては困るわ」とセリンに告げる。
「私たちは共犯者よ」とセリンを説得し、別荘に戻り急いで証拠隠滅を図るハラ。「大変な事になっちゃった」と呆然とするセリン。
ハラは未来への希望と捕まる恐ろしさを語り、動こうとしないセリンを説得する。
警察が別荘に来て捜索を始める。ウンジョの家族も集まり「見つかったか」と警察に聞くが「水位が増し難航している」と言われる。
ハラは、制止する警察に捕まえられながら「ウンジョを捜しに行かせて!」と叫び続け倒れてしまうのだった。
倒れた祖母ヨンエに会いに来たハジュン。火病だと言うヨンエは、健康のため仕事を減らさないといけないからとハジュンに帰ってくるよう頼む。
ハラはウンジョが身ごもっていた証拠となるエコー写真を消そうと、彼女の部屋に入るとウンジョが子供の為に作っていた星型の人形を見つけ、彼女を思い出し懺悔する。
ハラは星型の人形とエコー写真を外で燃やしてしまうのだった。
「もう亡くなっている可能性が高い」と夜遅くなり捜索を止めようとする警察に「もっと捜してくれ」と焦りと苛立ちをぶつけるソニョク、それを止めるサンマン。2人はどうにもならない不安で一緒に泣いてしまう。
妻のスンジョンから捜索の様子を聞かれ、見つからない事を伝えるサンマン。警察の捜索が中断していると聞き不安と混乱で倒れてしまうスンジョン。
一人捜索を続けるソニョクは川でウンジョの花かんむりを見つける。翌朝、釣り人が女性の遺体を発見するのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第8話 あらすじ
「遺体が見つかった」とウンジョの家族に連絡が入る。警察に向かい話を聞くと「転落したようだ」と告げられる。
遺留品を渡される家族、ウンジョの住民登録証と彼女が着ていた服が見つかり絶望する家族とボミ。
電話に出ず、様子のおかしいソニョクが「後を追わないか心配なの」とハラに電話するボミ。それを聞いたハラは急いで車を走らせる。
花かんむりを持ち、ウンジョを思い出しながら川に入ろうとするソニョク。それを見つけたハラは走っていき、「こんなのウンジョは望んでいない」と説得するのだった。
ファン・ジナは川を眺めながら、2年前の事を思い出していた。
娘ガフンを捜し「母さんが助けに行く」と川に入っていくジナ。「お嬢様は亡くなったんです」と必至で止めるワン秘書。
花束を持ち、娘ガフンを想い追悼するジナ。そこに「母さん」と呼ぶ声が聞こえ慌てて2年前のように川に入っていくジナ、再び止める秘書、そしてジナは川で倒れる一人の女性を見つける。
頭から血を流すその女性をガフンと呼びながら起こそうとするジナは、彼女が生きている事に気付き、救急車を呼ぶよう秘書に告げるのだった。
体中に凄まじい損傷が見られる彼女を娘に重ねあわせたジナは、ヘリも呼びどんな手を使っても彼女を助けようとするのだった。
ウンジョの葬式が始まった。絶望する家族、悲しむボミ。受け入れられないスンジョンは叫びながら倒れてしまう。
デザイン公募展担当から1等になったと連絡が入り喜ぶセリン。
セリンの職場から注文が入らなければブライダルシャワーに行き、ウンジョを守れたかも知れないと後悔するボミの言葉を聞き、注文に疑問を感じるサンマン。
病院で助けた女性を見守るジナの元に医師があらわれ「流産を誘発する薬が検出されました」と告げられる。
ジナは「夫を失った私が再起したように、あなたも戻ってきなさい」と彼女に力強く心の中で呼びかけるのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第9話 あらすじ
「ハジュンが戻り母が元気になった」とビョングクはハジュンを専務にするようウナに指示を出す。
会社での権力を掴むため、裏金で株を集めようとあせるウナは、裏金を渡さないコウンモールのサンマンに最後通告を突きつけるよう秘書に告げる。
ウンジョの携帯を見たサンマンは、ウンジョが公募展の面接を放棄していたことを知る。そこに帝王グループから連絡が入り「明後日までに提案を受け入れるように」と告げられる。
セリンの作品が、ウンジョの作業室で見た作品と似ているとわかり、面接を放棄した理由を公募展に連絡し尋ねるサンマン。
「セリンさんの作品を見て帰っていきました」と「帰らなければ1等の有力候補でした」と聞き、サンマンはセリンに電話をする。
「ウンジョが面接を諦めたのはお前のせいか?」と問い詰めるサンマンに「自分の実力で入賞しました」としらを切るセリン。
不安になったセリンはウンジョの作業室前に防犯カメラがあった事に気づく。「バレたら一巻の終わりよ」と慌てて向うセリン。
コウンモールのサンマンの事務所にあるPCをいじり監視カメラの自分の姿を消すセリン。
サンマンが帰ってきて事務所に戻ろうとした時、ウクドと言う男が「出所したので挨拶にきました」と現れる。
様子を事務所の中からうかがっていたセリンがそっとドアを開ける、それに気付いたウクド。ごまかすように目配せするセリン。
懐かしそうにするサンマンをウクドがごまかしているうちに、ドアから急いで出ていき去っていくセリン。
セリンが去った後、床に何か落ちているのを見つけるウクド。そこには大学で働く彼女の写真入りIDが落ちていた。
写真を眺め「名前も顔も気に入った」と笑みを浮かべるウクド。
事務所に戻ったサンマンは防犯カメラの映像を確認するが、何も写っておらず「娘が譲ったんだから目をつぶろう」と自分を納得させる。
病院で目覚めたウンジョは、足が動かない現状に混乱し暴れて医師たちにおさえられる。
落ち着いたウンジョに話しかけるジナに「名前も年齢も何も思い出せない」と泣いてしまうウンジョ。「一時的な記憶喪失かも知れません」と告げる医師。
「悪い事が起きて、大切な物を失った気がする」と泣き続けるウンジョ。そんな彼女に「あなたはファン・ガフンと言う私の娘よ」と告げ「健康な体に戻してあげる」と言うジナ。
ジナは医師に今は流産した事は秘密にするよう告げる。
ハラは葬式に現れ、ソニョクに見せつけるようにウンジョが亡くなった事を悲しみ泣き叫ぶのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第10話 あらすじ
セリンがボミの母の店に注文をいれ、ボミの足止めをしていた事に気づいたサンマン。
そこに裏金を渡さないサンマンに対して、生地に問題があるから損害賠償を請求するというメールが帝王ファッションから送られてくる。
体調を崩すサンマンは、そこにいたテシクに通帳とハンコを渡し暗証番号を教え、手形の支払いをするように頼む。
ハラはソニョクに近づき「私がそばにいるからウンジョの事を忘れて欲しい」と想いをぶつける。
その姿を陰から見てしまったサンマン、そしてウンジョの携帯に産婦人科の予約メールが届き、さらなる疑惑を感じるのだった。
病院に到着したサンマンはウンジョに子供が出来ていた事と、ハラがそれを知っていた事実を知る。
セリンとハラが何かを隠している事に気付いたサンマンは、事件当日に別荘で何があったのかセリンに電話で問い詰めるが、ハッキリしないセリンにそっちへ行くとセリンの元に向う。
慌ててハラに電話したセリンは「別荘の事やユニフォームの事をおじさんに聞かれた」とサンマンが来ることを告げ、ハラは「私が行くまで黙っていなさい」と指示を出す。
荷物をまとめ逃げようとするセリン、そこにサンマンが現れ強引に引き止め、ウンジョに何をしたのか問い詰める。
「司法解剖してウンジョに何があったのか全て明らかにする」と言いセリンの腕を掴むサンマン。
「私だけの仕業じゃない」と言ってしまうセリン「ハラと共謀か?」と驚くサンマンは糖尿病で突然倒れてしまい、苦しみながらセリンにインスリンを持ってくるように頼む。
慌ててインスリンを取りに行くセリン。そこにハラが現れる。
「ウンジョに何をしたんだ」とハラに尋ねるサンマン。「ウンジョに子供がいたら彼は絶対に手に入らないから、おなかの子だけ始末しようとしたのに」と言うハラ。
そこにセリンがインスリンを持って現れ、急いで処置しようとするとハラがその手を掴んだ。
「すべてバレた」と言うハラは掴んだセリンの腕を離さない。怯え戸惑うセリン。そうしてサンマンは息絶えてしまうのだった。
サンマンが亡くなった事に衝撃を受け「なぜ止めたの」とハラを責めるセリン。
「すべてバレたからしょうがない」と言うハラは泣きじゃくるセリンに「私は来なかった」と告げる。
「最後に通話したのはあなたよ」と言うハラは「留学したいなら家で倒れていたおじさんを見つけた事にして事態を収拾しなさい」と指示を出す。
去っていくハラ、救急車を呼び父に連絡するセリン。
病院で亡くなったサンマンの元に集まるセリン、テシク、ソニョク、ボミ。全員号泣しながらサンマンを追悼するのだった。
『ミス・モンテ・クリスト』第6話~第10話 感想
ついにストーリーが大幅に動き出しましたね、第6話が重要な展開だったのであらすじが少し長くなっています。
あの吊り橋では、なんであんな状態(ハラの手にぶら下がっている)になったかよく分からなかったんですが(気にするなって事でしょうか)突風かなと思うことにしました😁雷が鳴ってて嵐だったので正解かもしれませんね。
ウンジョの父サンマンが探偵のように真相を探っていくスリリングな展開でしたが、やはりというか何というか、亡くなってしまいましたね。
どんどん黒くなっていくハラと、それに引っ張られるかのようにも見える元々腹黒そうなセリン。2人の関係と次々と重ねていく罪がどうなってしまうのかも見どころですね。
黒ずくめの怪しげな2人ファン・ジナと秘書が登場しウンジョを全力サポートしてくれそうな雰囲気ですが、いまだに再起出来そうにない彼女の運命がどうなってしまうのか、また次回を楽しみにしたいと想います。