王道のドロドロ復讐劇『ミス・モンテクリスト』を現在視聴できる配信サービスと、キャスト・実際に視聴したネタバレありの感想・全話のあらすじを紹介します。
最後に復讐した相手別の爽快感ランキング(最終回までのネタバレですが隠してあります)もありますので、視聴が終わった方や、どうなるのか気になる方はちらっとでも確認してみてくださいね。
韓国ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』基本情報
画像出典:KBS
2021年放送 全100話
ブライダルシャワーの日に全てを奪われた女性が復讐を誓い、自分を陥れた者を次々に追い詰めていく爽快感MAX!?の復讐愛憎劇です。
『ミス・モンテ・クリスト』を視聴できる配信サービス
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『ミス・モンテ・クリスト』キャスト
メインキャスト
出典: KBS
コ・ウンジョ キャスト:イ・ソヨン
優しい性格のおしとやかな女性。服飾デザイナーとして優秀な才能を持つ。あたたかい家族に囲まれ、高校時代から付き合っていた婚約者と結婚する幸せの絶頂だったが…。
出典: KBS
オ・ハラ キャスト:チェ・ヨジン
ウンジョの友人で攻撃的な性格。女優として活躍し海外から帰ってきたが、好きだった男性がウンジョと婚約すると知り…。
出典:KBS
チャ・ソニョク キャスト:キョン・ソンファン
帝王グループで働くウンジョの婚約者。仕事にストイックで私情を挟まない性格。ハラの陰謀に巻き込まれて運命に翻弄される。
出典:KBS
オ・ハジュン キャスト:イ・サンボ
帝王グループの御曹司でソニョクの上司。働く事が嫌いで会社に来ても遊んでしまう性格。亡くなった母を愛し、裏のある継母を嫌う。ウンジョと運命を感じさせる出会いをするが…
出典:KBS
チュ・セリン キャスト:イ・ダヘ
友人であるウンジョの家の離れに父と同居させてもらっている。服飾デザイナーとしての未来を夢見てウンジョのデザインを盗んでしまい、それを知ったハラに利用されてしまう。
『ミス・モンテ・クリスト』その他のキャスト登場人物
キャスト | 名前 | 役割 |
---|---|---|
イ・ソヨン | コ・ウンジョ | 本作の主人公 |
チェ・ヨジン | オ・ハラ | 女優・帝王グループの娘 |
イ・ダヘ | チュ・セリン | ハラの子分 |
クォン・オヒョン | チュ・テシク | サンマンの部下・セリンの父 |
キョン・ソンファン | チャ・ソニョク | ウンジョの婚約者 |
イ・ヘラン | チャ・ボミ | ソニョクの妹・ウンジョの親友。 |
アン・ヒソン | ナ・ウクド | サンマンに会いに来た刑務所帰りの男 |
キム・ミラ | ぺ・スンジョン | ウンジョの母 |
イ・ファンウィ | オ・ビョンググ | ハジュンとハラの父・帝王グループ会長 |
キム・ギョンスク | クム・ウナ | 帝王ファッション副社長・ハラの母 |
イ・ミヨン | ユン・チョシム | ソニョクの母 |
ソヌ・ヨンニョ | ハン・ヨンエ | ハジュンの祖母・帝王名誉会長 |
オ・ミヒ | ファン・ジナ | ファイプファンド代表 |
イ・ヤン | ワン秘書 | ジナの秘書 |
チョン・スンホ | コ・サンマン | コウンモール社長・ウンジョの父 |
イ・サンボ | オ・ハジュン | 帝王グループ御曹司・ハラと異母兄弟 |
ハン・ギユン | コ・ウンギョル | ウンジョの弟 |
ソ・ジウォン | シン・ドッキュ | 医師に扮して復讐を企む |
キム・エラン | パク・ボンスク | 秘密を握る家政婦 |
韓国ドラマ『ミス・モンテ・クリスト』人物相関図
出典:「ミス・モンテクリスト」公式サイト
『ミス・モンテ・クリスト』あらすじ
序盤のあらすじ
あたたかな家族に囲まれ、もうすぐチャ・ソニョクとの結婚を控え子供もできて幸せに包まれていたコ・ウンジョ。
しかし海外から帰ってきた女優で友人のオ・ハラが、私も好きだったのにと強引にソニョクを奪うための恐ろしい策略を考える。
ウンジョと同じ敷地で暮らすもう一人の友人セリンも、自身の欲望のためにハラに利用され、巻き込まれていく。
そしてブライダルシャワーで衝撃の事件が起き、ウンジョは奈落の淵をさまよってしまう。
居合わせた謎の人物に助けられるが、意識が戻らず快復の時を待つウンジョ。
しかし彼女が不在の間にその周辺は様々な悪意に翻弄され、家や会社を奪われそして家族まで…。
時が経ち、全てを奪われたウンジョの運命が動き出す。
『ミス・モンテ・クリスト』全話あらすじ&感想
ネタバレありのあらすじと感想です。
『ミス・モンテ・クリスト』第91話~第100話あらすじ&感想
『ミス・モンテ・クリスト』見どころ
王道のドロドロ復讐劇
悪女とその周囲の悪人を、復讐クイーンとなった主人公がじわじわと追い詰め、バッサリと悪事を裁いていく復讐ドラマの面白さ満載の作品です。
最近全話見放題が始まったので気になっている方も多いのではないでしょうか。はっきり言ってキャストが地味な事以外は凄い楽しめる作品です。
復讐までが早い!
復讐ドラマを見ると本気の復讐に至るまでのプロセスが長い作品が多いんですよね。
100話前後の作品だと、大体60~70話からお仕置きタイムに入る事が多いような気がするんですが、なんと本作は15話の終盤から復讐スタイルが始まります。
定番の厚化粧で黒ずくめのスタイル(真紅もあり)ですが、やっぱりテンション上がりますよね。
次々と繰り出される悪の作戦を打ち破りながら、爽快な復讐を見せてくれます。
ただ逆に後半は…(第70話くらいまではかなり面白いのでもちろんオススメですよ😁)
復讐の相手は一人じゃない!
ミス・モンテクリスト(モンテ・クリスト伯という有名な古典の復讐小説がモチーフ)というタイトル通り復讐がテーマの本作。
早めに復讐に入るのに相手が一人では物足りないという事で、復讐する相手が複数いるんです。
一人の悪女・悪男だけを倒す作品も多い中、複数の相手に様々な方法でじわじわと復讐し、追い詰めていく様がエンターテイメント性を高め飽きずに楽しませてくれます。
シュールかつツボを抑えたありえない衝撃(笑撃)の展開!
少しネタバレになりますが、印象的なシーンを2つ紹介したいと思います。
まず第6話の名シーン。
吊り橋で、横のワイヤーに掴まっていたウンジョが突然落ちそうになってしまうんです。
そもそも普通にしていたら落ちそうにない橋なんですが、なぜか後ろに回転していくウンジョ。
そして落ちた彼女を橋の上から片手で掴み、支える凄まじい力のハラ。
突然の謎の回転とハラのパワーに衝撃を感じ、先の展開にワクワクさせられる名シーンでした。
第35話の笑撃シーン
セリンの父を騙し、架空の投資サロンの入会式に誘い出すウンジョ。
怪しげなマスクを被り集まった投資仲間たち、彼らもセリンの父に恨みがあり一緒に復讐しようとしています。
ウンジョはサロンのリーダー、マダム・ブラックと名を変えセリンの父に入会の儀式があると告げます。
膝をつくように告げられ戸惑う彼は、マダムに背中を棒で叩かれ、資金が必要な彼は仕方なく膝を着きます。
そしてマダムが号令を出すと、6人の会員たちが頭の上から粉(小麦粉みたいな😁)をかけ始め、隠していた卵を思いっきり投げつけるのでした。 コントみたいで笑えて爽快感まである名シーンです。
もちろん他にも、劇中に撮影しようとする映画で、8つの人格を持つ「女刑事X」などちょっとシュールで面白い設定などもありますので視聴して楽しんで下さいね。
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『ミス・モンテ・クリスト』視聴した感想
序盤の感想(1~40話)
2週間後に起きる衝撃的な吊り橋のシーンから始まる本作。
やや地味なキャストと展開でしばらく吊り橋の場面が来ないのかなと思っていたら、6話でそのシーンに追いつき一気にストーリーが進んで行きます。
ここからはもうノンストップな面白さで、次々と起きる出来事やハラの策略、巻き込まれながらも自身の黒い欲望を隠しきれないセリン。そして同じく欲望のために悪事を重ねていくセリンの父。
そこに過去に疑惑を感じさせるハラの母や、ハラとは母が違う兄であるハジュンが絡んでいきます。
そして復讐のために立ち上がるウンジョ。それを助けるもう一人の母。
そして裏切った元婚約者ソニョクとの関係はどうなっていくのか、少しづつ距離を縮めるダメ御曹司ハジュンとの恋の行方も見どころですね。
復讐する場面では、度々やられてわめき散らすセリンのやられっぷりが見事で爽快感を感じさせてくれます。
復讐だからといって暗くなりすぎず、笑えるシーンやあたたかさを感じさせるシーンがしっかりと挿入されて、あらゆる世代の方におすすめできる作品だと感じます。
だからと言って丸くなりすぎず、しっかり楽しめる復讐要素や衝撃的な展開も序盤からたっぷりでこの先の展開や演出が楽しみです。
最終話まで視聴した感想(気になる終盤の爽快感)
中盤の感想を今後書くかは分かりません(50話以降はあまり意味がなさそうです😅が各話のあらすじに書いてあります)視聴していて途中で挫折しそうになった方は第93~94話に飛んでみてください。
最終的な評価はです。終盤の復讐がもう少し頑張って欲しかったかなと言った印象です。
とはいえ笑いと復讐のバランスが良く、十分に楽しめる作品だと思いますので(1.4倍速~2倍速で視聴しています😅)ぜひ視聴してみてください。
詳しい感想は『ミス・モンテクリスト』第91話~第100話あらすじ&感想の最後に書いてありますので気になった方はぜひチェックしてみてください。
悪人たちをどう成敗するか、気になる復讐の爽快感&評価を人物別に↓に書きましたので確認してみてください。
気になる終盤の爽快感ランキング 完全にネタバレです。タップで開きます
正直な話70話前後から展開が微妙になってきます。どちらかというと再びやられてピンチに陥る展開が続き、本格的な復讐が始まるのは94話くらいからです(全100話)
中盤くらいまでのじっくり追い詰めていく展開は楽しかったんですが、終盤の復讐はいまいちパッとしません。
「受けた苦痛を何倍にもして返す」とか「必ず地獄に落とす」とずっと言っていましたが、そんな目にあった人はセリンとテシクぐらいでしょうか、他にはいなかったです(死んだ人はそこそこいますが)
一部の人物たちのもっと早くやればいいのに、といった感じの何のひねりもない復讐や適当に死んでしまう展開にはややガッカリしてしまいました。
爽快感があった順番に紹介していきます。星は本作の中での評価です。
復讐爽快感ランク
チュ・セリン 精神病院送り
まずセリンはガフンが東大門の女神だったことを彼女に告げられ、父も目の前で殺されてどんどん狂ってしまいます。そして妄想性障害で精神病院送りになりブツブツ言いながら壁にデザインを書き、自分が東大門の女神だと思い込み続けます。
最終的には愛するウクドを呼ぶためにホイッスルを吹き続けたり、彼の幻を見るようになっていきます。そんなウクドもすでに死んでいるのでした。
切なさと狂気を感じさせる良い復讐でしたね。復讐についてはハラよりセリンがメインだったのかなと思えるほど序盤からやられてましたね。
復讐爽快感ランク
チュ・テシク 心臓マヒ
テシクは娘のセリンが人を死に追いやる映像をガフンに見せられ、パニック発作が起こりチェ先生から買い続けて依存している薬を欲しがります。
チェ先生に扮していたドッキュは正体を現し、依存していた薬が何の効果もない栄養剤だったことを説明しますが、テシクは「俺は確かにこれに救われたんだ」と言いながら、セリンの目の前で心臓マヒで死んでしまいます。
薬漬けにしてからが長すぎましたね、財産を奪われた割には最後の方まで人生を楽しんでいたので、復讐感はやや薄めです。呪われたような死に方ですが、パニック発作で心臓に負担がかかりすぎて死んだのでしょう。
パニック発作はドッキュが何度も襲ったことから始まっているので、一応復讐がなされた感じはあります。
復讐爽快感ランク
ナ・ウクド 交通事故
ウナの命令によって、自らの手下に追われて殴られたウクドがふらついていると、大型トラックに乗ったワン秘書が現れて、轢かれて死んでしまいます。ジナを殺されたワン秘書の復讐はしっかりと果たされましたが、あっさりし過ぎてもう少し緻密さが欲しかった気がしますね。
復讐爽快感ランク
オ・ハラ 吊り橋から落ちる
今までやってきた悪事をバラされたハラは、映画の最後の撮影日に死を決意します。落ちようとしたハラをウンジョが支えて、序盤の吊り橋のシーンを思わせてドラマチックに仕上げてますが「死なせない、苦しみながら生きなさい」とガフンが言っていたのに結局落ちて死んでしまい、有終の美を飾り過ぎていて復讐してやった感が少ないです。
死後に優しくなったハラが幻のように出てきて、意識不明のウンジョに謝罪して友情を取り戻し目覚めさせるシーンがありますが、やや興ざめな感じがします。正直序盤にもう少し友情を深めていたシーンがちゃんとあればよかったかも知れませんね。死後に主演女優賞を取るのもなんか微妙でした。
悪は悪として最後まで貫いて、思いっきり復讐されて欲しかったのが個人的な意見です。
復讐爽快感ランク
オ・ビョングク 政治資金法違反と殺人教唆で逮捕
ハジュンの告発とガフンが送った証拠によって逮捕されます。最終的に一番くらいに悪い人物になっていったと思うんですが、ただ逮捕されるだけで面白くないですし、最後に刑務所でハジュン相手にちょっといい人みたいな雰囲気をだしたりして、正直微妙でした。
復讐爽快感ランク
クム・ウナ 横領、政治資金法違反、殺人教唆で逮捕
ビョングクのおまけのように、あっさり逮捕されます。ウナもビョングクと同等に悪い人物なのに、復讐感の全く無いあまりに雑な最後にがっかりしました。刑務所の面会でハラが死んだ現実を受け入れられていないシーンはありますが、あまり苦しみは感じませんでした。
U-NEXTで配信中の作品の、本ページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT公式サイトにてご確認ください。
オススメの愛憎復讐劇をランキングで紹介しています。ミス・モンテクリストは残念ながらランクに入れていませんが、興味のある人はぜひ確認してみてくださいね。