本サイトはプロモーションが含まれています

韓国ドラマ『京城クリーチャー』第8話~第10話(最終回)あらすじ詳細&感想と評価

Netflix韓国ドラマ『京城クリーチャー』第8話第9話第10話(最終話)のネタバレありのあらすじ詳細&感想と最後なので全話視聴した個人的評価も書いています。

重要な部分に太字マーカーしてありますのでサクッと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。

各話のあらすじ終盤はカットしてますので気になる方は視聴してみてくださいね。

京城クリーチャー』トップページヘ

移動できる目次

『京城クリーチャー』第8話 あらすじ

名分と弁明の境界

【自覚】

何者かが町をふらつき、人々を襲っていた。病院に怪物を見に来た前田が「まだ生きてはったんやな惺沁先生」とつぶやくと牢屋の怪物は前田に向かって怒りをぶつけるように触手を伸ばす。

病院にいるテサンは兵士に変装して、別室に連れて行った前田に銃を向け「協力して下さい」と頼み、前田の車で一緒に病院を脱出する

チェオクは金鈺堂の前で毎日テサンの帰りを待ち望んでいた。

父ジュンウォンは諦めるように説得するが、チェオクは「甕城病院に母さんがまだいるの」と母ソンシムが怪物になっていることをジュンウォンに知らせると、ジュンウォンはソンシムを思い出し涙を流す。

警察に捕まったガッピョンは「朝鮮人たちはどこだ?」と酷い拷問を受けていた。

前田の家で目覚めたテサン。そこに前田がやってきて4日間も寝ていたことを説明する。

石川警務官は11件の連続殺人が起きていて、全ての死体から脳がなくなっていると報告を受ける。石川は加藤中佐から明子が容疑者であることを知らされる

テサンが金鈺堂に戻る。ナウォル夫人は驚きながらも涙を流して喜び、テサンに警察に捕まっているガッピョンを助けるように頼む。

テサンは警察署に向かい、釈放を応じない石川に「2日後戦争の資金集めのパーティーがありますが、酒や食品、服も一切納品されないでしょう」と脅す。

明子のことを思い出した石川は「甕城病院の中で何が起きているんだ?」と尋ねるとテサンは「情報を知りたいなら仲間を釈放して下さい」と頼む。

捕まっていた人々は全員釈放される。拷問でボロボロの姿のガッピョンは「なぜ、もっと早く…」とつぶやき、テサンが抱えて連れて行く。

金鈺堂に戻ったテサンはナウォル夫人に「もう一人待っている人がいます」と言われ、チェオクに会いに行く。

チェオクはテサンを抱きしめて涙を流す。テサンも抱きしめて「俺もすごく会いたかった」と告げる

加藤中佐は病院にやってきた前田にナジンのことを説明する。

ナジンの説明

ナ族が住む霧龍雪山の氷河の中から初めて発見された。人の頭の中に入っていくがナジンだけでは惺沁のようにはならず、人の姿を維持しながら生存と狩りに特化した状態で主に人間の脳を餌にする捕食者になる。

捕食者の状態で炭疽菌が注入された血清を打つと惺沁のような段階に移る。日光と火を嫌い、窒素に弱い。

現在

森を襲っている明子を見つけたチェオクは物をぶつけて気をそらす。そこにテサンもやってきて「明子なのか?」と驚く。

明子とテサンは格闘になり、テサンは角材に火をつけて対抗する。人間の感情を取り戻した明子は逃げていくのだった

『京城クリーチャー』第9話 あらすじ

捕食者と被食者の境界

【野蛮】

加藤中佐は実験の最中に偶然にナジンを発見したことを説明する

説明をすべて聞いた前田は「甕城病院の新しい責任者となって今している実験を成功させてみなさい」と加藤に支援を約束する。

警察に囲まれた明子はお腹の子供を気にしていた。石川警務官が現れて「やっぱりお前か」と声をかける。

明子は「私の赤ちゃんはどうなるの?」と尋ねると石川は「人殺しの子を認知するわけないだろう」と甕城病院に連れていくための檻を用意する。

激怒した明子は石川に襲いかかり顔と周辺を何度も切り裂く。明子は警察隊に銃撃され、檻に入れられて連れて行かれる

家に戻ったチェオクは父ジュンウォンの姿がなく、メモが置いてあるのを見つける。

メモには夫としての責任をとるために惺沁に会いに病院に向かうことと、チェオクへ自分の人生を大切にするように書いてあった。

ジュンウォンは病院の前で手を上げて「私は惺沁の夫です、妻に会いに来ました。加藤という男に伝えてください」と兵士に告げる。

病院内に連れて行かれたジュンウォンは、牢屋内の怪物になってしまった惺沁の姿を見せられ「おまえらよくも」と絶叫する。

テサンは「幸運の石です」と言ってオパールのついた銀の腕輪をチェオクにプレゼントする。2人は希望ある未来を語り合いながら心を通わせてキスをする。

石川が亡くなり葬式が開かれる。一路院長が前田の指示で手術中の石川に注射を打ってとどめを刺していた。

チェオクは葬式に来ていた一路院長の頭を撃ち抜くが警察に撃たれて捕まってしまう

テサンはジュンテクとインヒョクに協力してもらい、病院を吹き飛ばすためにダイナマイトの入手を頼んでいた。

テサンのもとにチェオクのことで連絡が入り行方不明になったことがわかり、仲間たちと協力して捜索を始めるが見つからない

地下に閉じ込めていた怪物の姿が消えてしまい、加藤はおびき出すためにジュンウォンを餌として利用する

チェオクは前田の家に捕まっていた。前田がやってきて挨拶をする

テサンのいる金鈺堂に前田がやってくる。前田は「ユン・チェオクさんは戻ってきません、死にました」と告げる

テサンは「遺体を見せてください」と前田を問い詰める。

前田が「もう会えません」と去ろうとして言い争いになり、チェオクや仲間たちを侮辱されたテサンは「ご縁はここまでかと」と言って前田と決別するのだった。

『京城クリーチャー』第10話(最終回)あらすじ

【Tear】

前田はチェオクを甕城病院に送り込む。加藤中佐は笑みを浮かべ、怪物(惺沁(せいしん))は地下で暴れだす。

チェオクの居場所を前田と内通していたボモに聞いたテサンは、インヒョクにダイナマイトを受け取り決死の覚悟で病院に向かう

加藤は「もうすぐお前の父親も来るだろう、どっちに喰らいつくか面白い実験になりそうだ」とチェオクに語りかける。

テサンは人力車を利用してダイナマイトを爆発させ、兵士が倒れた隙に病院に突入する。怪物は地下から床を突き破って上の階へと飛び上がる

次々と兵士たちをなぎ倒していく怪物。加藤はチェオクに人質に取り銃を向けて怪物の動きを止め、一斉射撃の指示を出す。

病院に潜入したテサンは通気口に入りダイナマイトを準備していた。そこにジュンウォンが現れて合流し、病院内の様子を伺う

覚悟を決めたジュンウォンは「チェオクのことをお願いします」とテサンに頼み、別れを告げる。加藤はナジンと血清と取りに戻り、兵士たちにチェオクを連れて行かせる。

テサンはチェオクを連れている兵士たちを倒して、チェオクを助ける。ジュンウォンはダイナマイトを設置していた。

牢屋の前を通った加藤は明子の「助けて、お腹がすごく痛い」と言う声を聞く。

ジュンウォンの目の前に怪物がやってきて、ジュンウォンは「もう終わりだ、おれと一緒に逝こう」と声をかけ、目の前のダイナマイトが爆発する

設置していた他のダイナマイトも爆発を始め、テサンは父と母を心配するチェオクを「必ず連れ出すと約束したんです」と説得し、幸本の手引きで車を利用して病院を脱出する

ナウォル夫人にテサンからのメモが届き、京城を離れるために必要な金品を頼まれる。警務局に怪しまれないボモが自転車で金品をテサンに持っていくことになった。

約束の場所で金品が届くのを待つテサンとチェオク。ボモがやってきて金品を渡そうとしていると前田が手下を大勢連れて彼らを取り囲む

前田は「甕城病院の爆破はやり過ぎです、お二人はここで死んでください」と告げて去っていく。

忍者のような格好をした前田の手下たちがテサンたちに襲いかかる。テサンたちは次々となぎ倒していくが、徐々に追い詰められてしまう。

止めを挿そうと手下たちが飛びかかったその時、生きていた怪物(惺沁)がやってきて手下たちを触手で貫いて助ける

チェオクを助けようと暴走している怪物はテサンも貫こうと触手を放つと、それをかばったチェオクが貫かれてしまう

チェオクは口から血を流し「この人は私が愛している人なの」と怪物に訴えかけると、チェオクから触手が引き抜かれ、テサンが慌てて傷口を押さえる。

チェオクは「桜が散ってしまいましたね」とテサンに告げ、息絶えてしまった

加藤中佐はナジンが頭へとうごめく明子の子供を抱きかかえて「素晴らしい」とつぶやいていた。

葬式をする前田のもとにジュンテクがやってきて「金鈺堂のチャン・テサンからです」と手紙を渡す。前田が手紙を見るとそこには日本語で「さようなら」と書いてあった

あたりを見回す前田。飾られていた供花の名前はそれぞれ「金鈺堂チャン・テサン」「春月館明子」「チェ・ヨングァン」「イ・ヒド」「ユン・ジュンウォン」「ユン・チェオク」そして「チェ・ソンシム」となっていた。

異変に気づいた前田は逃げようとするが、設置されていたダイナマイトが爆発するのだった

『京城クリーチャー』第8話~第10話(最終回)感想&評価

シーズン2は引き伸ばしたような展開になり、ホラー感もほとんどなくなってしまって残念でした。せっかくなので明子をもう少し活躍させてほしかった気もします。

恋愛要素もあってもいいと思うんですが、のんびり語っているシーンが多くてちょっとテンポが悪かったですかね。

シーズン1はかなりバランスがよくて楽しめたんですが、終わりのシーズン2ではもっと他のことを掘り下げて欲しかったです。

前田由紀子と彼女の先生だった様子の惺沁、2人の因縁がありそうな過去などはほとんど語られませんでした。怪物になりそうな明子の子供もどうなったのかわかりませんね。

伏線が色々あってもっと面白くなりそうだったのに色々もったいない気がしました。これならシーズン1にあと1話くらい足してまとめてくれたほうが良かったですね。

ラストは、生きていた前田が加藤中佐と会いナジンを飲んだと思わせる湯呑、チェオクは惺沁に救われ(ナジンが入っていく)そして首筋に怪しい傷のあるホジェ(テサン)が窓からソウルタワーを眺めるシーンで終わっていきます。

ラストに唐突に色々起きて、次回作も見越したような終わり方にがっかりしましたが、あの終わり方なら現代編にして「梨泰院クリーチャー」として復活して楽しませて欲しいですね。

なんだかんだ文句ばかり書きましたがシーズン1はかなり楽しませてもらいましたので、もったいない気持ちでいっぱいになってしまいました。

だた気になっていた反日要素は最後までほどんど感じませんでしたね。かなり配慮されていてマイルドになっている気がします。(ラストの映像にちょっとだけドキっとしましたが)

本作の個人的な総合評価はです。シーズン1(第1話~第7話)がでシーズン2(第8話~第10話)がです。

ただ魅力的なキャストとアクションホラーで最後まで普通に楽しめる作品だと思いますので、未視聴で少しでも興味が湧いた方はぜひ視聴してみてくださいね。(基本吹き替えで、聞きたい時に原語に戻すのがおすすめです)

長いあらすじと感想を最後まで見ていただきありがとうございました。

京城クリーチャー』トップページヘ

移動できる目次