9月27日から配信が始まったNetflixオリジナル大ヒット韓国ドラマアクションホラーの続編『京城クリーチャーシーズン2』
こちらはキャスト登場人物の詳細と前作を簡単におさらいできるあらすじや、シーズン2のあらすじ解説、視聴した感想&個人的評価のページです。
各項目は徐々に追記していきます。
前作の全話あらすじ・キャストがわかる記事はこちらから↓
『京城クリーチャーシーズン2』基本情報
原題:경성크리처(京城クリーチャー)
配信開始:2024年9月27日(金)
配信サービス:Netflix独占配信
全7話
『京城クリーチャーシーズン2』キャスト
インスタ画像はパク・ソジュン→ハン・ソヒ→イ・ムセン→ペ・ヒョンソンの順にタップで変わります。
『京城クリーチャーシーズン2』メインキャスト
チャン・ホジェ
経営が上手くいかずに何でも屋を行う貿易会社プガン商社の副代表。首の後ろに謎の傷跡がある。
キャスト:パク・ソジュン 代表作:「梨泰院クラス」「キム秘書はいったい、なぜ?」「花郎」「サム、マイウェイ〜恋の一発逆転!〜」
ユン・チェオク
怪物化した母ソンシムがナジンを移したことで78年後の2024年まで生き続けている。現在は別名銀ツバメとして失踪者を捜す依頼を受けている。
キャスト:ハン・ソヒ 代表作:「わかっていても」「マイネーム: 偽りと復讐」「夫婦の世界」「100日の郎君様」
クロコ1
チョンスン製薬の地下施設で行われている実験の責任者。
キャスト:イ・ムセン 代表作:「Hide」「マエストラ」「支配種」「クリーニングアップ」
スンジョ
クロコの元で動いている謎の人物。理由があってホジェを捜している様子だが…
キャスト:ペ・ヒョンソン 代表作:「奇跡の兄弟」「ガウス電子」「Dear.M」「私たちのブルース」
『京城クリーチャーシーズン2』その他の登場人物
クロコ1→スンジョ→ヨ・ミョンジュン→謎の老婦人→シンジオ会長→
キャスト | 役名 | 役割 |
---|---|---|
ハン・ドンヒ | ノ・ジス | ミョンジュンの部下の女性刑事。 |
イ・ソンウク | ヨ・ミョンジュン | ホジェの実力を見抜き利用する男性刑事 |
オ・ドンミン | パク刑事 | 鍾路警察署の強力2チームの刑事 |
キム・ヘファ | ナ・サジャン | バーの社長。銀ツバメへの依頼を受ける仲介人 |
ホ・ジュンソク | クォン・ヨンギル | プガン商社の代表。祖父のジュンテクから会社を相続している |
パク・ソングン | シン・ジオ | チョンスン製薬会長。加藤中佐の息子 |
キム・ガンミン(1991) | クロコ2 | クロコ1を補佐する筋骨隆々で屈強な人物。 |
ソン・スク | 老婦人 | 謎の老婦人 |
オ・ギフン | 失踪中の29歳男性。 | |
パク・ヘジン(1958) | アンテナ | ジョンヒョクの祖母 |
アン・ジョンヒョク | アンテナの孫。チョンスン製薬の新入社員として研修へと向かう |
『京城クリーチャーシーズン1』あらすじおさらい
シーズン1を簡単におさらいできるあらすじです。各話のあらすじは少し長いですが太字マーカー部分だけでもチェックしてみてください。
シーズン1簡単なあらすじ
質屋の主人であり情報通のチャン・テサンは明子を捜すことになり、人捜しのプロであるユン・チェオクたちと出会う。テサンたちは明子が病院に囚われていることを知り潜入すると、明子たちが囚われている軍病棟の地下実験施設を発見する。
チェオクの母ソンシムは軍の実験によって怪物になってしまうが、記憶の底にあるチェオクを思い出し軍に捕まってしまった彼女を救う。
テサンとチェオクは囚われている人々を救出し、京城から離れようとするが、病院のスポンサーである前田由紀子とその手下によって危機的状況に陥る。
その時ソンシムがチェオクを助けにやってくるが、テサンを敵だとみなして襲いかかろうとしてかばったチェオクを触手で貫いてしまう。
チェオクを助けるためソンシムから放たれたナジンはチェオクの口へと入っていく。
ナジンについて
ナジンって何?って気になっている方に、シーズン1でわかっているナジンについての情報です。
ナジンと言う生き物は、ナ族が住む霧龍雪山の氷河の中から初めて発見されました。
ナジンが人の身体に入ると捕食者という存在になります。人の姿を維持しながら生存と狩りに特化した状態で主に人間の脳を餌にして、攻撃性が強く獰猛で素早く傷を負っても直ぐに回復します。
また人間の時の記憶もあり、正気と狂気を行き来するような姿を見せます。シーズン1の明子が該当し、シーズン2のチェオクやスンジョは明子ほどひどい状態には見えませんが、同じような存在なのかもしれませんね。
捕食者の状態で血清注射が打たれるとソンシム(シーズン1のクリーチャー)のような怪物に変わっていきます。
クリーチャーの弱点は日光と火を嫌い、窒素に弱いです。
シーズン1あらすじおさらい第1話~第7話
シーズン1第1話~第7話 タップで開きます
1
ナジンと呼ばれる生物を研究していた日本軍。中止命令によって志半ばで研究所を放棄することになったが、密かに研究は続けられていた。
京城最大で、高級品ばかりを扱う質屋”金鈺堂”の主人であり情報通のチャン・テサン(パク・ソジュン)は警察に捕まり拷問を受けていた。
警務官の石川はテサンに自分の愛人である明子の行方を捜すよう脅す。石川は明子が自分の子供を身ごもっていたことを思い出していた。
研究所から病院に舞台を移し実験を続けていた加藤中佐は、明子を含む大勢の人間たちを捕らえて実験に利用しようとしていた。
2
ナウォル夫人に紹介され、明子を捜すテサンは人捜しの専門家であるチェオク(ハン・ソヒ)とその父ジュンウォンに出会う。
チェオクは失踪した母の行方を知る男、幸本を捜していた。画家である幸本は病院で実験の様子を描かされていた。
チェオクの母ソンシムは実験によって恐ろしい怪物に姿を変わってしまう。
チェオクたちの調べで明子が石川の妻、前田由紀子(スヒョン)の指示によって甕城病院へと連れて行かれた事がわかり、テサンとチェオク、ジュンウォンは病院へと潜入する。
3
怪物が檻から逃げ出してしまい、兵士たちは次々と命を落としていく。
病院に残ったチェオクとジュンウォンは、地下にあるという実験施設を探す。
テサンは病院から戻り、同志を助けようとしていた友人のジュンテク(ウィハジュン)と共に、合流した幸本の手引で病院に潜入する。
4
病院でチェオクたちとテサンたちは合流する。
加藤中佐と一路院長は囚人たちに怪物の相手をさせて実験していた。
テサンは病院に囚えられていた子供たちを救い出す。前田に話を聞いた院長はテサンが院内に潜入していることを知り、軍人たちに施設を見た者たちを生きて返さないように指示を出す。
5
テサンとチェオクは病院地下の実験施設で怪物に出会ってしまい、何とか怯ませて逃げきるが、大勢の軍人たちがやってきて捕まってしまう。
テサンは強欲な相馬軍曹と取引をして施設の鍵を手に入れる。
チェオクと話をした加藤中佐は彼女が今暴れている怪物(ソンシム)の娘であることに気がつき、ナジン入りの湯呑みを差し出す。
6
テサンはチェオクを助けるが、母を捜しに行くチェオクとは別行動をとる。
チェオクは加藤中佐に銃を向け母の居場所を尋ねるが、母ソンシムが怪物になっていることを聞かされる。
隙を突いて形勢が逆転した加藤中佐は、チェオクを鎖でつなぎソンシムを呼び出す。
ソンシムはチェオクに襲いかかろうとするが、幼いチェオクの姿を思い出す。ソンシムは軍人たちの集中砲火からチェオクを守り、鎖から解き放つ。
そんなソンシムの元へと再び戻ろうとするチェオクをテサンは強引にその場から連れ出す。
7
テサンは作戦を立て、明子を含む囚人たちと病院から脱出しようとしていた。
次々と人々は脱出していくが、軍人に見つかり銃撃戦になってしまう。
なんとかその場をしのいだテサンは仲間と囚人たちを全員脱出させて、時間を稼ぐために一人病院に残る。
テサンは時間を稼いだが、脱出できずに通風口から落ちて気絶してしまう。
ナジンが入った湯呑の水が飲まれていることに気づいた加藤中佐は、チェオクとテサン、相馬軍曹と明子の4名がその場にいたことを知る。
明子は石川に引き渡され、チェオクとジュンウォン、囚えられていた人々は無事に脱出を成功させる。
チェオクは未だに戻らないテサンの身を案じていた。
シーズン1あらすじおさらい第8話~第10話(最終話)
シーズン1第8話~第10話 タップで開きます
8
ソンシムは再び病院に捕らえられていた。前田由紀子は病院にソンシムの姿を見物に来ていた。
病院内にいたテサンは前田に銃を向け、前田の車に一緒に乗り病院から脱出する。
石川は加藤中佐から、脳がなくなった遺体が発見された連続猟奇事件の容疑者が明子であることを知らされる。
金鈺堂に戻ったテサンはチェオクとの再会を喜び抱きしめる。
9
加藤中佐からナジンについての説明を全て聞いた前田は、加藤に甕城病院の新しい責任者になるように指示を出し支援を約束する。
怪物のような存在となって人を襲い続けていた明子は警官隊に銃撃され檻に入れられる。
ジュンウォンはチェオクに置き手紙を残し、妻であるソンシムへの責任を取るために病院へと向かう。
チェオクは石川の葬式に来ていた一路院長の頭を撃ち抜くが前田の部下に捕まってしまう。
10
前田はチェオクを甕城病院に送り込む。加藤中佐は笑みを浮かべ、ソンシムは地下で暴れだす。
チェオクの居場所を聞いたテサンはダイナマイトを爆発させて、軍人たちを混乱させ病院へと侵入する。
テサンはチェオクを救い、ジュンウォンはダイナマイトでソンシムを道連れにする。
幸本の手引で病院を脱出したテサンとチェオクだったが、前田と手下たちに取り囲まれてしまう。
そこに生きていたソンシムがやってきてチェオクを助けるため次々と前田の手下たちを触手で貫いていく。
暴走するソンシムはテサンも敵だと思い触手を放つが、それをかばったチェオクが貫かれて息絶えてしまう。
加藤中佐は牢で息絶えた明子から生まれた子供を抱きかかえ、そのナジンがうごめく顔を見て「素晴らしい」と笑みを浮かべる。
葬式に出席していた前田はテサンたちが設置したダイナマイトの爆発に巻き込まれる。
時が経ち、日本へと戻ろうとしていた加藤中佐は前田に選択を迫る。焼けただれた顔の前田の目の前にはナジン入りの湯呑みが置かれていた。
水中に入ったソンシムは息絶えたチェオクの口にナジンを送り込み、沈んでいく。
シーズン1あらすじ詳細に興味がある方ははこちらをチェックしてください↓
『京城クリーチャーシーズン2』あらすじ
『京城クリーチャーシーズン2』第1話あらすじ
【認知と未知の境界】【ホジェ】
2024年ソウル、銀ツバメという名で失踪者捜しをやっているユン・チェオク(ハン・ソヒ)の元に、オ・ギフンという息子を捜して欲しいと父親から依頼が入る。
貿易会社プガン商社で何でも屋を行っているチャン・ホジェ(パク・ソジュン)は依頼を受けた浮気現場の証拠写真を撮りにモーテルへとへ行っていく。
モーテルには失踪していたギフンが潜伏していた。何かに怯えているギフンは部屋に何者かが侵入したことに気がつくが、顔面を触手で貫かれてしまう。
ホジェが浮気現場と間違えてギフンの部屋へと入っていくと、中にいたフードを被った謎の女(チェオク)に襲われ格闘になる。
危険を察知した相棒のヨンギルが助けに来てチェオクは逃げていく。
クロコ(イ・ムセン)は「離脱者を排除」と送られてきたギフンの遺体の画像を見てほくそ笑む。
ギフンの事件で警察の取り調べを受けるホジェとヨンギルだったが容疑者だと疑われ、刑事のミョンジュンに逮捕されたくないなら10日間で真犯人を見つけてくるように脅される。
ギフンの父は遺体で発見された息子の犯人捜しをチェオクに依頼し、チェオクは犯人を警察に引き渡すことを条件に引き受ける。
モーテルの映像をチェックしていたチェオクは、そこに映るチャン・テサン(パク・ソジュン・前作の主人公)とそっくりなホジェの姿に驚く。
ホジェは撮影していた謎の女の写真をネットでばら撒き、チェオクの居場所を突き止める。
街を歩くチェオクを発見したホジェは尾行していたが、チェオクに気づかれて背後を取られてしまう。
隙を突いたホジェはチェオクと格闘を始めるが、チェオクが強すぎで相手にならない。
ホジェの顔をしっかりと見たチェオクは涙を浮かべてホジェを見つめ続けていた。
チェオクが「チャン社長なの?」と声を掛けるとホジェは強い耳鳴りがする。チェオクはホジェを抱きしめ涙を流していた。
チョンスン製薬の地下ではクロコが中心となり怪しげな実験が行われ…
『京城クリーチャーシーズン2』あらすじ第2話~
第2話
【痕跡】
スンジョは銀ツバメにチャン・ホジェが一年前から失踪していると依頼を頼む。
不審に思った仲介人のナ・サジャンは外に出てチェオクに連絡しようとするが、追いかけてきたスンジョに襲われてしまう。
サジャンは遺体で発見され、警察が捜査を始める。
サジャンの携帯を使ったスンジョからの連絡を受けたチェオクは、事件現場にいるスンジョの姿に気が付き追いかける。
スンジョとチェオクは戦いになり、スンジョはチェオクの身体能力から自分と同類であることに気がつく。
そこにホジェがやってきて、体を貫かれてしまったチェオクを助けるため救急車を呼び病院へと向かう。
病院のベッドに寝ていたはずのチェオクはいなくなってしまう。ホジェは行方不明のチェオクと亡くなったサジャンについて調査を始める。
ホジェはチェオクからの電話を受け2人は再会し、手を組んで事件の真相を探ることになった。
第3話
【破片】
スンジョに襲われた傷でひどい出血をしたチェオクは飢えに襲われ「餌が欲しい」という欲望を抑えるために注射を打っていた。
ホジェは犯人(スンジョ)が自分を捜していたことをチェオクに聞き、スンジョが持つサジャンの携帯に連絡するが、すぐに切られてしまう。
スンジョはクロコ1にホジェが見つかったことを告げると、クロコ1はホジェに待ち合わせのメッセージを送る。
ホジェとチェオクは警戒しながら一緒に待ち合わせ場所の廃ビルに向かう。
廃ビルに入ったホジェとチェオクだったが、隠れて待ち伏せていた複数のクロコたちに襲われてしまう。
チェオクはホジェを外へと突き落とし、起き上がったホジェのそばにはスンジョの姿があった。
チェオクは一人クロコたちと戦うが、力及ばずやってきたクロコ3に捕まってしまう。
スンジョは腕から触手を出してホジェに襲いかかる。そこにチェオクを連れたクロコたちがやってくる。
チェオクが触手に貫かれると、ホジェには強い耳鳴りがして記憶がフラッシュバックする。
『京城クリーチャーシーズン2』見どころ
舞台を現代に移し、よりスタイリッシュな雰囲気とナジンを巡るSFサスペンス要素に深みが増しています。
複数の敵と戦うアクションシーンもふんだんに盛り込まれており、爽快感とスピード感あふれる新たな魅力も見どころです。
シーズン1の京城での出来事がストーリーにもかなり絡んできて、ややシンプルだった前作と比べるとかなり重厚なシナリオになっています。
また、シーズン1を見た方にはニヤリとさせてくれる展開や演出もふんだんに盛り込まれていて、楽しさが倍増します。
どこまで恋愛要素があるのかはわかりませんが、ホジェとチェオクの時空を超えたラブロマンスも見どころになりそうですね。
シーズン1のような密室ホラーを再び見せてくれるのか、それとも開放感のある別な恐怖があるのかも注目の見どころです。
『京城クリーチャーシーズン2』感想&評価
序盤を視聴した感想&評価
第1話を視聴しました。
まだまだわからないことだらけでホラー要素も少ないですが、かなりテンポが良くて面白いです。
前作でウィ・ハジュンが演じたジュンテクが遺した会社、プガン商社がメインになっているのが歴史を感じさせて良いですね。
ストーリー展開がシーズン1を思いっきり踏襲しているのも面白いです。
強引に警察に逮捕された主人公が脅されて人捜しを始めたり、チェオクを尾行したのがバレて戦うシーンもそっくりでしたね。
この先にも色々シーズン1からの歴史を感じさせるシーンで楽しませてくれるのかもしれません。
ホラー感たっぷりなのも緊張感があって良さそうですが、せっかくのキャスティングなので切ないラブロマンス(ちょっと雰囲気があります)など今回こそは恋愛要素が強めなのも見てみたい気がしています。
最後には絶対怪しい実験を行っていそうな会社チョンスン製薬も登場して、ここから一気に話が広がってサスペンス・ホラー的にも面白くなっていきそうですね。
評価の星はもう少し続きを見てから付けようと思いますが、平均以上の出来なのは間違いなさそうです。
第2話まで視聴しました。思った以上にシナリオがシーズン1と絡み合っていることがわかりました。
最初はチェオク以外はあまり関係のない別物かと思いましたが、楽しむには前作聴必須のような気がします。
今のところ前作のようなホラー感はほとんどありません(怖い事件が起きたりクリーチャーは出てきましたが)が、スリリングなSFサスペンスとしかなり楽しめています。
第2話終盤のスンジョの正体にも驚きました。
現在の個人的評価はです。まだまだ謎が多くて先の読めない展開にワクワクしながら続きを楽しみにしたいと思います。