韓国ドラマ『無人島のディーバ』の第8話第9話ネタバレありのあらすじ詳細&感想です。
各話の終盤はカットしていますので、気になる方は視聴してみてくださいね。
重要なポイントに太字マーカーしてますのでさくっと読みたい方はそこだけでもチェックしてみてください。
韓国ドラマ『無人島のディーバ』第8話あらすじ
【ファン1号VSファン1号】
モクハを捜しに行く車の中でウハクはボゴルに「記憶に抜けがあるから教えて欲しい」と頼む。
ボゴルはウハクが大怪我した日のことから語り始める。
ギホとチェホ(ボゴルとウハク)の過去
ボンワンからギホをかばって大怪我したチェホの意識はしばらく戻らなかった。そんな折ボンワンのチュンサム島への転勤が決まる。
島に病院がないことからボンワンとギホが一緒に島に向かい、母(ハジョン)はチェホが回復してから行くという話だった。
しかし母はギホにこっそり「春になったら内緒で会いに来て」とお金を渡し「チェホの意識が戻ったらどこかに隠れるつもりよ」と言って名前も電話番号も全部変えることを伝える。
「どうやって会いに行けば?」と尋ねるギホに「ポストの裏に待ち合わせ場所を書いておく」と港にある目の前のポストを見て、ギホと母は再会を約束する。
春に会いに行く約束が上手く行かず、モクハとの脱出も失敗し夏になってやっと島を抜け出したギホは待ち合わせ場所の「青い鳥チキン」という店で母と再会する。
母は宣言通り名前も電話番号も全て変えていた。「どうやって」と尋ねるギホに母は「天使が助けてくれた」と告げ、その後ろには手を振る男性(サンドゥ)の姿があった。
記憶を失ったチェホに美しく楽しい記憶を家族で作り出し、毎日が遠足のような幸せな日々だった。モクハにもそんな世界を見せたかったという思いから、ボゴルは生死不明の彼女を15年間捜し続けるのだった。
現在
ボンワンと喫茶店で話すモクハの写真を見るウハクにボゴルは「俺たちの居場所を探ったに違いない」と自分たちを守るためモクハが消えたことを確信する。
ウハクとボゴルは手分けしてモクハを捜す。ボゴルはモクハを見つけ、自分がギホであることを告白し「生きていてくれてありがとう」とモクハを抱きしめる。その姿をウハクは遠くから眺めていた。
ボンワンに会ったことを真剣に話すモクハだったが、知っている様子のボゴルに拍子抜けしてしまう。
ボゴルは「俺らを助けたいなら隠れずに有名になって」とモクハに戻ってくるよう説得してサインを書いてもらう。
帰る車の中で「寄り道していこう」とウハクはキャンプ場に向かう。そこに母ハジョンと父サンドゥもやって来て、モクハたちは一緒に楽しい時間を過ごすのだった。
屋根部屋に戻ったモクハはランジュが怒って出て行ってしまったことを知る。破り捨てられたメッセージには「始まりを祝して、ファン1号より」と書いてあった。
ボゴルはモクハに貰ったサインを眺める。そこには「私のファン1号へ、ありがとう」と書いてあった。
ボゴルはメガネをかけチュンサム島へ向かう。
ランジュは入院する母コ・サンヒの見舞いに来ていた。認知症で自分をランジュだと思いこんでいるサンヒだったが、ランジュの心を見透かしたようなことを言って感心させる。
看護師は「娘さんと自分を同一視する症状がひどくなってます」と言って、毎日ランジュのことを検索して検索結果が体調に影響していることをランジュに説明する。
島に戻ったボゴルはボンワンと仲がよかったムン・ヨングに会い「ギホです」と帰ってきたことを告げる。ギホが帰るとヨングはボンワンにギホが戻ったことを連絡する。
翌日ボゴルは再びヨングに会う。ヨングはボンワンに連絡して会っていたことをボゴルに告白して伝言を伝える。
「島に来る必要はない、ただ待っていれば近いうちにお父さんがそっちに行くから」
家に戻ったボゴルは家庭内暴力の公訴時効を調べすでに過ぎていることがわかるが、何かを思いついた様子で再び検索を始める。
モクハは連絡の取れなくなったランジュに再び電話をかけると、席を外していたランジュの代わりにサンヒが出る。
声が違うことに戸惑い「ランジュさんをお願いします」と言うモクハだったが「私がユン・ランジュです」と言い張るサンヒはモクハの居場所を尋ねて車椅子に乗り、向かうのだった。
韓国ドラマ『無人島のディーバ』第8話感想
毎回重厚な作りと美しい音楽と映像でじっくりと楽しませてくれますね。思った以上に隠された伏線も多くて見ごたえがあります。
チュンサム島に何故いたのかなど、ギホたち家族の過去がしっかりとわかったのでかなり長めに書いています。
今回はコ・サンヒが登場しました。今までの匂わせる雰囲気で未来のランジュかと思っていたらランジュの母だったんですね。
自分をランジュだと思いこんでいるサンヒがこれからどんな活躍を見せてくれるのかも気になります、けっこう序盤から引っ張っていたので重要な役割がありそうですが…。
終盤はモクハの元へ行ったサンヒ、そしてサンヒを迎えに来たランジュは歌手から逃げたとモクハに怒りをぶつけ、ソジュンに「2000万枚の件はもういい」と契約書を再作成する連絡をいれてしまいます。
どうなってしまうのか次回を楽しみにしたいと思います。
韓国ドラマ『無人島のディーバ』第9話あらすじ
【慰めVS誓い】
ボゴルはボンワンの部屋を訪ね「ギホです」と話しかける。驚いたボンワンだったが、ボゴルが携帯で音声を録音していることに気づく。
ボンワンは「15年前もこうして俺を裏切った!」と激情し、挑発するボゴルを殴り続ける。
殴り疲れたボンワンにボゴルは「近くに来たら警察に通報する」とボイスレコーダーを出し、激情したボンワンの音声を再生する。
ボゴルは「これだけじゃない、15年前から今日この瞬間までされたことは全部記録を」と家にカメラを設置していたことを明かし「近づいたら証拠を全部持って警察へ行く」と告げる。
ボンワンは逆上して再び掴みかかるが、ボゴルは「俺はもう弱くない、あえて殴られた」とボンワンを突き飛ばし去っていく。
ボンワンはボゴルの指紋がついた空き缶をタオルで大事に手に取り策を巡らせていた。
モクハは2000万枚の売上を諦めたランジュを説得しようとするが、ランジュは「あなたが諦めた時そういう気分だったわ」と言い「昔、あなたに似た人がいた」と過去を語り始める。
始めるには遅い年齢で長所より短所が多かったが、実力があったのでランジュはその歌手にすべてを懸けた。
「なぜ辞めるの?」と言うランジュに「僕のために大金をつぎ込んだでしょう」と言う彼は優しすぎた。
ランジュは「あなたのように弱かった、だから今回は私が諦める」とモクハに告げて去ろうとすると、モクハはランジュの母サンヒからランジュに渡すようにと預かっていた鍵を渡す。
傷だらけのボゴルが家に帰るとウハクとモクハの姿があった。モクハはすぐに「ボンワンおじさんか?」と気づき、ウハクは「あいつに会ったのか?」と怒る。
ボゴルが「証拠を作りたくて殴られに行った」と語る姿を階段の上からそっと見ている父サンドゥ。
ボゴルは涙を流し、モクハに「また父にあったら俺が何をするか自信がない」と告げるとモクハは「会うことは絶対ない、大丈夫だ」と不安になっているボゴルを優しく抱きしめる。
ボゴルはモクハの言葉が慰めではなく誓いだったことに後で気づくのだった。
サンヒは見舞いに来たランジュに「あれのことはイ代表に知られちゃダメよ」と告げるが「私は今何と言ったの?」とすぐに忘れてしまう。
引っ越すランジュの手伝いをするヨングァン。ソジュンのマンションに着きランジュが降りるとヨングァンは昔のことを思い出していた。
ヨングァンの過去
配送員をやりながら歌手を目指していたヨングァンはエレベーターで一緒になったランジュに「僕のアルバムです、聞いてください」とCDを渡す。
ソジュンと一緒にCDを聞いたランジュは「この実力なら」とヨングァンを売り出そうとするが、ソジュンは「商品価値が低い」と首を横に振る。
ランジュは「じゃあ私のお金でやる」と言ってヨングァンのレコーディングを始める。
売り出そうとした矢先にウン・モレに話題を持っていかれてしまったヨングァンは「もう自信がありません」とランジュを気遣い諦めてしまう。
ソジュンは「よく諦めた」といってヨングァンにマネージャーを勧める。怒ったランジュはソジュンの部屋から出ていくのだった
現在
契約先をじっくりと考えたモクハはRJエンタのソジュンに連絡する。モクハのもとにボゴルがやってきて「行列で1時間待ち」と餃子スープを持ってきて一緒に食べる。
ボンワンは警官時代の後輩に「成りすましの情報提供だ」とボゴルの指紋がついた空き缶を渡す。
ソジュンは投資家向けライブに出演するモクハの曲をアーカイブにある曲から選ばせるように指示する。部下たちは「アーカイブの曲はゴミだ」「ソ・モクハは捨て駒だな」と噂していた。
モクハはアーカイブの膨大な曲を全部聴いてから歌う曲を決めることにした。毎日のように楽曲を聴いていたモクハは”古ダヌキ”という作曲家の曲に惹きつけられる。
早速「ライブで歌わせてください」とメッセージを送るが「イヤです、いけ好かない」と返ってくる。「私を知っているんですか」と送ると「ものすごく」と返ってくるのだった。
RJエンタのスタジオを見ていたモクハは近くにいたヨングァンに「とある人を捜しているんです」と話す。
ヨングァンはモクハと言い争いになり「だからイヤなんだ、いけ好かない」とため息をつき、その言葉を聞いたモクハは「まさか先輩が」と気づく。
ヨングァンは「古ダヌキだ、曲は渡さない」と言って去っていく。
家に帰ったモクハはヨングァンの曲のタイトルを「Until the end」と変えて歌詞も書きかえていく。
ランジュに会ったボゴルは自分がチョン・ギホであることを明かす。
モクハはヨングァンに会い「歌詞がダサいです」と言って新しい歌詞を渡し「気に入ったら先輩の曲を歌わせてください」と説得する。
モクハの熱意にヨングァンは「もういい好きにしろ」と言い、モクハは「ありがとうございます」とはしゃいで去っていくのだった。
韓国ドラマ『無人島のディーバ』第9話感想
前回に尊属殺人、量刑でボゴルが検索していたので、まさかと思いきやそこまでひどいことにはならなくて良かったですね。
今回はマネージャーのヨングァンがまさかの元歌手で、今までのモクハに対する冷ややかな言動も伏線だったことがわかり、本当に丁寧に作られた脚本の素晴らしさが毎回感じられます。
ランジュの母サンヒが渡した鍵の正体がまだわかりませんが、気になりますね。
どこか他人行儀のランジュとソジュンですが、一緒の部屋にいたようなので付き合っていたんでしょうね。ランジュがソジュンにキスしようとするシーンも第4話の最後のあたりにありました。
今回の「Until the end」のライブシーンは涙腺がやられそうになりました。こういうシーンは本当にしっかりと決めてきますね。
終盤はモクハが再び見事な歌声を聞かせ、ウハクの調査でボンワンがデウンの車のそばにいたことがわかり、そのボンワンはついにモクハたちのもとに来てしまいます。
緊張感ある展開に、気になる次回を楽しみにしたいと思います。